前回の話を投稿してから何故かいきなりお気に入り人数が増えてものすごく動揺してます。
それと少しスランプ気味…そこの人この作品自体がスランプとか思うのやめてください死んでしまいます。
それでは今回もどうぞ!
俺が集合場所に到着してそう時間もたたないうちにクラスの皆がそろい始める。
何だかんだ言って皆時間にはしっかりしてるんだな。
「うん、これで皆さん揃いましたね。それでは皆さんバスに乗ってください、少し早いですが紫さんには全員が揃ったクラスから順次戻ってくださいと言われていますのでお先に学園へと戻りましょう。」
早くならんだクラスへのご褒美…って所なのか?
とにかく俺達は白蓮先生の先導に従いバスへと乗りこみ、一番前の席へと座る。
ちなみに俺は窓側の席に座ったのだが、ここでもまた俺の隣に座る人で一悶着あり、俺が早苗さんの先約があった事を告げると皆しぶしぶながらも早苗さんに席を譲ってくれた。
…しぶしぶって、どれだけみんな転校生に食いつくんだ。
「ふぅ、所々で休憩していたとは言えやっぱり歩き続けてると疲れるな。」
「そうですね、私はペアが魔理沙さんでしたから余計に疲れましたよ。」
「おいコラ~余計にってどういうことだよ~!。」
席についた途端俺と早苗さんは互いに軽く言葉を交わしたが、後ろの席に座った魔理沙さんが話を聞いていたようで席から乗り出して早苗さんの頭をグリグリする。
「あ、痛い!いたたたた!ま、魔理沙さんすいません!あたたた!信貴峰さん助けてください!」
早苗さんは頭を揺らして痛みから逃げようとするが魔理沙さんはガッチリと挟んでいて逃がさない。
話してくれそうにない様子を察した早苗さんは俺に助けを求めてくる、がそれに対して俺は…
「早苗さん、強く生きろ。」
と、良い笑顔で返しておいた。
魔理沙さんだって悪乗りでやっているだけだろうし放っておいていいだろう、現に魔理沙さんだって笑顔だし。
さっきの魔理沙さんだったから疲れたってのも魔理沙さんの性格を考えれば大体想像がつく。
おおよそただ歩き回ったんではなく、少しでも多くのアトラクションに乗ろうとして走り回ったんだろう、ほとんど休みもなしで。
そりゃ疲れるだろうさ…何故が魔理沙さんは元気有り余ってるけど。
まぁ、そろそろ止めてあげるか。
「魔理沙さんそろそろやめてやったらどうだ。早苗さんから魂が出始めてる。」
俺はバックをガサゴソやりながらそう呟き、目当てのものを取りだす。
「おっとっと、少しやりすぎたぜ。ある程度でやめとかないと後が怖いからな。」
「そうかい…おっ、あったあった。なぁ、皆でこれ食うか?」
俺は鞄からポテトチップスを取りだして開封する。
「お、いいな。何味だぜ?」
「関西だし醤油だよ。」
「あっ私関西だし醤油味は大好きです!」
早苗さん復活早いな。
「へー早苗さんはこの味が一番好きなのか。俺は七色唐辛子が一番好きかな。魔理沙さんは何味が一番好きなんだ?」
「私はもちろんポテトチップスの定番、コンソメパンチだぜ!」
「あー…なんからしいですね。」
朝のカラオケなんかもいいがやっぱり校外学習のバスって言ったらこの何気ない会話だよな。
無駄というか生産性のない会話というか、そんな純粋に楽しむだけの会話。
まっ結局気楽なのが一番ってことだな。
~from早苗~
どうも皆さん、守矢神社の現人神で巫女でもある東風谷早苗です。
さて、先ほどまで信貴峰さんと魔理沙さんとの三人で話ていたのですが今私は誰とも話しておりません。
別にお二人に話を聞いてもらえなくなったとか私が話を聞いていないだけというわけではなく、魔理沙さんは隣に座っていたパチュリーさんにうるさいと言われて引っ込んでしまったからです。
そして信貴峰さんは寝てしまいました…私の肩に頭を乗せて。
確かに先ほどから何度かあくびをしていたのは知ってますけど、顔が近すぎます…
小学校のころなら男の子との繋がりもありましたが中学校に上がる時にこちらに引っ越しましたからそれ以来会話をした男性なんて愛雄さんくらいですし、この距離は恥ずかしいです…
「あのー信貴峰さーん、起きてもらえませんかー…?」
小声で信貴峰さんに
やはり疲れていたのでしょう、ここは諦めて寝かせてあげましょう。
学園まであと一時間位ありますが我慢ですね…ってあっ!
