地獄で叩く!   作:スロウ亀

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皆さんお久しぶりです。何かと書くネタがあったのですが時間が無いんです!
仕事が忙しいです(涙)


笑ってはいけないの続きを書こうか本編書こうか悩んでるところです


今回は内容が薄いと思いますし、駄文だと思いますが勘弁して下さい


死後色々

とある一室

そこには老若男女8人の亡者が待っていた。男女混合に4人ずつ向かいながら座っていた

 

『………』

 

ずっと何かを待っている亡者たち

ひとりは居眠りをし、ひとりは髪を直し、ひとりはそわそわと各々やる事が違っていた

 

「…暇ですね」

 

「…そうですね」

 

流石に長い沈黙に耐えられなくなった亡者のひとりが話し、それに賛同して話す他の亡者たち

 

「裁判…あとまだ1年以上続くのか」

 

「現世の裁判は、あの世でも長いですね」

 

そう、ここに居る亡者たちは死んで裁判を受けて判決を待っていた

 

「あ、そうだ。もう守秘主義ないんで言っちゃいますけど……私、裁判員だったんですよ帝都の」

 

「え!?あの!?」

 

「えぇ、けど本当に予想以上に長いですね。この世は」

 

「は~…そりゃ大変でしょう」

 

小太りの亡者の話に盛り上がる

すると青年の亡者が食い気味に聞き入っている

 

「あれって無暗に詳しく同僚に話せないでしょ?欠勤が多くて気まずくって……それに昔はオネスト大臣に賄賂渡されて言いなりでしたし」

 

「うわぁ…ちょっとカッコイイと思っちゃったけど大変な事も多いですね。最後は気の毒ですけど」

 

「…かと言ってサッサと自分の判決が出ても微妙な気分ですしね」

 

小太りの隣に座っていた老婆の亡者が苦笑いする

話が盛り上がる中、部屋の扉が開く

 

「長旅お疲れ様です。お茶どうぞ」

 

部屋に入ってきたのはサキ

その手にはポットとマグカップを乗せたお盆を持っていた

 

「あ、どうも」

 

「ここに置きますので、それでは失礼します」

 

サキはお盆を置いたらすぐに部屋を退室した

すると中年の亡者がサキを見送ると

 

「……今の子、綺麗だったな」

 

「あぁいう獄卒もいるのね。この世には」

 

「ごっつい獄卒にせっつかれてばっかたからな。あぁいう子なら良いのにな」

 

「私は子供の獄卒がいいわ……末の子がまだ10歳だったの。せめて子供の獄卒が手を引いてくれたらね」

 

そんな話をしていると再び部屋の扉が開く

 

「おい亡者ども、お供物だぞ。それぞれ名前が書かれてるから取れ」

 

今度はドロエラが入ってくる

手には供物のお菓子や飲み物を持っていた

 

「あれ、ここって待合室?」

 

するとドロエラの後からローグが出てくる

 

「これ覗き込むな。全く娘がどうなっても知らんぞあの覆面め…」

 

ドロエラがローグを引きつれてさっさと部屋を出て行った

それを見ていた中年は

 

「今の子供みたいだったな…」

 

「あんな子もここに居るとは」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そういえば、皆さんはどんな死に方を?あっ失礼だったらすいません」

 

また暇を持て余した亡者たちは自分の死について話を持ち出す

 

「あ、いや。暇だしな……端から順番に言ってくか」

 

元気な老人の亡者が話を切り出す

 

「儂は老衰だ。自宅のベットの上で静かに……孫が泣いてくれたよ」

 

「へぇ~それは幸せですね」

 

「病院じゃなくて自宅で家族に見守られながらッて……結構お金持ち?貴族とか?」

 

「いや~ド田舎でね。医者が来るのに3時間みたいなとこってだけよ」

 

「にしても良い死に方ですよ」

 

老人の死因に羨望する他の亡者たち

 

「ほい次、兄ちゃんはアンタは?」

 

「あ……自分はその…」

 

青年の亡者が照れ臭そうにしながらも話す

 

「「俺のことはいいから先に行け」って言って……死にました」

 

「えぇ!!?」

 

「スッ……スゲーッ!!!」

 

「カッコイイ!!」

 

青年の死因に驚愕し、テンションが上がる亡者たち

その反応に青年は顔を少し赤く話を続ける

 

「……いやもう改めて今考えると自分でもちょっとすごい事言ったなと…」

 

「どんな状況で!?」

 

「自分、警備隊員でして……暴れている危険種から人々の非難を。そこに子供が取り残されてると聞いてそれで同僚と走ったんです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いたぞ!!あそこだ!」

 

危険種が暴れている村

人々は悲鳴を上げながらも警備隊に守られながら案内されていると二人の隊員が走っていた

向かっている所には子供が蹲っていた

 

「良かった頑張ったな!」

 

「速く子供を連れて……ッ!?」

 

仲間が子供を抱えるのを確認し、その場を離れようとする

その時、危険種が暴れたせいで半壊した家の壁が倒れ、青年が下敷きになる

 

「だ、大丈夫かー!!」

 

「お、俺のことはいいから…先に行けーー!!」

 

これが青年の最期の言葉だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ~不謹慎で申し訳ないけどあるんだねぇそういうことって……」

 

「あはは…あの時は一杯一杯だったんで。次どうぞ、次」

 

青年は苦笑いしながら隣の老婆の亡者に話を振る

 

「あたしは病気で…特に珍しくもないですよ。私も先程言った通り病気で……いや~こういうのも変ですけど普通ですいません」

 

「いや普通が一番ですよ!死因に一番ってのも可笑しいですけど」

 

青年がフォローを入れ、老婆の話が終える

 

「じゃそっちの端の貴方は?」

 

