NARUTO〜碑の子孫〜   作:雲の如く

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碑の子孫 原初 1

俺は社畜生活をしているなか一人遊びのしすぎで死んだ

 

そして神に会い転生させて貰えると言われ転生する事を選んだ

 

ただし、転生特典の内容はとある転生する前に一度とある世界に生まれ代わり生きること、そしてその時の記憶は次の転生で封印される事が条件だ

 

神が俺の生き様を評価し特典をランダムでくれるらしい、神様が気に入れば希望制の特典を増やしてくれるそうだ

 

判断基準はどれだけ必死に生きたかと生きた年数によるらしい、それと神様の気分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は祖の国の皇子として生まれた

 

「若!?何をされてるんですか!」

 

「ん?牛糞を集めてんの」

 

「牛糞を集めてどうされるのですか!」

 

「堆肥だよ堆肥」

 

周りは俺を奇行種をみるかのようにみてくるが異世界かなんかしらんが文明がない世界に来たら文明無双でしょ!

 

いやぁスローライフ楽しい!!

 

あのクソみたいな社畜人生、唯一の趣味はAVのコレクションだった

 

「うん、自分でいってても悲しいな」

 

「若ー!!!穀物を塩水に浸して何をなさっているのですかー!!」

 

「ん?穀物の選別・・・・・・あ、頑張って岩塩掘ってきて」

 

「な!何を」

 

「我、皇子・・・・・チミはなんだね?」

 

「・・・・・はい」

 

パワハラよくないって最近なり始めてるけどやる方になると何とも言えぬ優越感よ

 

「はっ!?駄目だ!俺はブラックを許す存在になってはいけない!」

 

「どうしました?若」

 

「ん?炭窯つくって炭作りしようかと、お前火山地帯と温泉地探してきて、何かおなら見たいな匂いする場所でよろしく〜」

 

「う、う、またですか〜!!わ・・・・いや、バカ〜〜!!!」

 

おい!誰がバカだ

 

「朕にバカとは処すぞ」

 

「いきますよー!!!」

 

俺の世話役の爺やは今日も忙しい

 

あ、石鹸作りたいな・・・・・

 

「流石に石鹸は無理だな・・・・・知識がねぇし」

 

「はっ、ついに馬鹿の奇行が終わりを迎えて爺は爺は・・・・・嬉しゅうございます」

 

「爺、いい加減にしねぇとまじで老人虐待すんぞ」

 

「若もようやくまともになりましたのう、この爺嬉しゅうて嬉しゅうて」

 

「とりあえず炭作りが・・・・・・あっ、炭の灰汁でDr.stoneで代用してたじゃん」

 

「わ、若・・・・・まさか」

 

俺はにっこりと笑みを作り爺を見ると爺は顔を青くする

 

「うん、思いついたからとっとと探して来て」

 

そう、命令よくない

 

パワハラよくない

 

だからお願いするとしよう

 

「ば、馬鹿様〜」

 

「なる早でお願いね爺」

 

「およよよ〜〜!!」

 

そんなこんなで楽しい少年期を送っていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数年後

 

成人して少しした頃、父と爺が他界し俺は祖の国の皇になっていた

 

俺は丘の上の一番見晴らしの良いところに花を持って行く

 

「親父殿、爺や、国はここまで富んだぞ。爺が泣きながら集めた素材のおかげで国はどんどん発展して冬に飢える奴もいなくなったぞ」

 

俺は墓石に花を添えると国を見る

 

風が気持ちよく吹き

 

丘の上から見える田畑で仕事をする一族達

 

「悪くない・・・・・・」

 

今日も何もない日常を謳歌する

 

そして、恋人が右手であることが唯一の心残りである

 

「テンジ様!!」

 

「おう、どうした?」

 

幹部の一人が走ってくる

 

「はっ!昨夜光が落ちたところから怪しげな者が現れたので捕らえました!」

 

「ふ〜ん、解放してあげれば?」

 

「まずは!確認してください!祖父からくれぐれもテンジ様がふざけた事を言ったら引っ張ってくように言われてますので」

 

「朕は皇ぞよ」

 

「だから来て判断してくだされ!」

 

そう言い俺はズルズルと引っ張っていかれる

 

あれ〜?

