NARUTO〜碑の子孫〜   作:雲の如く

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碑孫 14

天間はコスケと共に下忍としての任務を受けていた

 

「いやぁ、コスケさんとの任務って勉強になりますね」

 

「それは、何よりじゃ」 

 

里をコスケと共に歩いていると

 

「あっ!天間!コスケの爺ちゃん!!」

 

ナルトが猫を抱えながら天間へと駆け寄ってくる

 

「お前も任務終わりか?」

 

「おう!天間はどんな任務だったんだってばよ?」

 

「畑を荒らす獣狩りだよ。コスケさんのおかげで楽に終わったけどな」

 

「やっぱそんなもんだよな、もっとスゲェ任務が欲しってばよ!」

 

「おい、ナルト。家でも話すのに何を油うってる」

 

「よう、お疲れさん、サスケ」

 

「あぁ・・・・・天間、任務が終わったならこのあと修行に付き合えここ数日挑戦が溜まっているだろ」

 

「はいはい、わかったよ」

 

「へん!お前らには負けねぇからな!これから爺ちゃんに言ってすんげぇ任務を貰ってやるってばよ!!」

 

そう言いナルトは駆け出す

 

「あ、おい!ナルト!・・・・・・ちっ、あのウスラトンカチ天間がいないとここまで制御が利かなくなるとわな」

 

そう言いサスケもカカシ、サクラとともに走っていく

 

「コスケさん、このあと暇なら里の外でいろいろ教えてくれませんか?」

 

「かまわんよ」

 

天間はコスケとともに森にいく

 

「ここはかつて三代目と見つけた補給地点の一つでのう、蛇が多いのじゃ」

 

「地形的なものですか?」

 

「ほっほっほっ」

 

コスケは笑うと一つの実を指す

 

「この実を蛇が好んで食べるから多いんじゃよ、天間君が言う通り地形から言えばこの実が生えやすい環境なのだろうな」

 

「なるほどな」

 

「ふっ」

 

コスケが手裏剣を投げるとそこそこの大きさの蛇の頭に刺さる

 

「いい塩梅の蛇じゃのう、オヤツにするか」

 

そう言うと天間を火を起こし始め

 

コスケはもう一匹捕まえてくると皮をはぎ、内臓と骨を抜いて下処理をする

 

「蛇は青臭くて始めてはそのまま食べるのはつらいからのう」

 

そう言い小瓶を出すと大きい蛇に黒い液体を掛ける

 

「こっそり食うのには向かんが特製のタレで焼くとしよう」

 

「てことは今日は蛇って決めてましたね?」

 

「たまたまじゃよ」

 

串刺しにされた蛇から油が落ち、タレの香りが広がる

 

「たしかにこの匂いは良くない、敵にすぐバレるし何より腹がへる」

 

そう言う天間のお腹から音がなる

 

コスケは焼いた蛇におってタレをかける

 

「二度掛けだと!?まさか!」

 

「鰻と同じ要領で何度かつけるのが秘訣じゃな、まぁ持ち運ぶために漬ける容器がないのが残念じゃが」

 

そう言いクルクル回したり掛けたりしながら焼いていく

 

「さて、焼けたかのう」

 

そう言いコスケは蛇を見ると頷き、天間に差し出す

 

「いただきます・・・・・・んっ!」

 

天間は串に刺された蛇に齧りつくと

 

「これはたしかに青臭いが独特の弾力と味!そしてスパイスの聞いたソースが何ともいえない旨さ!」

 

「お口にあって何よりじゃ」

 

美味そうに齧りつく天間を塩だけで味付けした蛇を齧りながらコスケは眺める

 

「はふはふ!・・・・・・・うまい!」

 

「・・・・・・お孫様」

 

仮面を付けた男が音もなく二人の前に現れる

 

「なんだ」

 

「第七班が里の外に出るため同行させるよう手を回したそうです」

 

「わかった」

 

「天間君、ここの片付けは儂がしておこう、急いで準備して向かうといい」

 

「すみません。コスケさん後処理頼みますね」

 

天間はその場を後にして急いで準備をする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天間は木の葉の里の門につくと

 

「ぶっころーーーす!」

 

ナルトの元気な声がしていた

 

天間の服装はまんま扉間の真似だ、腰に脇差くらいの長さのチャクラ刀を左右に付け、後にはデカい巻物を背負っている、額当ては付けておらず、遺品の中に入っていた扉間が付けていたものを付けている

 

「天間!遅いってばよ!」

 

「なんじゃ、超ガキが増えただけじゃねぇか」

 

「はじめまして、カカシ上忍。千手天間です」

 

「君が天間君ね・・・・・・・」

 

カカシは天間をジロリと見る

 

「・・・・・・よろしくね。天間君、君もこの本のファンなんだって?」

 

そう言いカカシはイチャイチャパラダイス下巻をだす

 

「常に持ち歩いてます、ちなみに今は中巻読んでます。千周目すかね」

 

そう言い天間は中巻をみせる

 

「・・・・・君が班員じゃなくて残念だよ。たしか担当はヤマトだっけ」

 

「・・・・・まったく同じ気持ちです。班員トレードできたらよかったんですがね」

 

ガシリ!

