地獄で叩く! 作:スロウ亀
今年も何事もなく書けるようにしたいと思っています
これからも地獄で叩く!をよろしくお願いします
ボルス一家の襲来でくたびれる五人
どっと疲れなら馬車に揺られていると、馬車が止まり扉が開く
「えぇ!?」
「マジかよ」
「今度は誰だ」
「どんなネタを引っさげてくるのか」
「もうケツがヤバイって」
警戒する五人をよそに扉から何人か入ってくる
ボロボロで継ぎ接ぎの服を着ていた。それは一人だけでなく入って来た全員である
「父よ。もう皆限界です」
「お父さん。お腹空いたよ」
「パパ。どこまで行くの?」
「もう売れる物が無くなってきた」
「親父。もう疲れた」
「お父さん」
その団体の正体は暗殺部隊
しかし今は見る影もなく貧乏家族になっていた
「すまんな。俺が稼ぎが悪くて」
もはや駄目親父化したゴズキ
無精髭を生やし、髪がボサボサだった
「ねぇお父さん。お腹空いたよ」
「甘えるなツクシ。三日前全員で大根一本分けて食ったべ!」
「…フフッ」
デデーン タツミ OUT
突然訛った喋りをするゴズキに不覚にも笑ってしまったタツミ
「これアカメが見たら別の意味で泣くぞ《スパーン!》あ~ぅ!」
8年間アカメを育ててきた男がここまでひもじくなっている
ある意味じゃ笑ってはいけないような気がする
「もうすぐお母さんに会えるんだ。それまで我慢しろ」
どうやら母を探しているであろう家族一行
だがここで疑問に思った。暗殺部隊に母親が居たのかという事に
五人の疑問はすぐに解けれる事になった。止まっている馬車に猛スピードでやってくると、すぐに馬車に入り込んできた
「貴方達!!」
『お母さん!?』
暗殺家族の子供達が突然乗ってきた人物を見ると母だと言う
しかし、その母親は
女装したスタイリッシュだった
『プッハハハハハハ!!』
デデーン 全員 OUT
急に入って来たスタイリッシュに全員笑ってしまう
「《スパーン!》ぬぅ!」
「《スパーン!》あぐ!」
「《スパーン!》ごう!」
「《スパーン!》痛っつ!」
「《スパーン!》んな!」
いつもの如く尻をしばかれる五人
再び席に座り家族の様子を見る
「貴方達。こんなに汚れちゃって」
『お母さ~ん!!』
感動?の再開をし子供達と母が抱きしめう
するとゴヅキがスタイリッシュに話しかける
「お前、一体今まで何処に」
「ごめんなさい貴方。実はある物を作っていたら借金が出来て、巻き込みたくなくて」
「ある物」
「そう。これよ」
スタイリッシュがポケットから黄色いボールを取り出す
それを一目見て何かに気づいたシュラ
「あれチャンプのダイリーガーじゃね?」
ボールの正体は快投乱麻・ダイリーガーだった
雷の球でスタン能力があるボール
「これは一発で体の全身のコリが治るっていう優れものよ。これを口に含めば一瞬で治るわ!」
「それはすごい!試していいか!?」
ゴヅキは雷の球を手に取り口に含もうとする
「いやいや危ない危ない」
「体痺れるって」
「大丈夫か帝具なんか口に含んで」
シュラの反応と言葉で全員が帝具だと分かり止めるよう言うが既に口に入れてしまった
何が起こるか分からない恐怖で全員体を縮める
「どう貴方?」
心配するスタイリッシュと子供達
しかしゴヅキは平気な顔をする。寧ろ笑顔だった
「ぱ、ぱぃぽうぷぱ(だ、大丈夫だ)」
しかし実際は大丈夫ではなかった
やはり雷の球だったのか口や頬がヒクヒクしていて、口がマンボウのようにパクパクしていた
「プッ!」
「フッハハハハ!」
「クッククク!」
デデーン タツミ ラバック シュラ OUT
「全然大丈夫じゃない《スパーン!》なぁ!」
「無理するなよ《スパーン!》痛て!」
「どうやって調達したんだよ《スパーン!》ぐぉ!」
三人が叩かれると暗殺家族と母親は馬車を降りていった
そして何事もなかったかのように扉が閉まり、再び馬車は動く
「も~やめてくれ」
「しんどいぞコレ」
「なんで俺達が」
「早く着かないんでしょうか」
「もう寒いって」
ボルス一家と暗殺家族という味の濃いキャラと遭遇し身も心も疲れ果てる五人
だがここまでは序盤だという事はまだしらない
AM10:00
馬車に乗ってから一時間が経過
疲れた五人は、遂に目的の場所に近づく
「皆さん。間も無く到着ですよ」
「やっとかぁ」
「もう~長かった」
