東方学園譚~回り咲く恋華詩~   作:くるくる雛

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どうも皆さんくるくる雛です。
家のクーラーが悪くなったので買い替えたらびっくりするほど性能が違いました。
それでは今回もどうぞ!


第五五話 ところで負けた二人の人は…

「えーと、最初に入ったのはこの入り口で魔理沙達と出会ったのがあっちだから…お、いた。」

「おーい信貴峰~こっちだぜ~!」

「はいはい、わかってるからそんなデカい声で呼ぶなよここ公共施設だぞ。」

 

そうぼやきつつ魔理沙の元へと移動する。

 

「で、フランの服はどうだった?」

「あぁ、なかなかいい感じにそろえておいたぜ!」

 

そう言って魔理沙は俺へと紙袋を渡してくる。

 

「あぁ、ありがとう…ん?こっちの小袋はなんだ?」

「あぁ、それは…」

「それはわちきがお近づきの印としてのアクセサリーにどうかなって選んだの。」

「小傘さんが?」

「そ。ほら、開けてためしてみてよ!」

 

お近づきの印って…そこまで気をつかわなくていいのにな。

しかしプレゼントをもらってうれしくないわけはないので小傘さんに軽く小袋を持ちあげて感謝の意を示して小袋を開けると中には赤の水晶を2つの青の水晶で挟んだネックレスが入っていた。

 

「これ高いんじゃないのか?」

「ううん。それ私が拾った素材で自分で作ったやつだから別に問題ないよ?」

「…ちょい待て、作る時間なかっただろ。」

「うん、でもこのショッピングモールにね私が作ったものを商品として置いてるところがあるからそこから持って来たの。」

「どっちにしてもこれってそんな簡単に作れるものなのか…」

「うん、コツさえつかめば案外簡単にできちゃうよ。」

「ま、ありがたく頂くよ。」

 

そう言ってすぐさまネックレスを首へとかけるとなんだかほんの少しだけ体の力が増えるような感覚が流れた。

 

「なんだこれ?」

「どうかしたのか?」

「なんか少し力が湧くようなそんな感覚が…」

「あぁ、それはその水晶の中に少しだけ魔石を入れてあるの。多分それの影響じゃないかな?」

 

魔石ってことは俺の中の霊力の強化ってことか?まだ上手く使えないものを強化してもあれなんだが…まぁ、強くなれるならよしとしといた方がいいか。

…本当は自力で強くなりたいけど四の五の言ってられないからな。

 

「ま、お守りよりは役に立ちそうだな。」

「気にいってもらえたようでよかった♪」

「所でみんなおなかすかないか?」

「そういえばそろそろお昼時ね。」

「それじゃあご飯でも食べに行くか?」

「ふむ、いいな。でもどこで食べるんだ?フードコートは今頃満杯だからこの人数は座れないだろうしやっぱレストランか?」

 

まぁ、どちらにしても混んでるとは思うが。

 

「それじゃ折角大勢集まったんだしあのバイキング行こうぜ!」

「バイキングって昼からリッチすぎるような…」

「ふつうなら…ね、多分魔理沙が言ってるのはランチとしていけば安くなるバイキングのことじゃないかしら?」

「へぇ、そんなのあるのか?」

「おう!それに女子が一定人数いるとやすくなるらしいぜ!」

 

なんだその女尊性質な店…その店の主人の心が読めるようなんだが。

 

「ちなみにそこのバイキングの料理長は和風と洋風でそれぞれ料理長が分かれて作ってるから味はいいぜ!」

「ん?そのその分け方ここ最近聞いたような気がするんだが。」

「お察しの通り前に魔理沙が言ってたあの鍋月の元いた所の料理長達らしいよ。」

「…ひょっとして料理長の座を取られたのって技術以外の問題あるんじゃね?」

「さぁ?そんな中のネタまでしらないからな、ってかどうでもいいぜ。」

 

どうでもいいって…変な目でみられてるかもしらないんだぞ、って言っても特に気にしないんだろうな。

まぁ、何かあっても全員あの学校にいる時点である程度は強いんだろうし問題ないか。

ひとまずここで固まって居ても仕方ないので件のバイキングの店に移動することにする。

ただ俺はもう一つ気になったことがあるので俺の隣を歩いている小傘さんへと耳打ちする。

 

「ところで安くなるって言ってもいくらほどかかるかわかるか?最近色々使いまくってるから少し抑えようと思ってるんだが…」

「え~と…確かワンコインで行けたようなきがするよ?」

 

…それ儲けでるのか?

