ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】 作:レイヴェル
今日早速ローソンの神田明神店に行ってきました!
そして海未ちゃんのクリアポスターを無事購入してきました。
いや~同志がいっぱいいてなんかほっこりしましたねw
ついでにと神田明神や竹むらさんに寄るという方もいましたね。私は明神男坂に行って写真とか撮りましたね、どんなときもずっとのジャケットの場所を撮ったりとか....とにかく充実した時間を過ごせました。
っと...長くなりましたね。神綺の物語....はじまります。
時間は絵里が理事長室から出てきた時に遡る。
パタン
「あ、絵里ち....?神綺君は?」
てっきり絵里の後に神綺もでてくると思った希だったが、神綺が出てくる前に扉を閉めた絵里に問いかける。
「...理事長と話があるらしくてまだ残ってるわ。チャイムが鳴っても出てこなければ先に教室に戻ってろだって」
と力なく言う絵里。勿論それに希は気がつき、
「...ねぇ絵里ち。どうだったの?」
「...取り敢えずはまだ暫定のようよ」
「お~」
だが希は引っかかる。まだ暫定であり、余裕があるのならさっきまでの絵里ならば喜んでいてもいいはずだ。しかし、それとは違い暗い雰囲気を纏っている。
「....でもなにかあったの?」
「...ちょっと神綺君に怒られてね」
「え?神綺君...に?」
どういうことか。希には想像ができなかった。高校1年の時、ふざけて神綺を怒らせたことはあった。しかし、それ以外では滅多に神綺は怒らない。いや、怒るような状況になる前に沈静化していると言ったほうがいいのかもしれない。
それなのに神綺が怒ったということは....
「...なにしたの絵里ち?」
よほどのことをしたということになる。
「....ついさっきの理事長との会話でね、私が熱くなっちゃって....衝動的に廃校の問題をどうにかできないかと出すぎちゃったの」
そう言う絵里の目には涙が溜まっていた。今にでも流れそうだ。
「絵里ち....」
「私ね.....もうわからなくなってきちゃった。生徒会長なのに....自分の気持ちだけで生徒会のしての立場を利用しようとしたの。少しでも知名度を上げて廃校を阻止できるようにって....頑張ろうって思ってたのに....結局は子供のワガママになって、神綺君に怒られて....挙句に理事長にも遠回りに断られて...」
「断られたの?...それじゃぁ猶予もなにも...」
「そう....残りの学校生活を満喫してください、だそうよ.....もうどうしたらいいのよ.....」
と絵里は俯いて涙を流す。流石に堪えるのも限界のようだ。
「絵里ち....」
希は歯を食いしばる。今の絵里に必要なのは頭を冷やし、冷静にこれからを考える時間だ。同情や慰めではない。その為今の希にしてやれることは何もないのだ。友達なのに、友達が泣いているのに何もできない希はただただ....泣いている絵里を見ることしかできなかった。
するとその時、
カチャ...
「.....は?」
理事長との話を終えた神綺が扉を開けたのだが、
「....(扉開けたら絵里が泣いているんだが...)」
パタン
取り敢えず神綺は扉を閉め、
「...なぁ、希。なにがあった」
と小声で聞く。
「....それより先に聞かせて。私達にできる道はもうないの?絵里ちはさっき断られたって聞いたんだけど。そのせいで....自分になにもできないことが辛いみたいで泣いてるの」
と希も絵里に聞こえないように言う。
「...そうか」
と神綺は絵里に近づき、
「なぁ、絵里」
「...な、なに?」
と絵里はしゃくり上げの声を漏らしながら反応する。
「単刀直入に言う。まだチャンスはある」
「「え?」」
それには希もびっくりだ。さっき絵里は断られたといった。そして神綺もそれを否定せずに絵里に近づいた為にその通りなのだろうと思っていたからだ。
対して絵里も信じられないといった感じで神綺を見る。
「しかし絵里。ここからはお前の問題だ。俺たちがどうこうできることではない」
「...どういうこと?」
「わからないか....それじゃぁ助言しておく。....自分の気持ちを見つけろ。見つけられないのなら....いつまで経ってもお前は理事長には断られ続ける」
「......ごめんなさい。理解できないのだけれど....」
助言と言われ期待した絵里だったが、言われている意味が全くわからなかった。
「そうだろうな....それがわかれば自ずと道は開ける。だがここから先の道しるべをするのは俺たちではないんだよ。お前自身の気持ちが大事なんだ」
「私自身の....気持ち?」
「そうだ。自分の気持ちに素直になるんだ。....俺から言えるのはそれだけだ」
と言いたいことを言った為神綺は、
「さ、戻るぞ。悪いな、待たせちまって」
「ううん。構わないよ」
「えっ ちょっと....」
神綺と希はすぐに切り替え、教室に戻ろうとしていたが絵里はさっきの神綺の言葉が引っかかり、反応が遅れてしまった。
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時間は放課後。生徒会の仕事は明日から通常通り行われるために今日までは非番となる。その為前より予定していた理事長との話の結果を穂乃果達に伝えようと2年生のフロアへ行こうとしていた。
「あれ、神綺君?そっちは昇降口じゃないけど?」
と希が神綺を引き止める。
「あぁ、そういえば言ってなかったな....ちょっと今日は野暮用があるんだ。悪いが今日は先に帰ってくれ」
「そう?それじゃぁ...また明日!明日から生徒会だからね!」
「わかってるって。悪いが絵里にも言っておいてくれ」
「りょーかい。じゃぁね」
「あぁ、また明日」
と希は神綺に手を振ると教室へと戻っていった。おそらく絵里に伝えに行ったのだろう。
あの理事長との一件以降、絵里は神綺に言われたことを考えていた。しかし、まだわかってはいない。
「それじゃ...あいつらが帰る前に行かないと...」
と神綺は急いで穂乃果達の教室を目指した。
「...いた」
教室の前に着いた神綺は軽く教室内を見渡すと、穂乃果達が机でなにかを言い合っていた。
それを確認した神綺は近くにいた同じクラスであろう2年生に声をかけた。
「なぁ、君」
「は、はい。なんでしょうか...」
「ここのクラスの高坂を呼んでくれ」
「あ、わかりました」
と生徒は言うと穂乃果の方に歩いていき、伝えてくれた。すると穂乃果が勢いよく、
「あ!斎藤先輩!どうでした!?」
とすぐにでも鼻と鼻がくっつくのではないかと思うほどに顔を近づけてきた。身長差があるのに態々背伸びをしてまで、....いい香りがしたのは秘密だ。
「い、いや....取り敢えず、ここではアレだから移動したいんだが...てか近い」
と顔を引きつらせながら神綺が指摘すると穂乃果の後ろからも、
「こら穂乃果!破廉恥ですよ!それに斎藤先輩にも失礼です!」
といつもどおり海未の喝が入る。
「えっ ご、ごめんなさい」
「いや、いいさ....それより海未、ことり」
「は、はい....なんでしょうか?」
「なんですか?」
「話がある。穂乃果もだが場所を変えたい」
すると二人は察したのか、
「「わかりました」」
待ってましたと言わんばかりの顔をしながら答えた。
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