誰か…私に小説を書くスピードを…
それと最近ゆっくりシュウさんとのコラボ作品を始めました。
小説のタイトルは音楽の無い世界で俺達は音楽を取り戻すために戦うというタイトルです。
後書きにてURLを張らせていただきますので是非見て行ってください。
それでは今回もどうぞ!
「駆け引き…ですか?」
小首を曲げつつ俺の言葉をオウム返しにしてくる。
俺はその反応にああ、と返しながら言葉を続ける。
「それじゃあ具体的に言うな?椛にはフェイント、間合いの取り方、その他の経験で手に入れる技が足りないんだ。言ってしまえば単純に一人で稽古したり武器の軌道を気にしてるだけじゃ手に入りにくいものなんだ。」
「確かに私は今年から剣術を始めたばかりですから経験はあんまり無いですね。」
「それであそこまで綺麗な動きをするのも凄いけどな。まぁそれはおいといて、早い話実戦をすればいいんだ。だから明日の稽古は手合わせでいこうと思うんだがどうだ?」
「えぇ、私はそれで構いませんよ。」
「そうか、まぁ俺も実戦形式の方が集中しやすいしやりがいもあるからな。どちらにとっても都合がいい。」
にしてもこの肉美味いな。あそこの肉屋大分いい品を揃えてやがる…また行かなきゃな。
やっぱり商店街とかだとそのあたり力入れないと潰れてしまうんだろうか。
「そういえば、手合わせなんだが週一でいいか?」
「えぇ、私は別に構いませんが…なにか不都合でも?」
「いや、毎日戦ってたら相手の癖を覚えて攻撃してしまってあんまり意味ないんじゃないかと思ってな。」
「癖ですか、私はまだ相手の癖による隙が見えるほど強くはありませんが…」
「今はそうでも何回もやってたらそうなるもんさ。それじゃあ冷める前に食っちまおうぜ。」
普段は一人でやって技の形が崩れてないかの確認をしたいだけなんだがな。
その考えをみそ汁と共に飲み込んで消し去り、その後は最近見たテレビのこと、学園のこと、お勧めの歌なんかのたわいもない話をしながら食事を続ける。
そういえば学校での昼飯と今日の校外学習以外で誰かと飯を食うのは久しぶりだな、やはり一人で食べるより誰かと食ったほうがうまい。
…今度から誰かを食事に誘う回数を増やしてみるか。
そうなると必然的に人に出せる料理=それなりにいい料理にした方がいいから料理のレベルも上げなきゃいけないが…まぁいいだろう。
一人飯だとつい適当に作ってしまうことも多々あるしな、そう考えると体にもいいかもしれないな。
「信貴峰さん今日はご馳走様でした。」
「おうおう、気にいってくれたならまた来てくれよ。そんときゃまた別の料理作ってまってっからよ。」
食後、俺達は少し談笑した後時間もいい頃だったので解散ということになり俺は玄関まで椛を送りに来ていた。
「それじゃあ明日の朝に来るのを待ってるよ、気を付けて帰れよ。」
「えぇ、と言っても家はすぐそこなのですが。」
「まぁ、そうなんだが一応な。」
俺が苦笑しながら言葉を口にすると椛もまた苦笑で返して「それでは」と綺麗な声で言い残して帰っていった。
…さて洗いものだ。
椛に頼めばやってくれたんだろうが自分で使ったものなんだから自分でやらないとな。
あ、そういえば椛が風呂を入れてくれてたんだった、そっちも後で入らねえと、いれてもらっといて入らないのは悪い。
「…ま、少しくらい冷めてるだろうから温めなおさないとな。」
さて、明日は明日でまた何かイベントが起こるのだろうか…
そう考えて明日を楽しみにするとつい口が広がりにやけてしまう。
やっぱりここに引っ越してきてよかった、向こうじゃ明日が楽しみなんてことは何かのイベントがない限りなかった。
ま、親父は何も知らないから慌てるか勝手に出ていった俺にぶち切れてるか…どっちにしろざまぁだな。
そんなことを考えながら洗った更に指を滑らせるとキュッキュッという音が鳴った、うんいい音だ。
その皿をタオルで拭いてまだ一通りの物だけしか置いていない食器棚へと入れる。
ふーむ、やっぱりただの丸い皿だけじゃなくて和風の四角形のお皿とか欲しいな…今度リサイクルショップとか回ってみようかな。
~金曜日、特別時間割により昼前の放課後~
今日は一日移動教室無しでずっと教室内での授業だったため少々疲れてしまった。
あー…やっぱり移動教室の授業の方が好きだなと考えながら背伸びを一つして机の横に置いて有る鞄を担いで教室を去ろうとする。
