今回は昼休み!そして知っている人もいるかもしれないあの人が登場!
さらに新聞部で天狗である彼女も遂に登場!
それでは今回もどうぞ!
昼休み、俺は弁当を持ってきてないので食堂に行こうかと思っていると霧雨さんが弁当を片手に話しかけてきた。
「なぁ信貴峰!昼飯一緒でもいいか?」
「ん?別に構わない俺は食堂に行くぞ?」
「そうか。じゃあ食堂での私のお勧めをおしえてやるぜ。」
「なぁ食堂に行くならあたしも一緒に行っていいか?」
気がつくと隣に妹紅が立っていた。
「あぁもちろん良いぜ。二人で食べるより三人で食べたほうがうまい。いいよな?霧雨さん。」
「勿論だ。来るものは拒まずだぜ。」
「ありがとう。あたしも今日は食堂で食べようと思っていたから丁度良かったよ。」
三人で行くことを決定し食堂へと移動する。
「そういえば、ここの食堂の料理って美味いのか?俺が前に通ってた学校は微妙だったが…」
「安心しな信貴峰、ここの食堂は元ホテルの料理人で、そこのホテルが洋風と和風の店で分かれてるのにもかかわらず実力で両方の店の料理長をつかみ取った凄腕の料理人だから。」
「えっそれ何てチート?ってかどうやって両方の料理長の座を落としたんだよ…」
「えーとだなぁ。最初洋風の店で料理長の座をつかんでそのあと和食をお題にして和風の料理長と確か…食げ…まぁそんな感じの勝負をして勝ったらしいぜ。」
「そうそう。それでその結果を聞いたホテルのオーナーがいっそのこと全部任せた方がいいんじゃないか?とか言って両方の料理長になったんだとさ。」
「へぇ…それは味の期待ができそうだな。」
そんな言葉を交わしていると食堂の前に付き、俺は中を覗いてみた。
「…えっこれ食堂?」
中を覗くと街のカフェ顔負け…いや、レストランすらも顔負けな高級レストランの風景がそこにはあった。
思わず俺は呆然と立ち止まってしまった。そんな俺の脇腹を霧雨さんが肘で突いてきた。
「何だ?霧雨さん。」
「いやな、お前って和風と洋風ならどっちがいい?あと食べるときに外がいいか中で食べる方がいいか聞きたくてな。」
「そうだな…今は和風かな。あと基本的に外で食べる方が好きだな。」
「和風か、じゃああっちだな。」
「じゃあ妹紅。私は弁当だし席の確保ならしてくるから注文してきたらどうだ?」
「そうか、ありがとう。」
「あ、そうだ信貴峰。言い忘れてたが私のおすすめメニューは親子丼だぜ。」
その言葉にわかったと返すと霧雨さんは席を取りに行った。
「それじゃあ信貴峰注文場所はこっちだから付いてきて。」
妹紅の言葉に従い俺もそちらへと向かう。
「信貴峰は注文何にするんだ?」
「そうだな…特にこれといったのは無いし霧雨さんのお勧めしていた親子丼の大盛り…いや少な目にしといてって慧音先生から連絡があったし親子丼の並にするか。」
「そうかじゃあ私は日替わり定食にするか。おーい料理長!」
妹紅がそう呼ぶとのれんの奥から一人の男性がでてきた。
「妹紅さん別に呼ばなくてもそこのボタンを押してくださいと言ってるじゃないですか。」
「あ、すまない、つい店の感覚で。」
「店?」
「あぁこの料理長は昼はここの食堂をやってるんだけど夕方からは自分のお店で働いてるんだ。」
「へぇ…忙しいですね料理長さん。」
「いや、そんなこともないですよ。自分の店の方は5人雇ってますから仕込み等はしておいてくれますし、こっちの方は割と腕がいい人たちがそろってますから。」
「成程。できれば料理長のお店を教えてもらえませんか?」
「いいですよ。」
そういうと料理長は懐から名刺を取りだし渡してくれた。
「それは私の名刺を兼ねた店の場所を書いたものです。それを店で提示してもらうと10%オフで提供しますので。」
