大往生したと思ったら星見雅に良く似た妖狐の魔人に転生した件   作:レイギス

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今回でようやくアニメで言う三話まで持っていけました…毎度長くなってしまいすみません…
何はともあれ牙狼族のボスが、何やら新たな姿を得るそうです…どんな姿になったのかどうぞ、お楽しみください。


第六話 ゴブリン達への名付けと牙狼のボスの新生とこれからの決め事

ゴブリン村での戦いから翌日…リムルとレイギスは、広場にゴブリン達と牙狼達を集めていた。

これからの事を決める為に、先ず始めに、ゴブリンと牙狼達とでペアを組み協力体制を作り、衣食住の説明をした…その後リムルは赤いバンダナのゴブリンを呼ぼうとしたが、何と呼べば良いのか分からなかった。

 

「そう言えばお前達名前は?」

 

「普通、魔物に名前はありません、無くても意志の疎通は出来るので」

 

「そう言えば、お前の息子は名持ちの魔物だったな。」

 

「いい加減名無しのゴブリンでは、呼ぶのが面倒だからな…この際だ、お前達に名を付けてやろう…基本リムルが。」

 

「俺かよ!」

 

そうレイギスに対しツッコミを入れたリムルは気を取り直して名前を付けようとしているとゴブリン達は喜びの声を上げていた、リムルはまだ、名付けのリスクを知らないようだ、魔物に名を与える事とは即ち、自らの魔素を分け与える事である為、良くて弱体化、最悪死んでしまう事があるからだ。

レイギスはリムルが名付けをする様子を見守っていた、リムルの魔素量であれば全員に名を付けても然程問題にはならないと踏んだからだ。

 

そんなレイギスの側には牙狼族の元ボスがいた…敗北を認めた自分はボスではいられないと言い、息子にボスの座を譲り、昨晩のレイギスの実力を見て、一人の魔物として、忠誠を誓っていた…当然リムルにもだが、主としてはレイギスだと言う。

 

次々と名付けをしていくリムルを見て、元ボスはレイギスに言った。

 

「…やはりリムル様は凄いな、あれ程の名付けを続けて平然としているとは…。」

 

「当然だ、リムルの魔素量であれば全員に名付けきれるからな。」

 

「…我は自分が情けない…あのように凄まじきリムル様を下等と見下していたとは……。」

 

「本来スライムは下等と侮る魔物だからな、そう思っていたのは当然だ…だが、自我を持ち、言葉を話していた事、お前達を見て平然としていたのを見て、普通ではないと警戒出来ていたなら…少しは変わっていたかもな。」

 

「はい。」

 

「さて、私も配下となったお前に名を付けねばな。」

 

「!?レイギス様!!」

 

「私を主と仰ぐならば当然だ…配下全員に名を付けると私は決めているからな」

 

「ありがたき幸せ!」

 

「そう言うのは名を付け終えた後に言え。」

 

そう元ボスとレイギスが話しているとゴブリン達が慌て出していた。

 

「リムル様っ!!」

 

「リムル様!?お気を確かに!!」

 

レイギスが騒いでいるゴブリン達の方向を見てみると、リムルがドロドロと溶けていた…レイギスは溜息をつきながらリムルの元へ向かった。

 

「レイギス様!」

 

「レイギス様!リムル様がぁ!!」

 

「案ずるな、大方、リムルは魔素量を見誤り一定値まで減らしてしまったのだろう…少し待て。」

 

そう言って、レイギスはリムルに触れメーティスに問う。

 

(メーティス、今のリムルの状態はどうなっている?)

 

【解、個体名リムル・テンペストはマスターの予測通り、名付けにより、体内の魔素量が一定値を下回りこんだ為、低位活動状態に移行されたようです、そのままにしていると、三日後に、完全回復するものと思われます。】

 

(そうか……メーティス、リムルにこのまま魔素を渡す次いでに大賢者に捕食者のスキルを取得して良いか聞いてくれ)

 

【了】

 

レイギスは、メーティスに言い大賢者に捕食者のスキルを取得して良いか聞き、問題ないと返答を貰った為、リムルの持つユニークスキル捕食者を取得し、魔素をリムルの体に送り込んだ…極大圧縮した、濃密な魔素を…。

 

その様子を見ていたゴブリン達は目を見開いていた、レイギスの手から濃密な魔素が魔素がリムルに対し贈られていたからだ、そうして少し経った後手を離しゴブリン達を安心させる為レイギスは言った。

