東方学園譚~回り咲く恋華詩~   作:くるくる雛

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どうも皆さん昨日感想が来たことがうれしくてすぐさま話を仕立て上げたくるくる雛です。
今回は次回の続きでバイオハザー…もといリアルガンゲームです。
それでは今回もどうぞ!



第三九話 空華・S(しぎみね)・ケネディー

中ボスを倒した俺と咲夜さんは扉を潜り、そこで待ち受けていた異形共を一掃した。

 

「ただ、まってるだけならいい的だよ。」

 

そう言って中ボスなどで使った弾を補給するために用意されている宝箱を開け、中にある弾セットを取りだし装備する。

ふぅ…とりあえずこれで一安心か。

 

「咲夜さんも弾込め終わったか?」

「すいません、あと少しかかりそうです。」

「分かった、まぁハンドガンだと撃つ弾数も多いし弾込めに時間かかるだろう、別に焦らなくていいさ。」

 

どこぞの物凄く貫禄のあるロボットのようにショットガンを片手でくるりとまわし、しっかりとグリップをもう一度つかむ。

そういって手遊びをしていると咲夜さんの弾込めも完了したのか、カチャリと音を立ててハンドガンを構えなおしている。

 

「終わったか?」

「えぇ、お待たせいたしました。」

「それじゃあ、開けるぞ…」

 

俺はその言葉と共に次の扉に手を掛けて開く。

次のフロアには赤のサークルと青のサークルが書かれており、そこに一人ずつ立てという指令が書かれていた。

 

「ふむ、咲夜さんは赤色と青色どっちがいい?」

「そうですね…それでは私は青色のサークルに立ってよろしいですか?」

「あぁ、構わねえ。それじゃあ俺は赤だな。」

 

そう決めあって俺と咲夜さんはそれぞれのサークルに立ち、銃を構える。

その瞬間俺と咲夜さんの間の空間にガラスの壁がせり上がり、俺達は隔離されてしまう。

あぁ、こういうタイプの罠ね。そうとなるとどうせ周りから…

予想通り周りから異形どもが出現し、取り囲まれる。

この壁だが相手にそれなりに声は届く様なので俺は咲夜さんにすぐさま叫ぶ。

 

「咲夜さん!こういうトラップは基本的に奥で合流できるようになっているのが常だ!だからそこまで頑張ってくれ!」

「了解しました!」

 

咲夜さんへと声を飛ばし、俺は少し口元を歪ませてショットガンを打ち放つ。

 

「さっきまで、咲夜さんのことを心配しながら戦っていたが…こっからはマジで行くぜ。」

『ぐもぉぉぉ!!』

 

俺はすぐさま1人に三個まで支給されている手榴弾のピンを抜いて真正面へと投げ飛ばす。

すると少し遅れて爆発が発生し、異形共が吹き飛ばされる。

そうして空いた異形共の壁の穴から取り囲まれている状態を脱出し、もう一度ショットガンで一番近い奴らを打ち砕いてから奥へと走り抜ける。

このまま走って奥まで行けば合流できるだろうと考えていたがその考えは甘かった、なんと奥へ向かうための通路にも壁があり、先へと進めないのだ。

 

「どうなって…あぁ、そういうことか。」

 

咲夜さんの方の通路を覗くと向こう側にはレバーが置いて有った。

おそらくあれを降ろせばこの壁が開いて先へと進めるようになるのだろう。

俺はすぐさま咲夜さんに叫ぼうとしたが、その必要はないとやめる。

なぜなら先に行ったはずの俺が止まっているのを訝しんだ咲夜さんがこちらを向いて状況を把握したようだからである。

こういう時にパートナーの察しがいいと助かるな。

だが、それでも咲夜さんがレバーの所に来るまで少し時間がかかりそうだ。

そこまで異形共からの猛攻に耐えねばならない、しかしショットガンは元々弾が少なめにしか用意されていないため、ここで使っていてはすぐさま弾切れとなってしまう。

 

「ちっ!、これでやるしかないか。」

 

俺は支給されたベルトより右手でサバイバルナイフを取りだし逆手に構える。

 

「ナイフ術は知らないんだけどな…体さばきでどうにかするしかないか。」

 

ちなみに攻撃を逸らすのはいいが殴る、蹴る、投げる等の直接攻撃は禁止されている。

代わりにナイフをどこでもいいから当てるだけで一撃必殺扱いとなっている。

 

「ふんっ!」

 

両手をのばして俺へと突撃してきた異形に対して俺はその手を左手で右へと払い、そのまま相手の腹部に入り込みそのまますれ違いざまに脇腹を切り裂く。

するとくぐもった声を出しながら倒れるが、すぐさま次の異形共がやってくる。

…格好つけて逆手で構えたが、普通に持ったほうが使いやすいな。

そうしてしばらく敵を斬り伏せ続けていると咲夜さんがレバーへとたどり着き、すぐさまレバーを下してくれる。

するとすぐさま壁が上へとあがり通路が開く。

俺はまってましたと言わんばかりに近くの奴らをナイフで切り伏せてからショットガンで近づい手来ていた奴らを掃滅させる。

 

