今回から遊園地の中へ、ほぼデート状態のこの状況、果たしてどうなるのでしょうか!
それでは今回もどうぞ!
俺たちは聖先生の先導によってバスの前まで移動したがここで問題が発生した。
バスで座る相手を誰にするかということにいなったのである。
するとなぜか皆俺の隣に座りたがる、どれだけ男に興味心持ってんだ。
だがこのまま決まらずに出発時間遅れましたーでは話にならない、そこで俺はバスの前のほうである一人席に座ったほうがいいんじゃないかという提案をしたところそれはだめだという反対され、却下となった。
「じゃあもうジャンケンかなんかで決めればいいんじゃないか?」
と俺が呟いたところ本当にそれで決めてしまい、俺の隣は天子さんになった。
ちなみに席自体は割と前のほうの席を取ることができた。
「そういえば天子さんは席は窓側と内側そっちがいい?」
「そうねぇ、それじゃあ私は内側の席でいいわ。」
「わかったじゃあ俺が内側だな。」
「あなた人の話聞いてた!?」
「聞いてたさ、だがそれを踏まえてあえて…内側を取る!」
「どれだけ性悪なのよ!」
天子さんはそう言って俺に反論をしてくる。
俺は実際の所本当に内側に座ろうなんておもっちゃいない。
「冗談だよ、じゃあ俺が窓側に座ればいいんだな。」
「まったく、それでいいわよ。」
そうして皆がバスへと乗りこみ、出発する。
遊園地に行くまでバスでおよそ1時間半ほどかかるがそこは遠足等の定番、生徒同士での会話が弾んで時間の経過をそう感じずに時間が過ぎるだろう。
と考えていたがどうやらこのバスはカラオケセットが置いて有るらしく皆それで歌いたがってた。
まぁ、聞くだけならいいかなー等と思いずっと皆の綺麗な歌声を堪能していたのにもかかわらず魔理沙さんの
「皆、信貴峰の歌を聞いてみたくないか!?」
という鶴の一声によりマイクが俺の元へとまわってきてしまった…別にいいけども、もっと皆の歌声で聞いときたかったよ。
なにかいい曲あるかと調べていると俺の得意な曲が見つかったのでそれを歌うことにした。
ナオト・インティライミのありったけのLove Songだ。
この学園に来る前にカラオケでこれを歌ったらお前のイメージじゃないなとか言われて軽くしょげた。
だが今回は俺の予想に反して大盛況を受けてしまい、もう一度歌うことになってしまった。
次の曲はとあるドラマで知った曲、Kis-My-Ft2でMy Resistance~タシカナモノ~だ。
いやーあのドラマは良かったなー、思わず原作全巻買ってしまったし。
等と経緯を思いだしながら歌っているあっという間に曲を歌い切ってしまった。
ちなみにこのカラオケの順番は歌った人が次の人を選ぶシステムらしく、俺が次の人を選ばなければならなくなってしまった。
「じゃあ、次は妹紅さんで。」
「あ、あたしか!?なんで!?」
「いや、なんか歌ったら格好よさそうだからだけど?」
「うっ、あんまり期待はするなよ?」
「それは無理な相談だな、妹紅さんの声は綺麗だからな。」
「ば、ばか!あんまり持ちあげるな!」
そういうと妹紅さんは少し顔を赤らめながら俺からマイクを受け取り、歌い始めた。
その歌声は透き通っていて何というかクールな雰囲気を感じた。
やっぱり妹紅さんをえらんで正解だったな…
~バス、遊園地に到着~
俺は皆の歌声を楽しんでいる内に時間の経過を忘れてしまい、気がつけばバスはもう目的地の遊園地に到着していた。
もうついていたのかと感じながら水筒などを鞄の中にいれてバスから降りる準備をする。
「では皆さん、バスを下りた後は入場門の前でペアと固まって他のクラスを待ってくださいねー。」
という聖先生のほわほわした声の指導に従い俺は咲夜さんの元へと歩き出す。
どうやら咲夜さんはバスではレミリアの妹のフランちゃn…フランさんと隣り同士だったらしく一緒にバスから降りてくる。
「よっ、咲夜さんおはよう。今日はよろしく頼むよ。」
一先ず俺は咲夜さんへ向かい手を軽く上げながら挨拶をする。
その咲夜さんは全体的に水色でスカートの部分が少しだけ色が薄いワンピースに、それにクリーム色のカーディガンを重ね着しており、とても綺麗で儚げな印象を受けた。
一瞬その綺麗さに立ち止まった俺の顔を視認した咲夜さんは腰を曲げて挨拶をしてくる。
「あっ、信貴峰さんおはようございます。こちらこそ今日はお願い致します。」
「固いなぁ、俺にはもっとラフな言葉でもいいんだぜ?」
「すいません、これが私の普段からの話し方でして…不快でしたら変えますが、如何しましょう?」
「そういうことならそのままでいいよ…無理やりかえさせるのも悪い。」
そう言いつつ入場門の前まで歩き、先生方の書注意(能力・武器などは絶対に使うな等)を聞いた後直ぐに自由行動となる。
皆は自分が一番先にアトラクションに乗るんだ!と言わんばかりに走りだすが俺は咲夜さんに入場した所で少し待って居てくれと言い残し、入場門のすぐそばのお店へと入って目当ての物を手に入れて直ぐに咲夜さんの元へと戻る。
