あぁ!!何故か最近無性にハリポタ小説を書きたい!そして妖夢をだしたい!
そんな欲求に駆られています。
それでは今回もどうぞ!
「ふぅ、やっと終わった…バイトとかでこういうのはなれてたつもりだったんだが本当に<つもり>だったな…」
「私も例年やってるけど全く慣れられる気配がしない…」
「そうですね人が多かったので仕方ありませんが、とりあえず一服でも如何ですか?」
そういって咲夜さんは手早く紅茶を入れて俺とぬえさんに手渡し自分もその紅茶を含んだ。
「…ぬえさん、咲夜さんから全く疲れを感じない件について。」
「奇遇ね、私もあんたと同じこと考えてたわ。」
「あら、そんなことないわよ。私だって人間だし疲れたりするわよ。」
「だったらなんでそんな元気なんだよ…」
「そこはメイドのたしなみですから。」
ニコリと軽く笑いながら咲夜さんはこともなげにしながらそう返した。
疲れ果てていた俺はその笑顔に苦笑いを返す事しかできずにそれをごまかすかのように紅茶を飲みカップで自分の顔を隠した。
そして一気にカップの中身を飲み込むとカチャンと音を立てながらソーサーにカップを戻して咲夜さんに話しかける。
「ふぅ、ごちそうさま…この紅茶めちゃくちゃに美味いな。今まで飲んだことある中で一番うまい。」
「メイドとして最高の褒め言葉です、それではおかわりは如何ですか?」
「じゃあ頼む、それとこっちは屋台の後始末だけだが咲夜さんはレミリアの所に行かなくていいのか?」
「えぇ、まだお嬢様からのお呼びだしが掛かっていませんから。」
「呼びだしって…携帯か何かに電話でもされるのか?」
「いえ、そんなことはありませんよ。ただお嬢様が指をこう…」
その言葉と同時にパチンと指を鳴らし、もう一度こちらをみる。
「鳴らしたら私にはわかるんです。」
「メイドってのは新生物かなにかなのか?」
「えぇ、主の為なら最大限に力を発揮できる『生き様』を手にした人類の進化形ですわ。」
「…俺にはできそうにない生き方だな。」
「あら、そうかしら。私には貴方は案外執事なんかが似合うんじゃないかと思うけれど?」
咲夜さんは笑顔でそんな提案をしてくるが俺は片手をプラプラと振りそれを断る。
「よせよせ、家の中でも常にスーツ着て畏まっているなんて俺には無理だしやりたくねえよ。」
「あら、残念ね。新しい私の同僚ができると思ったのだけれど。まぁ、あなたが紅魔館の執事をやりたくなったらいつでも採用するわよ。」
「就職先の一つとして考えておくよ、ってかこれでスカウト三回目だな…内2つは
「あんた、えらい人気ね…」
「どこがだよぬえさん、ただの皮肉にしか聞こえねえぞ。」
「いや皮肉じゃなくてさ、
「ふむ、そんなもんかね?それならある程度知り合ってから言ってくるはずだがレミリアも天子さんもそんな時間立たずに言われたぞ?」
「…やっぱり男が珍しいだけかもね」
ぬえさんは呆れたようにそう言うと紅茶で喉を潤し何か思案するかのように虚空を見つめ始めた。
(そんなに時間立たずにねぇ…いくら男が珍しいしもう一人の男である
「ぬえさん、どうかしたか?」
「ん?あぁ、いやなんでもないわよ。それよりもそろそろ中に戻らない?どうせ休むなら落ち着ける場所で休みたいわ。」
「む、それもそうだな。少しレミリアとフランの様子も気になるし…戻ろうか。」
「さて、咲夜さん。あの二人は仲直りできているだろうか。レミリアにはフランが家出してきた理由は言ってなかったし。」
「ふふ、さぁね分からないけど…でもお嬢様ならきっと大丈夫よ。そういえば妹様が家出した理由ってなんだったの?」
「んー…あー…もうレミリアとフランを合わせちまってるしもういいか。なんでもレミリアが最近構ってくれないからだとさ、要は困らせたいってとこだろうな。」
