地獄で叩く!   作:スロウ亀

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今日中に書くと言いましたがすいません!間に合いませんでした!!
何かと色々とありまして書くのが遅れました。今年最後の更新となります。
皆さんよいお年を


絶対に笑ってはいけない帝都警備隊24時! ⑥

助っ人が加わりウィンターから行われる訓練を告げられたメンバー

 

「さて、さっそくルール説明しますね。一つ、鬼には絶対に捕まってはいけません。一つ、鬼に捕まったらその場で罰を受けてもらいます」

 

説明を聞いて鬼に捕まらなければどうって事は無いとメンバーはかなり余裕がある

 

「ちなみに時間ですが4時間を設けておいてますんで」

 

『長ぁ!?』

 

だがウィンターから告げられたのはあまりにも長い訓練時間

4時間も逃げ続けるのは体力的にも厳しすぎる

 

「それと今回の訓練ですが、夕食の順位決めも兼ねてますので精一杯逃げてください」

 

「夕食の順位って…全員同じじゃ?」

 

「そんなの見て誰が面白いんですか?……それとレイさんですが、あまりに酷い結果の場合ギャラを引かせてもらいますから」

 

「はぁ!?ちょっと待て聞いてないぞ!」

 

「では始めますよ」

 

メンバーとレイの文句をスルーしながらウィンターは手元のボタンを押す

すると側に設置していたタイムボードがカウントを開始する。それも10秒前から

 

「えぇ!えぇ!?もう始まるのかよ!」

 

「急過ぎるだろ!」

 

「もう逃げろ逃げろ逃げろ!!」

 

「なるべく遠くに行きましょ!」

 

「あぁもうなんでこうなるんだよ!」

 

「もう何なんだよぉ!!」

 

6人は不満を言いながらも走って逃げる

そしてタイムボードのカウントが

 

…5…4…3…2…1…0

 

 

 

 

 

逃走訓練 開始

 

 

 

 

 

プシューーー!!

 

黒い台から勢いよく飛び出てくる一匹の鬼

全身タイツで顔も覆われている、胸には捕まった時のお仕置きが書かれている。その直後にドクロのマークから鬼が二匹出てくる。鬼は6人を捕まえるべく全速力で走る。その速さはというと

 

「えぇ!?速い速い!」

 

「何だよアレ!」

 

6人も驚くほどの速さである

それもその筈、鬼はスタイリッシュ協力により走りに特化されたチーム・スタイリッシュの歩兵なのである。そんな鬼が最初に見つけたのは

 

「あぁ来るな!」

 

シュラである

それなりに身体能力のあるシュラでも走りに特化された鬼には勝てない。しばらく逃げ続けられたが結局捕まって帽子を脱がされ

 

パァン!

 

「あぁ痛った!?」

 

思いっきりスリッパで叩かれる

あまりの痛さにその場で蹲るシュラに鬼は罰が書かれたシールを背中に張って立ち去る

 

プシューーー!!

 

すると黒い台からもう二匹の鬼が飛び出て走り出す

鬼はそれぞれ五匹、その鬼達のお仕置きは

 

 

『スリッパ』

 

 

『デコピン』

 

 

『ケツバット』

 

 

『噛み付き注意』

 

 

『ビンタ』

 

 

っとなっている

さっきの鬼は『スリッパ』だった。他の鬼達も捕まえるべく追いかける

次なるターゲットは

 

「はぁ…!はぁ…!」

 

タツミだ

後方からは『ケツバット』と書かれた鬼が迫る

 

「うぁやばいやばいやばい!!《ガシィ!》あぁ!」

 

だが結局鬼に捕まってしまったタツミ

その場で四つん這いにさせられ、鬼がプラスチックのバットを思いっきり振り被って

 

パァァン!!

 

「だぁぁ!?」

 

ケツにフルスイングする

タツミは尻を押さえながら痛さで顔が歪む。鬼はシールを背中に張って立ち去る

 

 

 

 

 

その後はお仕置きラッシュが続く

 

 

『デコピン』

 

パン!

 

「痛たたたたぁ!」

 

額を抑え込むラバック

 

 

『噛み付き注意』

 

カブッ!

 

「ああああぁぁぁぁぁぁ!?痛痛い痛い痛い痛痛痛い!!」

 

腕を噛まれ叫ぶウェイブ

 

 

『ビンタ』

 

パチン!

 

「ぶぅおおぉ!?」

 

イケメンだろうが容赦なく叩かれるラン

 

 

『スリッパ』&『ケツバット』

 

パァン!

