東方学園譚~回り咲く恋華詩~   作:くるくる雛

7 / 82
三日どうも皆さん連続のあんちきしょうことくるくる雛です。
今回の作品は月曜日に投稿予定でしたがテンションが上がりまくったので小説を書いたら1話分出来上がってしまったので投稿します。
それではどうぞ!


第六話 二時間目なんて無かった。

2時間目のチャイムが鳴り、教室に女性が入ってきた。

女性は髪型には特徴はあまりなく強いて言うのであれば青髪であることぐらいだったが何故か背中二注連縄を円形に巻いた物を背負っておりそこに大きめの木の棒が数本付いている。

 

「じゃあ皆、教科書を開けー今日からは戦国時代をやっていくぞ。」

 

(ふむ、次は歴史かそれにしても戦国とは…俺が一番好きなところじゃないか。)

 

だがそれ故にぶっちゃけ勉強しなくてもほとんどのことは…いや、教科書に乗っているレベルのことは全てわかる。

 

(ってこの教科書やたら戦国時代の所のページ数多いな…60ページか)

 

だがさらっと見てみた所全て知っている物ばかりだったので頑張って教えている教師には悪いが俺は紫さんに渡された能力や弾幕の使い方の本を教科書に隠しながら読むことにした。

 

 

 

 

 

「…そしてこの奇襲だが実際はこの場所ではなく他の所で行われてという説もありその場所の名前が田楽「キーンコーンカーンコーン!」む、授業の終了時間か。仕方ないこの続きは明日やるから予習がてら軽く教科書を読んでおくように。」

 

そう言うと教師は教壇を下り教室から出ていった。

そして前の紫色の髪の毛の女の子がこちらに振り向き話しかけてきた。

 

「それじゃああなたは早く教室をでてくれる?」

「え?」

 

まだ一度も話していない人にいきなり教室から出ていけと言われ俺は驚きの声を出してしまった。

 

(えっ?何?俺何でいきなり嫌われてんの?俺この子に何かしたっけ?いや、それとも何か俺が生理的に無理とか?)

 

等と自分の中で質問が現れては消化される前に新たな質問が現れてくる。

そんな様子が顔にも出ていたのか先ほどの女の子が呆れた様子で言葉の真意を教えてくれた。

 

「なにか、物凄く勘違いしている様だから言っておくわ。次の時間体育だから着替えるのに男がいると色々問題があるでしょう?だから教室から出てほしいのよ。」

「あっあぁ、そういうことか。わかった直ぐに出ていく、って俺は何処で着替えれば…」

「教室を出て右の付き辺りまで行くと男子用のロッカールームがあるわ。そこで着替えてきたら?それと体育は外のグラウンドでやるらしいから。」

「分かった、ありがとう。えーと」

 

お礼の言葉をちゃんと言いたかったのだが名前を聞いていなかったので言葉に詰まってしまった。

その様子を見て察したのか彼女は自分のことを離してくれた。

 

「私はパチュリー・ノーレッジよ皆パチュリーって呼び捨てにしてるからできればあなたもそうして頂戴。まぁ一人だけパチェって呼んでる奴もいるけどね。」

「わかった、ありがとうパチュリー。」

 

俺はそう言うと急いで鞄を持って教室を出てロッカールームへと向かった。

 

 

 

 

 

俺は着替えた後パチュリーが教えてくれた通り俺はグラウンドへと向かう。

 

「授業が始まるまであと5分位あるか…歩いていくか。」

 

すると同じ方向へと歩いている教師を発見したので挨拶をしておく。

 

「おはようございます。」

「あぁおはよう…ん?お前見たことない顔だな。お前は誰、というか男だな…」

「はい、本日こちらに転校してきました信貴峰空華です。」

「あぁ、あんたが噂の転校生か。あたしは体育教師の星熊勇儀だ。星熊先生だろうと勇儀先生だろうと構わないから好きに呼びな。」

「分かりました。星熊先生。ところで今日は何のスポーツをするんですか?」

「そうさねぇ…前回はアルティメットをしてたんだがあんた(転校生)がいるからどうしようかねぇ。」

 

星熊先生とそんな談笑をしているとグラウンドについた。皆は既に集合していて何人かは整列していた。

 

「よーしお前ら揃ってるなー。じゃあ整列!」

 

星熊先生がそう言い放つと皆はそれに従い整列を始めた。

俺はどこに並べば良いか分からず少し困ったので星熊先生に聞いて置く。

 

「星熊先生。俺は何処に並べばいいでしょうか?」

「あーそうか、じゃああんたは一番後ろに並んどいてくれ。それと、あいつはまたか…椛いつもすまんが今回も頼まれてくれるかい?」

 

椛と呼ばれた白髪の少女は分かりましたと頷いてから目を閉じ何かを集中し始めた…のは分かるがあれはなにしてるんだ?