 

「皆安心しろ、先程私が魔素を贈ったので2日後には目を覚ますだろう。」

 

レイギスの言葉に皆、良かったと安堵していた、中には泣いている者までいた、そこに元ボスの息子がリムルを背に乗せ、レイギスに言った。

 

「では我がリムル様を安全な場所へ!」

 

「あぁ、頼む、リムルから名を付けて貰ったと思うが生憎私は元ボスと話していて、聞いていなかったのでな、名を教えてくれ。」

 

「はい!レイギス様!我は嵐牙です!!」

 

「ランガ…嵐の牙か…良き名だ、では頼むぞ、嵐牙。」

 

「はい!!」

 

そう言って嵐牙は行った…他の者達もリムルを心配して向かって行った。

 

リムルの事は皆に任せる事にしたレイギスは元ボスに自分が新たに考案した名付けの方法を試そうとしていた。

 

「さて、改めてお前にも名を与えよう…だが、お前には普通の名付けではなく、私が考えた名付けの方法を受けて貰う。」

 

「新たな名付け…ですか?」

 

「あぁ、私は自身にある膨大な魔素を極限まで圧縮し体内に留めている、その圧縮した魔素に私のスキルで属性を与えながら名を与えたお前を包むように放つ…上手くいけばそこらの魔王種など軽く凌ぐ力を得られるだろう。」

 

その言葉にボスは雷を受けたような驚愕の表情を浮かべていたが、直後に雷丸の姿を思い出し、何とか踏みとどまりレイギスに聞いた。

 

「では雷丸殿もレイギス様が先程言った方法で名付けされ、あのような力を得たのですか?」

 

「あぁ、あの時は試し感覚であいつに名を付けたが、そこで要領は得ている、問題はないぞ?」

 

「不安な訳ではございません…主よ、我は貴女に会えた事、そして今我に新たな可能性を示してくれた事を、心から感謝したいのです!!」

 

元ボスは勢いそのままレイギスに言う。

 

「我は己の力を過信し、剰え侮り、レイギス様とリムルに敗北した…されど貴女方は、息子達に生きる道を与えてくれただけでなく、名まで与えたくださった…それだけでも我は感謝しております、そして今、我に名を与えるだけでなく新たな力を得る機会を用立ててくださった…本当にありがとうございます!!!」

 

そう言い切る頃には元ボスは泣いていた…レイギスもまさかここまで感謝されるとは思ってはいなかったが、この世界ら弱肉強食であり、生き残っただけでなく名まで授かるなど最早奇跡でしかないのだろうと割り切り、元ボスに名付けをしようと片手を元ボスの前に出した。

 

「さて、色々脱線したが、改めてお前に名を与える…お前は今より炎牙…エンガの名を名乗れ…その名の如く我が眼前の敵の悉くを焼き尽くし私が向かう道を炎で照らしてくれ。」

 

「はい!!…エンガ…我は今日から炎牙!!」

 

そうして炎牙の体が光り輝いた瞬間炎のような色の魔素がレイギスの手から放たれ炎牙を包み炎のような繭の状態になった。

 

上手くいった事を確認したレイギスはメーティスに炎牙が目覚めるのはいつか聞くと二日後だと言われた…リムルが起きたら説明しなければならない事実にレイギスはため息をつきそうな表情を浮かべた。

 

その後、レイギスは嵐牙や村長のリグルド、息子のリグルに、嵐牙の父炎牙の状態を説明し、炎牙が目覚めるのを待つばかりであった。

 

炎牙が繭に包まれた二日後、レイギスはリムルと炎牙の目覚めを待っていた…この二日間は名付けの効果を知っていたとは言え、約一名の余りの進化にレイギスは少し驚いていた…リムルが名付けしたゴブリン達が進化し、雄はガッシリとした筋肉質のホブゴブリンに、雌は女性らしいスタイルになったゴブリナと言った人間に近い姿になった…その中でもリグルドはヨボヨボで杖をついていた老体から一変…全盛期の肉体へと若返り、まるでボディビルダーかのような筋骨隆々になっていた。

 

これにはさしものレイギスも生命の神秘に驚き関心していた。

 