 

「だぁ!」

 

パァァン!!

 

「おぅ!?」

 

何故かダブル罰を受けていたレイ

次々と鬼に捕まりお仕置きを受ける6人

 

 

 

 

 

開始から15分経過

五匹の鬼が館内を巡回する。アレだけお仕置きを喰らった6人だが急いで自分の身を隠してなんとか難を逃れることが出来た

 

「あぁしんどい」

 

シュラが息を切らしながら館内の出入り口辺りに向かっている

そこには他の5人の姿があった

 

「おぉ」

 

「そっちも逃げ切ったか」

 

「もぅ勘弁してくれ」

 

ここで6人が合流

 

「お前全部張られてるじゃねぇか」

 

「タツミ達も結構張られてるな」

 

ここまでお仕置きを受けた6人の背中のシールはこうだ

 

 

タツミ『スリッパ』『ケツバット』『ビンタ』

 

 

ラバック『デコピン』『ケツバット』『ビンタ』

 

 

ウェイブ『スリッパ』『噛み付き注意』

 

 

ラン『デコピン』『ビンタ』

 

 

シュラ『スリッパ』『デコピン』『ケツバット』『噛み付き注意』『ビンタ』

 

 

レイ『スリッパ』『ケツバット』『噛み付き注意』

 

 

この時間でここまでやられてる所を見ると鬼達の尋常じゃない速さが分かる

6人は鬼の対策をしているとレイから思わぬ言葉が出る

 

「俺ちょっとまた風邪っぱいんだよ」

 

「はぁ?」

 

「風邪薬飲んだけど完全に治ってはなくてよ」

 

一週間前に風邪のレイ

 

「じゃなんでこの仕事受けたんだよ?」

 

「いや…ギャラが良いって言われて」

 

「…お前なぁ」

 

呆れるタツミ達

しばらくして鬼達の行方が気になり始める

 

「ちょっと偵察行って来い」

 

「えぇなんで」

 

「いいから」

 

しぶしぶレイが一人で偵察にしに行く

鬼が来ないか辺りを探していく

 

「………うぉ!?」

 

突然レイが何かを見てビックリする

だがすぐに落ち着いて溜息を吐く

 

「はぁ~…影か」

 

自分の陰にも驚く始末

気を取り直して偵察を続けると

 

タッタッタッタッタッタッタッタ

 

「ん?」

 

聞こえてくる足音

それは次第に大きくなっていく。明らかに近づいてきている

レイが音のする方へ眼を凝らすと

 

「あれ……『デコピン』」

 

『デコピン』の鬼が全速力で迫ってきた

レイはすぐに出入り口に走って戻る

 

「来た来た来た来た!!」

 

焦りながら出入り口に居るメンバーの所に戻った

 

「『デコピン』来たぞ!『デコピン』!」

 

「えぇマジ!」

 

「本当か?」

 

メンバーは外を見て本当に来てるか確かめていると

 

 

 

 

 

『デコピン』がすぐそこまで来ていた

 

「マジかよ!」

 

「ヤバいって!」

 

『デコピン』から逃れようとタツミ・ウェイブ・レイは階段で二階に上がり、ラバック・ラン・シュラは通路へ逃げる。『デコピン』は二階に上がった三人を追う

 

「はぁ…!はぁ…!」

 

「こっちに来るのかよ!」

 

「なんでだよぉもう!」

 

二階に来た三人は二手に分かれる

タツミとウェイブは左に行き、レイは右に行く。『デコピン』が標的にしたのは

 

 

 

 

 

「来たっ!」

 

レイだった

闇雲に通路を走り抜け、すぐさま三階に上って鬼を撒いていく

 

鬼はしつこく起き掛けるが次の角を曲がった所を見るとレイの姿が無かった

さすがの鬼もこれには諦めるしかなかった

 

「はぁ…よし」

 

物陰に隠れて『デコピン』を回避したレイ

息を切らしながらこんな事を考えていた

 

「……なんで引き受けたんだろう」

 

今更感があるがそんな事は関係なく逃走訓練は続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

《逃走訓練 30分経過》

 

《鬼、増員します》

 

アナウンスにより黒い台から鬼が五匹放たれた

敷地内には十匹の鬼が6人を探す。新たに追加された鬼の罰は

 

 

『ハリセン』

 

 

『一本釣り』

 

 

『チ〇コマシーン』

 

 

『自転車通勤』

 

 

『優勝』

 

 

となっている

一つとんでもない物が混じっている気がするが関係なし

鬼達は敷地内を隈なく捜索する

 

 

もしかすると物陰に潜伏して獲物を狙う事も

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……怖ぁ」

 

一人鬼から逃げていたレイ

通路を歩き、受付のある広場へと出た。周りを警戒していると

 

バンッ!

