安価で男の娘の先輩にエッチなことしますw   作:真のトオルちゃん

10 / 11

 本当は本編勧めようと思ったんスけど、風呂に入ったら急に閃いたんだぁ 本編とは関係あるようで無いけど実はありますよ



番外編|ナイトプールに行こう!

 

「ナイトプールですか? 最近寒くなってきたのに?」

 

「そ、陸上部の先輩から貰ってな。宮坂がよければなんだが、今度の日曜日一緒に行ってみないか?」

 

 

 サッカー部の練習も終わり、いよいよ間近に迫った千羽山中との戦いに備えなきゃならんのだが……

 

 

「僕ナイトプールって一度も行ったことないんですよ。上手く楽しめますかねぇ?」

 

「俺だって行ったことないさ。ただ初めて行く場所でもお前とならって思ったんだが……」

 

 

 今度はロッカーに入り込むなんてこともなく、家までの帰路を歩いてる最中にナイトプールに誘われた。夕焼けが広がる空はもう見飽きたなぁ……たまには空が青いうちに帰りたい。

 

 

「あー、お気持ちはありがたいんですが、ナイトプールってことは水着ですよね? ちょっと女の人に見られるのは恥ずかしいと言いますか」

 

 

 最近は風丸先輩へのセクハラばかりで忘れていたが、男女比は1:5だし世の中の女性の性欲は俺たち男の軽く5倍だ。おいそれと肌を露出するような場所は控えたい……

 

 

「そこは大丈夫だ!なんでもこのナイトプール、日によって男女どちらか専用のプールになるんだってよ。今度の日曜は男子専用だぜ!」

 

「そんな都合のいいプールがあるとは……」

 

「しかもこのナイトプールのオーナーはちょっと特殊らしくてな、18歳以下しか入ることさえできないらしい。だからこわ~いおっさんとかの目も気にしなくていいのも、グッドなポイントだぜ」

 

 

 絶対そのオーナーショタコンじゃねぇか。あれか? 監視カメラとかでプールにいる奴らを見て、自分はひっそり楽しむタイプなやつなのか?

 

 

「そこまで言うなら行きますけど、まずは水着を買わないと。最後にプール入ったのは何年前か……」

 

「それなら帰り道にショッピングモールがあるし、このまま買いに行かないか? お互いのを選び合おうぜ」

 

 

 ――まるでデートみたい。

 喉から出かけたそんな言葉をグッと飲み込む。

 

 

(キスのこと、気にしてんのは俺だけかよ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

         

       

     

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に来てしまった……俺って流されやすいの?」

 

 

 あっという間にナイトプールのお店の前。

 いや夜のプールなんて絶対怪しいだろうが、いつまで前世の記憶を頼りに生きてるつもりなんだ俺は。

 

 

「これが惚れた弱みってやつなのか……? 風丸先輩のあの目に見つめられながら言われたら断れる気がしないんだが」

 

 

 あのロッカーの出来事以来、先輩の視線が気になって仕方がない。あの狭い空間で、汗まみれの体を密着させて、熱いキスを交わしたこと……唇の感触、舌が絡み合って透明な糸が引く瞬間を思い出すだけで、体が熱くなる。

 

 

(こちとら毎日もんもんとして、夜も眠れない日が続くくらいだったのに。この前なんか円堂キャプテンに心配されたんだぞ)

 

 

 ――そういえばキスはしたけど付き合ってはいなくないか? 告白をしてもないしされてもいない……えっ 何キスを先に済ませてるんだ?

 

 

「悪い宮坂!待たせちまったか?」

 

「あ、あぁ風丸先輩。今来たところですよ」

 

 

 俺は風丸先輩のことが好き……なんだと思う。

 性的な汚れた好きなんじゃなくて、真剣な好き。

 

 

「それじゃ早速ナイトプールに突撃だ!」

 

「お、おー! 僕たち中学生二名なんですけど……わっほんとにもらったチケットで入れちゃった」

 

 

 更衣室に向かうまでの時間でさえ、ドキドキが止まらない。部室で起きたあの出来事が、ボクの心を蝕むように繰り返し蘇るからだ。チラリと顔を盗み見れば、ねじ込まれた舌と先輩の肩を掴む手が、どれだけ強く食い込んだかさえ思い出す……

 

 

「よしっ、着替えは流石に早く済んだな」

 

「ユニフォームを着るわけでもなく、服を脱いでただ海パンを履くだけですからね」

 

「宮坂は前より腹筋が割れてきたか?」

 

