ふぅ、今回は1週間以内という期限ぎりぎりでしたね。
次は早く投稿したいですが…試験を控えているので次の話まで2週間がかかるかもしれません。
文章力低いくせに何言ってんだ!と思うかもしれませんがご了承ください。
それでは今回もどうぞ!
「ふぅ~、こういう所は子どものための物でそこまでかと思ってましたが、予想以上に楽しいですね。」
「あぁ、俺もそう思ってたが、やっぱり賑やかだし明るいからか、そこらじゅうから楽しいという雰囲気がするな。それに一緒に回る相手が咲夜さんみたいな美人と回れるんだから俺は幸せ者だよ。」
「えぇ、そうですね…ふぇ!?」
「ん?どうした…って、あ。」
どうやらまた無意識のうちに本音が出てしまったようだ。
確かにこっちの学園の人達は皆美人だが、最近どうもこういう言葉がさらりと出やすくなってしまっている。反省だな。
一先ず強引にでも話題を変えるために次に乗るアトラクションを決めようとする。
「そ、そうだ!咲夜さん次に乗るやつは…あ。」
「どうかしましたか?」
俺は咲夜さんの問いに答える前に携帯を開き時間を確認しする、まぁそろそろか。
「いや、そろそろ昼ごはんの時間かと思ってな。」
「あっ、そういえばそろそろお昼時ですね。」
そう言って咲夜さんも銀色の懐中時計を見て時間を確認する。
「それじゃあ、お勧めって言われてるレストランも調べてきたからそこに行こうか。」
「あっちょっと待ってください。」
「どうした、咲夜さん?あっひょっとして何かアレルギーがあるとか?えっと小麦アレルギーとかならまずいかな…」
「いえ、そうではなく。よろしければ今朝私がお弁当を作ってきましたのでどうでしょうか、と。無理にとはいいませんが。」
そういうと咲夜さんは肩からかけていた鞄を少しだけ開けて弁当を見せてくれる。
成程、そういうことなら断るのも不仕付けだろう。
「いやいや、喜んで食べさせてもらうよ。それなら…うん、向こうにテーブルとベンチがあるみたいだからあっちに行こうか。」
「えぇ、そうしましょう。」
そう言って俺達は海が見えるテーブルに移動して咲夜さんのお手製の弁当を受け取る。
それは普通の弁当箱より少し大きい2段重ねの弁当箱だった、恐らくファミリー用なんかの大きさだろう。
確実に女性一人では食べれない大きさだ。
つまり咲夜さんは最初から俺も食べることを想定して2人前の弁当を作ってきたくれたのだ。
そのことを意識すると少し心の中が暖かくなり、嬉しさがにじみ出る。
「それじゃあ、あけますね。」
そう前置きして咲夜さんの弁当箱の蓋を開く。
一段目の蓋を開けるとそこにはぎゅうぎゅう詰めにされたわけではなく、少し余裕を持って詰められたおにぎりが握られた当初の形を残して並べられている。
二段目の中身は弁当の定番卵焼きと唐揚げ、それにきんぴらごぼうにほうれん草のお浸しや、根菜の煮物等が入っていた。
ふむ、中身は純和風の弁当か、咲夜さんの普段から想像できるイメージが洋風なだけにギャップがあって面白い。
「お口に合うといいのですが…どうぞ、こちらをお使いください。」
そう言って俺に袋入りのおしぼりと割り箸を俺に渡してくれる。
俺はそれをもらうとすぐさまおしぼりで手を拭き、割り箸を割ってから手を合わせいただきますと言う。
そのことばをうけて咲夜さんははい、どうぞと返してくる。
一先ず俺は唐揚げを一つ取り、口へと含む。
弁当なのに噛むとジワリと口の中に肉汁が染みでて、さらにパリッとした食感が伝わり、それとともに唐揚げを付けていた汁の味もうま味として伝わる。
「…うまい。」
俺はそのうまさに感想に特に飾った言葉も付けることもできず、ただただ単純な基本的な言葉を漏らしてしまう。
そして今一度しっかりと感想を告げるべく口を開く。
「うまい!この唐揚げすごく美味い!」
「ふふっ、お口にあったようでよかったです。」
咲夜さんはその俺の言葉を聞いて安心したように胸をなでおろし、ふぅと息を漏らしていた。
俺の為にそこまで思ってたのかと一瞬考えるが、すぐさま違うだろうと察する。
料理を作った人なら誰しも味の感想を聞くまでは安心することはできないだろう、ただレミリアが話していた情報からそこまで腕のいい人が態々心配するかと聞かれたら微妙だが…
まぁ初心を忘れないということは重要だよな。
俺はそのままおむすびを1つ掴んで口へと運び、かぶりつく。
すると周りにほどよい塩気がして、後から中のカツオの味と風味が広がりだす。
美味いな…これ、俺が全力で作ってこの味に対抗できるくらいだろうか。
「いやぁ、美味い!こんな美味い料理作れるし美人だから将来咲夜さんと結婚する人は幸せだろうな。」
俺がそう本音を…あっ、またやってしまった。
案の定咲夜さんは顔を軽く赤くさせ、少し慌て始めるが咳払いをひとつして少し無理やり気味に笑みを作りながら俺に言葉を告げる。
「では、信貴峰さんが貰ってくださいますか?旦・那・様?」
瞬間、俺はそっぽを向きながら片手で顔を抑えていた。
なんて威力だよ!顔を赤らめながら美人な人がそんなことを言うのは反則だろ!しかもやった本人も照れてるし!