 

天間とカカシは熱い握手をかわす

 

「それより早く行くってばよ!」

 

ナルトが先頭を歩きだしその後ろにゾロゾロと5人は歩いていく

 

「そう言えば天間はちゃんと内容聞いてきたの?あんた、アカデミーではサボったり居眠りしたりで連絡事項いつも聞いて無かったでしょ」

 

サクラは天間を見ると天間は欠伸をしながら答える

 

「波の国の橋職人のタズナさんだろ」

 

「天間、お前の事だ波の国の事情も知ってるんだろ、教えろ」

 

「サスケ〜、言葉遣い直しなさい、トマト抜くぞボケコラカス」

 

「・・・・・・お前がそれ言うか?」

 

「まぁ、波の国は忍里を持たない国だからな、国によって持ってるところ持ってないところがあるのは当然だな、火、風、土、水、雷の国はそれぞれ木の葉、砂、霧、岩、雲の五大隠れ里をもってるが他の国もそれぞれ里をもってる、近くの有名どころだと、草隠れや滝隠れ、かぐや一族とかだなだけど影の名を冠することができるのは忍五大国だけ、つまり火影ってのはそんだけ凄いんだが、話がそれたな」

 

天間は一息つくと

 

「波の国は忍里を持たないから何処かに依頼するしかないわけ、しかも最近の波の情勢を考えて妨害してんのはマフィアだろうがバックにはそれなりのがついてるだろうな」

 

「マフィアって、大丈夫なの?」

 

「まぁ、マフィアだけなら忍術つかえねぇチンピラ軍団だから下忍だらけの状況でもそこまで困らないだろうよ・・・・・・マフィアだけならな」

 

「・・・・・」ピクッ

 

そう言い天間はタヅナを見ると僅かに反応をみせる

 

「気になる言い方だな天間」

 

「いや・・・・・波の国の橋の利権問題は経済を知ってる界隈じゃあ結構有名だからな・・・・・橋ができりゃ損するとこもででくる」

 

「まぁ、今回はCランク任務だし他国の忍びとの忍術合戦にはならないでしょう」

 

カカシはそう言いサクラの頭を撫でると天間の説明で緊張していたサクラはホッと安堵の息を吐く

 

「なら他国の忍術と接触する可能性はないのね」

 

「もちろんだ、ははは」

 

「・・・・・・・・(水溜まりって馬鹿か?)」

 

天間は歩きながら周囲を見渡すと水溜まりを見つける

 

「・・・・・」チラリ

 

「ん・・・・・・」スッ

 

天間がカカシを見るとカカシは静かにシーッと合図をする

 

「・・・・・・・」

 

天間達が水溜まりをすぎると

 

ピチャ

 

と水音がしすると

 

「なにっ!」

 

二人の忍が鎖でカカシを拘束する

 

「一匹目」

 

そして鎖が閉まると破片がボドボドと飛び散る

 

「きゃーーっ!」

 

「きやーーーー(棒読み)」

 

「忍」

 

「なんだってばよ!」

 

4人?が混乱していると

 

「二人目」

 

二人の忍はターゲットをナルトにうつす

 

「!」

 

サスケは飛び上がり手裏剣とクナイを投げる

 

「「っ!?」」

 

鎖は拘束され

 

ドカッ!

 

サスケは繋がれた手に着地すると二人を蹴る

 

ガキンッ!

 

接合部がハズレそれぞれ走りだす

 

ターゲットはナルトとタヅナに向かう

 

「タヅナさん!私の後に!」

 

「うわぁぁぁ!!!」

 

怯えて逃げようとするナルトとタヅナの盾になるべくクナイを構え前に出るサクラ

 

「・・・・・・」ザッ

 

そしてサクラの前に割って入るサスケ

 

「ふおぉぉぉぉ!!」サクサクサクサク

 

何処からか出したのかポップコーンを片手に写真を撮る天間

 

「ぐおっ!?」

 

そして突っ込む忍をカカシがラリアットで止める

 

「すぐに助けに入ってやれなくて悪かったなナルト、それととりあえず良くやったサスケ・・・・・・あと天間、君もうちょい動きなさいよポップコーン何か食べて任務ってわかってんの?」

 

「だってカカシ先生気づいてて止めたじゃないですか」

 