「そういう先輩は脚が凄く堅そうですよ」

 

 

 更衣室で着替えた俺たちはオーソドックスな海パン姿に。二人とも同じ紺色の海パンで、体にぴったり張り付き筋肉のラインがくっきり浮かんでる。

 

 

 風丸先輩の身体はアスリートらしいお身体だ。腹筋とか脚が引き締まってて見てるだけでドキドキするが、見惚れるのもほどほどにプールへ歩き出す。

 

 

「ここがナイトプールですか……!」

 

「なんか、大人な雰囲気だな」

 

 

 プールサイドはなんだか幻想的な光に包まれていた。青紫のLEDライトが水面を照らし、プールに入ってる何人かが動いて波立つたびにキラキラと輝く。

 

 

 流れるBGMは軽やかなミュージックで、どこからだろうと見渡せばデカいDJブースから流れてきているようだ。ナイトプールってこんな感じだったんだ……

 

 

「風丸先輩の言ってたとおり、同年代の人たちばかりですね」

 

「ここから安心して楽しめそうだな!」

 

 

 周りは同年代の男子ばっかりだ。みんなの笑い声が弾んでいて、浮き輪でじゃれ合ったり、ドリンク片手にプールサイドでくつろいだり……とにかく喧騒がすごい。

 

 

「えっと、とりあえず泳いでみるか?」

 

「じゃ、じゃあよろしくお願いします……?」

 

 

 先輩の声が低く響いて思わずうなずく。手を引かれて一緒にプールの中へ……温水なのか温かく、逆に夜風が心地いい

 

 

「わ、温かいんだ……」

 

「へへっ、なんだかヘンな感じだな。夜にわざわざプールに入りに来るのに、実際は温泉みたいにあったかいなんて」

 

 

 言われてみれば、確かに温泉みたいかな?

 両手を繋いで泳ぐ……というより歩いてるだけ。

 

 

「……た、楽しいな!」

 

「そ、そうですね風丸先輩……」

 

 

 なんだか先輩の視線が、熱い。あのロッカーのキスを同じように思い出してるのかな。喧騒の中で、周りの男子たちが大声でガヤガヤ騒いでるのに、風丸先輩の存在だけが鮮明に。ライトの光が僕たちの髪を染め、まるで二人だけの世界みたい。

 

 

 あの時、先輩の舌がボクの口内を掻き回した感触。

 激しい水音、汗の味。ボクは無意識に唇を舐める。

 

 

「あっ……」

 

「い、嫌だったら、言ってくれ」

 

 

 ボクたちはプールの端っこでこっそり手を恋人繋ぎに。指先が絡み、温水がその間を滑るように流れる。

 誰も気づかない、この小さな秘密。

 

 

「な、なーんてな!ほらせっかくプールに来たんだから泳ごうぜ!」

 

「えぇ……も、もう風丸先輩!」

 

 

 繋いでいた手をパッと離され……水しぶきが飛び、ライトに反射して虹色になる。そのまま泳いだリ水を掛け合ったりして二人でじゃれ合う。周りの喧騒が遠く感じる。男子たちの笑い声が響く中、ボクたちはプールの隅でこっそり遊ぶ。すごい楽しいや。

 

 

 あのキスの続きを、欲しくなる。先輩の唇、もっと味わいたいのに。ここじゃ、できない。夜風が水面を撫で、波が優しくボクたちを揺らす。二人だけの、静かな興奮。

 

 

「久々に泳いだが……結構疲れるな」

 

「そ、どうですね。少し休憩しません?」

 

「じゃあ俺はドリンク貰ってくるから、少しこの辺りで待っててくれ」

 

 

 風丸先輩がプールから出ると同時に、僕も一緒に出る。そのままプールの淵に座って、足湯のように浸かり、ちゃぷちゃぷと飛ばして遊ぶ……

 

 

(ふぅ、ナイトプールってちょっと不安だったけど、僕も先輩も楽しめてるようでよかった)

 

 

 一度冷静になり、辺りをじっくり見渡してみる。

 騒がしいDJの周りで騒ぐ人たちもいれば、夜景を並んで眺める人も。あれは……うわわわわ。

 

 

「んぐッ……!?♡ ま、まっひぇくれって♡ さくまぁ……っ♡ みられてるっ♡ これぜったいみられてるからぁ!♡」

 

「待ちませ~ん♡ みんな騒いだリなんだりで、俺たちのことを気に掛けるやつなんていませんよ♡」

 

 

 はちゃめちゃにキスしてるなぁ……あれは佐久間に源田か? いくら影になってる場所といえバレるだろ。

 

 

「ね、ねぇやっぱり僕浮いてない?」

 

「――? 当たり前だろう。キミみたいに牛柄ビキニでナイトプールに来るヤツなんて他にはいないからな」

 

「うわぁあん!やっぱり来るんじゃなかったよぉ!」

 

「なぜ泣くんだ? 凄く似合っているぞ」

 

 

 あっちはあっちで牛柄ビキニで遊びに来るって、中々攻めてるなぁ。僕もいつか着てみようかな……いや着ないが!?