「ようやく休める」
「もういろんな意味でお腹一杯です」
「早く暖まりたい」
五人を乗せた馬車の前に巨大施設が姿を現した
笑ってはいけない舞台『帝国警察・帝都警備隊屋舎』である。馬車は屋舎の目の前で止まり扉が開く
「さぁ着きましたよ。降りてください」
ウィンターが先に降り、それに続いて降りる五人
改めて勤務する屋舎を見上げる
「すげぇ立派なとこだな」
「ここで働くのか」
「海軍時代より充実してるなぁ」
「流石に建物はまともですね」
「さっさと入ろうぜ」
五人は屋舎に入る
中も構造も新築そのもので仕事をするには快適に過ごせる程である
周りを見渡すとウィンターが話しかける
「ではこれから皆さんの上司に当たる将軍に挨拶しに行きます。くれぐれも失礼の無いように」
ウィンターが五人を屋舎の奥まで案内する
いくつもの部屋の扉を通り過ぎ、他とは丈夫に出来た扉の前にやってくる
「ここが将軍がいらっしゃる部屋です。入りますよ」
扉を開け先に中に入るウィンターとそれに続く五人
部屋は観賞用植物や難しい書物が並ぶ棚などが置かれている。その部屋の奥の中央に長机が置かれ誰かが椅子に座っているが背を向けていて顔が分からない。五人は一列に並ばせるとウィンターが将軍に話す
「将軍。新人警備員五人を連れて参りました」
「ご苦労」
ウィンターの話に反応し、椅子を回転させ顔を見せる
その正体はブドー将軍
『………』
なんとか笑いを堪えた五人
しかし油断は禁物である。ブドーは席を立ち、一列並ぶ五人の前に立つ
「私がキミ達の上司に当たるブドーだ。よろしく頼む」
ブドーは軽く挨拶するとタツミの前に立つ
「キミの名前は?」
「タツミと言います」
「ふむ。タツミか…」
ブドーがタツミの名を口にすると突然黙り始める
しばらく沈黙が続いていると何処からか音楽が流れ出る
【タツミ、それは地方の出身に生まれた、全く新しい無鉄砲な少年である。年上キラーと呼ばれる基本誑しに、恋愛鈍感を搭載。さらにマインと恋人になる事によって、無限のリア充を引き出すことが出来るのだ!】
『ッフフフフ』
デデーン 全員 OUT
何故かタツミのナレーションが流れる
その内容の酷さに全員笑ってしまう
「何だよ年上キラーって《スパーン!》あぁ!」
「そういえばナジェンダさんも言ってたな《スパーン!》痛たたたぁ!」
「いや何かあるなと思ってたら《スパーン!》ぐぉ!」
「案の上ありましたね《スパーン!》おぅ!」
「まさか全員あるのか《スパーン!》にぎぃ!」
謎のナレーションに警戒し集中する五人
次にブドーはラバックの前に立つ
「キミの名前は?」
「あぁ…ラバックって言います」
「ふむ。ラバックか…」
ブドーがラバックの名を口にすると突然黙り始める
しばらくしてまた音楽が流れ出る
【ラバック、それはナイトレイドが生み出した、全く新しいバカである。変態と呼ばれる基本行動に、秘蔵エロ本を搭載。さらに様々な女湯覗きをさせる事によって、無限の制裁を受ける事が出来るのだ!】
「ブッフゥ!」
「フフフフッ」
「ムッハハハハ!!」
デデーン ウェイブ ラン シュラ OUT
さっきより酷いラバックのナレーションに爆笑する三人
「もうこれ馬鹿にしてるだろ《スパーン!》っんな!」
「キツイですね《スパーン!》うっく!」
「これ先が重いぜ《スパーン!》ごぁ!」
しばかれる三人に対して
笑うどころか落ち込むラバックと同情するタツミ
しかしブドーはやめない
「キミ達はイェーガーズのウェイブ君とラン君だね。まぁ再研修という事で頑張ってくれ」
そう言ってブドーは二人に握手を求める
この二人にはナレーションが無いという事に不思議に思う五人
先にウェイブが差し出したブドーの手を握手した
ビリビリッ
「痛ッ!!」
突然握手した手から電気が流れる。電気を流してるのは雷神憤怒・アドラメレクだった
ウェイブは痛さにたまらず倒れてしまうが、ブドーが手を離すのをやめない
ビリビリッ ビリビリッ ビリビリッ
「痛い!痛い!痛い!痛い!何してるんですか!何してるんですか!アホかアンタ!?マジでアホか!!」
『ップハハハハハ!』
デデーン 全員 OUT
電気で苦しめられるウェイブの急変に四人は笑ってしまう
そして何故かウェイブもアウトになる
「これは何というか《スパーン!》あぁ!」