「まぁ、そうだけどさぁ」

 

カカシがため息をつくとナルトは起き上がる

 

「よぅ、ケガはねぇか?ビビリ君」

 

「てめぇ!サスケ!!」

 

「ナルト!!喧嘩は後だ、コイツらの爪には毒が塗ってあるお前は早く帰って毒抜きする必要がある。傷を開いて毒抜きする必要があるからあまり動くな、毒がまわる」

 

「・・・・・・」

 

カカシはタヅナを睨むと

 

「タヅナさん・・・・・少し話があります」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

忍を縛り上げると

 

「ふ〜ん、この額宛、霧の忍ですね・・・・・動きから見たら中忍ですけど頭は下忍ですねぇどっちだと思います?カカシ先生」

 

「ツーマンセルだし中忍だろうな」

 

「・・・・・何故我々の動きを見切れた」

 

「こんな晴れの日に水溜まりなんてないでしょ、天間が言う通り頭は下忍並みなのね」

 

天間とカカシが観察していると

 

「あんた、それがわかっててガキにやらせたのか?」

 

「まぁ、私にかかればコイツらくらい瞬殺できます・・・・・だけど知る必要が有りました。コイツらのターゲットが誰なのか・・・・・」

 

「?」

 

理解をしてないタヅナに天間が答える

 

「あんたの依頼内容だとギャングや盗賊の武装集団からの護衛だ、忍が出てくる可能性には一つも触れられていない。忍との交戦の可能性が出てくる時点で高額なBランクに設定される・・・・・・つまり、忍が出てくる可能性を隠してウソを付かれたのか状況が変わって忍がでてきたのかは関係なくランクは既にB以上。まぁ、ウソなのも分かってるがな忍を波の国周辺で雇うほどの資金力を持ち橋の利権を持つのは限られてくる、そしてそのあおりを受けている当事者がそれを知らないわけないよねぇ」

 

「まぁ、何か訳ありみたいですがウソをつかれると困ります。これですと我々の任務外となります」

 

「この任務、まだ早いわやめましょう・・・・・ナルトの傷だって開いて治療するのに麻酔も必要だし里に戻りましょう」

 

サクラの言葉にカカシは唸りながら空を眺める

 

「んーーー、こりゃあ荷が重いな!ナルトの治療ついでに里にもどるか」

 

「・・・・・・」ギリッ

 

ナルトは歯を食いしばりクナイを出すと

 

ザクッ

 

「「「!!」」」

 

「ナルト!あんたなにしてっ」

 

ナルトは傷にクナイを刺す

 

「俺がこのクナイでオッサンを護る!任務続行だ!!」

 

「まぁ、その血だらけの手でどうやって護るか面白そうだけど出血多量で死にたくなけりゃ治療しろ〜」

 

天間が言うとナルトはワタワタと焦り始める

 

「えっ!俺死ぬの!?助けてくれってばよ!天間!こんなところで死んでられないってばよ!!なぁ!天間!」

 

「わかった、わかった、手を出せビビリ君」

 

「コラァ!俺はもうビビリじゃねってばよ!」

 

「なら治療しなくても死ぬことにビビらねぇから大丈夫だな」

 

「わぁー嘘!嘘!死ぬのヤダ!助けてくれってばよ!天間!!」

 

「わかったから暴れるな、血が飛び散るし、余計にでるぞ」

 

ナルトはやっと大人しくなり天間に手を出す

 

「大人しくしてろよ」

 

天間は印を組むとナルトの手に医療忍術を施す

 

「驚いたねぇ、まさかその年で医療忍術を実践で使えるレベルで習得しているとは・・・・・・君、本当にただのアカデミー生だったの?」

 

「えぇ、これは母ちゃんと姉ちゃんから教えて貰った技術です。そこらの奴らとは年季が違いますからね」

 

「・・・・・・」

 

「さすが天間だってばよ!もう治ってるってばよ!」

 

「へぇ、あんたただのサボり魔じゃなかったのね」

 

「ほれ、これも食っとけナルト新作の増血丸鼻糞味」

 

「・・・・・なんか、嫌だってばよ」

 

「うるせぇ、黙って食え!」

 

「もごっ!・・・・・しょっぱいってばよ」

 

「鼻糞味だからな」

 

「ちょっと、近づかないでよナルト」

 

「何でだってば?サクラちゃん」

 

「何か鼻糞食べた後に近づかれたくない」

 

「鼻糞じゃなくて、鼻糞味だってばよ!」

 

「そうだってばよ!」

 

「いや!近寄んな!エロバカコンビ!」

 

賑やかになる中タヅナはカカシに近づ来き

 

「ちょっと、話したい事がある」

 

真剣な表情で口を開く

 

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