 

 

「君、楽しんでるのかい?」

 

「……あ、はい! ぼ、ボクですか?」

 

「そう、美しい金髪のキミに話しかけてるのさ」

 

 

 急に声をかけられる。誰だろうかと振り返ってみればそこにいたのは……

 

 

「あ、アフロディ……!?」

 

「おや、私の名前を知っているのかい? あぁ、もしかしてあの試合を見てた子なのかな?」

 

 

 言葉が詰まる。いや、なんでここにいるんだよ!?

 アフロディが俺の横に腰を下ろせば、同じような長い金髪が揺れて……いや同じじゃない、アフロディの方が綺麗な金髪だ。

 

 

「今は一人なのかい? もしよかったら……私と一緒に遊ばないかい?」

 

「な、ナンパですかもしかして」

 

 

 いや、嘘だろ。なんでアフロディがナイトプールにいて、しかも俺がナンパされなきゃいけないんだ!?

 

 

「ナンパ? これはそんなものではない……求愛さ、キミを一目見て分かった。私とキミはここで出会うために今まで生きて来たのさ」

 

(うっわ~キザなセリフ。影山あたりに俺たち雷門イレブンの情報は教えられてるよな? なんのためのナンパだこれは?)

 

 

 アフロディの赤みがかった瞳が、俺を捕らえる。

 どうあしらったものか? いやここは少しでも会話をして情報を引き出すべきか……

 

 

「ふふっ、こうも簡単に顎に触れさせてくれるあたり、キミもまんざらではないのでは?」

 

「――んなっ!?」

 

(い、いつの間に俺の身体に……ヘブンズタイムか!おいおい便利な技だな、日常生活で使うんじゃねぇよ!)

 

 

 思わず身を引いて逃げようとするが、今度は左手が腰に回されて逃げられない!

 

 

「綺麗な緑色の瞳だね……宮坂クン?」

 

「俺の名前っ! 何が目的だこの野郎!」

 

「俺の彼氏に何かようですか?」

 

 

 いつもと違う低く、冷たい声。風丸先輩だ。ドリンクを両手に持っているだけだが……かなり怖い。

 

 

「キミは……誰だったかな?」

 

「お前みたいな気安く人の身体に触る野郎に、教える名前などない」

 

「おぉ怖い怖い。そう睨まないでおくれ」

 

 

 アフロディの手が俺から離れていく……

 た、助かったと言っていいのか?

 

 

「それじゃ、ここは大人しく退散するとしようかな。邪魔したね美しい恋人たちよ」

 

「――大丈夫だったか宮坂! な、何か変なことはされたりしなかったか!?」

 

「だ、大丈夫ですって風丸先輩! ほ、他の人も見てますから落ち着いて!」

 

 

 急いで周りを見てもアフロディは既にいない。

 ヘブンズタイムで逃げ切られたか……

 

 

「そ、それよりそのぅ、さっき僕のこと彼氏って」

 

「――さ、さっきはあのナンパ野郎を追い払うためにだな、忘れてくれ」

 

「あぁいやその、嫌では……」

 

「そ、それって、そういうことでいいの、か?」

 

 

 あぁまた変なこと口走っちゃったぁ!!

 

 

 

 

 

         

       

     

   

 

 

 

 

 

 

 

 




 FF編終了(完結)までの目途が立ったぁ~!
 でもその後のエイリア編とか世界編まで続くかは正直未定なんだよね。FF編の後はプロットさえ無いし毎日投稿もできるかアヤシイ
 あっ、ただイナイレのR18はもうちょっと待っててほしいのんな。ちょうど今報告されてて消えるっ可能性が出て来てるからイマイチ手を出しにくい状態なのん……ナイトプールで我慢してくださいよぉ

※お気に入りが減った……さ、流石に性癖を出しすぎたかな……エタろうかな……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。