 

俺の皇の威厳どこにいった?

 

「テンジ様!お待ちしておりました!」

 

「此奴が怪しいものです!」

 

「ふ〜ん・・・・・で、なんで怪しいの?」

 

俺が言うと全員頭を押さえた

 

俺は槍を向けられている奴をみる

 

白い髪に白い肌、白い瞳の飛んでもない美女だ

 

「う・・・・・・・美しい」

 

「テンジ様?」

 

「無罪!」

 

「テンジ様!いい加減にしてくだされ!昨夜の光が空より落ちたところにいたのですよ!」

 

「あ〜面倒くせぇ、昨日の光なんて俺は見てないのUFOか流れ星か隕石だよ」

 

「また面妖なことを我等が分からぬ言葉で誤魔化さないでくださいませ!」

 

うわっ!?つば飛んだ!?臭っ!

 

今度は歯磨き粉作らないといけないのかなぁ?難しいよ

 

無理だよ歯磨き粉

 

「何だよ〜、お月様からカグヤ姫でも降りて来たっていいたいの?」

 

「カの国の回し者かも知れないと言ってるのです!」

 

「なわけないでしょ、あのクソ共はこんな美女こっちに送るわけないじゃん、自分のものにして外に出さないでしょ」

 

俺が言うと皆一様に考え始める

 

「よく、考えてみ?あのクソ共だぞ?送るなら捨ててもいいような奴を送るだろ」

 

「「「「たしかに」」」」

 

「ほれ、お前ら槍を引け、女性に失礼だろ」

 

俺が言うと槍を引き警戒も少し薄くなる

 

「悪かったな、お嬢さん」

 

「・・・・・・・・・」  

 

女は俺のほうにゆっくりと歩いてくる

 

「待て!」

 

「止まれ!」

 

護衛が槍を構えようとするが

 

「うっ!?」

 

「うっ!?」

 

護衛の二人が倒れる

 

「貴様!」

 

「何をした!」

 

幹部の二人が向かおうとするが

 

「お前ら、やめろ」

 

「・・・・・・・」

 

女は俺の前まで来て止まる

 

「どうした?」

 

「・・・・・・・何故、妾の名を知っている?」

 

「いや?知らんけど?」

 

女はキョトンとした顔をする

 

「ははは、槍を突きつけられてもひるまなかったのに可愛らしい顔をするんだな・・・・・俺は祖の国の皇テンジ、お嬢さんは?」

 

「・・・・・・・妾は神樹を見守るものカグヤ」

 

「へぇ、銀月のような色をした貴女にぴったりの名前だな」

 

「・・・・・・・・」

 

「・・・・・まぁ、なんだ、ゆっくりしていくといい、暫くは客間を用意させるしな、うちのが手荒くした詫びだ」

 

「・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カグヤが現れてから数日

 

カグヤには世話係として、アイノという女をつけ様子を見ていたが

 

ずっと部屋にいてボーッとしているばかり

 

「俺は分かったぞ・・・・・やつの正体が」

 

「おおっ、さすがテンジ様!して、奴は何もので」

 

「奴は・・・・・・ヒキニートだ」

 

「それではテンジ様、そろそろ見回りがありますので」

 

最近、部下が冷たい

 

これって部下ハラって奴じゃないの?

