NARUTO〜碑の子孫〜   作:雲の如く

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碑孫 19

ガトーの死と残党が壊滅から数日

 

「カカシ先生、こちらを」

 

「これは?」

 

「木の葉上層部からの密書です」

 

カカシは中を確認する

 

「これはっ!?・・・・・・天間、お前の後にいる人物は知っているがお前はどこまで関係している」

 

「・・・・・・・・」

 

天間は腕を組み無言で目をとじる

 

「だんまりはないんじゃないの?」

 

「・・・・・・・」ギロリ

 

「っ!?」

 

ビシリッ

 

天間が目を開けカカシを睨むと家の木材が軋む

 

「・・・・・・これが答えではダメですか」

 

「・・・・・・・・」

 

「俺は別任務が入りましたので先に帰らせてもらいますね」

 

「・・・・・・・わかった」

 

天間はカカシの元を去り荷物を纏める

 

「帰るの?天間君」

 

「えぇ、寂しくなりますね」

 

「・・・・・・嘘つき」

 

「・・・・・・・・・・」

 

天間は荷物を巻物に収め、巻物を背負う

 

「・・・・・・・ここに残ってくれないかしら」

 

「それはできません。俺は忍なので、もし会いたからったら依頼してください。お安くしときますよ」

 

「・・・・・・・わかったわ。きっと依頼をだすわ」

 

ツナミはそう言うと優しく微笑むと天間を抱きしめる

 

「貴方の温もり・・・・・忘れないわ」

 

「はい」

 

天間は印を組むと煙とともにその場を後にする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 天間は町の外れへと訪れる

 

「遅かったなガキ」

 

「あぁ・・・・・遅くなった」

 

「あの御墓はナルト君が立ててくれたんですね。僕達のために」

 

「けっ・・・・・甘い小僧だ」

 

「ふふふ、嬉しそうですね再不斬さん」

 

「あ゛?それよりガキ、俺の首切り包丁返せ」

 

「ほれ」

 

天間が首切り包丁を口寄せして再不斬に投げると再不斬は受け取り背中に背負う

 

「さてと・・・・・・行くか」

 

「・・・・・・」

 

「はい」

 

その日、波の国から鬼人は消えた

 

「さてと!ついでに火の国の温泉街経由でいくか」

 

天間達は波の国を後にする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

温泉街

 

天間達は宿をとると

 

「さてと、風呂いくぞ」

 

「あぁ」

 

再不斬と天間は浴衣に着替えると白だけが浴衣に着替えずにいた

 

「なにしてんだ?白・・・・・とっとと行くぞ」

 

「先に行っててください」

 

「どうした?」

 

「いえ」

 

「なんだ?ケガがまだ治ってねぇのか?」

 

「いえ、そう言うわけでは」

 

天間は白に近寄ると

 

「ほら、男同士で気にする必要ないだろ!男同士裸の付き合いが一番」

 

「おい」

 

再不斬が止めるのを効かず

 

スポンッ!

 

白の服を剥ぎ取る

 

「・・・・・・・」

 

「・・・・・・・え?」

 

「・・・・・・・・はぁ」

 

キョトンとして真っ白な肌にスレンダーな体型、そして薄いがふっくらとした胸、膨らみのない女性用のパンツ

 

「なんだ、チンコちっちゃくて気にしてたのか!早く脱いで風呂いくぞ!大きさなんて気にすんな!」

 

そして原作知識がある故の愚行を犯す

 

下ろしたパンツの下には薔薇の花園があり汚れたバベルの塔はなかった

 

「あれ?」

 

「あの・・・・・・・僕、女ですよ」

 

「・・・・・・・お前、目は大丈夫か?」

 

「・・・・・・・・すいませんでした」

 

表情は変わらないものの冷たい目で見下ろす白とアホを見るような再不斬が馬鹿を見ていた

 

カポンと音がして温泉に再不斬と天間が浸かっていた

 

「なぁ、再不斬よぅ」

 

「なんだ」

 

「知ってたなら止めろよ」

 

「本当に白を男だと思ってるとは思わなかったんだ。どう見ても女だろ」

 

「いや・・・・・そうなんだけど、てか普通止めるだろ。お前の娘的存在じゃないの?」

 

「今まで道具として扱ってたんだ、娘も何もあるか。それより男でも服は剥がねぇだろ・・・・・・ゲイか?」

 

「ちげぇよ!コミュニケーションだよ!着替えねぇからケガが治ってねぇならってのと!ちょっとしたおふざけだったんだよ!」

 

再不斬はニヤリと笑うと

 

「しかし、娘かぁ・・・・・・鬼人の娘を傷物にしてどう落とし前つけるつもりだ?」

 

そう言い再不斬は首切り包丁の丸い穴にスポッと天間の頭を入れる

 

「・・・・・・・」

 

「さぁて、どうやって落とし前つけてもらおうか、しかし写輪眼にも見抜けねぇものがあるとはな」

 

「うるせぇ」

 

「契約は覚えてるだろうな」

 

「あぁ、あいつが望むなら静かな暮らしだろ?でもお前はいいのか?」

 

「今更かまいやしねぇよ・・・・・・・だがそうだな困ったなぁ、これじゃあ鬼の姫を汚した支払いはどうするか」

 

「・・・・・・・何が望みだ」

 

「さて・・・・・・おいおい決めさせて貰うとするか。くくくく」

 

「ぐぬぅ」

 

天間は冷や汗をダラダラと垂らしながら再不斬はニヤニヤと笑う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木の葉里に戻ると天間は根のアジトに足を運んでいた