「何をしていらっしゃったのですか?」
「あぁ、実は昨日ここのことを調べてたらいいものを見つけたんで買ってきたんだ。」
そう言って咲夜さんの手を掴み、その手の平にたった今買ってきた紙が束になったものを渡す。
「これは?」
「予約限定のハリーパスだ。それを使うと一般の列に並ばずに特別な列に並べて早くアトラクションに乗れる。」
「そうでしたか、私の分も予約してくださってありがとうございます。それじゃあ費用をお払いするので…」
そう言いながら財布を取りだそうとした咲夜さんの手を抑えて軽く首を振る。
「別に金はいいよ、その代わりに咲夜さんが楽しんでくれたらいいよ。エスコートをするって昨日約束したしな、じゃあ行こうか。」
「あっ、ちょっと!」
咲夜さんの制止の声を無視しておれは歩き出す。何故ならああ言ってもおそらく代金を支払おうとしているからだ。
咲夜さんは少し納得いかなそうにしながら俺の元へとくる。
「信貴峰さんって割と強引なんですね。」
「あぁ、男は多少くらい強引のほうが格好いいだろう?」
「…否定はしません。」
以外にも肯定してくれたので俺は少しだけ気分が良くなりそのまま一つ目のアトラクションへと向かう…って、あ。
「そういえば咲夜さんってスリル系大丈夫?」
「えぇ、大丈夫ですよ。ふふっ、強引なところがある割にはそういう細かな気配りもできるのですね。」
「当然だ、紳士ですから。」
「クスクス話し方が少しおかしくなってますよ。」
格好つけようと某筋肉もりもりマッチョマンの映画に出てくる人の真似をしようとも思ったがそこまでかっこよくないなとおもい途中で言い方を変える。
そしたらため口と敬語でおかしくなってしまった…一番だせぇ。
まぁいいや、この後のエスコートで取り戻せばいいさ。
「じゃ、一先ずはこのジェットコースターに乗ろうか。」
「えぇ、分かりました。」
咲夜さんの同意を得てアトラクションの並び場へと歩き一般の待ち時間は60分と書いてある。
俺は咲夜さんに先ほどのチケットを出すように言ってガイドの人へとチケットを見せる。
「あっ、ハリーチケットの方ですねではこちらへどうぞ。」
ガイドがそういうとチェーンで閉ざしてあった道を開けて誘導する。
そして一般の列の客より先に部屋へと入れられ少し待つと他の客も入ってきて部屋の中が人で埋め尽くされる。
すると部屋の中央に設置されている推奨が輝き、女性の姿が映される。
どうやらとある星が危ないのでそれを助けてほしいというストーリーのようだ。
こういうところに来るのは初めてなのか、咲夜さんはしっかりと映像に見入っている。
そしてムービーが終わると俺たちが入ってきた方向とは反対側の扉が開き前へ行くようにとの誘導を受ける。
その誘導に従い前へと進むとアトラクションの乗り場へと到着する。
俺達はガイドの誘導に従い乗り物へと乗って出発をまつ。
その間ふと咲夜さんがどうなっているか気になったので隣に座っている咲夜さんを見ると。
「信貴峰さん。私こういうの初めてなので楽しみです。」
と、子どものような笑顔を見せていた。ふむ…それにしても咲夜さんの初めての相手が俺
「何か余計なことを考えていませんか?」
「いっいえ!何も考えていません!」
…やっぱりあの学園の人たちはデフォルトで心が読めるのだろうか。
等とあの学園の教育の仕方を気にしていると機械が動き始め、ジェットコースターでおなじみの最初の坂を上り始める。
横で乗っている咲夜さんはもう満面の笑顔でワクワクしている。
「信貴峰さん!これ、どうなるんでしょうね。」
「さぁな、とりあえずひとつ言っとくけど…黙らないと舌噛むかもしれないぞ。」
「へ?それはどういう…ってきゃあああああ!?」
俺の忠告を疑問で返そうとした瞬間、機械は最初の坂道を登り切り、一気にスピードを上げて落下する。
この動きを予想していなかった咲夜さんは悲鳴を上げ、大体こうなるだろうなーと分かり切っていた俺は手を上げて声を出しながらそれを楽しむ。
しかもこれはただのジェットコースターではない、なんと乗っている機械ごと回転するジェットコースターなのだ。
あまりもの速さに前からの風を受け、回される遠心力により横にも風が当たり気分は割とスカッ!とする。
いやー、横の人がこういうので悲鳴を上げてるとこっちも楽しみやすいな。
そして割と早い速度で最初にコースターに乗った場所に戻ってきて急に機械が止まり、俺はベルトに思いっきり腹をぶつけてぐふっと声を漏らした所、仕返しだと言わんばかりにクスクスと笑われてしまった。
今回もお読みいただきありがとうございました。
咲夜さんはあまりゲームセンターとか行ったことがないイメージです。
(普通の幻想郷にはもとからありませんが。)
逆に魔理沙とかはどんどん行ってそうですね。
それではまた次回!