(ぜひYouTube等でガッチャードのBGMを流しながら読んでみてください。)
4人が基地の外へ向かうと、そこにはアンツマルガムが暴れ回っていた。
朱也「こいつら……生き残った感知されてないキャンサーから生まれたマルガムか…。」
陽斗「アントルーパーのマルガム…?
でもアントルーパーは既に回収済みだけど…?!」
美来「カグヤさんと言う通り、何者かが複製されたケミーを悪用しているとみて間違いないようですね。」
そんな話をしている中、アンツマルガムは『コマンド隊』と呼ばれる分身達を呼び出し陽斗達へ差し向けていく。
『ガッチャーイグナイター!』
『ターボオン!』
陽斗「っ!!
……フッ!!ハァァッ!!」
陽斗はコマンド隊の攻撃を避けつつパンチしながらガッチャードライバーにガッチャーイグナイターを装填し、ホルダーからケミー達を取り出す。
『HOPPER1!イグナイト!』
『STEAMLINER!イグナイト!』
陽斗「変身!!」
『ガッチャーンコ!ファイヤー!』
『スチームホッパー!アチーッ!』
避けながらベルトを操作して変身し、ガッチャートルネードでコマンド隊の攻撃を受け流して背中を切りつけ、後ろから迫るコマンド隊へ向けて振り返りながらガッチャージガンから弾を発射して倒していく。
ガッチャードDB「ハァッ!!」
美来はと言うと、コマンド隊の攻撃を回避しながら足技を駆使して反撃しつつ、『ハイアルケミストリング』を右手の中指に差し替えると腰に『アルケミスドライバー』が出現、ハイアルケミストリングを翳してケミー達を取り出す。
『アルケミスドライバー!』
美来「フッ…!!ハッ!!」
『アルケミスリンク!』
『『UNICON!』』『『THE SUN!』』
『『As above, so below…As above, so below…』』
美来「変身!!」
美来はドライバーにケミー達を装填してすぐさまドライバーを操作して変身する。
『『ガガガガッチャーンコ!』』
『プロミネンスホーン!』『『サンユニコーン!』』
マジェード「フッ!!ハァァッ!!ハァッ!!」
美来は変身して、2体のコマンド隊に蹴りを入れて吹き飛ばし、手から浄化の力と太陽の力が混ざったエネルギー弾を放つ。
朱也「ハァァァッ!!フッ!!」
朱也はヴァルバラッシャーを振るい、コマンド隊の攻撃を捌きながら振り下ろして斬り、六角ボルト型スイッチ『リベルタラチェット』を押しながらグリップを倒すと、『ライドケミーカードハンガー』が開き、『マッドウィール』のケミーカードを装填し、閉じる。
『ガキン!』
『MADWHEEL!』
『ゴキン!』
朱也「鉄鋼!!」
朱也はコマンド隊の攻撃をヴァルバラッシャーで受け流しながらトリガーを引く。
『ヴァルバラッシュ!』
『TUNEUP!MADWHEEL…!』
ヴァルバラド「ハァァッ!!!」
朱也はヴァルバラドへ姿を変え、周りに群がるコマンド隊を回転斬りで蹴散らす。
カグヤ「フッ……、ハッ!!ハッ!!ハァッ!!」
カグヤはコマンド隊の攻撃を素手で受け流し、レジェンドライバーを腰に巻きレジェンドのケミーカードを装填する。
『CHEMYRIDE』
カグヤ「変身。」
コマンド隊の攻撃を軽く避け、レジェンドライバーのレバーを引く。
『LE-LE-LE-LEGEND』
レジェンド「ハァァッ……!!ハァッ!!」
カグヤはコマンド隊の攻撃を華麗に受け流し、張り手でコマンド隊を攻撃しつつ、背後からくるもう一体に後ろ蹴りを浴びせる。
各々が戦闘を繰り広げてる中、近くで謎の男が様子を見ていた。
??「……あいつが、冥黒王様や我と同じ『黒い炎』を持つ者……。」
謎の男の視線の先にはコマンド隊と戦闘中の朱也がおり、謎の男の目には、朱也が内に潜めている『黒い炎』が見えていた。
??「どのくらい強いのか、試してやろう……。」
謎の男は瓦礫の山から飛び上がり、コマンド隊と戦闘中の陽斗達に割り込むように着地する。
??「ハァァァッ!!!」
謎の男は着地と同時に地面を殴ると、そこから謎の男が持つ黒い炎が地面から吹き出し、陽斗達を攻撃した。
全員「「「「ぐぁぁぁぁっ!!!」」」」
陽斗達はその場に倒れ込み、謎の男を睨みつける。
マジェード「その指輪……錬金術師…!?」
レジェンド「貴様……!!何者だ……!!」
シャドウ「我か?我が名はシャドウ。
冥黒王様に仕えし者。」
ヴァルバラド「冥黒王…だと…!?大昔に冥黒王は既に滅んだはずだ…!!」
シャドウ「冥黒王様は滅んでなどいない。冥黒王様は不滅の存在なのだ……。」
そう言いながらシャドウは朱也へ指を指す。
シャドウ「貴様の持つ黒い炎も、冥黒王様の力なのだよ、黒鋼朱也……。」
ヴァルバラド「何故俺の名を……!!」
シャドウ「同じ力を持つ者同士ではないか。
共に冥黒王様に祈りを捧げよう。さすればその力はさらに強くなる。」
シャドウはそう言いながら歩み寄り、朱也へ手を差し伸べる。
だが朱也はそれを振り払い立ち上がる。
ヴァルバラド「断る。
この力が冥黒王とやらの力なのだとしても、それが冥黒王へ従うする理由にはならん!!」
シャドウ「……なら仕方ない。冥黒王様に従わない者には……。」
シャドウは懐から『あるベルト』を取り出す。
シャドウ「制裁が必要なようだな。」
『ドレッドライバー』
ガッチャードDB「そのドライバーは……!!」
マジェード「『禁術のベルト』……!?」
シャドウ「禁術のベルト……?