 

「まさか鬼人を手中に収めるとはな」

 

「爺ちゃんが裏から手を回してくれたおかげだよ」

 

「鬼人は保護するに見合う価値があるのか」

 

ダンゾウは茶をたてながら目を細めて天間をみる

 

「今のところ根は表向き解散させられてる以上、爺ちゃんより俺の直接の手駒にしたいし、その方が都合がいいでしょ。そして真の価値は鬼人のサイレントキリングの能力と忍刀首切り包丁、まぁ運が良ければ雪一族の血を木の葉に入れられる」

 

「雪一族か」

 

「俺の考えは迫害されてる一族をどんどん木の葉で保護するべきだと思う」

 

「・・・・・・それは木の葉を作り上げた者たちからすれば面白くないのではないか?」

 

「面白いことをいうね爺ちゃん」

 

「む?」

 

ダンゾウは心底わからないという顔で天間をみる

 

「その世代が死に、血が混ざり次世代になれば誰が気にするの?」

 

「・・・・・・・くくく、そうか」

 

ダンゾウはご機嫌そうに茶と茶菓子を出す

 

「しかし・・・・・・・首輪はしっかりつけるのだぞ?」

 

「もちろん」

 

「ならば良い」

 

ダンゾウはそう言うとまた茶をたてる

 

「そういやぁ、なんかまろやかだな」

 

「なに、知人から茶器を貰ってな、変えてみたんじゃ」

 

「ほう」

 

その後何気ない会話をしつつダンゾウとの茶を飲む

 

「そうそう、お前の欲しがっていた会社を建てて置いたぞ、何の事業をするつもりだ?」

 

「そうだな、とりあえず食品系を買収しようかと」

 

「金はどうする」

 

「波の国で海運会社の社長が死んだんだけど、資金や会社や航路とか回収できるだけ成り代わって回収してきたんだよね」

 

「・・・・・・ガトーカンパニーか」

 

「ならば一度洗っておけ、足がつかぬようにな」

 

「爺ちゃん、洗ってくんない?」

 

「構わんぞ」

 

「さすが爺ちゃん」

 

二人はそれぞれの思惑を腹に入れ爺と孫を続ける

 

天間はアジトを後にして会社へと向かう

 

途中、白と再不斬も合流し

 

「俺達はどうすればいい」

 

「再不斬は裏方だ・・・・・で、白には会社の副社長になってもらう」

 

「僕が副社長ですか?」

 

「まぁ、再不斬は用心棒として副社長秘書でもやっといてくれ、後は俺の命令の時命掛けてくれりゃあいいよ」

 

「何でまた、会社なんだ小さい店とかでいいだろ」

 

「俺の予想だと十数年後に大企業ができる、小さい店は吸収合併かほそぼそとやるしかない!だからこそ、ここで利権は先に奪う!」

 

「また未来でも見えたのか?その目で」

 

「ちげぇよ。まぁ、手に職はあって困らないだろ?」 

 

「僕は再不斬さんの役に立てればそれでいいのですが」

 

「白、お前は忍になるのも道具になるのも無理だ。お前は優し過ぎる」

 

「・・・・・・問題ありません、僕は貴方の道具になりきれます」

 

「なる必要もねぇ」

 

再不斬は白の頭を撫でる

 

「お前はお前でいい」

 

「再不斬さん」

 

「まぁ、別に再不斬の手伝いをする為に忍を続けてもいいし、一般人に戻ってもいい、お前の自由だ」

 

「天間君」

 

「・・・・・・妖刀ってのは持ち主を選ぶらしいぞ」

 

「おい、ガキ!余計な事を言うな」

 

天間はそっぽを向くと

 

「なら僕は再不斬の道具であり続けます。忍として」

 

「・・・・・・・・・そうか」

 

「はい」

 

「だそうだ、せっかくのポストを無駄にしちまったなガキ」

 

再不斬は天間に言うが天間は書類を既に眺めていた

 

「あ?どっちにしろ白は副社長は決定だぞ?」

 

「「は?」」

 

「いや、ここ俺の隠れ蓑の一つにする予定だからどっちにしろ普通に生きるにも俺が死んだとき用の職は必要だろうし」

 

「死ぬつもりなんですか?天間君」

 

「いや、予定はないけどな、とりあえずガトーカンパニーからこっそり資産を回収したからポテチの会社を買収して別の味付けにするのから始めるかな、後はそれに忍カードを作ってオマケにするか」

 

「忍カードですか?」 

 

「そう」

 

白は興味深そうに聞いてくる

 

「昔の忍とかにライフポイントをつけて、後は忍術カードとチャクラはカードの方がいいか小さいストーンタイプにするか」

 

「そんな、玩具が売れるのか?」

 

「僕は再不斬さんのカードなら欲しいです」

 

「・・・・・・ガキ、誰のカードを作るつもりだ」

 

「とりあえず初期は簡単にして定着したら凝ったカードつくるつもりだぞ?まぁ最初はレアカードに名前入りにして後は忍Aとか敵国の忍とかにするけど、身内だと身ばれするのは良くないし」

 

「・・・・・そうか」

 

「作ってもいいけど?」

 

「なら白のカードを1枚だけ作ってくれ」

 

「天間君、僕にも再不斬のカードを1枚作ってください」

 

「はいはい、なら買収からだな、二人にはどれくらいできるかの経営のテストするから。」

 

「・・・・・・・」

 

「わかりました」

 

「後は、買収計画と人材確保だな」

 

 

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