ふむ、この人の名前は…鍋月か。なんか赤い屋敷で料理長とかやってそうな気がするな。
「ありがとうございます。俺は信貴峰空華です。これからよろしくお願いします鍋月料理長。」
「私を呼ぶ際は料理長でも鍋月でも構いませんよ。それでご注文は何にしますか?」
おっと話に夢中になってつい注文をわすれていた。
「あっはい。俺は親子丼の並でお願いします。」「私は日替わり定食で。」
そう言って鍋月さんにお代を渡す…ってか230円って安いな。日替わり定食も350円だし。
「畏まりました。じゃあこれを持ってお待ちください。」
俺たちは鍋月さんから機械を渡され霧雨さんの元へと向かった。
霧雨さんが取っていた席は座布団と机が縁側に置いてあり和風の庭が見える最高の席だった。
「ただいまー」
「遅いぜ。何やってたんだ?」
「あぁ、信貴峰が料理長と話していてなそれで遅れた。」
「それなら仕方ないな鍋月はこの学園の数少ない男だもんな。」
「あぁだからつい、な」
そんな風に霧雨さんと妹紅と料理が来るまで話していようと考えていると不意に後ろから気を感じ振り向いた。
「ちょっとそこの貴方取材いいかしら?」
「ん?取材?というかそれよりあんた誰だ?」
「私はあなたと同じクラスの姫海棠はたてよ。新聞部に所属しているんだけど最近いいネタがなくてね。でも転校生でしかも男の貴方ならいい取材対象になるわ!だから取材させて!」
ふむ、取材ねぇ。まぁどうせ飯が来るまで時間はあるか。
「別にいいぞ。」
「本当!?ありがとう!それじゃあ基本的なことは盗み聞k…聞いちゃってるから…まずはあなたは部活に入る気はある?あるなら何部がいいの?」
おい何か盗み聞きとか聞こえたぞコラ…まぁいいかどうせ今聞かれたかの差だし。それにしても
「部活か…気に行ったのがあれば入るが今は何処に入るとかは決まってないな。」
「それじゃあ前に通っていた学校での部活は?」
「前の学校では剣道部に入部したが2ヶ月でやめた。」
「2ヶ月で?その理由を聞いていい?」
「んーあーまぁいいか。実はな剣道部の先輩と喧嘩してな、それでやめた。」
「ふむふむ。それで喧嘩の理由は?」
「先輩供の新人いじめが激しくてな。まぁそれだけなら構わなかったんだ、どこでもあることだしな。ただあいつらは練習もろくにせず竹刀を俺らに向けて振り回しているだけだったんだ。拳法を学んでいる俺からしたらその態度が許せなかったからつい本気でやってしまった。」
「へぇー中々かっこいい話じゃないこれは新聞の制作が捗るわー。」
その後もいくつか質問に答えている内に青髪のウェイターが料理を運んできた。
「親子丼のお客様~。」
「あっはい。俺です。」
「おや?男の生徒さんだー。」
何か少し軽い感じのウェイターだな。まぁ個人的にはこっちの方が楽でいいが。
「えぇ最近こちらに転校してきました。信貴峰空華です。」
「そうですかー。私はウェイター兼菓子の製作を任されている狩 善子(いかり ぜんし)です。これからもご贔屓にお願いしますね♪」
ふむ、美人の人なんだけど雰囲気が可愛い系の雰囲気を感じるな。面白い人だ。
「それでは親子丼と日替わり定食です。」
「ありがとうございます。」
「じゃあ早速だべようぜ!もう私はお腹ぺこぺこだぜ。」
「そうだな。それじゃあいただきます。」
俺は親子丼を食べながら二人と昼休みを過ごした…
新聞部で天狗だからといって文が出ると思った人はとりあえずはたてに謝ってあげてください。
皆様今回もお読みいただきありがとうございます。
今回はもう一つの小説が更新できないならこっちでも出せばいいんじゃね?という考えの元料理長を出しました。
明日は投稿はお休みにしてできれば明後日に投稿致しますのでよければご覧になってください。それではまた次回!