そして、嵐牙達牙狼族も進化した、体が大きく逞しくなっていた、特に嵐牙は額に一角獣を思わせる角が生え、体も元ボス炎牙よりも大きく、立派な姿になっていた、レイギスは嵐牙のみが進化するならいざ知らず、他の牙狼達まで進化したのが不思議になり嵐牙に聞いた。

 

「嵐牙よ、リムルが低位活動状態になる前に名付けをしたのはお前のみのはず、何故他の牙狼達も進化しているのだ?」

 

「レイギス様、我らは牙狼族は『全にして個』なのです、同胞は皆繋がっております…故に、我が名は種族名となったのです。」

 

「成程、お前の名が種族の名として刻まれたのだな、となると、今のお前達の種族名は…お前の名から派生してさしずめ、テンペストウルフと言ったところか。」

 

「ご明察です、レイギス様、最早我らは牙狼族ではなく嵐牙狼族となったのです。」

 

「ふ、今のお前達の姿を見れば炎牙もさぞ、喜ぶだろうな。」

 

「はい!」

 

そうレイギスが言い微笑を浮かべているとゴブリナとなったハルナが走って来た。

 

「レイギス様!リムル様がお目覚めになられました!」

 

「我が主が!!」

 

ハルナの報告を聞いた嵐牙がリムルがいるリグルドの家へと猛ダッシュで向かって行った…レイギスはそれをため息をつきながら見て、いずれ吹き飛ばされて来るであろうリムルの元へ歩き出した。

 

…案の定既にリグルドの家には嵐牙が空けたであらう穴があり…何故か竜巻がおこり、リグルドの家は跡形もなく吹き飛ばされると同時にリムルがレイギスの元に飛ばされてきた。

 

「うあああああ!!」

 

「…やれやれ、世話が焼ける。」

 

レイギスがそう言いながら飛び、リムルを受け止め、声を掛けた。

 

「リムル、無事か?」

 

「あぁ…レイギス、何とか…ありがとな。」

 

「ところで先程の竜巻は嵐牙がおこしたのか?」

 

「あぁ……嵐牙が高速で尻尾振ったら起こった。」

 

「はぁ…全くもう少し落ち着いて行けば良いものを。」

 

「我が主!!」

 

「リムル様ご無事ですか!!」

 

レイギスが何度目か分からないため息をつきながら言っていると、嵐牙とリグルドが走って来た。

 

リムルの無事を確認した後、進化した皆が集まり、リムルを胴上げして、回復を心から喜んでいた。

 

その後リムルに低位活動状態になっていた二日間の事を話していると…不意にリムルがレイギスへ文句を言ってきた。

 

「成程なぁ…ってかレイギス、名付けに魔素を消費するの知ってたなら教えろよ!」

 

「すまない、配慮が足りなかったな…皆のあの喜びようを見てしまっては言うに言えなくてな…最悪は私の魔素を分けようと思っていたのだが、炎牙と話している間に、お前が低位活動状態になってしまってな…本来三日眠らなければならないところを二日に抑えたと言うところだ。」

 

「それに関しちゃサンキューな…でもお前の魔素濃すぎ何だよ!大賢者が必死こいて魔素を中和してたんだぞ…」

 

「む?そこまで濃かったか?…お前に流す為にあれでも薄めて流したのだが…。」

 

「そんな原液を薄めるみたいに言うなよ…と言うかあれで元のどれくらい薄めたんだ?」

 

「十分の一だな。」

 

「は?」

 

「十分の一だ。」

 

「いや…あの濃さで十分の一って…普段どんだけ濃い魔素を体内に入れてるんだよ…。」

 

とリムルがレイギスの説明を聞きドン引きしていると。

 

「主よ!レイギス様!」

 

嵐牙が慌ててレイギス達に向かって来ていた。

 

「親父殿を包む繭に変化が!!」

 

嵐牙の言葉を聞き、レイギス達は急ぎ向かうと…赤い繭の周りに炎が灯っていた。

 

「ようやく目覚めるようだな。」

 

【解、個体名炎牙の新たな種族の新生が完了します】

 

メーティスがそう教えてくれる中、皆が炎牙の繭を心配そうに見守っていた次の瞬間周りの炎の勢いが増し、ついには炎牙の繭を包み込む程の巨大な火柱となった。

 

リムル達が驚き目を見開いていると、炎がまるで吸収されるように消えていくと、中から嵐牙よりも二回り程大きく、逞しい肉体を得、毛並みは元々の紺色に炎のような赤みがかった印象となり、両頬には炎のような線、そして右目の傷痕からは深紅の炎が薄く灯っていた。