ふむ、誰かに聞いてみるか。一番近いのは早苗さんだが…ううん、さっきのがまだ後を引いてて個人的に話しにくいね。じゃあパチュリーかな。

 

「なぁパチュリーあれって何をしてるんだ?」

「あれって椛のこと?あれはあの子の能力を使っているのよ。実は体育教師はもう一人いるんだけどねいつもサボるからああして椛が探しているの。ついでに言っておくとあの子の能力の正式名称は『千里先まで見通す程度の能力』よ。」

 

(ふむ、要するに千里眼か便利そうだな。それにしても教師がサボるって大丈夫かこの学校。)

 

そんなことを考えているとパチュリーが椛と読んでいた少女がゆっくりと目を開け告げた。

 

「勇儀先生、見つけました。どうやら体育倉庫でマットをベット代わりに寝ているようです。」

「ありがとよ椛。それじゃあ皆今日はドッジボールにするから適当に2チームに分かれておいてくれ。私はその間にボールと美鈴を引っ張ってくるから。」

 

そういうと星熊先生は体育倉庫に向かって行き、皆はチーム分けを始めた。

 

(さて、俺はどっちに入るかなー)と悩んでいると突然金髪のお下げの少女が話しかけてきた。

 

「ようっ!信貴峰だっけ?お前はどっちのチームに入るんだ?」

「ん?いやまだどっちに入るか悩んでいるがってあんた誰だ?」

「あぁすまん自己紹介がまだだったな私は霧雨魔理沙。普通の魔法使いだ。折角知り合ったんだからドンドン話しかけてくれるとうれしいんだぜ。」

「わかった。ところで霧雨さんはチーム分けに入らなくてもいいのか?皆段々と分かれ始めているけど。」

 

見たところまだ明確にチームに分かれていないのは俺と霧雨さんと東風谷さんとその他の少しの生徒ぐらいだ。

 

「別に私はチーム分けに入らなくてもいいんだよ。」

「えっ?なんで?」

 

(チーム分けに入らなくていい?つまりどっちでも一緒=話す相手がいない=ボッチ?)

 

「おい、信貴峰。お前なんか失敬なことを考えてないか?」

 

「いえ全く?何も考えてませんよ?」

 

(なんでこっちの人たちって感が鋭いんだ。)

 

「なんで敬語なんだよ…まったく、私がチーム分けに入らなくてもいい理由は私がどちらかのチームのリーダーになるからだ。」

「え?そうなのか?」

「あぁ。ちなみにもう一つのチームのリーダーは早苗だ。どちらのチームのリーダーがどっちになるかはくじで決めるからどっちのリーダーが良いとか言ってもどうなるかわからないようになってるんだ。」

「そうか…じゃあ妹紅と鍵山さんがいるしあっちのチームに入るか。それじゃあ霧雨さんまた後で。」

「あぁ!敵になった場合は容赦はなしだぜ!」

 

そんな感じで霧雨さんと分かれると鍵山さんと妹紅の所に行き話かけてみた。

 

「やぁ妹紅、鍵山さん。」

「おや信貴峰か。あんたこっちのチームにはいるのか?」

「そのつもりだけど何か問題があるのか?」

「ん?いや別に問題はないさ。ただあんたはこのクラスで唯一の男だからね大分注目されてると思うから気を付けたほうがいいよ。」

「そうですね。皆いつも全力で体育をしてますから信貴峰さんは注意した方がいいですよ。」

「…要約すると多分ものすごく狙われるから注意しとけってことか。」

「うん。」「その通りです。」

 

だが言っちゃ悪いが狙われるといっても所詮女の子の投げるボールだ。前の学校の球技大会の種目がドッジボールだったがその時に最多で相手をOUTにした賞とその球技大会で一度もボールに当たらなかった伝説を持つ俺なら別段問題ないだろう。

 

「ま、忠告通り注意はするが華麗に避け、相手をOUTにする…かっこいいとこみせましょ。」

 

別に筋肉もりもりマッチョマンの変態を相手にするわけではないが少し恰好つけてみた。

その様子を見て妹紅は呆れ気味に鍵山さんは微笑みながらこっちを見た。

そこで星熊先生が誰かを引っ張って戻ってきたのでくじが始まった。

 

「よっと…私はBチームか信貴峰のチームだな。」

「私はAチームですね。ふふふここで勝って信貴峰さんの信仰を…」

 

待ってなにか東風谷さんが怖いこと言ってる。何あの人カルト教にでも入ってるの!?

 

「それじゃあ次は勇儀と美鈴だぜ。ほら早いところくじを引いてくれ。」

 

そう言って霧雨さんは先生達にくじを渡す。

 

「だからお前は教師に敬語を使えと…いやもう言っても無駄だな。」

 

そう言いながらくじを引き星熊先生はAチームだと呟いた。

それを聞いたもう一人のチャイナドレスを纏った赤髪の女性はくじを引かずにのんびりと告げた。

 

「じゃあ私はBチームですね。」

 

欠伸をしながら霧雨さんに美鈴と呼ばれていた教師がこちらに来て、俺を確認すると首を傾げた。

 

「ん?男?なんでこのクラスに西海君がいるんですか?って違うな、君は誰かな?」

「あっ俺は本日転校してきた信貴峰空華です。これからよろしくお願いします。」

「あぁ君が紫さんがいってた子ね。私は紅美鈴。美鈴先生ってよんでね。」

「はい。よろしくおねがいします。」

 

そんなことを話していると試合が始まり霧雨さんと東風谷さんとでジャンプボールが行われAチームからの攻撃になった。

 




今回もお読みいただきありがとうございました。
個人的に魔理沙は教師に向かって態々先生という言葉を付けない気がしたのではずしました。
それでは皆さんまた次回!また一週間「以内」に投稿致します。
誤字脱字などがございましたら感想らんに手お願いいたします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。