「帝具を何に使ってるんだよ《スパーン!》ぐっ!」
「待てよこれ只の体罰だろ《スパーン!》痛っ!」
「災難ですね《スパーン!》ぬぅ!」
「なんだコレ《スパーン!》ごぁ!」
ウェイブのビリビリ握手&しばきがあった後
ランをには握手せず挨拶だけする。そして、最後はシュラである
「キミの名前は?」
「………シュラっす」
「ふむ。シュラか…」
突然沈黙で何が来るのか分かった五人
そしてあの音楽が流れる
【シュラ、それは二次創作が生み出した、全く新しいストレス発散である。悪役と呼ばれる基本外道に、残忍な性格を搭載。更に様々なアカメが斬る!ssに叩かれる事によって、無限のサンドバックを引き出す事が出来るのだ!】
『…ップフフフ』
デデーン 全員 OUT
シュラをボロクソ言うナレーションに笑う五人
これは他のssを手掛ける作者の方々もこんな風に思っているかもしれない
「確かにそうだけども《スパーン!》がぁ!」
「ぶっちゃけた話、俺二回殺してるからな《スパーン!》のぉ!」
「おいメタ発言するなよ《スパーン!》ぼぉう!」
「そういう話は他でして下さい《スパーン!》にぃ!」
「どの世界も優しくねぇよ《スパーン!》っだぁ!」
メタ発言も雑じったナレーションも終わり
ブドーも挨拶を終える
「これからキミ達の活躍を期待している」
「勿体無いお言葉です。では失礼します」
ウィンターが変わりにお礼を言って五人を部屋に退出させる
最後に出たシュラが扉を閉め、再び案内される
階段を上がり突き当りを曲がると『新人研修室』というプレートが付けられた部屋にやってくる
「ここが待機場所になる新人研修室です」
「やったぁ」
「ここまで長かったぜ」
「いやぁ疲れた」
「やっと休めますね」
「さっさと暖まりたい」
ようやく休める場所に辿り着く
五人は安心しきった顔をする
「さぁ入ってください」
ウィンターが扉を開けられ、部屋に続々と入る五人
研修室は人数分より三つ多く設置された引き出し付の机と椅子、冷蔵庫やエアーポットやお菓子などの飲食類の物が置かれている。他にも本や筆記用具などの仕事で使う物、ロッカーや机とは別の引き出しなどの収納する物もある。それ以外にも額縁や絵、テレビに時計などの壁に設置している物まである。
そして何故か巨大なジュラルミンケースが部屋の端に置いてあったり、スロットマシーンが置いてあったりする
「では皆さん。自分の名前が書かれた机に座ってください」
そう言ってウィンターは研修室を出て行く
笑いの刺客と向き合い続けた五人にようやく訪れた、安堵の時
しかし油断は禁物である
「とりあえず何か食おうぜ」
「そうだな」
「俺は温かいの飲も」
「私もいいですか」
「俺にもくれ」
まず五人は一先ず何か食べることにした
研修室に辿り着くまで何も食べていなく、小腹が空いていた
「俺バームクーヘンにするか。ラバは?」
「俺クッキー」
タツミとラバックはお菓子が入った編み籠から各々好きな物を取り出す
他の三人はコーヒーを飲もうと粉末をコップに入れ、エアーポットからお湯を出そうと押しだす
「あれ?」
しかし押してもエアーポットからお湯が出ない
何度押してもお湯が出ず、ロックしてるのかと上を捻らせ押すと
ブシューーーーーーー!!!
「うぉおお!?」
エアーポットからCO2ガスが噴射する
前にいたウェイブはもろに受け、近くいたタツミとラバックはビビッて後ずさる
ランとシュラは噴射に反応してビクつく
「……フッ」
デデーン ウェイブ OUT
研修室でもお構いなしにやってくる黒衣
そして尻をしばく
「《スパーン!》痛たた!」
研修室ですら仕掛けで叩かれる
ウェイブは他のエアーポットからお湯を出そうと押すが、少しビビリながらお湯を出す
コーヒーを入れたウェイブは自分の席に着き、他のメンバーもお菓子やコーヒーを手に席に着く
「もうここは休ませてくれよ」
これには全員同じ気持ちである
開始から一時間半。笑いの仕掛けに翻弄される五人
この後、恐怖の引き出しネタが待ち受ける
ブドー将軍の声優さんがメダロット魂のナレーションだったという事でナレーションネタをぶっこんで見ました
①の隠れているお祝いの言葉は見つけられましたか?
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