ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】 作:レイヴェル
さっき真姫ちゃんの模写をしていたのですが....メドレー報酬のサンタ真姫ちゃん可愛すぎですよ!なんですかあの可愛さは!
「なぁ、希....」
「なに?」
「いや....なに怒ってんだよ...」
「怒ってないよ?」
「.....」
希は鈍感と神綺に言ったきりムスッとして神綺と目を合わせようとしない。
「なぁ、俺がなにかしたか?」
「なーんにも?」
「ならなんで怒ってんだよ....」
「怒ってないって言ってるじゃん」
神綺はどうにかして怒っている理由を聞くが教えてはくれない。仮に自分がなにかしたとしても....自覚がない為どうしようもないのだ。
「ふむ....(どうすっかなぁ....ご機嫌取りにでも行くか?)」
とそこで神綺はあることを思いつく。
「あ、そうだ。なぁ希」
「なに?」
「お前ってさ、甘い物好き?」
「へ?どうして?」
思いもよらないことを神綺が聞いてきたために希は気の抜けた反応をしてしまった。
「いいから。好きか?嫌いか?」
「....まぁ、好きだけど」
「よし、ならついてきてくれ」
と言って神綺は来た道を戻ろうとする。
「えっ ちょっと...どうしたの急に」
「案内したい店があるのさ。甘い物好きならいいかなって」
と言っても穂むらなのだが、たぶん希は知らないだろうということで神綺は紹介することにした。
「.....ご機嫌取りのつもり?」
「まぁ....2割はそうかな。後は普通に紹介しようかな~ってだけ」
「...そう」
「来るか?」
無理やり連れて行くつもりは無い為、一応聞いておく。
「...うん、行く」
「よし、じゃぁ行こう」
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そうして神綺と希は穂むらへと足を運ぶ。
ガラララ....
「いらっしゃいませー...って斎藤先輩!」
と迎えたのは店番をしていた穂乃果だった。
「おや、今日は穂乃果なのか」
「はい!今日までは休みなので!...およ?」
穂乃果はフッと神綺先輩の後ろにいる希に目が行く。
「ん?どうした?」
「いえ....先輩の彼女さんですか?」
「は?」
一瞬なにに対して言っているのかわからなかったが、チラッと後ろの希を見て理解する。
「あぁ、希は友達さ。今日はここを紹介しようと思ってね」
「あら、先輩でしたか。高坂穂乃果です!来年音ノ木坂学院に入学します!」
と元気に挨拶をする穂乃果。
「私は東條希。よろしくね?高坂さん」
「あ、穂乃果でいいですよ?」
「そう?じゃぁよろしくね、穂乃果ちゃん」
「はい!」
仲良くなるの早いな~っと神綺は思いながら。
「それじゃぁ、穂乃果。餡蜜2つで」
「了解です!あっ 上に海未ちゃん達いますけど会いますか?」
「いや、いいよ。特に用もないしね」
「そうですか?では、準備してきます!」
と穂乃果は裏へと入っていった。
「結構いい雰囲気なんだね」
と周りを興味深そうに見渡す希。
「俺のお気に入りのお店かな....さ、こっちに椅子あるから座ろう」
と神綺はいつも予約と用意されているところへ案内する。
「えっ予約って...」
「なんかここの女将さんがさ、俺の為にって用意してくれてるのさ」
と予約札を触りながら神綺は言う。
「へー....よく使ってるんだね」
「まぁね。中学1年の頃からちょくちょく来てたからね...」
と当時のことを神綺は思い出しながら懐かしんでいると、
「はーい。お水ですねー....あと餡蜜です」
と穂乃果が持ってきてくれた。
「お、ありがとう」
「ありがとう」
穂乃果は手馴れた手つきで配膳していく。
「それでは、ごゆっくり~」
と穂乃果は店番に戻っていった。
「美味しそう....」
「美味しいぞ。それじゃぁ...頂きます」
「いただきまーす」
パクッと一口食べると、
「ん!美味しい」
「そうか?ならよかった」
と神綺も餡蜜を口へと運ぶ。すると希が、
「そういえば神綺君」
「ん?」
「神綺君はいつぐらいからこっちに?」
「俺か?俺は....希が引っ越してからすぐだったな。それからはずっとここで暮らしてる」
「そうだったんだ....なら神綺君の方がここら辺に詳しいんだね」
「まぁね」
それからは話題がなぜか尽きてしまい、互いに無言のまま餡蜜を黙々と食べていた。
しかし、流石に耐えられなくなり神綺は、
「なぁ、希」
「ん?」
「希は....さっき一人暮らしって言ったよな?」
「うん」
「...大変じゃないのか?」
「んー....そうでもないかな~ 洗濯も自分一人分だし....料理もそこそこだし」
「そうか....」
高1で一人暮らしとはどれほど大変かと思ったが、そうでもなかったらしい。
「神綺君は両親と暮らしてるの?」
「あぁ、と言っても家事は殆ど俺担当だけどな」
「そうなの?」
「あぁ、料理は自分でやらなきゃ気が済まないらしくて母さんがやってるけど...他は大体俺かなぁ。母さんがサボリ気味でさ」
と呆れ顔で言う神綺。
「そ、そうなんだ....神綺君はお料理できるの?」
「できるぞ。人並みにだが...」
「おー。すごいね、男の人でお料理できるなんて」
「そうかな....まぁ、料理は嫌いじゃないからな。母さんが体調崩した時とかにするぐらいだし」
「へー。今度食べてみたいかも」
「じゃぁ今度弁当作ってこようか。その時おかずあげるよ」
すると希が、
「ほんと!?」
とよほど嬉しいのか神綺の目の前まで顔を近づける。
「あ、あぁ....」
希の気迫に若干引きながらも返事をする。
「じゃぁ約束ね!その時私のおかずもあげるから」
とウキウキしながら希は言う。
「おうわかった。っと、ごちそうさまでした」
「本当にここの美味しいな~」
「気に入ってくれたのなら紹介したかいがあったよ」
と会計の為に財布を取り出そうとしていると、
「あら、斎藤先輩じゃないですか。こんにちは」
「こんにちは~」
神綺の後ろから聞きなれた女性の声が聞こえた。振り向くと、
「あぁ、海未にことりか。こんにちは」
上にいたであろう二人が降りてきていた。
「今日も居らしていたんですね....そちらの方は?」
と海未は初対面の希を見る。
「あぁ、友達さ。彼女は東條希」
「東條希です。よろしくね」
「あ、先輩でしたか。私は園田海未です、よろしくお願いします」
「私は南ことりです。よろしくお願いします」
とお辞儀をする二人、
「彼女達もさっきの穂乃果と同じ中学3年生なんだ」
「おー」
「私達は来年音ノ木坂学院に入学する予定ですので、その時はよろしくお願いします」
「うん。よろしくね」
と希も餡蜜を食べ終わったみたいだ。
「っと、希も食べ終わったな。それじゃぁ、支払ってくるから待ってて」
と神綺が席を立とうとすると、
「えっ 私も自分の分も払うよ」
「いいっていいって。俺が誘ったんだし、待ってな」
と希をもう一度座らせて神綺は支払いをする為に穂乃果を呼んだ。
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