 

俺がショボンとしながら暇つぶしにシャボン玉を膨らませていると

 

「・・・・・・・・何をしておるのだ」

 

「ん?石鹸からつくったシャボン玉液であそんでる」

 

「シャボン・・・・玉?」

 

俺が声をしたほうをみるとカグヤがいた

 

「よう、ヒキニート・・・・・・お前もやるか?」

 

「・・・・・・・」

 

「えっと、カグヤ様、テンジ様がお誘いですが」

 

「妾のことか?ヒキニートとは」

 

「そ、働かずの部屋に引き篭もる奴のみが得られる称号だ」

 

「・・・・そうか」 

 

そう言いながら俺の手元を見てくる

 

「こっちに来て一緒にやらないか?」

 

「・・・・・・・」

 

カグヤは近くにくるとじっと見る

 

「この輪っかに液をつけて・・・・・・・ふぅ」

 

俺が息を吹きかけるとシャボン玉ができ空に消える

 

「ほれ」

 

「・・・・・・ふぅ」

 

「綺麗ですねぇ」

 

「ふっ、君達のほうが綺麗だよ」

 

俺はキザったらしくウィンクしながら言う

 

「「・・・・・・・・」」

 

二人は真顔でコチラを見てくる

 

「・・・・・・・・っ〜〜〜〜」

 

もう二度とやらない

 

すいません

 

転生して皇になったから調子乗りました

 

そうだよね、転生しても所詮俺は俺だもんね

 

俺は膝を抱えて横になる

 

「はぁ、もう無理・・・・・穴があったら入れたい」

 

「テンジ様、そこは入りたいです」

 

「・・・・・・ふぅ〜」

 

「うぅ」

 

俺は膝を抱えてうずくまる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

メソメソする俺を放置して液がなくなったらとっととカグヤは帰ってしまった。

 

アイノも俺を放置していなくなっていた

 

「はぁ・・・」

 

俺は夜食の団子を持ちながらうろついていると

 

「・・・・・・・」

 

「あれ、カグヤ何してんの?」

 

彼女は黙って空を眺めていた

 

「・・・・・冷えるぞ」

 

俺は自分の羽織を脱ぎカグヤに掛ける

 

現代では見れない綺麗な星空だ

 

幾千幾万の星の輝きが見える

 

「ふぅ・・・・・おっ、流れ星だ」

 

「・・・・・・・・」

 

「願いごとはしたか?」

 

「・・・・・何故?」

 

「迷信だよ・・・・・流れ星が消えるまでに3回願いごとをすると願いが叶うっていう迷信があんだよ」

 

「・・・・・・」

 

「おっ、また来たな・・・・・・今日は流れ星が多いな、何願う?カグヤ」

 

「・・・・・・妾が願うのは争いのない平和」

 

「・・・・・叶うといいな」

 

それから俺はカグヤとともに夜空を眺める日々を送っていた

 

「・・・・・・・」

 

「よう、団子食うか?」

 

そして今日も夜空を見あげる

 

「そう言えばこの世界って月ねぇのな、カグヤと夜空みててようやく気づいたよ」

 

「・・・・・・月?」

 

「あぁ、黄金や白銀に輝く夜空に浮かぶものでな、お前見たく綺麗なんだけどな・・・・・・残念だ」

 

「・・・・・・・・・そうか、月にはどう言う物語があるのだ?」

 

「ん?」

 

「お前・・・・・・・テンジはよく星を見ながら物語の話をするではないか、月にも物語があるのだろう?」

 

そう言いカグヤは初めて俺の持ってきた団子を食べる

 

「俺の知ってる月の物語はカグヤ姫かな」

 

「妾か?」

 

「同じ名前だな・・・・・・昔々あるところに竹取りの翁と」  

 

俺はカグヤ姫の物語を語った

 

「そしてカグヤ姫は男に不老不死の薬を渡して月へと帰りましたとさ」  

 

「男はその薬をどうしたのだ?」

 

「捨てたそうだ、カグヤのいない世界で生きても仕方ないとな」

 

「・・・・・・・そうか」

 

「・・・・・・楽しめたか?」

 

「・・・・・・・・テンジならどうする」

 

彼女は今までずっと空を眺めていた目をコチラに向ける

 

彼女の横顔へ美しかったが見上げてくるその顔はより一層美しさをましている

 

「まぁ、薬を飲んで月を目指すのもありかもな・・・・・・・人はいづれ月くらいならいけるからな」

 

「・・・・・・そうか」

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