「なるほど、確かにお嬢様は最近とある人に夢中であんまり妹様に構ってはおられませんでしたね。」
苦笑いで咲夜さんがそういうとぬえさんが横目で俺のことを見た。
「あぁ、わたしはなんとなく誰かわかったわ。」
「お、そいつは気になるな誰だ?」
「あー…咲夜。」
「多分あなたの想像してる通りですわ。」
「だよねぇ…」
そして二人の軽い溜め息が重なり俺は訳が分からず頭に疑問符を浮かべることしかできない。
「やっぱり女性ってわかんねえな…っとこの部屋にいるのか?」
「えぇ、先ほどからお嬢様と妹様の声が聞こえておりますしそうでしょう。」
確かに耳を澄ますと障子越し故に細々とだが二人の話し合う声楽しそうな声が聞こえた。
「どうやら仲直りはできたみたいね、これなら入っても問題ないと思う。」
「そうか、二人ともはいらせてもうぞ」
俺は中の二人に聞こえるように少し大きめの声で言うと中から入っていいというレミリアからの声が聞こえたのでガラリと障子を開けて中に入るとフランがレミリアの肩にもたれかかっていた。
どうやら本当に仲直りができたようだ。
「あら、貴方だったのね。団子売りはもういいのかしら?」
「あぁ、人が多かったからもう用意した団子が全部なくなっちまったんでな。」
「お疲れ様。少し休むといいわ…咲夜、あなたも。」
「お嬢様、私ならまだ働けますわ。」
「そんなことはわかってるわよ。けれど貴方にはそのうちたっぷり働いてもらうから今のうちに休んでなさいといってるのよ、貴女も人間ということに変わりはないのだからね。」
そこまで言われては咲夜さんも断ることができないのか大人しくレミリアの側に座り少し気を緩め始める。
「それじゃあ俺も少し休ませてもらおうかな。」
そう言って腰を降ろしてくつろぎ始めるとレミリアが俺へと話しかけてきた。
「空華、フランを泊めていてくれてありがとう。助かったわ。」
「別に構わんさ、所詮一人暮らしなんだし部屋は空いてる。」
「そういってくれるとありがたいわ、それじゃあ後一日よろしくね。」
「おう、まかせ…は?後一日?」
「えぇ、後一日。フランがどうしても後一日だけいたいと言ってね、できればお願いしたいのだけれど…いいかしら?」
二人は仲直りしたしフランが今日帰るという考えにとらわれていた俺はいきなりのその言葉に素早く反応することができず、少し沈黙してしまう。
その様子を見ていたフランは俺に背中からのしかかり少し寂しそうな声で話し始める。
「信貴峰後一日だけ…駄目?」
「…はぁ、仕方ねえ。ただし明日の朝には誰かに迎えに来てもらうこと、じゃないと学校の用意がなんもできないからな、いいか?」
「信貴峰…ありがとう!」
フランは嬉しさからか、のしかかった状態からぎゅ、と腕に力を籠めて俺を抱きしめて声を弾ませた。
正直吸血鬼の力のせいか割と痛いがなんとか表情には出さずレミリアさんに語りかける。
「じゃあレミリアさんあと一日だけフランを預かるよ。」
「すまないわね、お礼代わりと言っては何だけど貴方の歓迎祝いもまだしてなかったし明日放課後に私の家でやらせてもらうわね。」
…あぁ、そういえば転入生がきたら歓迎祝いするのが恒例とか言ってたな。
「わかった、ぜひ参加させてもらうよ。それじゃあ俺はそろそろ帰らせてもらうぜ。」
「えぇ、お疲れ様。また明日迎えに行かせてもらうわね。」
そう言って俺は寺の皆に挨拶をして帰宅した。
今回もお読みいただきありがとうございました。
うーん…三千文字だとあんまり話が進まない、けれど文字数多くすると更新速度が落ちる…どっちがいいんですかね?
それではまた次回!