NARUTO〜碑の子孫〜   作:雲の如く

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碑孫 20

ナルト達が波の国から帰ってきて任務に明け暮れているころ

 

天間は事業に明け暮れていた

 

「チクBのポテチの新味でコンソメ味を強化したコンソメ分身味とサワークリームオニオン味の開発を急げ、次にファストフードのチェーン化とそれに付随する忍カードの開発を急げ、バトルシステムは忍カードを普及してからだ!バーガーとチキン用のスパイス、フライドポテトの研究を急げ、あと飲料の研究もだ」

 

「天間君、資料が纏まりましたよ」

 

「サンキュー、ハク」

 

ガトーの資金を元手に木の葉の里に本店と初期の工場を構え火の国内に量産工場を建てれる場所を探していた

 

「ハク、里以外で支社を作れる場所をピックアップしてくれ!」

 

「わかりました」

 

ハクと天間は忙しそうに歩き回るなか再不斬は腕を組み立っている

 

「・・・・・・・・」

 

「再不斬、落ち込むな」

 

「何も言ってねぇが」

 

「お前は役立たずじゃない、今は無駄飯喰らいだがいづれ仕事ができる」

 

「・・・・・・・」ビキビキッ

 

再不斬の額に血管が浮かぶのを見て天間はほっこりとした顔する

 

「大丈夫です。再不斬さん・・・・・僕は貴方の道具なので再不斬さんの分まで働きます!」

 

ハクは満面の笑顔を浮かべると再不斬の額の血管は更に増えるのを見て天間は更に幸せそうな顔をする

 

「・・・・・・・ヒモ鬼」ボソ

 

「あ゛あ!!?」

 

最近は経営関係でクソの役にも立たない再不斬を煽るのをストレスの解消方法にしている天間はここぞとばかりに再不斬を煽りちらかす

 

「ハク、後は頼んだ!」

 

「わかりました」

 

天間は着替えると会社を飛び出し門まで行く

 

「爺ちゃん、お待たせ」

 

「うむ」

 

門でダンゾウと合流すると里を出る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某所

 

「おお、ダンゾウよくきたの」

 

「はっ」

 

立派な椅子に机を挟んだ相手の言葉にダンゾウは軽く頭を下げる

 

現在天間とダンゾウが合っているのは火の国の大名と上役達である

 

「して、今日は何ようかえ?」

 

「今日は儂の孫、この千手天間の顔見せと以前頂いた茶器の礼をと思いまして。参上した所存」

 

「お主はたしか志村であったろう?千手とな?」

 

「はっ、二代目千手扉間の直系の子孫にございます。」

 

「ほう!あの柱間の弟の二代目扉間の直系とな、そしてお主の孫ともなれば長い付き合いになりそうじゃの」

 

大名は呑気に笑うと天間をみる

 

「そち、天間と申したかえ?」

 

「はっ、千手に名を連ねる天間と申します。この度は大名様との謁見が叶い恐悦至極に存じます。今代の大名様は代々名君と称される中でも一際輝くものがある聞き及んでおります。」

 

「ほっほっほっ、中々礼儀正しい童じゃの、ダンゾウよ」

 

「まだまだ未熟ものでございます」

 

「そう言えば茶器の礼と言ったがあれはお主の茶の腕前を気に入ったから下賜したものじゃ、礼にはおよばん」

 

「殿、ダンゾウ殿のせっかくのご好意ですのでお話だけでも聞いて見ては」

 

「ふむ・・・・・ならばもうせダンゾウ」

 

「はっ」

 

ダンゾウは表情を崩さず答える

 

「この度孫の天間がとある伝より、ガトーカンパニーの海運事業を譲り受けましてなぁ」

 

「なんと!あのガトーカンパニーかえ?」

 

「何!?」

 

「それはどういうことだ!ダンゾウよ!」

 

大名と上役が騒がしくなるが

 

「しかし、私もこの天間も忍であり身に余る代物、波の国に橋が掛かり流通の需要は少し減ったもののそれでも手に余る始末」

 

「ほ、ほう」

 

「も、もしやダンゾウ殿」

 

「しかり、我等には無用の長物、そこでどうでしょう。この海運事業を火の国で行って頂くとは」

 

「な、なんと」

 

「し、しかしのう、事業を丸投げされて礼とはこれまたのう」

 

大名はガトーの名前にこそ目を光らせたが家臣団はガトーから奪った海運事業に目を光らせよだれを垂らしそうな食いつきである

 

「開始前の資金も準備させて頂いております」

 

「ほほぅ・・・・・・して、それでそちら重荷をおろせて我等は潤うとなかなか、しかしそれでは少しそちらの損が多く見えるが」

 