「よし!となると次は俺の番だろうなって…おい、なんでこっち側はこんなパワー入りそうな仕掛けになってんだ…」

 

そう呟く俺の目の前には壁がそびえたっていた、ただし何もないただの壁ではなくところどころ取っ手の様なものがついたロッククライミング用の壁だ。

これを登ること自体が難しそうな為、流石にこの壁の近くには異形共が寄ってこないが、もたもたしているとパートナーがやられるって仕掛け何だろうな。

 

「しゃあねぇ、早い目に登るとするか!」

 

そう決心すると取っ手に手と足を掛けすぐさま登り始める。

武術を学んでいるだけあり、ボディービルダーみたいなムキムキではないが細マッチョくらいには筋肉がついている俺はそう苦難せずに登っていく。

さっき難しそうと言ったな…あれは嘘だ。

あっこの台詞言ってるとなんか男が一人壁から…もとい崖から落ちそうだからやめとこ。

そんなこんなで5分位で壁を登り切りボタンを押して咲夜さん側の壁を開ける…が、咲夜さん側にはトラップがあり、そのせいで異形共に囲まれていた。

一人では突破が確実に無理な数だ。

しかし、それにはちゃんと対抗策が俺の上った壁の上に置いて有った。

俺の瞳に移っているそれは、固定式のガトリングガンだ。

俺はすぐさまガトリングで狙いを定め、打ち放つ。

すると、異形共は溶けるように次々と倒れていくが…これ反動きついな!ある程度筋肉ついてないと反動で照準ブレブレになるぞ!今も少しブレてるし。

とにかく、異形共を一掃したことによりすぐさまこちらへと走りだす咲夜さんを確認して俺も壁を登ってきた方とは逆側に降り始める。

…このくらいの高さなら行けるな。

俺は覚悟を決めて壁から飛び降り、着地と共に前転をして衝撃を和らげる。

しっかりと立ってから周りを確認すると、やはりというか案の定異形共に取り囲まれていた。

俺はそいつらに対し、しっかりとショットガンを構え…

 

『…ドン!』

 

 

 

 

 

俺はその後異形共を全て打ち伏せ、咲夜さんと合流した。

 

 

 

 

 

「ふぅ、お久しぶり?咲夜さん。」

「ふふっ、さっき会ったばかり…といいますか、さっきからガラス越しから会えてたじゃないですか。」

「そうなんだけどさ、さっきまで気持ち悪い光景(異形共)を見すぎたせいで、咲夜さんの姿を見てほっとするんだよ。」

「確かにあの姿はあまり見ていたくはないですね、。夜にであったらさすがの私でも怖がると思います。」

「その時は俺の名前を呼んでくれればすぐにでもとんでいくさ。」

 

そういってショットガンをガシャンとならして弾の発射準備をして次の部屋を開く。

そこの部屋は半分だけしか床がなく、いかにも何かと戦うステージに見える。

 

「…ボス、かな?」

「ボス、でしょうね。」

 

そうして少し待機していると奥から大きな影が現れる。

それはとても巨大な、そして誰もがなにかしらの方法で知ったことのある化け物に類する生物、ドラゴンだった。

 

「これはまた、オーソドックスな強力な奴が出てきたな。」

「そうですね、その分大体の攻撃が読めているような気もしますが。」

「それもそうだ、じゃあとにかく炎のブレスとかには注意ってことで、いくぜ!」

 

俺がそう言った瞬間俺と咲夜さんは背中を合わせ別々の方向へと走りだす。

こういうのはまず片方ずつしか狙わないか、広範囲攻撃してくるのがセオリーだからな、だから広範囲攻撃がきても片方は大丈夫なように離れる。

そして、ドラゴンが片方を向いているときにもう一人が打ちまくる。

やることはそれだけのただ単純なことだ。

 

「って、最初は俺か!」

 

俺がドラゴンを見上げた瞬間、すぐさま噛みつこうと顔を近づいてくる。

だが回避用の為に用意したのだろう床からせり出した壁に回避し、ドラゴンはそこに頭をぶつけてスタンする。

俺はすぐさま反撃しようとするが壁に隠れて打つのを防ぐためだろう、壁の近くでは銃が使えない設定となっている。

…これは長引きそうだな。




今回もお読みいただきありがとうございます。
今回のタイトルはあのシリーズのキャラクターを改造して制作しました。
一応竜も妖怪の一つですからいてもおかしくはない…ですよね?
それではまた次回!
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