東方学園譚~回り咲く恋華詩~   作:くるくる雛

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どうも皆さんくるくる雛です。
ただいま執筆中の十話がスランプ気味なんですがだれか良い薬しりませんか?
それでは今回もどうぞ。


第七話 ボールに思いをこめて

Aチームからの攻撃でジャンプボールを受け取ったのは青髪の女の子だがその女の子はそのボールを何か棒状の物に詰めてこちらに向け…ってあれバズーカーだろ!?

 

「ちょっ!?美鈴先生!あれはいいんですか!?」

「んードッジボールではよくあることじゃない?」

「ありませんよ!」

 

まずいこっちの地域と前の住んでいた所では常識が違うらしい。そのうち死ぬんじゃないだろうか。

そう考えていると青髪の少女がこちらにバズーカーを構えていた。

 

「くっ!」

 

彼女がバズーカーをうつ直前に俺はは右に向かって飛びこれを回避した。

すると俺が避けると思っていなかったのか後ろの金髪で翼を付けた少女が当たってしまった。

 

「っーもう!急に避けないでよ!」

「ご、ごめん!」

「まったくフラン何してるのよ…ほら、早く外野行きなさい。」

 

フランとよばれた少女に当たったボールを近くにいた青髪の翼の少女が拾い。今度はこっちの攻撃に。

 

「まぁでもとりあえず姉として妹の敵はとらしてもらうわよ。死になさいにとり!スペル発動!神槍「スピア・ザ・グングニル」!!!」

「レミリア!?いきなりスペルとか洒落にならない、というかせめてハートブレイクに…ひゅい!?」

 

レミリアの投げたボールがにとりと呼ばれた少女に当たった瞬間ピチューンという音が響いた気がした。

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

『おれは奴のボールを見ていたと思っていたたらいつのまにか真っ赤な槍を見ていた』

な… 何を言ってるのか わからねーと思うが俺も何がおこったのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…

幻影だとか手品だとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を見てしまったぜ…

等と某白髪の人のようになってしまったが何とか正気に戻り尋ねる。

 

「美鈴先生今のはなんですか!?」

「んー今のはスペルっていってねまぁ必殺技だね。」

「えっ?必殺技とかありなんですか?」

「うん。三回までなら使えるよ~」

 

いや、俺が聞きたいのは回数とかそういう話じゃなくてですね…って危な!

美鈴先生に話しかけているとパチュリーが此方に向かって投げてきた不意をつかれたが彼女は一般の女子が投げるような速度だったのでなんとかキャッチすることができた。

 

「むぅ…今のは私でもあてれると思ったのだけれど。」

「なかなか。危なかったよ。」

 

そういいつつ俺は投げ返す体制に入る。標的は東風谷さんだ。

 

「…っせい!」

 

俺は渾身の力を籠め投げた…だが。

 

「諏訪子様!お力を!」

 

東風谷さんがそう宣言すると東風谷さんの目の前に水の球体が現れボールの威力を無くし、東風谷さんがそのままキャッチしてしまった。

 

「っくそ!」

 

もう水の球体やらなんやらにはつっこむことを放棄し手その場のノリに合わせる。

 

「さぁ!行きますよ信貴峰さん!」

「負けて、たまるかああああ!!!」

 

 

 

そんな感じにドッジボールは進んで後半戦。

 

 

 

「くっ!」

「ふぅやっとあたりました。動きが早いと心を読んで投げても避けられるから厄介ですね。」

 

先ほどものすごい勢いのボール?を投げたレミリアと呼ばれた少女が当てられてしまった。

 

(くそっ!あの子の心を読む力は厄介だな。投げる速度が普通なのはまだ助かるが、ぎりぎり間に合うかどうかの所に的確に投げてきている。)

 

そう。Bチームの殆どの人はたった今レミリアをアウトにしたこのピンク色の髪の少女によりアウトにされていた。

ならばとこちらも反撃でその少女を狙うが…

 

「おっと。それは通しませんよ。」

 

と、銀髪の女性が急にボールの前に現れ受け止めてしまうのだ。そしてそのままもう一度ピンク色の髪の少女にボールが渡され…これが無現ループとなっている。

 

(このままじゃ負ける。何か手は…)

 

その考え事をしている隙をねらい少女が投げたボールがこちらに向かい飛んできた。

 