違うな、これは悪意とケミー…冥黒王様の力が混ざりあった神のベルトだ。」
シャドウはさらに『レプリスチームライナー』のケミーカードをドレッドライバーに読み込ませて装填する。
『STEAMLINER』
シャドウ「変身。」
シャドウがドライバーのレバー『ネクベトヴォーク』を操作すると、黒い霧に包まれたレプリスチームライナーと焔が顕現。レプリスチームライナーが周りを走り回った後、焔が身体を包み同時に黒い霧を纏った骨が全身に巻き付き変身が完了する。
『ドレッド・零式』
ドレッド「
……貴様らに、恐怖を刻み込んでやろう。」
『仮面ライダードレッド』に変身したシャドウは、陽斗やカグヤ、美来をそっちのけで朱也へと攻撃をし始める。
ドレッド「ハッ!!フンッ!!ハァ!!」
ヴァルバラド「ぐぁ……!!」
シャドウはヴァルバラドの胸部装甲を目掛けてストレートパンチを3回浴びせて後退させ、そのまま距離を詰めて胸部装甲を掴み、懐目掛けて膝蹴りを浴びせる。
ヴァルバラド「うぐっ……!!」
ドレッド「フンッ!!」
シャドウは追い打ちを仕掛けるように、倒れている朱也を踏みつける。
ヴァルバラド「ぐっ……!!」
朱也はヴァルバラッシャーを掴み、反撃をしようとヴァルバラッシャーを振るも、シャドウは左手で軽く弾いて再び踏みつけた。
ドレッド「こんなものか、超A級錬金術師とは、大したこと無いな。」
シャドウは朱也をさらに踏みつけてから蹴り飛ばし、そう呟く。
それを見た陽斗は咄嗟にシャドウへと走り出す。
ガッチャードDB「ハァァッ!!」
ガッチャートルネードを振るい、シャドウに攻撃を回避させることで朱也との距離を置かせ、そこに割り込むように陽斗は立ち塞がった。
ドレッド「なんだ?」
ガッチャードDB「ここからは俺が相手だ……!!!」
陽斗はガッチャージガンから弾を発射しながら接近し、ガッチャートルネードでシャドウを切りつける。
シャドウはガッチャートルネードの斬撃を腕で受け止めながら、ストレートパンチをガッチャートルネード目掛けて放った。それを受けた陽斗は後退りしてシャドウへ問いかけた。
ガッチャードDB「なんで朱也を狙う!!」
ドレッド「弱者に黒い炎は似合わぬ。故に奴を抹殺し、黒い炎を頂戴しようと思っての事だ。」
ガッチャードDB「黒い炎…?