 

 

 

 

 

「ふぅ、ギリギリ座れたな。」

「あと少し遅れていたら座るところがありませんでしたね。」

「まぁ、席は取れたんだし早く料理を取りに行こうぜ!」

「わかったから机を揺らすのはやめなさい。」

「あ、今料理が新しいのでたみたいだよ~」

「信貴峰、フランも早く取りに行きたい…」

「アリシアも~!」

「んじゃ、先にいってきな。俺は皆戻って来るまで荷物見とくから。」

 

そう言って俺は手前の椅子を引いてそこに座って皆に先に行くように手で示す。

 

「悪いな、信貴峰。代わりにフランはアタシがみとくよ。」

「あぁ、頼んだ妹紅。」

「じゃあ、私も一緒に荷物を見ときます。」

 

そう言って鍵山さんは俺の隣の椅子に座る。

 

「いいのか?別に俺に気にせず先にいっていいんだぞ。」

「いいんです。一人では待ってる間暇でしょうから。」

 

…まったく、笑顔でそんなこと言われたら強く返せないだろうが。

 

「ん、わかった。じゃあ頼む。」

「はい♪」

「それじゃ、パッパッと取って戻ってくるわね。」

 

そう言ってアリスさんがアリシアちゃんの手を取って料理を取りに行くとそれに続いて皆も料理を取りに向かう。

本来なら鞄の中にいれていた本でも読んで待とうかと思っていたが鍵山さんが一緒に残ってくれたのでプランを変更して鍵山さんに話しかける。

 

「そういえば鍵山さんは生徒としてはこっちで一番初めに話したのにあんまり絡んだことがなかったな。」

「そうですか?確かに初日や劇の時、それに遠足などではあまり話しませんでしたがメダル争奪戦の時は同じペアでしたしそれなりに接点はあったと思うのですが…」

「そういえばそうだよな…あぁ、なるほど他の人の印象が濃すぎて霞んだのか。メダルの時はレミリアに腹に一発入れられたり天子さんや霊夢さんと連戦だったから…」

「…よくその二人相手に勝ち残りましたね。」

「思い返したら自分でも割とびっくりだ、って言っても天子さんは能力封じられてたし霊夢さんに至っては二人掛かりで戦ったから別に誇れるようなことでもないんだがな。」

 

せめて二人や萃香さんに一人で勝ちたいとまで言わないけど戦えるくらいの力はつけたいところだ。

 

「そういえばそっちは俺と分かれて愛雄(レオ)の方に行った後はどうだったんだ?なにかやたらとそっちの方に人が群がっていたが…」

「え~と…色々酷かったです。」

「…は?」

 

いきなりそんな感想を聞かされて俺は意味が分からずポカンとしたがすぐに鍵山さんに説明を求めた。

ちなみに聞いた話の大体を要約すると光栄なゲーム会社の●●無双の様相をしていたようだった。

しかも愛雄(レオ)も妖夢さんと一緒にいた人も全員剣士らしいから余計それっぽさそうだな。

 

「で、その後は愛雄(レオ)と妖夢さんで一騎打ちしていたと。」

「そういうことです。」

「今戻ったわよ、ほら代わりに荷物見ておいてあげるから料理とってきなさい。」

「お、戻ったか。それじゃ取りに行くか。」

 

そう言って俺と鍵山さんはアリスさん、アリシアちゃんと入れ替えに鍵山さんと一緒に料理を取りに向かった。




今回もお読みいただきありがとうございました!
はい、今回のタイトルは鍋月料理長に負けた二人の料理人のことでした。
正直内容よりもサブタイトルのほうが難しくて思い付きでやってしまっています。
それではまた次回!

(感想、批評随時おまちしております。)
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