ラブライブ! -彼はどう変わる?-【リメイク】 作:レイヴェル
今回からちょい飛ばします。書くことないんで(白目)
なんとかして原作キャラとの絡みをですね、書きたいんです。はい。
神綺が木更津から東京の御茶ノ水近辺に引っ越してから2年ちょっと。引っ越したのが2月だったから今の神綺は中学1年。ちなみに国立に通っている。
続けていけるのか、公立でもいいんじゃないかと親に言われたが神綺はそれなりに成績も取れていて前世での知識もあることから予備校に通わずとも入試は受けられた。
その入試にも無事合格し、国立音ノ木坂中学へと通っている。
まぁ、また高校受験しないといけないんだが。
女子はそのまま音ノ木坂学園にエスカレーター式で楽なんだが、そこは女子高なのだ。だから男は高校受験も頑張らなければならない。
なぜ態々そんなめんどくさい所に入学したかと言うと、家から近いというだけなのだが....
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そんなある日、神綺はいつもなら起きる時間に起きれずに寝坊をする。
「こら!神綺ぃ!?遅刻するわよぉ!?」
そう陽子は若干焦りながら布団に包まる神綺を揺さぶる。
「んぁ.....なんだよぉ....」
意識がまだ覚醒してないのか神綺はまだ寝ぼけている。
「なんだよじゃないわよ!もう8時よ!?遅刻よ!ち・こ・く!!」
陽子からすれば産まれて初めての神綺の寝坊に頭はパニックだった。しかし、今まで自力で起きていた神綺もすごい。
「は?.......今なんて?」
陽子の遅刻コールで意識が覚醒し、遅刻という言葉が嘘でありたいという願いも込めて聞き返した。
「遅刻って言ってるでしょ!?もう8時過ぎてるわよ!」
「なぁに!?」
驚きのあまり声を震わせながら神綺は素早くベットから飛び降り、洗面台へと走った。
「なんでもっと速く起こしてくれなかったんだ!」
「仕方ないじゃない!こっちだって忙しいんだもの。気がついたらこの時間よ!」
くそっ と苦い顔をしながら歯を磨いていく。
「っ そうだ母さん!俺の部屋からカバン出しといてくれ!」
「わかったわ....もう」
呆れながらも陽子は神綺の部屋からいつも神綺が通学に使っているカバンをリビングへ持っていく。
「えぇい!こんな時に限って寝癖ひでぇしっ あぁもういいやこれで!」
神綺自身もここまで寝ると思わなかったため、パニックになってしまっている。
そうしてブツブツ言いながらも制服に大急ぎで着替えて陽子が置いておいたカバンを持って、
「行ってきます!」
返事も待たずに家を後にした。
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「今は8時10分かっ えぇい!?間に合うかぁ?これっ」
神綺はちょくちょく腕時計を確認しながら学校へ向かって全速力で走っていた。
「はっ はっ はっ はっ」
いくら家から学校が近いとはいえ、歩いて片道20分。走るといえここは都会の御茶ノ水、信号が多いこの地区はタイミングが悪ければ何度も赤信号に引っかかる。
「くそっ また赤か....」
神綺には焦る理由がある。SHRは30分からであるため、家をでても少し早歩き適度でも間に合う。しかし、20分から担任による遅刻抜き打ちが今日はあるのだ。
神綺の学年は8時20分までに教室に座っていなければ遅刻とみなすという、鬼畜のルールがこの学年にだけ、存在する。
まぁ、学年主任が生活科主任なのもあるのだが....それの抜き打ちが今日と態々予告されていたのだ。
予告された上に遅刻など、どんなペナルティがあるかなんて考えたくもない。
「そうだ!こっちの脇道に行けば近道だ!」
神綺は閃いた。今神綺のいる大通りは左に大きくカーブしている。なら、脇道を使ってカーブの終点までショートカットしようという考えだ。
「よっしゃぁ!このペースなら間に合う!」
神綺は歓喜した。鬼担任からのペナルティを免れることができると、しかし現実は非情である。
「うおわぁっと!?」
「きゃぁ!?」
脇道の曲がり角で小学生の女の子と衝突してしまう。
「いってってて....」
神綺は最初なにが起きたかがわからなかった。女の子の声は聞こえたがそれがどうしてかが一瞬では理解できなかったからだ。
「いった~い....」
そして、もう一回女の子の声がした方に目を向けると、
「っ! おい!大丈夫か!」
神綺はここでようやく理解した。俺はこの女の子とぶつかったのだと。だが、女の子の腕から血が出ていることに気がついた。
「おい!ちょっと腕見せてくれ」
「え?」
「いいから!」
女の子は神綺の気迫に押され腕を見せた。
「擦り傷か....そうだ」
そう言いながら神綺はカバンから水筒を取り出した。
「...え?」
女の子の方はどうして水筒を取り出したかが分からずに呆気に取られてしまった。
「あぁ、まだ口つけてねぇから清潔な水だ。傷口洗うから、おとなしくしててくれ....」
「は、はい....」
よく自分の状況がわかっていない女の子は生返事で返した。
「よし....これでまぁ大丈夫だろ。後は....はい、これ絆創膏な」
そう言い、神綺はポケットから絆創膏を取り出した。
なんで絆創膏を持っているかと言うと、少し前に学校で怪我した時に保健室の先生から大目に絆創膏をもらっておいたからだ。
「えっ...ありがとうございます」
「これでも応急処置だ。念の為に化膿しないように保健室に行くんだぞ。わかったな?」
「はっはい...」
「よし、ごめんな。ぶつかっちまって、悪いが俺急いでるんだ!ごめんね!」
そう言い神綺は女の子を残して学校へ向かって走っていった。
「.........」
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「ほーぅ.....珍しいな、斎藤が遅刻とは」
「はは....あはははっ....」
結局、女の子との衝突で時間を取られた為間に合わなかった神綺は教室の前で仁王立ちしていた先生に捕まる。
「言い訳を....聞こうか?」
「寝坊しました....」
嘘をついても意味がないと思い白状する。
「はぁ....お前ぐらいのやつが寝坊か....まぁ、最初だから見逃してやる。だが次はない」
「っ ありがとうございます!以後気をつけます!」
そう言いながら神綺は逃げるように教室へと入った。
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