 

「うぉおお!?」

 

突然物置から鬼が飛び出てくる

レイはビックリして逃げる事も出来ずあっさり捕まる

 

「えぇ!何っ!何すんだよ!?」

 

捕まったレイは鬼に引っ張られ、裏に置かれていた台に立たせる

台の中心には鞭のような物がセットされている

 

「はぁ!嘘だろオイ!」

 

レイを捕まえた鬼は『チ〇コマシーン』

台の上に立たされると控えていたもう一人の鬼が逃げられないように押さえつける

準備が整った時、『チ〇コマシーン』鬼が手を上げて合図する

 

「あぁくそぉ!……《パチィィン!》おぅふ!?」

 

中央にセットされた鞭がレイの股間に直撃

 

「こぉ…おぅ…」

 

激痛にもがくレイ(主人公)

股間を押さえながら壁の方に向かい

 

「…ちょっとすいません」

 

その場でジャンプして何かを戻そうとする

しばらくして痛みが少し治まった所で移動し始める

 

「あっそこ駄目です」

 

「すいません」

 

カメラマンに注意されて別の場所に行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃本館一階には通路に逃げたラバックとランは外で鬼を警戒

シュラは階段辺りを見張っている

 

「ちょっとこっち見てくる」

 

「じゃ私は後ろを」

 

ラバックとランは移動する

その後ろからシュラも後方から来ないか見張る

 

「あれレイじゃないか?」

 

「あっ本当ですね…レイさ~ん」

 

グラウンドには、さっきまで激痛にもがいていたレイが歩いていた

その顔には生気がなくなっていた

 

「どうしたんだよ」

 

「…もう何もかも失いそうになりそうだよ」

 

「え?…なんでですか」

 

ランの疑問にレイは黙って背中に張られていたお仕置きのシールを見せる

 

 

『スリッパ』『ケツバット』『噛み付き注意』『チ〇コマシーン』『ビンタ』『ハリセン』『デコピン』

 

 

「……あぁこりゃ」

 

「酷いですね」

 

「ここに来るまで鬼に何回捕まってんだよ」

 

疲れ切っているレイ

そのレイに同情するラバックとラン。その時警戒していたシュラが何かを見つける

 

「オイ、あれ残った二人じゃねぇか」

 

3人がシュラが指差した方を見るとそこには歩いて近づいているタツミとウェイブの姿だ

3人は姿を確認して近づこうとした時、タツミとウェイブの体を見て硬直する

 

何故なら2人のお仕置きのシールがレイと同じぐらい張られていたからである

そのシールは

 

 

タツミ『スリッパ』『ケツバット』『ビンタ』『ハリセン』『噛み付き注意』『優勝』

 

 

ウェイブ『スリッパ』『噛み付き注意』『自転車通勤』『ケツバット』『ハリセン』『ビンタ』

 

 

「………」

 

「………」

 

ズタボロになって何も話さない二人

ここまで来るのに何が有ったのか。レイも含めダイジェストにすると

 

 

 

 

 

『優勝』

 

ポンッ! ブシューーーー!!

 

「うわぁ!冷っ!!……最悪だ」

 

ズボンの近くでシャンパンを開けられ、吹き出した酒が掛かってビショビショになるタツミ

 

 

『自転車通勤』

 

「怖い怖い怖い!《ドン!》うぉ!?《ドン!》ごぉ!?」

 

地面に寝かされて体の上に板を乗せられ、その上に自転車を乗った鬼達が通る

二人通った時、最後に巨漢の鬼が

 

「《ドォォン!》ぐおおおぉぉぉ!?」

 

130キロの巨大の餌食になるウェイブ

 

 

『ハリセン』

 

「《スパァァン!!》っ!?」

 

強烈なハリセンに崩れ落ちるレイ

 

 

 

 

 

ここまでお仕置きを一番受けているのが何故か助っ人のレイ

次にタツミとウェイブ、最後は意外にランとシュラである。6人が集まった時、アナウンスが鳴る

 

《逃走訓練 1時間経過》

 

《これより特別訓練を実施します。逃走者は速やかに逃げてください》

 

アサウンスの言っていることが分からない6人

すると黒い台から登場を合図するガスが噴射する。また鬼が出てくるのかと思っていると

 