ひとまず俺は深呼吸をすることに意識を注いで精神を落ち着かせる。
とりあえずそんな冗談はやめろと注意だけしておくか。
「まったく咲夜さん、そんなこと言われたら本気にするぞ?」
あれ?なんか口から別の言葉が出た気がするな…あるぇ?
俺は確か…「まったく咲夜さん、そんなことはいうもんじゃない」というつもりだったんだが。
しかも無駄に決め顔で行ってしまったし。
「うぅ…こ、今回はこの話をやめませんか?流石に恥ずかしく……」
「そうだな、それじゃあ…」
そうして俺と咲夜さんはのんびりと食事を楽しんだ。
「それじゃあ食べ終わったし。俺の行きたいアトラクションに行ってもいいか?」
「えぇ、構いませんが…何のアトラクションに行くんですか?」
「ん?これだけど?」
「…え?」
そう言って俺がマップを指さしてアトラクションを示すと咲夜さんは少し興味を示した。
『グォォォォォオ!!』
「ふん!」
俺は左から寄ってきた異形どもをショットガンで次々と打ち払う。
そう俺達が来ているのはお化け屋敷のようなものでそいつらを銃で倒しながら出口を目指すものだ。
「咲夜さん!そっちは大丈夫か!?」
ヘッドショットを放ちながら俺は咲夜さんの方向へ振り向くと、其処には怯えつつもハンドガンで的確にヘッドショットを繰り返す仕事人の様な腕前の美人がいた。
「えぇ…今は何とかなっております。」
「そうか、厳しくなったらいつでも言えよ。場合によっちゃリタイアしてもかまわないからな。」
そう言って俺は中ボスの部屋と思われる部屋の前で咲夜さんに注意する。
それに対してはい、と返してくれたのを確認してから俺は扉を開ける。
そこには立派な
なんだこれ、キメラを作ろうとして色々失敗した感が半端ないな…まぁいい、とにかくどういう技術か知らないが映像ではなくて実在している。
つまり襲っては来るということだ、これで安全の確保はできてるっていうんだからびっくりだ。
色々な演出なんかをするためにゴーグルをかけているが、そこにキメラもどきの体力が表示される。
「咲夜さんは左側から攻めてくれ!俺は右側から攻撃を仕掛ける!」
「わかりました!」
そう言って俺は散開し、ショットガンでキメラへと打ち放つ…これショットガンを打つたびに反動も再現されているから割と腕が痛い。
ショットガンは威力の高い銃だ、相手がいくら中ボスとは言え目に見える勢いでキメラの体力が減少する。
そしてゲームなどでのセオリー通りにキメラは最初に攻撃をした俺を狙い始める。
すぐさまキメラは俺に跳びかかるが俺はすぐさまポンプアクションで次の弾を用意して真正面より打ちこみ、そのまま横へとローリングして飛びこみを回避する。
すると部位攻撃によるボーナスでもあるのかキメラの動きが鈍くなる。
「今だ!咲夜さん、
「はいっ!」
俺は今撃った2発分の弾をリロードしながら叫び、すぐさま射撃を開始する。
咲夜さんも俺の指示に従い、予備で用意されているもう一丁のハンドガンを腰のホルダーより抜いて、二丁拳銃で撃ち始める。
ハンドガンは元々威力が低い代わりに一部の弱点をしっかりと狙って撃つのを前提として作られている。
それが相手の動きが遅く、弱点に必ず当たるという状況ならば一発撃つごとにポンプアクションをする必要がない為、ショットガンにも威力は負けずとも劣らない。
「グギャオオオオオオッッッ!!!」
凄絶な断末魔を上げながら、キメラは動きを止めてその場に横たわる。
…また随分とあっさり方がついたな。
まぁ、咲夜さんが二丁拳銃で弱点を重点的に狙っていたおかげでショットガン三丁で打ちまくったのとほぼ同じ威力になったせいだが。
俺達は一先ずもう一度弾込めをして次の部屋へと足を進めることにした。
今回もお読みいただきありがとうございました。
弁当なのにどうしてパリッとした食感やら肉汁があふれ出るのか、それは咲夜さんの能力でできたての状態で時を止めていたからです。
つまりそれだけ…ゲフンゲフン。
それとそろそろ校外学習の行き場所の元ネタのところから怒られそうですね…恐い。
感想、批評、心よりお待ちしております。
それではまた次回!