今回からバトル回!信貴峰は最後まで生き残れるのか!
それでは今回もどうぞ!
「よっと…そこだ!」
とりあえず校庭に出た所6人固まって行動をしている人たちと当たってしまったので格闘の経験がある俺が四人を相手にし、鍵山さんとぬえに一人ずつ相手をすることになった。
まぁ多少の数の差位ならどうとおでもなるから問題ないと覚悟を決めた維持する対峙し、相手の真正面からの突撃をかわし肘鉄ですれ違いざまに相手のメダルを壊す。
体を十字に伸ばして突撃してきたので当たる面が広かったがやはりそこに技が伴ってなく、見切ることは容易だった。
「むー、やられたのかー。」
「とりあえずこれで一人か…そこっ!」
「ふぇ!?なんで分かったの!?」
もう一人、俺が倒した金髪のリボンを付けた少女を俺が倒した瞬間、ピンク色の髪と紫色に近い翼をもった少女が金髪にリボン少女を影にして突っ込んできたが、あまりにも気配が隠せていなかったので俺は彼女の拳が俺のメダルに届く前に手のひらで彼女のメダルに触れた。
俺は力を抜いて触れたがそれでも空中でバランスが取れない彼女は体制を崩し地面に体を打ちそうになってしまう。
とりあえず俺は彼女が地面に落ちる前に彼女の背中に手を回し、受け止める。
「すまない、大丈夫か?」
「えっ、はい大丈夫…です。」
そのまま落ちると思っていたのだろう彼女は以外そうな顔でこちらを見つめる。
とりあえず俺は彼女をゆっくりと地面に降ろす。
そしてその瞬間にまた新手が来る。味方の安全が整っていて相手にスキがある状態で襲ってくるのはいいんだが…動きが甘い!
俺は流影を使い相手の体を反転させるそのまま相手のメダルに手のひらで触れようとする。
だが水色の髪と氷の羽を持つ少女は俺の動きを払いのける。
あの体勢で跳ね返すだと、なかなかやるな。
すると少女は自慢げに話す。
「あっはっはその程度!アタイには効かな…へぶっ!」
あっ地面に激突した。ついでに背中のメダルもわれやがった。
そういえばこのメダル戦っている間は後ろの数字が消えるんだけどどういう原理なんだろうか。
「あ~…大丈夫か?」
「ふ、ふん!最強のアタイにはこんなもの痛くもかゆくもないわ!それじゃああなたのメダルを「アンタのメダル割れてるぞ。」壊さして…えっ?」
俺に指摘されて胸の部分のメダルを見る少女、そこが割れていないことを確認し後ろのメダルを手探りで触るが
「あっ割れてる…」
「…残念だったな。」
ふむ、こいつらも妖怪とかの類にはいるんだろうが…やはり子供かあまり俺の相手にならない。
まぁいいや次の奴がなかなか強そうだしな。
「で、あんたは俺のスキを狙おうとしていないがそれは自分によっぽどの自信があるからか?」
「うーん、そのつもりだったのだけれどね…これはちょっと厳しいかもしれないわ。」
柔らかなオーラを出しながら腕を組み、人差し指を頬にあてながらウェーブがかった薄い紫色の髪を持った女性は告げる。
「まぁでもあの子たちの分くらいは頑張ろうかしら。」
すると彼女は流れるような動きでこちらに近づき右手で俺の胸のメダルを的確に砕きにかかる。
一先ず俺はバックステップで躱すと彼女の内側に潜りこみ彼女のメダルに拳を伸ばす。
それを彼女は上半身を逸らすだけで躱しそのまま後ろに回転する勢いで俺のメダルに蹴りを放つ、これは完全に躱すことは不可能と断じ場所をずらし左肩で受ける。
メダルを壊されなければ負けにならないとはいえ、これ痛ぇな…籠手と脛当て付けてるんだから籠手で受ければよかった。
「くっ、あんたなかなかやるな。」
「あら、それはあなたもでしょう?だってあなたまだ本気を出していないでしょう?」
「本気を出してないんじゃない。情けない話だが油断をしていた。けど、あんた相手なら少しは力を出してもよさそうだ。」
そう言いながら珍しく俺から攻撃に入り、相手の正面へと飛び込む。
(今回のような狙うところが絞られている場合はフェイントは無意味、じゃあ無理とは思うが…)
俺は彼女の前で一回転し意表をつきそのまま回転蹴りを相手のメダルに目がけ放つ。
だが彼女は冷静にその攻撃を躱し俺の背中のメダルを狙う。
だがその動きは予想していたのでそのまま前転して躱す。
「んーやはりただのこけおどしは効かないか。」
「それは私も妖怪の端くれですから、それよりも多分予想していたとはいえ、良くよけれたわね。」
「これでも武術家の端くれだからな。さて、続きをやろうか。」
「えぇ、いいわよ。」
とりあえず間合いをつめないと仕方がないので俺は体を半身にして突っ込む。
生半可なこけおどしもフェイントも意味がないのなら手数で勝負するのみ。
俺は左手の手刀を伸ばさず「く」の字のまま彼女が自身のメダルを守るため体の中央で構えていた手を押しメダルまでの道を開く。
そして開いた道に右手の手刀を縦に伸ばしメダルを砕こうとするだがそれは彼女の左腕に阻まれる。
(やっぱりこれは阻まれるかでも、もう一撃!)