 

《個体名炎牙は新種…炎狼精獣へと新生しました。》

 

この場の皆の頭に声が聞こえる…それは世界の声と呼ばれるものであった、リグルド達が進化する時も聞こえたらしく、これを聞く事自体奇跡らしかった…レイギスはイマイチ理解出来ていなかったが、そう言えば自分が死んだときもこの声が聞こえていたなと自分の中で納得した。

 

レイギスが一人納得していると、嵐牙が新生した炎牙の元へ歩み寄る。

 

「親父殿。」

 

「息子よ……立派な姿になったな…それにお前達も。」

 

「親父殿こそ!なんと素晴らしいお姿に!」

 

「これも全てレイギス様のお陰だ。」

 

そう言って炎牙はレイギスの元へ。

 

「レイギス様お待たせしました。」

 

「あぁ…良き姿だぞ?炎牙…これから宜しく頼む。」

 

そう言ってレイギスは炎牙の頭の元まで飛び、頭を撫でていた。

 

「はい、この炎牙、レイギス様の脅威、その総てを焼き払ってご覧に入れます!」

 

「あぁ、期待している」

 

そう言ってレイギスは炎牙に微笑を浮かべ撫でていた。

 

その後、新生した炎牙も加え、リムルから皆にこれからの事を説明する…何故か最初に校長のネタをやっていたが通じる者など誰もいなかった…当たり前である。

 

「ルールは三つ、最低この三つは守って欲しい、一つ、人間を襲わない、二つ、仲間内で争わない、三つ、他種族を見下さない、以上。」

 

「質問がある者は構わず言うと良い。」

 

「では、宜しいでしょうか?」

 

レイギスの言葉を聞き、リグルが手を挙げる。

 

「はい!リグル君。」

 

「何故人間を襲ってはならないのでしょうか?」

 

「こ、こら!リグル!」

 

「まぁ、いいからいいから、簡単な理由だ、俺が人間を好きだから以上!」

 

「成程!理解しました!」

 

「え?理解しちゃった?本当?」

 

「リムル、簡単に纏め過ぎだ…いいか?人間は集団で生活している、仮にこちらから襲い掛かれば私達を討伐しようとより多くの人間達が動くだろう、幾ら我ら魔物が力では勝っていても数にものを言わせられては敵わないとリムルは言いたいのだ。」

 

レイギスが呆れ半分に細かく説明すると、リグルも納得しリムルを褒め讃えた。

 

「成程!流石リムル様!」

 

「そ、そう言う事だ…だからこちらからの手出しは禁止だ、逆に仲良くすれば、色々と得だしな。」

 

「だが先に言っておく…人間の中には善人だけではない、我ら魔物を敵対視し悪と決めつける者…私利私欲で利用せんとする者…果ては唯邪魔だからという理由で排そうとする者もいる、こちらから手は出さぬとはいえ、人間達が攻めてきたら反撃しろ…侮られるばかりでは増長され…やがて滅ぼされてしまうからな。」

 

そうレイギスが言った瞬間、ドス黒い気配が一瞬レイギスから漏れていたが気付く者はいなかった。

 

「レイギス様!はい、分かりました!」

 

皆にルールを話す前、この事をレイギスはリムルに伝えていた…此処は弱肉強食の世界、レイギス達の常識は通用しない場所だと言う事を、200年前この世界に転生した先人として、レイギスはリムルに言っていた。

 

「……そうだよなぁ、俺その辺は考えてなかったよ。」

 

「仕方あるまい…お前と私は元人間、だが転生したばかりのお前は人を殺す事に抵抗があるだろう…しかし、いつ何時も最悪は想定しておけ…その手を血に濡らす事もあるかもしれないからな。」

 

「………あぁ、分かった、この事はレイギスから皆に説明してくれ。」

 

「無論そのつもりだ…だが先程言った事はあくまで最悪の可能性でもある…それに気負われ過ぎるなよ?」

 

「分かってるさ、心配してくれたのか?俺は大丈夫だって。」

 

「…なら良いのだが。」

 

そうしたやり取りを経て今に至る。

 

「他に何かあるか?」

 

そうレイギスが言うとゴブタが手を挙げた。

 

「はい!」

 

「ゴブタ君!」

 

「他種族を見下さないと言うのは?」

 

