最近タイトルを考えるのがきつい…
それでは今回もどうぞ!
帰りのホームルームも終わり、俺は鞄を持って教室を出ていこうとしたのだが聖先生に呼び止められ一枚のプリントを渡された。
「これは?」
「この学園の恒例行事でね、転校生は何かしらの催し物を全学生の前でしなければいけないのです。」
「催し物…ですか?」
「そう、催し物。でね本当は1週間の猶予があるのだけれど明日はお昼から皆さん出張で授業がないから大丈夫なのだけれど木曜日は校外学習で準備ができないの。」
「はぁ…では来週の月曜日は?」
「実は日曜日は紫さん自身が用があって学園を使うから誰も入れないんですよ。金曜日はそのための準備で学校はお休みなの。」
「…大体把握しましたがつまり?」
「明後日しか催し物のできる日がないんです。」
わーお、つまりこれ一日で催し物を考えて明日報告しろと…無理じゃね?
「いや、あのこれは流石に…」
「紫さんは今回は流石に時間が足りないから無理ならしなくても良いといってくれたのですが…どうしますか?」
聖先生が俺を窺うように見つめてくる。
ふむ、できることなら今までしてきたであろう事を崩したくはないが…1日か。
今パッと思いついたのは劇だが1日で振付や台詞を覚えるのは流石に…って普通なら無理でも能力を持っている人達がいるこの学園ならやれるかもしれないな。
「聖先生、この催し物って1人でやらなくてもいいんですか?」
「それは構いませんが…なにか思いついたのですか?」
「えぇ、もちろん。それでは今日は買い物などもしたいので帰ってもいいですか?」
「わかりました。それでは催し物のことはよろしくお願いします。」
その聖先生の言葉を受けて俺は教室を出る。するとそこにはレミリアさんと咲夜さんが待って居た。
「何か用か?」
「えぇ。あなたが中々優秀だったからね私の僕にしてあげようと思ってね。」
「僕だと?」
「そうよ。あなたの事は今日一日見ていたけれど運動能力、学力、料理の腕どれをとっても文句のつけようがない位優秀だったかからね、特別に私の僕にしてあげるわ。」
俺は顎に手をあててしばし考える。
僕だと?この俺様がか?等と怒るのは簡単だがそれだと面白くないしなにか一手返しておこうと思い俺はひざまづいてレミリアさんの手の甲にキスをした。
するとこんなことをされるとは考えていなかったのだろう。レミリアさんの顔が見る見るうちに赤くなっていく。
おれはそのまま動揺したレミリアさんの足を左腕で抱えて頭を右手で支えた。いわゆるお姫様抱っこである。
その状態のまま言葉を発した。
「このようなことをすればよろしいのでしょうか?『お嬢様。』?」
「あうぅ…」
やはりお嬢様らしいとはいえこのようなことには耐性がないのだろう顔が一瞬にしてリンゴのように真っ赤になった。
まぁあまりいじめるのも可愛そうなのでこの辺りにしておこう。
レミリアを廊下へと降ろしつつ言葉を発する
「これでわかっただろう。俺様は僕の器ではないんだよ。」
すこし口元を笑ったような感じにしながらそう告げた。
その顔を見てレミリアさんにうっとかいわれて顔を背けられた…傷つく反応である。
まぁいいか俺にはまだ用事があるしこの辺りで、と考えその場を後にする…が、とりあえず一言だけ伝えておくか。
俺は背を向けて歩きながら告げる
「僕じゃなくて友達だったらいつでも歓迎する。」
=sideレミリア=
3時間目体育
むぅさとりめやっぱりあの心を読む能力は卑怯だわ。それに咲夜も私が投げたボールをことごとく受け止めるし…試合だからしかたないんだけれどね。
そんなことを考えながらすっかり人数の多くなった外野に出るとこちらにボールが飛んできた。
(私がって言いたいところだけれどスぺカもないし妹紅にゆずりましょうか。)
案の定妹紅はスぺカを使い中へと復帰した。
(まぁ中に入ってもさとりか咲夜をどうにかしないと勝ち目がないんだけれどね。)
そのあと転校生の彼が何かを思いついたようだけれど咲夜を抜くことはできないでしょうね。
まぁ腕前だけ見させてもらうとしますか。
そんな事を考えながら彼を見ると彼は手のひらの上でボールを持ち続けている。
(?神頼みでもしているのかしら。でも神頼みごときで抜けるほど咲夜は甘くはないわよ。)
そして意を決したかのように彼はさとりに向かって投げた。だがやはり咲夜がそれを止めに入る。
終わったわね。私はそう確信していた。だが次の瞬間その考えは崩れた。
なんと咲夜がボールに手を弾かれ手から落としてしまったのだ。
(咲夜があんなミスをするなんて考えられない。彼は何をしたの!?)
