それでは一言…投稿遅れて申し訳ございませんでしたぁ!
言い訳だけしときますと研修とかのある日は色々ボロボロでかけませんでした。
ですが帰ってから色々落ち着いてようやく書けましたので投稿いたします。
それでは今回もどうぞ!
「家でパーティーをするって言ってた時点である程度は金持ちなのかと思っていたが…これは…」
「ふふっ、流石に予想外でしたか?」
「ああ…流石にここまで豪邸とは思わなかったよ。」
そう呟く俺の前にはレミリアの家である外観全てが紅色の豪邸、紅魔館がそびえ立っていた。
「でもこれ確かに豪邸なんだけどアタシは住みたくないかな。こんな真っ赤な館に住んでいたら三半規管がおかしくなりそうだ。」
「あー…それは確かにありそうだな。ここに住むとなると常人には辛そうだ。」
「あら、なら私は常人ではないのですね。」
そういいながら館の扉が開き、咲夜さんがその姿を表した。
聞いてたのか…なら悪いこといってしまったな。
そう俺が考えていると咲夜さんは笑顔で気にしないで下さいと言葉を繋げて更に俺達に続く言葉を話した。
「吸血鬼であるお嬢様のメイドをするのであれば常人ではいられませんから、むしろ誉め言葉ですわ。さ、もう皆様が集まりはじめていますのでこちらへどうぞ。」
そういいながら咲夜さんは手のひらで中へどうぞと指し示し、俺達を館の中へと招き入れた。
館の中は…いや、館の中もやはり紅色に染まっており、一見住み心地が悪そうだと感じてしまうが階段の手すり等の白さがその感覚を払拭し、さらにシャンデリアの黄色なども混じって…成程、なかなか悪くない。
「なんか、うまい具合にバランスの取れた内装だな。」
「勿論です、お嬢様の住む館のセンスが悪いなんてことはあってはいけませんから。」
…そういえば。
「咲夜さんっていつもレミリアの事をお嬢様とか呼んだりしているが、ここで働いてたりするのか?」
「あら、いってなかったかしら?私はお嬢様のメイドで、ここで働かせて頂いているのよ。」
そうだったのか…どうりで弁当なんかが旨かったわけだ。
そんなことを考えながら咲夜さんの先導にしたがって歩いていくと一つの大きな扉の前に着いたところで咲夜さんはこちらに振り替えって扉を開け、手で先に入るように指し示した。
「どうぞ中へお入り下さい。他のほとんどの方々は既に中で待っておられます。」
「ああ、分かった。案内してくれてありがとうな咲夜さん。」
そう言って扉をくぐった瞬間、多数の人…もとい、人妖の眼がこちらを向いて俺達の姿を認識した。
品定めをするような目、誰?といいたげな目、楽しそうにこちらを見る目等の様々な視線が俺に注がれ、少しだけ気圧されそうになるが初対面の人達にそんな姿を見せるわけにはいかない、という虚勢をはってもちこたえる。
しかしこの後をどうしようかと悩んでいるとレミリアが人妖のなかからこちらへと歩いてきて遅かったわね、と話しかけてきた。
「ああ、すまんな。何せ手がこんなものだから支度に時間がかかっちまった。」
「やっぱり人間は面倒ねぇ…私達ならそんな傷あっという間に治せるというのに。」
「そいつは凄い、けど面倒だからこその楽しもあるさ。」
「ふーん?まあ、そう言うこともあるかもしれないわね。さて、それじゃあいまからあなたの言う面倒なことをひとつしてもらいましょうか。」
「…は?いきなりなんだよ。」
「あら、いってなかったかしら?貴方にはパーティーでスピーチをしてもらうって。」
「はあ!?そんなこと聞いてないぞ!?」
「いいえ、言ったわよ?ちゃんと思い返してみなさい。」
そこまでいうのならと俺は意識を記憶の海に沈め、これまでのレミリアと話した時を回想しはじめた。
カップケーキを作った時、メダル争奪戦の時、妙蓮寺の時、妹紅の相談をした時あとは話して…あ、
「さとりさんと一緒に居たときか…」
「そ、あの時は忙しくて考えれなかったんでしょうけど、今日は時間あったわよね?」
「あー、それがだな…ちょっと色々あったというか…」
「まあ、できてないならそれで構わないわよ?ただアドリブではなしてもらうことになるけど。」
「アドリブかぁ…くそっ、あんまりこういうのは得意じゃないんだがな。」
「ま、何を話しても構わないけれど精々場を白けさせないようにだけがんばりなさい。」
そういうとレミリアはホールの壇上へと上がり、何やら様々なことを話し始めた。
恐らくここの場所を貸しているだけに司会者も兼ねているのだろう。
まぁ、一部の奴らはレミリアの開会宣言など意に介さず既に飲んだり食べたりしてるが…っておい、なんで酒をおいてある…!
