東方学園譚~回り咲く恋華詩~   作:くるくる雛

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どうも皆さん2日連続こんにちはくるくる雛です。
今回は昔の信貴峰を知る人が登場します!
まぁ何かの複線でもなんでもないですが。
それではどうぞ!


第八話 再会と初めての犬

俺は体育の後着替えて教室へと戻った…のはいいんだがいきなり取り囲まれ話しかけられていた。

 

「信貴峰!おまえすごいぜ!咲夜はめったに倒せないんだぜ。さとりでさえも心を読んでも時を止められて意味がないって言ってな。」

「本当にすごいです。あの時は完全に受け止めたと思いましたから。」

「それもすごいですがあなたの思考が読めなくなったんですがあれは何なんですか?」

 

OK少し待ってくれ。能力を使った反動か今ものすごく疲れてるから次の休み時間にしてくれ…って言っても無駄そうだな。

俺は軽く息を吐き質問に答えることにした。

 

「あれは俺の能力で思考を流したんだよ。」

「使い慣れてないのによく能力の2重発動できましたね…」

「そういえばまだ二人の名前を聞いてないんだが、良ければ教えてくれないか?」

「すいませんまだ名のっておりませんでしたね。私は十六夜咲夜と申します。お好きなようにお呼びください。」

「私は古明地さとりです。さとりと呼んでくだs「お姉ちゃーん!」

 

さとりさんが自己紹介をしているときに後ろから薄緑の髪の少女が抱き付いてきた。

気のせいか少女の手が胸を揉んでるようにも見えるがきっと気のせいだろう。

さとりさんが目で救援を求めてる気もするがそれも気のせいだろう。

 

「ちょっとこいし!今、信貴峰さんと話しているところだから…「私は気にせずに話しなよー♪」

 

なんか…すごい子だな…

 

「えーと、さとりさんその子は?」

「私?わたしはこいしだよー?」

「もっとちゃんと自己紹介しなさい…私の妹の古明地こいしです。」

 

少し溜め息を付きながらさとりさんは説明してくれた。

俺はこいしちゃんに手を差し出しながら言った。

 

「これからよろしくたのむなこいしちゃん。」

「んー?よくわからないけどよろしくー。」

 

そういってこいしちゃんは俺の手を握り振ってきた。

ふむ、皆美人とか綺麗だけどこの子は純粋に可愛い子だな。ま、すくなくとも悪意とかを抱かなそうだな…姉の胸に手を置いて揉んでるように見えるところ以外は。

 

「おっと、皆そろそろチャイムが鳴るから座ったほうがいいぜ。」

 

おれがそう言うと皆解散して各々の席へと戻っていき、チャイムが鳴ったと同時に教師が入ってきた。

 

「よーし皆もう座ってるな。」

 

入ってきた教師は青色の混じった銀髪で今までの教師の中で一番らしいというか教師というのがとてもよく似合っている教師だった。ってあの人どこかで見たことが…

先生は名簿に目を通し、生徒の確認をする

 

「さて、休みは…いないな。それと転校生の信貴峰君というのは…」

「あっはい。私です。」

 

そう言って手を上げると先生はこちらをじっと見つめてきて何かを思いだそうとしているかのように顔をしかめる。

そして思い出したのかあっと納得した顔を見せこちらに近づいてくる。

 

「君はひょっとして何か武術を使えたりするか?」

「えっそうですが何でわかるんですか?」

 

そう返すと先生は顔を明るくして楽しそうに言葉を続けてくる。

 

「やっぱり君は空華君か!私のことを覚えてないか?」

「いや、見たことがある気はするんですが…すいません思いだせないです。」

「そうかー…君が小学校5年生の頃に君の担任をしたことがあるんだが…」

 

小学校5年生の頃?あの時は確か途中で教師が事情があって引っ越すとか言って教師が変わったような…っ!

 

「もしかして慧音先生?」

「おぉっ思いだしてくれたか!いやぁ懐かしいな。あの時は確か君が私に内緒でみんなと一緒に誕生日パーティーをしてくれたな。」

 

慧音先生が嬉しそうに話しているがこちらからしたら微妙に恥ずかしい。

 

「あの時は朝のHRで先生が入ってきた時に教室で皆で一斉にクラッカーを鳴らして先生に怒られましたね。」

「そうだぞ。まったく学校であんな爆発音をならすなんて流石に非常識だ。」

「でも先生あの時怒ってたけど顔真っ赤で笑顔を隠せてないまま怒ってましたよね。今思いだしたらあの時の顔は相当可愛かったなぁ。」

 

おれがそう言うと慧音先生は顔を真っ赤にして言葉を続けた。

 

「い、いや。そんなことはないぞ!あ、あれはお前らがあまりのことをするから顔が真っ赤になるほど怒っただけだ!」

「でも先生信貴峰の話だと笑顔を隠せてなかったんだろ?」

 

前の席にいた霧雨さんがそう呟くと慧音先生は顔をもっと赤くさせて霧雨さんの方を向く。

 

「ま、魔理沙っ!だからそれは…」

「ん?それはなんなんだぜ?」

 

霧雨さんが意地悪そうに問いかけると慧音先生は顔を下に向け少し震えた後目をキッとさせ霧雨さんの頭をつかんだ。

 

「ちょお!?慧音!?頭突きは勘弁だぜ!」

「断る!というかお前にはいつもちゃんと名前の後ろに先生をつけろといっているだろうがぁ!」

 

あっまたピチューンという音が聞こえた気がする。何なんだろうこの音。というか…

 

「まだ照れ隠しの頭突きは健在なのか…」

「ばかっ信貴峰!」

 

前の方の席から妹紅さんの俺を止める声が響く。あっ!と俺は口が滑った事に気がついたがそれももう遅い。なぜなら慧音先生が俺の頭をつかみ既に頭突きの構えに入っているからだ。

 

「ごめっ慧音先生!今のは口を滑らせて!「問答無用!元々お前のせいだろうがぁ!」うわらば!」

 

妙な奇声を上げ俺は机に突っ伏した。

 

「まったく!魔理沙も空華も変わらん…成長せんな。って何だお前ら!そのニヤニヤした顔は!ええい!お前ら全員廊下に出ろ!頭突きをしてやる!」

 

そんな言葉が遠くから聞こえるが現実味がなくむしろ何故か足元にいるセントバーナードに似た犬のほうが現実味があった。

気づいたらこんな近くに犬がいるなんてこと初めてだ。

というかなにこれ?俺こいつに「俺もう疲れたよ」とか言わないとだめなのかな…

 

 

 

 

 

ようやく目が覚めるともう授業の終わりの時間ですぐにチャイムが鳴ってしまった。

 

「む、時間か。それじゃあ皆に連絡だ5,6時間目の授業だが調理実習だから余り昼ごはんを食べすぎないようにしてくれとのことだ。それでは各自休みにしてくれ。」

 

慧音先生のその声に従い全員が起立、礼をして昼休みへと入った。




今回もお読みいただきありがとうございます。
やっぱり東方で教師といえば慧音先生ですよね。
ところで皆さん慧音先生が外から来たという設定にはちゃんと理由があります。
公式で慧音先生は元から半妖ではなく元々は人間だったらしいんです。
だから元々は能力がないと解釈して外の世界にいたというふうにいたしました。
それでは今回はこの辺りで。
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