だが後ろから誰かが声をかけてきたのでそちらへと向きなおる。
「なぁ信貴峰お前さ、この後暇か?」
「ん?あぁ、妹紅か。別にこの後は何も用事はないが何か用か?」
「用ってほどじゃないんだ、どうせだし昼飯を一緒に食べないかってだけの話なんだけどどうかな?」
昼飯か…今日は特に何か用意してるわけでもないし別にいいか。
「別に構わねえぜ。で、どこに行く?」
「あ、お昼食べに行くなら私達も同席していいかな?」
妹紅さんと話していると横から首元に鍵を掛けた…って初日に俺に対してバズーカ打ちこんできた人じゃねえか。
…霊夢さんの夢想封印とか見てからだとバズーカが軽く見えるってのはもうやばいのかもな。
「…だれだっけ?」
「あっ、そう言えば名前言ってなかったね。私は河童の川城にとり、好きなことは機械をいじったりすることさ。それで一緒に行ってもいいのかな?もう一人いるんだけど。」
「あぁ、別に構わない。飯を食うなら大勢で食ったほうが美味いしな。」
「それは良かった。それじゃあ、お~い雛~一緒に食べようってさー。」
あっ、もう一人って鍵山さんのことだったのか。
そう言えばこの学園で一番最初に出会ったはずなのにあんまり会話とかできてないな…よし、この機に仲良くなれるように頑張るか。
「で、妹紅結局昼飯は何処にするんだ?」
「ん?あ、そう言えば決めてなかったな。そうだなぁ…じゃあ駅前のDamloss何かどうかな?」
「あ、こっちにもダムロスあるのか。それだったら俺は異論はねえぜ。」
という俺の言葉に続き川城さんと鍵山さんがいいね、いいですねとそれぞれ続けてくる。
「それじゃあ行こうか、妹紅さん案内は頼んだ。」
「あぁまかされたよ、それじゃあ行こうか。」
「あ、すまん。先にチャリ取りに行っていいか?」
「そう言えば信貴峰は自転車通学だっけ。じゃあ校門前で待ってるから早めに頼むよ?」
「あぁわかってるそれじゃ後で校門前で。」
「おまたせ。」
「お、きたね。それじゃあ行こうか。」
5分後俺が自転車を取って校門前へと戻るとすぐさま出発となった。
「しかし、引っ越してから毎日思ってるが…こっちでの一日って向こうの三日…いや五日くらいの濃度があるな。」
「あー…信貴峰?前の学校のことは知らないけど流石に今週が異常だっただけだからな?」
「そうなのか?皆全く疲れたような顔をしていなかったから普段からこんなもんなのかと。」
「そんなことはありませんよ、普段は他の学校と変わらないまともな…まともな、まと…もではないかもしれませんが今週みたいなイベント漬けはそうそうないですよ。」
…頑張ってまともと言おうとしたけど良心的に無理だったようだ。
鍵山さんそれなら無理に言おうとせずにいっそのことはっきり言った方がいいぜ、多分そっちの方がダメージ少なくて済むだろうから。
「まぁ、普通に考えれば毎回あんなにイベントやってられねぇわな。一日目の疲れた原因は多分初日ということで身構えてた分もあるだろうし。」
「えーでも傍から見たら全く緊張してるようにはみえなかったよ?」
「ポーカーフェイスは基本…ってかそれ以上に色々とリアクションが大変だったからそんな余裕なかっただけさ、ドッジボールでどっかの誰かさんがバズーカを向けてきたりしたからな。」
俺はそう言いながら少しジト目でにとりさんを睨んだ。
するとにとりさんは唇を見事な3の形にして俺から顔を逸らした、地味に口笛が上手いのが腹たつな。
「ま、まぁそんな誰がやったか覚えてないことなんて無視して早くダムロスにいこうよ!」
「俺は誰がやったかをしっかりと覚えているがな。」
「そ、そう。でも私は忘れちゃったから早くいこう!」
この野郎…まぁもう気にしてないけどさ、さてダムロスで何食うかなぁ…
今回もお読みいただきありがとうございました。
小説を書く時間も早さも足りない…
というわけでまた来週も投稿できないかもしれません、もしかしたら再来週も…
ま、まぁできる限り早く仕上げますのでまたかよと思われるかもしれませんができれば気長にお待ちください。
それではゆっくりシュウさんの作品のURLを張ってしめさせていただきます。
http://novel.syosetu.org/49992/
また次回!
(感想、批評、コラボなどおまちしております)