「ん?うぉ!危ねぇ!?」

「むぅ…あなた中々に反射神経がいいですね。厄介です。」

「心をよんでるアンタが言うな。」

 

俺が避けたボールを危なげなく後ろでキャッチした美鈴先生が戻ってくる。

 

「んー、少し厄介ですね…とりあえず。えいっ。」

 

美鈴先生はそう言って外野にパスを渡す。

 

「よしっ。ありがとう!」

 

キャッチしたのは妹紅だこれで中に戻ってくれないと厳しい。

なにせ今Aチームの中にいる奴は7人こっちのチームは俺と美鈴先生と鍵山さんだけだからな。

しかも東風谷さんにボールが渡った時は必ず俺をねらってくるからな。

 

「ここは出し惜しまず…蓬莱「凱風快晴-フジヤマヴォルケイノ-」!!!!!」

 

スペルカードの宣言をすると妹紅はボールを上に投げ上げ、それに向かって飛び蹴りを食らわした…と思ったらそのまま蹴り続け1000発ぐらい蹴った時両足でボールを蹴り飛ばした。

その威力はまるで火山の噴火を俺に連想させた。

 

「くっ!諏訪子さま、今一度お力を!」

 

東風谷さんはまた水の球体を自分の前に出し威力を減衰させようとした…だが全く威力は落ちず早苗さんはキャッチできずに当たってしまった。

 

「っ…強烈ですね…ほとんど威力が落ちないなんて。」

「よしっこれで中に戻れる。」

 

そう呟きながら妹紅がコートの中へと入ってく。それ自体はいいのだがあの心を読む少女とあの子を狙った際のすべてのボールを止めている人をどうにかしないと勝ち目がない。

あれは絶対に能力を使っているな…能力か…!そうか能力があったな!

 

「なぁ鍵山さん!あのさっきからボールをキャッチし続けている人はどうやってキャッチしてるかわかるか!」

「え?はい。あれはあの人の能力で時を止めてボールの前に移動し、確実につかんでいるようですが…」

「よしっ!」

 

時を止める能力か、だったらちょうどいいやってみる価値はありそうだ。

 

「皆!次ボールが来たら俺に回してくれ!」

「信貴峰さん何か考えがあるのですか?」

「あぁ!これでいける!」

 

おっとここで心を読まれちゃ意味ないからな。さっきの能力の使い方をもとに自分の思考を流す。

 

(っ!?急に彼の思考が読めなくなった?何をしたのこの人は?)

 

「せいっ!」

「おっと!」

 

先ほど椛と呼ばれていた少女がこちらに向かい真っ直ぐになげてくる。

 

(わりとまっとうないい球投げてくるな…)

 

だが今までのバズーカーやらなんやらに比べると受け止めやすく、正面でキャッチした案外本人の性格が出てたりしてな…手の平はものすごくヒリヒリするが。

手のひらの痛みを顔に出さず俺は気合を入れなおす。

 

「さて、いくぜ!」

 

正直今から投げる球が効かなきゃ俺からはもう勝ち目はなく見えるがどうなるか。

俺は能力をフル活用ボールの周りに風を流し続ける。

 

「いけっ!」

 

俺は振りかぶりピンク色の神の少女に投げた…だが案の定銀色の髪の女性が止めに来る。

 

「ですから、ボールは通さないと…っ!?」

 

彼女がボールを受け止めようと手がボールに触れた瞬間手がボールに弾かれそのままボールは下に落ちてしまった。

 

「よしっ!成功!」

「えっ?えっ?信貴峰さん何をしたんですか?」

 

鍵山さんが不思議そうに訪ねてくる。

 

「あぁ。俺の能力でボールに回転を加えただけさただその回転がやたら早いけどな。」

 

あの人の能力が時を止める能力でよかった。時を止めて移動するとボールの回転も止まり油断するだろうからな。

 

「よしっ!じゃあこれから反撃…「キーンコーンカーンコーン」っておい!?」

 

これからだと言う所でチャイムが鳴り響き、体育は終了となった…




今回もお読みいただきありがとうございます。
やっとまともに信貴峰の能力を使うことができましたね。
そして書いてから気づいたのですが信貴峰の能力ってアクセラ、ゲフンゲフンまぁそんな感じの人の能力とおなじことできるんじゃね?
それではみなさままた次回!
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