 

台から今まで鬼とは少し違った鬼が勢いよく現れる

顔は黒いマスクで覆われている所は同じだが問題は体に合った。黒い全身タイツではなく、黒いブーメランパンツ一丁で、他の鬼と一回りも大きい体はゴリゴリのマッチョで何故か汗ばんでいた。そして何故か口から息を荒くしてるがそれは運動をした後のようなものではなく、どこか濃艶っぽいというか興奮しているというか。一言でいえば普通ではなかった

 

そんな鬼の汗ばんだ体にマジックで書かれたお仕置きは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ディープキス』

 

 

 

 

 

『………逃げろ!!』

 

6人は見た瞬間に自分に起こる危機と本能から感じる何かを察知し館内に逃げ込む

『ディープキス』鬼は6人を見つけた途端、アスリートの如く両手足を大きく振り被りながら走る

 

「あんなのに捕まったら色々と終わる!マインにどんな顔して会えば良いんだよ!!」

 

「いやだぁぁぁ!キスならナジェンダさんとしたいんだぁぁ!!」

 

「なんでこんな目にあうんだよ!!」

 

「叫んでないで走ること集中して下さい!!」

 

「風邪治って復帰したのにあんなのに捕まったら連載終わる!」

 

「メタ発言してる暇あるなら速く走れやぁ!!」

 

タツミ・ラバック・ウェイブ・ランは叫びながら走り、レイは『俺が殴る!』の連載を心配してそれをツッコミながら怒鳴るシュラ。駆け足で三階まで上がり曲がろとした時

 

パリィィィン!!

 

『うわぁぁ!?』

 

近くの窓ガラスが割れ、誰かが館内に入ってくる。それはさっきの『ディープキス』である

窓の外から入ってきたといことは壁をよじ登ってきたといこと……つまり数秒で一階から三階まで壁をよじ登り、勢いよくガラスを割って中に入り、先回りしてきたといことだ

 

「はぁ~はぁ~~はぁ!!~~」

 

6人を見つけた『ディープキス』鬼は口だけでなく鼻も荒くしてゆっくりと近づいていく

それを見て後ずさりしてながら逃走する6人

 

「誰かなんとかしろよ!」

 

「何とかしろって素手で何とかできる奴に見えるか!?」

 

「何でもいいから何処かに身を隠す場所は無いのか!」

 

「このままだと捕まりますよ!」

 

「どっかの部屋に籠るしかないだろコレ!?」

 

メンバーが悲鳴とも言える叫びをしながら言い合っている

角を曲がるとレイが何かを見て急に止まる

 

「っげぇ!行き止まりかよ!!」

 

我武者羅に走っていた6人は通路の端まで来てしまった

慌てて引きかえそうとするが『ディープキス』鬼の地響きな足跡が聞こえてくる

 

「どうすんだよ!」

 

「もう…おしまいだ」

 

「諦めるな!諦めたらそこで終わるぞ!?」

 

タツミ・ラバック・ウェイブが叫び、ランとシュラは何か無いかと捜索

するとレイがある物を発見する

 

「おい!ここ部屋空いてるぞ!」

 

ほとんどの部屋が締め切っていた所に一つだけ部屋のドアが空きっぱなしだった

6人は隠れようと部屋の中に駆け込むみ、ドアを閉め鍵を掛ける

6人の入った部屋は物置で大小様々なダンボールが散乱していた

 

「これからどうすんだよ」

 

「どうするって…このまま籠るか?」

 

ウェイブとタツミがこれからの事を話す

残り時間は3時間。鬼はアレだけじゃないと考えればまだまだ先が長い

そんな事を考えていたら

 

ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!

 

『ッ!?』

 

ドアの方から叩く音

あの『ディープキス』鬼が部屋の前までやってきたのだ。叩く音が強くなっていき、ドアノブを無理やり捻ると何かが壊れる音がした

 

「鍵が壊れたぞ!?」

 

「どうすんだよ!?」

 

「この部屋窓もないぞ!」

 

「誰かどうにしかしろよ!」

 

「フィーリス助けてぇぇぇぇ!!」

 

タツミ・ラバック・ウェイブ・シュラ・レイは完全にパニックになる

一方ランは諦めずに周りを探していると

 

「……ッ!?皆さんこれを!」

 

ランが何かを見つけ、その声に5人が振り向く

果たして一体何を見つけたのか。そして『ディープキス』鬼から逃げられるのか!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

逃走訓練

 

 

残り2:48:30

 

 

 

 

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