さきほど名前を読んだ時に少し反応したせいでしょうか、信貴峰さんが肩から頭をずらして前に落ちてしまいます。
私は急いで手のひらで頭と肩を受けて少しでも衝撃を和らげましたが…起きていないでしょうか。
と、そんな私の考えも杞憂で信貴峰さんはそのまま規則正しい寝息を立てて眠っていました。
…まったく人の心配も知らないでいい身分ですね。
とにかく頭をこのまま手の上でいさせるわけにもいきませんが、肩まで持ちあげることもできず仕方なく膝枕をしてあげることにしました。
しかし話す相手もいなくて特にすることもないとなると…暇ですね。
そんな手持ち無沙汰で少し頭を寝出るとピクリ、ピクリと軽く反応して…
「ふふっ、こうしていると少し、可愛く思えますね。」
信貴峰さんには悪いですが少し楽しいかもしれません。
うーん…この楽しみを知ってしまうと学校に着くまでの時間が1時間というのは少し短く感じてしまいますね。
そうは考えつつも信貴峰さんを撫でたりほっぺをつんつんしたりと手は休めません。
信貴峰さんは印象的にはあれですね、普段はかっこいい感じですがこんな風に寝ていると可愛いと思えることからハスキー犬ですね。
犬耳とか似合うでしょうか…ふむ、悪くはなさそうですね。
「あっ…!?」
ぽやぽやと考えながらほっぺをツンツンしていると信貴峰さんが顔を動かし、間違えて唇をつついてしまいました。
私はその指先をつい眼前に持ってきてじっくりとみつめてしまいます…えっと、これどうすれば…別に拭きたいわけではありませんが、かといってこのままにしておくものでも…
と、そのまま数分間じっと指先を見つめていると信貴峰さんが起きてしまいました。
「んぁ…あ?あっ、すまねぇ早苗さん!寝ちまってた!」
「え、あ、いえ。そ、そんなに気にしないでください!それよりも…ぐっすり眠れましたか?」
今の指先の件で少し意識してしまっていた所で信貴峰さんが起きてしまったことにより私は言葉につまってしまいますがとにかく平静なふりをして会話を続けます。
けれど紙一重で平静を保っていましたのに
「えっと…あぁ、早苗さんの膝枕のおかげでぐっすり眠れたよ。ありがとう。」
なんてことを言うものですからなし崩し的にとは言え、男性に膝枕をしていたことを実感してしまって紙一重の平静も崩れ、少しのうめき声と共に顔が赤化してしまいます。
「も、もう!そう言うことまで言わなくていいんです!」
「えっ!?いやいや、早苗さんがどうだったか聞いてきたんじゃないか!」
「そ、そっちではなくて!…その…私の……膝枕とか(ゴニョゴニョ」
「え~と、早苗さん?最後の方が全く聞き取れないんだが。」
「なんでもありません!」
少し投げやり気味に言葉を放って背中を見せるように軽く体を曲げて顔が合わないようにします。
こんなに恥ずかしいのならもう、絶対男の子に膝枕なんてしませんからね!
今回もお読みいただきありがとうございました。
う~ん、少し早苗さんの反応を過度にしすぎましたかね…でも特に反応無しとなるとそれはそれで微妙でしたし。
文章力があればもう少しましな風にできるんでしょうが…精進です。
それでは皆さんまた次回!
(感想、批評常にお待ちしております)