俺は彼女の右手を抑えていた腕を相手のメダルに目がけ伸ばす。腕を「く」の字にしていたからスムーズに打つことができる。
天星拳信貴峰流連技、待拳!
…恥ずかしいから口には出さないけどな。
「あらーこれは…予想外ね。」
そう口では言いつつバックステップをして軽やかに躱す。
(くそっ!まるで舞っている雪を叩こうとしているみたいだ。)
その後俺は構えを直し、もう一度対峙する。
彼女も構えを取り状況が硬直するが、すぐに硬直が崩れる。
硬直を崩したのは彼女だった。だがそれはこちらに跳んでくるわけではなくその場での一息だった。
「…ふぅ。」
彼女は疲れたように息をして全身から力を抜きその場に座り込んだ。
「…どうした?」
あまりの彼女の纏う雰囲気の変化に俺は少し戸惑う。
「いえ、少し疲れてしまって。」
「何だと?あの腕でか?」
俺は彼女のあの腕でこの程度で疲れるのはおかしいと思い質問をする。
「えぇ。私は冬の妖怪でね今の季節は体力が持たないのよ。」
「…成程。そういうことなら仕方ないな。」
俺は少しだけ肩透かしを食らった気分になったが本気を出せない人にこれ以上やってもこっちが恥をかくだけだろう。
体から力を抜き彼女に近づき手を伸ばす。
「これは?」
「ほら、少しでも涼しいところがいいだろ?日影まで連れていってやるよ。」
「…ふふ、有難う。でも今は歩くのも厳しいからここで座って休んでから移動するわ。」
彼女は腰を地面に付け足を三角座りの体制にして両腕で体を支えながら顔だけこちらにむけて話す。
ってか歩くのも厳しいって冬の妖怪って冬以外だとそんなにきついのか?まぁどちらにせよ涼しいところで休んだ方がいいだろう。
それにちょうどやりやすそうな体勢だしな。
「ちょっとごめんな。」
「えっ?何を…ひゃっ!?」
俺は彼女の腰と足の下に手を入れ持ち上げる、いわゆるお姫様抱っこである。
おいそこまたかとかいうな、正直軽い人を待ちあげる時は何だかんだ言って腰を曲げずにすむこっちの方が楽なんだよ。腕だけで持つことになるが鍛えているから問題ないしな。
「え、えーと…あの、運んでくれるのは嬉しいんだけど…もう少し別の運び方はなかったのかしら?」
「ん?あぁすまんなこっちの方が運びやすいしあの体勢だと抱きあげやすかったからこっちにしたが背負ったほうが良かったか?」
「い、いえ…ただ。」
「ただ?」
「少し恥ずかしい…です…」
頬を赤く染めながら消え入りそうな声で彼女は答える。
ふむ、ここに引っ越してくる前にアイツが女子はギャップによりその威力をフルで発揮してくることもあるとか云々いってた気がするが今なら理解できるな。
おもわず惚れてしまいそうだ。
「そういえばあんたは何て名前なんだ?」
「…です」
「え?」
彼女はおそらく自分の名前を言ったのだろうが全く聞こえず俺は聞き返す。
「レティです…レティ・ホワイトロック…です。」
「レティさんか。ってことは親は英語圏の人?」
「え?いえ、そういうわけではありませんが何故?」
「レティって名前が英語圏の女性の愛称なんだよ、レティシアとかヴァイオレットとかコレットとかのな。もしヴァイオレットだとするとスミレって意味もあるから女性には物凄くあってるじ、スミレは斜め下に向かって花を咲かせるが、つつましく見えて俺は好きだな。」
とりあえず彼女の名前から考察できることを適当に考えてみたらレティさんをべた褒めしてる風になってしまった。
ほらもうレティさんの顔がさっきよりまっかだよ、どうすんのさこれ。
ってかここまでほっぺ真っ赤にしたら熱も出るんじゃないか?
おれは少し心配になり彼女に声をかける。
「えーと…レティさーん?」
「ふぇ!?な、何ですか!?」
「顔が真っ赤なんだが大丈夫か?」
「は、はい大丈夫です…」
「そうか、つらくなったらすぐに言ってくれよ?保健室のほうへ向かうから。」
そんな言葉を交しながらレティさんを木陰まで運んでいった。
今回もお読みいただきありがとうございました。
レティルートが発生しました。
レティさんは実際夏でも強いけど長持ちしないイメージ。
きっと冬の間は充電しっぱなしで無現に動けるけど夏は充電できないから不足するだけなんです!
それと皆様に報告がございます。
それは今年と新年の6日くらいまで投稿ができなくなります。
理由は家族と旅行に行くことになりまして、5日くらいまで帰ってこれないからです。
そして新年になったらなったで受験が入ってくるのでそちらの意味でも投稿ができなくなるかもしれませんがご了承ください。
それでは次回!