東方学園譚~回り咲く恋華詩~   作:くるくる雛

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どうも皆さんくるくる雛です。
今回からやっと部活見学です。
それでは今回もどうぞ!


第十二話 尚、部長は休みの模様

レミリアと分かれた後俺は当初の予定通り部活見学をすることにした。

 

「何処から行こうか…よしっちょっとはたてさんに用事もあるし新聞部から行くか。」

 

さて、明後日する事になる出し物の劇だがどんな内容にするかな…完全なオリジナル作品を作るには時間があまりにも足りない。だがなにかのを作品そのまましてもおもしろくないだろうしなぁ…

そんなことを考えながら歩いていると新聞部の前にたどり着いた。

 

「とりあえず考えるよりも必要な人を集める方が先だな。」

 

そう呟き部室のドアをノックする。

 

「誰でしょうか?」

「Bクラスの信貴峰です。中に入ってもいいですか?」

「えーと、少々お待ちいただいてよろしいですか。」

 

その言葉の後扉の向こう側から気配が消える。多分誰かに聞きに行っているのだろう。

そして2分ほど待つと扉の向こう側に気配が戻ってきた。

 

「どうぞお入りください。」

 

その言葉とともに扉が開かれ、青紫色の髪色に花形の髪飾り、そして着物を着た少女に入っていいという許可をもらったので俺は中へ入る。

そういえば制服ではないがこの学園は部活動は服装自由なのだろうか。

 

「おじゃまします。」

 

俺は部室の中に入り辺りを見渡す。

するともうやはりというかなんというか、普通の学校ではありえない部室だった。

まずパソコンの台数が10個ありすべての椅子が座り心地のよさそうなソファだ。まぁこれはよくコンクール等で実績がある学校ならあることかもしれない。

問題なのはそのパソコンがすべて3画面なのだ。これを学校で使いこなせるのかは疑問だが凄いことに変わりはない。

それに加え部室にエアコン、シャワー室完備…新聞部にシャワーはいるのか?

更に壁の所にある本棚には1眼レフのカメラが20は置いてある。カメラに全く詳しくはないがおそらくほとんどが生半端な値段ではないだろう。

…今までの傾向からしてこの学校ひょっとしてすべての部活がこんな感じに普通の学校では不可能な設備にしてるのか?

そうして部室を見渡していると目の前からはたてさんが近づいてきた。

 

「よくきたわね。で、なんの用かしら?あっ、ひょっとして自分の新聞の出来栄えを見に来たとか?それならごめんだけど完成するまでは部員以外には見せない決まりになっているからみせれないのよ。」

 

新聞部への来訪者が珍しいのか自分の新聞を態々見に来てくれたことがうれしいのかやたらと上機嫌で離しかけてくる。っていうかよくそこまでペラペラ話せるな。

 

「いや、自分の新聞に興味がないわけではないがはたてさんに少し頼み事があってな、少し話ができるか?」

「頼み事?まぁいいわ取材のお礼もしていないし話は聞くわ。じゃあ奥の席に座ってくれる?お茶いれてくるから。っあコーヒーのほうがいい?」

「いや、どちらでもいいよ。はたてさんが美味しいと思う方で。」

「わかったわ。それじゃあ少し待っててね。」

 

はたてさんはそういうと入り口付近の木製の棚から急須とお茶っぱを取りだし隣の部屋へと移動した。

おそらくあそこが給湯室か何かなのだろう。とりあえず俺ははたてさんに言われた通り奥のソファに腰かける。

おぉ…このソファ座り心地抜群だな…家にも紫さんから支給されたソファはあるがここまで質はよくない、やはり学園のほうに金を使っているのだろう。

そうこう考えているとはたてさんが急須と湯呑を盆にのせて持って来た。

「おまたせ。」

 

そういって湯呑をこちらに渡す。俺はその湯呑を受け取り一口…うまいなこれ

 

「それで、頼みって何ですか?」

「あぁ明後日に学校で出し物をすることになってな、考えていることをするには俺が想像している能力を持った人がいるんだがその人たちがいるかどうかを聞きたいんだ。」

「いつものあの転校生がやる出し物ね、確かにここは学園の生徒の能力の情報はほとんどそろっているわ。それで?どんな能力を聞きたいの?」

「テレパシーみたいな能力を使える奴と物を浮かせれるような能力、それと舞台を隠せるような能力あとは演出として風が使えるような能力者かな。」

「うーん…テレパシーと風はどうにかなるけれど浮かせれるっていうのはただふわふわ浮かぶだけでもいいの?」

「いや、割と動きが激しいからそれじゃあダメなんだが…」

「うーんそうなるとあの子じゃだめね…それに舞台を隠せるような能力か…」

 

やはりそんなに都合よく望むような能力者はいないか…俺が内心あきらめかけたその時はたてさんが何かを思いついたかのように顔を明るくさせる。

 

「ねぇ!その浮かばせるっていうのは糸とか使ってもいいの!?」

「あ、あぁ別にそれは観客に見えないくらいなら構わないが…」

「それじゃあ問題解決ね!それと舞台を隠せるような能力は舞台が見えなければなんでもいいの?」

「変な風でなければ別に指定はないが。」

「それじゃあそっちも解決ね。じゃあ私が連絡しておいてあげるわ。いつ集めればいい?」

「明日の昼から体育館で頼めるか?」

「わかったわ。それじゃあ各自に連絡するから出ていってくれる?」

「あぁ。…そうだ忘れてた。このお礼はいつかさせてもらうよ。」

 

そう言って俺は部室を出て次の部室へと向かった。




よしっ!今回も三日連続投稿できたくるくる雛です。
また明日は投稿はしませんが、明後日には投稿できるように頑張ります。
それではまた次回!
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