「え?」

 

今度は向かいの金髪の亡者の話す番になるが金髪は躊躇っていた

 

「俺…俺も…実は……」

 

「お、何か凄そうだな」

 

亡者たちが金髪の話に期待を持っている

金髪は少ししてから口を開く

 

「「この戦いが終わったら結婚するんだ」って言った直後に………死んだ」

 

「マジですか!」

 

「上には上がいますね!?」

 

「「戦い」って!?」

 

亡者たちはさっき以上にテンションが上がり、前のめりになる

金髪は視線を外しながら話し続ける

 

「あ…えーと革命軍の密偵で……各国を転々と」

 

「へーそんなことってあんの!?」

 

死因の話で盛り上がる亡者たち

 

「これ以上の死に方ってないでしょう」

 

「何かある?その隣の彼女は?」

 

「え、私は…えっと…」

 

今度は女性の亡者に話が振られる

女性は冷や汗を掻きながらも話し出す

 

「生前は不治の病で」

 

「不治の病!!?」

 

「これまた逸材の予感!!」

 

さっきの金髪の死因と同じ位の話で盛り上がる

 

「葉っぱ?病室の窓の葉っぱ!?」

 

「あ~いや不治の病だったんですけど…特効薬が開発されたんです」

 

「へぇ…じゃよかったじゃないですか」

 

「えぇ。でも…その…」

 

女性はまた冷や汗を掻く

しばらく言葉が詰まったが答える

 

 

 

 

 

「あまりに嬉しくて…足を滑らしてそのまま頭を床に」

 

『………』

 

女性が答えた瞬間、さっきまで持ち上がった場の空気が一気に冷める

 

「それは…お気の毒に…」

 

「すげぇ…でも死因としてはK点越えしましたよ。暫定1位っす…」

 

女性の話で若干空気が悪くなる中、今まで黙っていた中年が動き出す

 

「ワシなんかはな…」

 

「おっと爺さん異様な自信!?」

 

「まさかこれ以上のK点越えがあるってのか…」

 

中年の話に期待を持つ亡者たち

そんな中で中年は自信を持って話した

 

「ワシは孫と共に世界を旅していた

 

 

 

 

 

しかしとある国でクーデターが起こったのだ!!」

 

「おぉっとこれは波乱の予感!!」

 

予想以上に話のスケールのデカさに驚愕する

中年は思い出すかのような顔をして話を続ける

 

「民族と軍隊との紛争の中、ワシと孫はただひたすらにげまどった……そこで」

 

「壮絶な…!」

 

「お孫さんまで!?」

 

「凄まじいな……」

 

話の内容にざわざわしだす

だがここで女性の亡者が話に入る

 

「でも死因としての奇抜きで言うと私の方が上ですね」

 

「うーん…難しいところですね」

 

亡者たちが誰の話の方が凄まじいが悩む

そんな時、中年は不敵な笑みを浮かべる

 

「この話には続きがある」

 

中年の言葉に全員が視線を向け耳を傾ける

注目されている中、中年は豪語する

 

「孫だけは助かったのさ

 

 

 

 

 

ワシがあげたS.〇.C.インクルシオが懐で銃弾を受けとめたのでな」

 

「なっ…なんだと!!?」

 

「色々と…アレな合わせ技でのK点越えだ!!」

 

「これは爺さんトップだぞ!」

 

「フフフッ」

 

話を終えた中年は満足しながら踏ん反り返る

中年の話で盛り上がり、この話が一番だという雰囲気に

 

「いやでも俺も…」

 

金髪の亡者が話を入ってくる

 

「結婚予定だった彼女がいつのまにか子供を引き連れてたんだ。そう…彼女と俺の子供が…」

 

「あっとここで「この戦いが終わったら」の彼が反撃!」

 

金髪の話の続きに食いつく亡者たち

さらにここで女性の亡者も

 

「それを言ったら私の病気の特効薬を開発したドクターは実験中二回爆発で巨大な危険種になったのよ!!」

 

「不治の病も追い上げてきた!!」

 

女性の猛攻でさらに話が盛り上がる

だがここで中年の亡者が切り札をきる

 

「ワシの孫はワシ亡き後にその国でクーデターを止め、将軍になった。なぜなら彼は特別な帝具を持っていたのだからな」

 

「やっぱ爺さんが最強!!!」

 

話の内容がどんどんと大きくなっていく

先に話した普通の死因の亡者に対して、後から話した派手な死因をしている亡者

話を終えさっきまでの空気が嘘のように明るくなっていた

 

「そちら側はなんか皆さん凄い死に方ですねぇ!」

 

「いやぁ俺の「先に行け」なんて大したことなかったですね」

 

「かっこいい」

 

「いやぁ~それ程でも…」

 

金髪、女性、中年の亡者たちに尊敬する他の亡者たち

こんな時間がいつまでも続くのであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………」

 

訳は無かった

いつのまにか部屋に入っていたウィンターが腕を組みながらさっきまでの話を聞いていた。突然現れたウィンターに見ると盛り上がった空気が一瞬で元に戻り沈黙する

 

「そうやって」

 

しばらく黙っていたウィンターが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「見栄のためにとんでもない嘘をつく癖があるから。そちらの貴方がたは暫定地獄逝きなんですよ」

 

そう告げた

 

『え?』

 

『………』

 

派手な死因をしている亡者たちが一気に顔が青くし視線を逸らす

それを見たウィンターは部屋を出て行く。その際に壁に付けられた二つのプレートにはこう書かれていた

 

 

 

 

普通側『一~四審・判決 暫定天国席』

 

派手側『一~四審・判決 暫定地獄席』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘八百と言うだろうが

この話では八百では足りない気がする




エイプリルということで嘘回書きました
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