ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

...アカン。ワンダーゾーンはEX一発フルコンできたのに、ラブベルがフルコンできませんww グレイトばかりで泣きそうです。

追記
 あっ これ投稿した後に一回やったらフルコン取れました。


勘違い

「よし、それじゃぁここまでとします。明日は始業式なので、教室に行かずに真っ直ぐ体育館に行くようにしてください。場所がまだわからなければ私やほかの先生に聞いてくださいね?」

 とこれからのことを話しているのは神綺達の担任。山口先生だ。

「では...起立!」

 先生の号令と同時に神綺達は席を立ち。

「また明日会いましょう。さようなら」

『さようなら』

 挨拶を終え、各自帰宅しようと荷物をまとめ始める。

「さーって.....帰りますかねぇ」

 とても濃い入学式もなんとか終えて神綺はため息混じりにそう言った。

 そして神綺が荷物をまとめて席を立とうとした時、

「「神綺君!...え?」」

「ん?」

「「........」」

 神綺を呼んだのは絵里と希だった。

「ど、どうした?」

 二人して神綺を呼んだと思ったら、向き合って呆気に取られている。

「え、えっと...私は神綺君と帰ろうと思って...」

 歯切れ悪く言う絵里と、

「私も...神綺君と色々話したいことあったから...」

 と言う希。

「そ、そう....」

 なんとも言えない空気で反応に困っていると教室のドアが開いて、

「おーい!斎藤いるかー?帰ろうぜー」

 と彰が来るが、

「あー....取り込み中か。それじゃぁ、また明日なー」

「え、ちょっ」

 彰はチラッと絵里と希を見るとなにか察したのか、すんなりと帰ってしまった。

「...まぁ、俺はいいが。絵里と希は一緒でもいいか?」

「えぇ、私はいいわよ」

「私もいいよ」

 二人はOKらしい。

「そうか....それじゃぁ行くか」

-------------------------

 校門を通り過ぎようとした時、希が神綺向かって

「ねぇ、神綺君」

「ん?」

「....神綺君はまだ、連絡が取れなくなった理由とか聞かないんだね」

 そう言われた瞬間神綺は止まり、希の方を向く。

「....聞いてもらいたいのか?確かに、さっきまではなんで連絡が取れなくなったのかを知りたくてしょうがなかった」

「....」

「でも今はこうして話しているし歩いてもいる。それだけでなんか聞く気も失せるんだよ。過去の聞いたってこれからになんの影響もないだろ?まぁ....当初は嫌われたとか思ったけどな」

 と苦笑いで神綺は頬を掻きながら言う。

「そうだったんだ...」

「ねぇ、どういうことなの?」

 事情を知らない絵里は神綺に聞く。

「あぁ.....言ってもいいか?希」

「...いいよ」

 

 

 

「俺らが小学生の頃にな、希が急遽転校することになってな。その転校をする前に希と約束をしたのさ」

「約束?」

「あぁ、小学校を卒業したら一回会わないかってね。それと転校先の家から俺の家へ一回電話をくれと言ったんだ」

「電話?なんでそんなことを?」

「....俺のわがままかな。あの時は希ともう一人しか友達がいなかったんだ。だからせめて電話だけでも繋がりを保とうと思ってたんだが、さっき言った通り。希との連絡が取れなくなってな」

 と神綺は懐かしむ様に希の顔を見る。

「そうだったの....」

 絵里は絵里で神綺の思いもよらぬ過去を知って暗い顔をしている。

「ま、今こうして希もいるし....あ、だが希に一つだけ聞きたい」

「なに?」

 神綺は一息置いて、

「希は今でも俺のことを友達として接してくれるか?本気であの時は嫌われたと思ったからな...」

 神綺は我ながらなんて情けないことを言っているのだろうか。と思うが、とても重要なことだ。

「...うん。あの時も今も、神綺君は私の大事な友達」

 と希は笑う。

「そうか.....」

 数年間ずっと心の奥で恐れていたことがなくなった神綺は安心からかとてもいい顔で微笑むが、

「.......」

「な、なんだよ....」

 その顔を見た絵里は神綺とジッと睨む。

「いいえ?ただ、神綺君がそんな顔したの初めてだな~っと思っただけよ...ふんっ」

「あっ おい、絵里...」

 そう言い切ると絵里は先にスタスタと帰ってしまった。

「なんだ?絵里のやつ....」

 睨んできたと思ったら先に帰んのかよ....

 

「ふふっ....神綺君も隅におけないね」

「どういうことだ?」

 神綺には全くわからない。

「....あっ 神綺君って...ふ~ん」

「な、なんだよ....」

「い~や?なんでもない」

「....」

 希は含みのある笑顔ではぐらかした。

 

「そうだ。希」

「なに?」

「希って...いつぐらいからこっちにいるんだ?」

 ずっと気になっていたことだ。

「うーん....1月ぐらいかなぁ。受験でこっち来てからずっとだし」

と口に指を当てて思い出そうとする仕草をする希。

「そうなのか...それでさ、また転校とかするのか?音ノ木坂は国立だし、手続きとか面倒そうなんだが」

「あー....もうその心配はないよ」

 と待ってましたと言わんばかりにピースサインをする希。

「なんでだ?」

「それはね?私、今一人暮らししてるの」

「....へ?」

 神綺には一瞬希の言っている意味がわからなかった。

「だーかーらー、一人暮らししてるの。お父さんとお母さんは転勤で別のとこで暮らしてるんだー」

「そ、そうなのか....それじゃぁ」

「うん。ずっと音ノ木坂学院で過ごして、卒業もするつもり」

「そうか....」

 と神綺は今日で何回かわからない脱力感に見舞われる。

「ど、どうしたの神綺君....今日なんかおかしいよ?」

「誰のせいだ。誰の....俺にとっちゃぁ希はそれだけ大事な存在だってことだよ(友達として)」

「へっ?////」

 希はボンッと顔を真っ赤に染めて

「あわっ あわわわ」

 あたふたしている。

「ど、どうしたんだよ希...」

 神綺にしてみればどこに顔を真っ赤にする要素があったかと考えるが、わからない。

「え、えっと...その...私は...えっと..」

「ん?」

 しかし動揺していた希だが、あまりにも神綺が変わりないために逆にドンドン冷静になっていく。そしてさっき絵里と神綺のやりとりを思い出し、

「あっ...」

「....どうしたんだよ」

 顔を真っ赤にしたと思ったら急に落ち着いて落胆し始めたのだ。反応に困る。

「えっと...神綺君は私を友達として、大事な存在だって言ったんだよね?」

 と恐る恐る聞く希。

「あぁ、それ以外ないだろ?」

 対する神綺はさも当然の様に言う。

「そう....そうだよね。あはは.....はぁ」

「なぜそこでため息をつくんだよ」

「もう知らない!この鈍感!勘違いしたじゃん!」

「はぁ?」




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