5,6時間目家庭科
彼は大胆にも私の前の席に座ってきた。どうもこの学園のルールを把握できていないようだ。
ひとまず私は彼のことは無視してカップケーキ作りに入る。
途中力加減を間違えてトマトを潰してしまったところで彼が驚愕の視線を送ってきた気がするが何を慌てているんだろうか。
かと思ったら急に落ち着いて自分の菓子作りにもどった。何なんだこいつは。
まったくそれにしてもこのトマトって好きなのだけれど力加減を間違えると直ぐに潰れるのよね…
生地づくりを終えて咲夜と話していると彼がまた何かを作り始めていた。彼はもう生地を作り終えたはずだ。
「彼は何をしているの?」
「先ほど聖先生に許可をいただきに行っておりましたので何か別の物を作っているのでしょう。」
「ふーん…何を作っているかわかる?」
「恐らくですが、クレープではないかと。」
「クレープねぇ。」
私は咲夜との話を終えると自分の調理台へと戻り彼に声をかけた。
「あなた手際がいいのね。」
私は素直な感想を告げて見たすると彼から帰ってきたのはいたく単純な言葉だった。
「ん?そうか?まぁこういうことが趣味だからな家でもよくやるんだよ。」
なんだですって?このレベルを趣味で?咲夜と同じとはいかないけれどそれに近い腕前を?
私は増々彼に興味を抱いた。
その後カップケーキも焼き上がり一つは授業の予定通り彼に、残りは咲夜とフランとパチェにあげようと思ったのだけれど咲夜とパチェと彼に渡した後フランに渡そうとしてる時に魔理沙にとられてしまった。
まったくあの盗賊は…
あっクレープは凄くおいしかったわ。
ホームルーム終了後
私は彼が出てくるのを咲夜と二人で待っていた。
フランは一緒に残りたがっていたが今からしようとしていることにちょっかいを出されると面倒になるので先に帰らせた。
目的は一つ彼を私の僕にするためだ。私は彼の腕が気にいった。ならば自分の物にしてしまおう。ただそれだけの単純な考えだ。
そう考えていると彼が教室から出てきた。彼は何か用があるのかと聞いてきたので私は告げることにした。
「えぇ。あなたが中々優秀だったからね私の僕にしてあげようと思ってね。」
「僕だと?」
「そうよ。あなたの事は今日一日見ていたけれど運動能力、学力、料理の腕どれをとっても文句のつけようがない位優秀だったかからね、特別に私の僕にしてあげるわ。」
ふふふ、私の言葉を聞いて僕になるかどうかを考えているのねわざわざ顎に手を当てて考えているわ。
すると彼は急にひざまづいた。
私の僕になると決めたのね。と私は確信した次の瞬間彼は私の手の甲にキスをしてきた。
へ?///いや確かによく本とかではそういうシーンはあるけどそんなことされるなんて…ってきゃあ!?
彼は私が落ち着く前にお姫様までしてきた。
「このようなことをすればよろしいのでしょう?『お嬢様。』?」
(お、お嬢様っていやそれよりもこの状況は///)「あうぅ…」
その後彼はすぐに降ろしてくれたが少しかっこいい顔をして
「これでわかっただろう。俺様は僕の器ではないんだよ。」
なんていうから私はうっと声をもらしてしまい顔をうつむけた。
なぜか落ち込んだ様子で彼はそのまま私に背を向け立ち去るが、最後に一言残していった。
「僕じゃなくて友達だったらいつでも歓迎するよ。」
今回もお読みいただきありがとうございます。
信貴峰は悪ふざけとかでは俺様とか言ったりします。
決してナルシスト的な意味では言っておりません。
それでは皆様また次回!