よくわかんないけど、これ以上朱也に手を出すって言うなら、容赦しない……!!」
ドレッド「私に勝てるとでも?」
ガッチャードDB「やってみなくちゃわかんないだろ……!!!」
陽斗は再びガッチャージガンを撃ちながら駆け出し、シャドウの放つ右腕のフックを避け、ガッチャートルネードで切りつけるもシャドウはすかさず右腕で受け止める。
それを見た陽斗は一瞬でガッチャージガンを向けるも、シャドウはすぐに反応して陽斗の腕を掴み、左足で膝蹴りを浴びせてガッチャージガンを落とさせ、そのまま陽斗に向けて蹴りを入れて距離を取る。
後退した先で、陽斗は大量のコマンド隊に進路を妨害されて動けずにいた。
ドレッド「貴様は中々やるようだな。」
シャドウは自らの攻撃を避けながら反撃した陽斗へ称賛の言葉を呟く。
その隙を突くように朱也はヴァルバラッシャーの『タイテンスクラッパー』を締めると、背後からマッドウィールの幻影が現れると同時にヴァルバラッシャーにエネルギーが充填される。
朱也はその状態でシャドウの背後に近づき振り下ろす。
『SCRAP』
『ヴァルバラブレイク!』
ドレッド「読めてないとでも思ったか?」
シャドウは背後から振り下ろされたヴァルバラッシャーを右手で掴み、ネクベトヴォークを操作する。
『ドレッドブレイキング』
シャドウがネベクトヴォークを展開すると、身体中から溶岩のようなエネルギーが現れ、それを右足に纏わせ棘状にし、朱也へ向けて後ろ蹴りを浴びせる。
朱也はがら空きになった懐に攻撃を受けた事で大きく弾き飛ばされ、鉄鋼が解除された。
朱也「うぐっ……!!!」
ガッチャードDB「朱也!!」
攻撃を受けた朱也を見て、陽斗は周りにいるコマンド隊を斬り、シャドウへ駆け出す。
『ケミーセット!』
ガッチャードDB「ハァァッ!!」
『ケミースラッシュ!』
ガッチャードDB「ハァッ!!」
陽斗はガッチャートルネードによる斬撃からの回し蹴りをシャドウに向けて放つも全て避けられ、シャドウは戦意を喪失したとばかりに変身を解いた。
シャドウ「冥黒王様と同じ黒い炎を持つ者があれほど弱いとは。興が冷めた。」
シャドウは禁術を駆使してワームホールを生成、その中へ入り撤退して行った。
ガッチャードDB「待て!!」
陽斗はすかさずガッチャージガンを放つも、ワームホールは閉じてしまい、その攻撃が当たることはなかった。
ガッチャードDB「逃げられた……。
……朱也、大丈夫か?」
朱也「お前に助けられるとはな…。
問題ない……っ。」
陽斗は朱也を支え、少し後方へ下がる。
一方その頃、美来とカグヤはアンツマルガムと戦っていた。
マジェード「ハァ!
──カグヤさん!」
レジェンド「あぁ!!」
美来は掌底でアンツマルガムを怯ませ、その隙にカグヤは美来の後ろから駆け出して蹴りを浴びせアンツマルガムを追い詰める。
アンツマルガムは悪あがきにコマンド隊を召喚して2人へ差し向ける。
マジェード「無駄よ!」
レジェンド「いつまでも品のない戦い方だな。」
美来は自らに迫るコマンド隊達へユニコンの力の浄化の力による光を放って消滅させ、カグヤはレジェンドライドマグナムでコマンド隊を全て一撃で撃ち抜いていく。
レジェンド「美来、決めるぞ。」
マジェード「はい。」
『GORGEOUS ATTACK RIDE』
『『アルケミスリンク!』』
カグヤはベルトを操作し、美来はベルトに指輪をかざしてからベルトを操作する。
マジェード「これで終わり…!」
美来はアンツマルガムへ駆け出してベルトをもう一度操作し、そのまま舞うように飛び上がり、両足から連続で蹴りを放つ。
『『サンユニコーン!ノヴァ!』』
美来が着地してすぐ、カグヤは自身のライダーズクレストが描かれたファイナルアタックライドのライダーカード状のエフェクトを通り抜けてキックをアンツマルガムへと放つ。
レジェンド「ゴージャスに…散れ。」
『LE-LE-LE LEGEND』
アンツマルガムは断末魔を上げながら爆散、レプリアントルーパーは美来が掲げたケミーカードに入らず、そのまま消滅してしまった。
マジェード「どうして…!?」
レジェンド「複製されたケミーは所詮使い捨て、という事か…。
……ひとまず陽斗達の元へ向かおう。」
4人は合流し、基地へと帰還する。
帰還してすぐ、陽斗はシャドウが度々呟いていた『黒い炎』についてカグヤに問いかけていた。
陽斗「なぁ、カグヤ。」
カグヤ「なんだ?」
陽斗「『黒い炎』ってなんだ?
シャドウが朱也に向けて度々『黒い炎を持つ者』って言ってたのがずっと気になっててさ。」
カグヤ「そうか、今の陽斗は知らないんだったな。
……黒い炎は、朱也が内に秘めてる物…。」
陽斗「朱也が秘めてる物…?」
カグヤ「あぁ。
朱也自身、黒い炎を顕にしていた記憶はないんだがな。」
陽斗「そうなのか?」
カグヤ「あぁ。
正確には、あいつの師匠が記憶を封じ込めたんだ。」
陽斗「師匠…?」
カグヤ「あぁ。
と言っても、今は研究に没頭してほぼ姿を見せてないみたいなんだけどな。その人が錬金術を用いて朱也の記憶を封じ込めた。」
陽斗「錬金術で…?」
カグヤ「あぁ。黒い炎を持っていることを忘れさせるため…そして、黒い炎が発現するきっかけとなった出来事を忘れさせるために。」
陽斗「そうなのか。」
カグヤ「……下手に詮索はしない方がいい。朱也に何されるかわからないぞ。」
陽斗「そうするよ。」
そう言って、陽斗は部屋へと戻っていく。
カグヤ「忘れていた方が幸せなことだって…ある。」
……To be continued
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