東方学園譚~回り咲く恋華詩~   作:くるくる雛

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みなさんどうもくるくる雛です。
ちょっと諸事情でテンションが上がりまくったので早めの投稿となりました。
これからは授業パートです。
それではどうぞ!


第五話 赤と緑と…あれ?これどこかで見たことが。

「それでは皆さん、教科書とノートを出してください。」

 

衣玖先生のその言葉に従い皆が教科書を出し始める。

えーと、英語の教科書は…これか。

 

「今日は19Pの大問3からですね。では妹紅さん問32の問題を応えてください。」

「はい。」

 

ふむ、あの白髪の子の名前は妹紅さんか覚えておこう。ところで問題はと

次の分の()内の語句を正しく並べかえ、英文を完成しなさい。

32、道路の状況が大変危険ですので、どうしても必要な場合以外は運転しないでください。

Rood conditions are extremely dangerous and (to/advised/drive/are/people/uniees/not)it is absolutely necessary.

成程この程度ならいけそうだな。

 

「んー?すいません、分かりません。」

「そうですかー。では、そうですね…(空華さんの実力がどのくらいかを見るためにもあててみますか)空華さん答えれますか?」

「わかりました。答えは(people are advised not to drived unless)です。」

「その通りです。こちらでの授業は初めてなのによく答えられましたね。それでは何故この答えになるかですが…」

 

今分かったが前の俺の高校って授業が進むのは早かったんだな。このレベルの問題は去年の2学期末にやってた気がする。

そんな感じでのんびりと一時間目は終了へと向かって行った…

 

 

 

 

 

さて、授業が終わり休み時間。

のんびりと本でも読んで次の授業まで待とうと…「なぁ信貴峰!質問の続きだが」

待とうと「信貴峰さんだっけ?あんたに取材を」

待と「信貴峰さん。聞きたいことが」

うん、無理だな。

俺は諦め鞄から取ろうとしていた本を戻し、彼女たちの話を聞くことにした。

 

「うん、とりあえず一人ずつ質問してくれ。なに言ってるかわからん。」

「それじゃあ私からいいですか?」

 

一番最初に質問をしてきたのは緑色の長い髪の毛の左側を白色の布と蛇の髪留めで束ねている清純そうな少女だった。

 

「あぁ、構わないが…皆質問の時に名前も教えてくれないか?その方が後で聞かずに済む。」

「わかりました!私は東風谷早苗と申します!」

 

ふむ、素直だし活発、中々好感がもてる人だ。この人はまともな質問をしそう「あなたは信じている神様はいますか!?」あるぇ~?

 

「か、神様?」

「えぇ!あなたの信じている神様です!」

 

おーとぉ俺は大概の質問されたことには応えられるように考えていたがこれは予想外だぁ。

まともな質問ってなんだっけな。

 

「えーと、特にないかな…実家が仏教の何かの宗派だったような気がするけど…」

「あなたは特に信じてないんですよね!?」

「えーと、はい、そうです…」

 

なんだろうこの人ものすごい威圧感放ってるんだけど。

そう思ってると周りからのひそひそ話が聞こえてきた。

 

「また始まっちまったぜ早苗の布教行動が。」

「あの子自分との新しい繋がりができた人に対して見境なく布教するのよね。あれ以外の時はまともでいい子なんだけど…」

 

ふむ、なるほどこれはこのクラス…というかこの人と付き合うための洗礼なのか…成程じゃあ甘んじて受けいれてみせるわけねえだろ!?毎度のことなら誰か止めろよ!?

そんな俺の心のツッコミも空しく早苗さんの布教活動は続いていく。

この状況どうしようかと悩んでいたところ「いい加減にやめておけ」と言いながら白髪にお札のようなリボンを複数付けた人が早苗さんの頭をペシッと軽くたたいて止めてくれた。

 

「あんたいきなり災難だったな。信貴峰だったっけ?」

「あぁあってる、それと助かったありがとう。」

「ん?いや構わないさ。それより次は私が質問していいか?」

「いいよ、妹紅さん。」

「ありがとう。それじゃあ私の名前は…ってあれ?私名前言ったっけ?」

 

妹紅さんがそんな覚えはないぞ?という風に混乱した表情を浮かべた。

 

「さっき教師にあてられた時にそう呼ばれてたからな。その時に覚えた。」

 

すると妹紅さんは成程、という様な表情を浮かべ返答した

 

「ああそうか、中々目ざといな。いや、耳ざといのほうが正しいか?」

「多分そうだな。それで質問は何だ?」

「質問はだな多分このクラス…というかこの学校のやつら全員が聞きたがってる質問なんだが。お前に彼女はいるのか?」

「ん?いないが、なぜこの学校の奴らがそんなに俺の交際関係を聞きたがるんだ?」

「お前気づいてないのか?」

「いや、気づいてるとは思うけどちょっとありえねぇと思って目を背けてる」

「成程、でもその考えは大体あってる?」

「そうか…男の生徒は俺以外にいないのか。」

 

やっぱりかという言葉をもらし肩をすくめる

 

「いや、さっき大体といっただろ?男は一人だけいるんだよ。」

 

へっ?という声を出し新たに浮かんだ疑問を口にすることにした。

 

「じゃあなんで俺の恋愛関係のことをきくんだ?」

「あぁそれはだな実はその男なんだが…まぁ彼女がいるんだよ」

 

ふむ、成程それでそんなに質問やらがこんなに来るわけだ。だが他に男がいるのは良い情報だな。

とりあえず一安心し次はこちらから質問をさせてもらうことにした

 

「じゃあ妹紅さん次は俺から質問させてくれ。皆…というか一部の人についてる翼とかは何なんだ?」

 

そういいつつたまにこちらを見つつ話をしている人を手のひらでさす。

 

「ん?あぁ、あいつらは吸血鬼だ」

「吸血鬼?」

「そう、吸血鬼。」

 

…吸血鬼ってあれだよね?人の血液とか飲んだりするあれだよね?

 

「能力があるんだから別に吸血鬼がいてもおかしくはない、か?」

「まぁそう納得した方が賢明だよ。おっと、そろそろ次の授業が始まるな。」

「そういえばそうだな。じゃあ色々ありがとう妹紅さん。」

「妹紅でいいよ。あまりさんづけに慣れてないんだ。」

 

妹紅さんははみかみながらそう応えた。

 

「わかった。じゃああらためて、ありがとう妹紅。」

「どういたしまして。それと気が向けばいつでも話しかけてくれ。」

 

そう言って妹紅は自分の席へと戻っていった。

…女性を呼び捨てで呼ぶのって恥ずかしいものがあるな。




今回もお読みいただきありがとうございます。
この話からキャラ崩壊が始まってる気がしますね…
早苗さんは普段はまともなんですよ。信仰関連の時以外は。
それでは皆様今度は早ければ月曜日遅ければ金曜日までに投稿致します。
また次回お会いしましょう。
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