「それも私から説明しよう…お前達は進化し以前よりも強くなった…だからと言って弱者を虐げるなと言う事だ…見た目で判断し、侮った後、最終的に痛い目を見るのは自分だからな…その点に関しては炎牙は理解しているだろう…そうだろ?炎牙。」

 

「はい、レイギス様。」

 

レイギスと炎牙の会話は二日前の事だと思い至ると皆納得していた。

 

「レイギスが今説明してくれた事を含めてなるべく守るようにしてくれ。」

 

「「「はい!!」」」

 

「それと、村長リグルド、君をゴブリン・ロードに任命する、ゴブリンの長だ。」

 

リグルドは雷に撃たれたような表情をしていた。

 

「村を上手く纏めるように。」

 

「期待しているぞ?」

 

「ははぁ!!このリグルド!身命を賭して、その任を引き受けさせて頂きます!」

 

「うむ、任せた。」

 

そうしてリムルはこの話を閉めた…流石に丸投げ状態で感動しているリグルドに少し申し訳なさを思ったリムル達は何れは人間の街などを見に行くつもりでいた、最終的には、指示なしで動けるよう頑張って貰おう。

 

レイギス達はリグルド達に役割を与えた…村の周囲を警戒するチームと食料調達をするチーム衣食住の衣と住が問題であった…代替案は一つあったが。

 

「私がスキルで家や服を作る事は出来るが、根本的な解決にはなっていないな。」

 

「あぁ、一先ずの問題は片付いたが…いくら何でもこのままだと…レイギスに負担が行き過ぎるし、かと言ってもなぁ…。」

 

「私としても早急にこの問題を解決して欲しいな、全員分の服と住居は出来はしたし解決はした…とは言え、これではな。」

 

そう、直近の衣と住はレイギスの持つスキル物質創造によって解決は出来た…しかし、流石に全員分となると如何に膨大な魔素量を誇るレイギスでも消耗してしまう為早急な解決は必要だった、幸いにも一度スキルで作ってしまえば消える心配がなかったのは一つの安心材料となっていた。

 

「お恥ずかしい話しです…レイギス様のお手を煩わせてしまいました。」

 

「すみません…。」

 

「気にするな、お前の采配が悪いのではない、そもそもの地盤が出来ていないのではこうなるのも無理はないからな。」

 

「面目ない……。」

 

そうリグルド達がレイギスに謝罪し、レイギスは言った。

 

「とは言え、ずっと私が創り続けていては進歩もない、こうなれば技術者との繋がりは必須だな。」

 

そうレイギスが言うとリグルドが何かを思い出したのか言ってきた。

 

「あ!今まで何度か取り引きをした事のある者達が居ます、衣服の調達もですが、器用な者達なので家の作り方も存じておるやも。」

 

それを聞いたリムルは言った。

 

「ふむ…流石にこれ以上レイギスに負担は掛けられないしちょっと会いに行ってみるか、何処の誰だ?」

 

「ドワルゴンに住む、ドワーフ族です。」

 

それを聞いたレイギスもあの者達ならば安心して任せられると納得し、逆にリムルはドワーフと聞いて期待度が上がっていた、ドワーフと言えば鍛治の達人として有名だからだ。

 

「ドワルゴンの者達ならば問題ないだろう。」

 

「良し、そのドワルゴンとやらに行ってくる、リグルド、留守の間は任せて良いか?」

 

そうリムルが言うと何故かマッスルポーズをしながら今はワイシャツにズボンを着ているリグルドが言った。

 

「は!お任せあれ!」

 

「…いちいちポーズを取るのにはツッコンだ方が良いのか?」

 

そうレイギスは呆れながら言っていたが、スルーされた…(内心解せぬと思っている)

 

こうしてレイギス達はリグルドに留守を任せリムルはドワーフの職人に会いに行く為、レイギスは久し振りのドワルゴンへ向かうのだった。

 

 




今回も最後まで読んで下さりありがとうございます。何気にレイギスがとんでもない魔素量を誇りかつその魔素を極限まで圧縮して体の中にぶち込んでるという事実が判明しましたね…我ながら色々とぶっ飛び過ぎているかなと思ってしまいますがこのまま突き進ませて頂きます。お気に入り登録してくださったり投票してくれた皆様方誠にありがとうございます!これからもなるべく最低でも一話は投稿出来るよう頑張りますので宜しくお願いいたします。
ではまた、次回にお会いしましょう。
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