学生のあつまりじゃないのかよ、とか思いながらちらりと壁の方を見やるとそこには勇儀先生が萃香さんに飲め飲めと盃に酒を注いでいる姿があった。
…ああ、ここ幻想郷だもんな。そういうことなんだろうな。
と、どこか諦めたように納得するとレミリアの話は大体終わったらしく、俺が話さなければならない時になってしまった。
「それじゃあもう知ってる人もいるだろうし今朝の新聞にも載った今回の主役のおでましよ!私の
「誰が僕候補か!!!」
ノリ突っ込みをかましつつ壇上に上がると今度は皆新しい生徒には興味があるのか、レミリアの時とは打って変わって皆こちらを見ていた。
そんな視線に対して俺はあまり緊張せずにレミリアからマイクを受け取った。
俺の緊張をほぐす為にレミリアがあんなボケをしてくれたのかはさだかではないが心の中で感謝を一つ、そしてゆっくりと口をひらいた。
「どうも皆さん、既に何人か…というよりはたてさんの新聞で名前くらいは聞いているかもしれませんが信貴峰空華です。学園で何度か顔を合わすこともあるでしょうがこれから宜しくお願い致します。」
そう言って一礼して一度真面目な話を区切り、今度は幻想郷…つまり騒ぎたい人たちにとっての挨拶を始める。
「それじゃあ少し硬い話し方はこれまで!ぶっちゃけここで長々と話さなくても時間はあるから、何か気になることがあるなら後で個人的に話しかけてくれたら大体の質問には答えるよ。それじゃあ皆手元の飲み物を持ってくれ!」
そう会場の人たちに語りかけると待ってましたと言わんばかりに皆手元の飲み物(大多数が
対して俺は会場の人たちがグラスを持ったのを確認し、自分も咲夜さんからグラスを受け取るとまたマイクを口元へ向けて皆の望んでいる言葉を放った。
「ではこれからもおこるだろう
『かんぱーい!!』
俺の言葉に呼応するかのごとく皆がグラスを掲げてパーティがスタートした。
ちなみに最初を真面目に後で砕けて話した理由だが、最初から砕けて話すと締まりのないやつに見えてしまい、かといって全部真面目に話してしまえば堅苦しく見えてしまうからだ。
まぁ、本来なら全部真面目に話さなければいけないんだろうが幻想郷では向こうとは色々違うみたいだからな。
…何故だろうか。今頭の中を早苗さんが「幻想郷では常識にとらわれてはいけないんですね!」とかいいながら通過したような…いや、気のせいだろう。気のせいにしておこう。
俺はそんな幻覚を振り払うと舞台から降り、パーティ会場へと溶け込むのだった。
今回もお読みいただきありがとうございました。
今回後書きで話すことはあまりありませんが個人的にお礼を言っておきたい方々がいますのでその方々に感謝の想いを伝えさせていただきます。
Twitter等で毎度いいねをしていただいているフジさん。
そしていつも感想をいただくqp君さん、いつも応援していただきありがとうございます。
いつもお二方の感想をみたりいいねをみたりしてモチベーションを上げさせていただいております。
そしていつも読んでいただいているみなさんも誠にありがとうございます。
おかげさまで失踪せずにすんでおります。
研修も終わり、またこれから本腰を入れて書かせていただきので応援をよろしくお願い致します!!
それではまた次回!