ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】   作:レイヴェル

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どうも、レイヴェルです。

投稿遅れました!
いや~ 12日に書いていた試作がクリックミスで投稿されていたことはマジでビビりましたよ....その時に読んでくださった方には申し訳ないのですが、今回の話はあの時とは内容が異なります。
ですので、前に閲覧された内容は忘れてください。

 ではでは


第55話

 穂乃果達と別れた神綺はどこも寄らずに理事長室へと向かう。

 

 

 

コンコン

『はい?』

「3年の斉藤です」

 理事長室の前に着いた神綺は一度深呼吸をし、ノックをする。

『どうぞ』

 了承を得れたのと同時に扉を開ける。

「朝早くに失礼します」

「おはようございます」

「おはようございます理事長」

 と挨拶は忘れない。

「こんな時間にどうしたんですか?」

「はい。これをご覧下さい」

 そう言うと神綺は理事長へと近づきプリントを手渡す。

「これは.....許可書...ですか」

 と理事長はつぶやきながら署名欄を見て目を見開く。

「...ことりが?」

「えぇ、それに穂乃果、海未が一緒に署名をしています。内容は課外活動だそうで」

「...これは私ではなく学長さんに提出するものって、斎藤君なら知っていますよね。どうして私に?」

「それについては先に理事長に質問させて頂きたいことがあります」

「...なんでしょうか?」

「ここ数日。ことりは理事長に対し、なにか相談などありましたか?」

 と神綺が言う。理事長はそれに間髪空けずに

「いいえ....それがなにか?」

「いえ....」 

 ことりが理事長に相談も何もせずに行動していたことに軽く驚いたが、

「実は今回の申請。これは廃校するかもしれないということを知った彼女達が立ち上がってスクールアイドルをやろうということになりまして」

「スクール...アイドルですか」

「ご存知ですか?」

「えぇ...少しですが....それをことり達が?」

「はい。その活動の一手として初ライブを新入生歓迎会のある日の午後に講堂で行いたい、とのことです」

「.....なるほど」

「そこで....私の独断ですが、学長にではなく。理事長にお話をしようと伺いました。今回のことは....これからに大きな影響を与えますので...」

 ただ遊びとして考案したわけではなく、今回は廃校を阻止すると言う大きな目標を持っての大掛かりな事柄だ。これでもし成功すれば....道が大きく変わる。

「確かにそうですね....世間でもスクールアイドルの影響力は大きいですものね....」

 それから数秒理事長は黙り込む。そして、

「これだけは確認させてください」

「なんでしょうか?」

「ことりは....彼女達は自分達で立ち上がり、企画したんですか?」

「はい。自分達が好きなこの学院を無くしたくない。そうハッキリと宣言をしていました」

「そうですか....」

 そう言うと理事長は微笑み、

「わかりました。特例として認可致します」

 机から印鑑を取り出し、認可印を許可書に押した。

「っ ありがとうございます」

 認可されるとは思っていたが、100%ではなかったために気を抜けなかった。だが、今こうして認可されたことによる安心感がすごい。

「先日も言いましたが...ことり達のこと、よろしくお願いしますね」

「....できるかぎりのことはやりますよ。では」

 と言い神綺は理事長に一礼して理事長室を後にした。

--------------------

「まずは第一段階通過、というところか....」

 理事長室を出た神綺はフッと腕時計で時間を確認しながら呟く。

「この時間ならまだ絵里達が残ってるかな...取り敢えず行ってみるか」

 今の時刻は8時10分。いつもなら20分になると教室へ行くためにまだ生徒会室に残っていると神綺はふんだ。

 

 

 

 

 

 

 

「.....いないか」

 生徒会室の前についた神綺だったが、鍵が掛かっているらしく扉は開かなかった。

「もう教室に行ったのか....俺の鞄も向こうにあるかどうか....」

 そう。神綺は書類だけを持って理事長室へ向かったため、筆記用具諸々が入っている鞄は置きっぱなしだったのだ。

「....取り敢えず教室だ」

 このまま扉の前にいても埒があかないためにまずは教室へ行って鞄を確認することにした。

-----------------

「あ、斎藤君おはよう」

「おはよう」

 教室にたどり着くと黒板の前に居た能登が気づく。

「さてさて....」

 神綺はまず自分の席を確認し、鞄をあるかと見るが、

 

(...ない)

 軽く焦りながら、隣の希を見ると

「♪~」

「!?」

 これは驚いた。なんと希が神綺の鞄の中身を物色していた。

「お、おい希!?なにしてるんだ!?」

「うぉっと!びっくりしたぁ。...なにしてるって...鞄見てる」

 なにも悪いことはしていないといった顔で答える。

「なにが鞄見てるだ。俺のを持ってきてくれたのは嬉しいが....人の物漁るとか何考えている?」

「えー気になるじゃん」

「....ほぅ?」

「あ゛ すみませんでした!つい出来心で!」

 希は前に経験しているからか、神綺の雰囲気が変わったと瞬時にわかり急いで鞄チャックを締め、神綺の机に置きながら謝った。

 ...この動作、たったの2秒だ。

「....はぁ。勘弁してくれよ」

「私は止めたんだけどね....」

 と神綺が呆れていると後ろから絵里が苦笑いをしながらそう言った。

「全く...変わったもんが入ってる訳無いだろう?」

「そ、そうだけど...気になっちゃって」

 と気まずそうに白状する希。

「それより、神綺君の方はどうだったの?」

 と絵里が話題を変える。

「ん、認可されたよ。んで、昼休みに穂乃果達に呼ばれたんでね。俺は席を外すよ」

「えー」

 と希はおふざけなしで、おあずけをくらった様なしょぼくれた顔をする。

「仕方ないだろ?今日は絵里と食べてくれよ。絵里もいいだろ?」

「いいもなにもないでしょうに....でもわかったわ」

「助かる」

「ただし」

「....なんだ」

 神綺は一瞬嫌な予感がした。

「今度私の分の作業手伝って♪」

「.......」

「...返事は?」

「....お、おぅ」

「よろしい♪」

 神綺が黙るのも仕方ない。簡単に言っても副会長の1.7倍は作業量が多い。それを自分の量プラスでこなさなければならないとなれば...そりゃぁ言葉も詰まる。

「ど、どんまいだね....神綺君」

「...はは。俺何かしたか?」

 たった1回。それも穂乃果達と会うだけでこのペナルティなど....割に合わん。

「神綺君が私達とお昼やだって言うからじゃない」

「んなこといつ言った...」

「今」

「....いや」

「言った」

「....言ってねぇって」

「....じゃぁなんで高坂さん達と約束したのよ」

 と拗ねるように絵里は聞く。

「別にいいだろうが....それに毎回の昼だって約束しているわけではないだろう?」

「....ふ~ん。神綺君にとって私達とお昼するのはその程度なんだ....」

「...どういう意味だ?」

 と絵里は言うが神綺は全く理解ができない。

「自分で考えなさいよ」

 とひと蹴りしてそっぽを向いてしまった。

「.....」

「ど、どんまい神綺君」

 それに呆れている神綺に対し、希はその言葉しか言えなかった。

 

(....納得いかねぇ)




閲覧ありがとうございます。

うゆうゆさん、ライヤーさん、reomorimotさん、闇夜に浮かぶ半月さん。投票ありがとうございます。
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