財務を管理するものだろうか冷や汗を流しながらチラチラとダンゾウをみる

 

「はっ、それについては全て献上と言えば良く聞こえますが目を付けるものは不当に奪ったというでしょう」

 

「ま、まて、それはよくないぞ」

 

「故に株という新たなシステムを発案させていただきました。そして草案もこちらに」

 

ダンゾウが言うと何処からか根が現れ分厚い書類を配る

 

「カブとな?」

 

「食べる根菜にあらず、株式という新たな経済システムにございます。これにより在野より才ある者に事業を起こさせ更に援助することにより自動的に集金できるシステムにございます。詳しくは資料で財務関係のものとお話しましょう」

 

「ほう!株式とな!」

 

「そして、発案はこの天間ですが、下手にこのような方法で目立つのはよろしくない、故にもし、問題がなければ大名の考案と言うことで公表されてはと思いましてのう」

 

ダンゾウが言うと家臣は財政に強い者たちを集め株式について話会いダンゾウと天間に質問を続ける

 

「殿」ヒソヒソヒソヒソ

 

「ほう!なんと・・・・・・ダンゾウに天間よ。良いのか?」

 

「はっ」

 

「うむうむ、主らの心遣い嬉しく思うぞ」

 

「はっ」

 

「のう、ダンゾウよいつも政治でもそなたら木の葉には世話になっておるしこのような礼まで貰っては心苦しい、何か欲しいものとかはないのかえ?」

 

「それならば今後天間は事業の拡大等も考え、さらに儂の後を継ぐ存在故・・・・・・何かと皆々様、ひいては大名の可愛がっていただければと思いますれば」

 

「殿」ヒソヒソヒソヒソ

 

「ほう、それは良いのう」

 

「うむ、今後も天間に火の国は全面的に協力しよう。そうじゃダンゾウよ天間はまだ若い故、よき相手おるのかえ?」

 

耳打ちをされた大名の問いかけにダンゾウは残念そうに答える

 

「はっ、既に旧家との婚約が」

 

「なんと、ちなみに何処ぞ?」

 

「日向と」

 

「ふむ、木の葉の日向か・・・・・・・それでは変えよというのも酷であるなぁ」

 

「はっ」

 

「こういうのはどうかえ?大名家から年頃の近い者を妾として貰うというのは、そうすれば繋がりが強くなるであろう?」

 

「はっ、忍者なればいつ死ぬか分からぬ身にはもったいなく思いますが」

 

「なに、話は通す故たまに通って相手をする程度でよい、天間も男子故嫌いでもなかろうし、多くても困らんじゃろ?何、子供でもできれば通わんでも大丈夫であろうしのう、ほっほっほっ」

 

「ならば、ありがたく」

 

天間をよそにダンゾウと大名を使った上役との間で話が進んで行き

 

ビジネスの話を大名は適当にきき上役とダンゾウで話を詰め、天間も呑気に茶をすする

 

その日ほ話を詰め最後に大名家にガトーから奪った金で献金し話は終わりそこから数日話会いが行われ天間は里に帰った

 

「天間よ、中々の収穫であったな」

 

「そうだね」

 

「これで火の国の土地の大体の場所も融通が利く、どうだ?政治とはなにか感じ取れたか?」

 

「金とコネと腹に蓋をすること」

 

「上出来だが情報が足りんな・・・・・・火の国は海にも面してはいるが海の近くはまだ貧しい漁村、そこに新たな価値をつくったとなれば大名の名声もあがる、それはあの適当な大名にとっては喉から手が出るほど欲しかったものだ」

 

「へぇ」

 

「上役達は実利を欲していた、次からは相手がどれくらい欲しいかまで調べる事だ」

 

「そう言うのが嫌いだから爺ちゃんに付き合って貰ったんだけど?」

 

「・・・・・・・そうか」

 

ダンゾウと天間はお互いを見るがどちらからも顔からはその真意は見えない

 

「さて、何処かよって帰るとするか?」

 

「なら団子屋がいいかな」

 

「ならばそうするとしよう」

 

「・・・・・・今度他の人脈も紹介してよ」

 

「・・・・・・おいおいな」

 

天間とダンゾウは団子屋に入ると天間は団子と茶を頼み、ダンゾウは茶だけを頼んでゆっくりと一息つくと天間は会社へと戻る

 

「はぁ」

 

「どうしました?天間君?」

 

「ん〜?なんか三つ子の魂百までって言葉を思い出してて(社畜だった時の根性がしみついてんのかな)」

 

「?」

 

「おい、ガキ・・・・・誰か来たぞ」

 

再不斬が刀を構えると

 

「まってくれ、僕は彼の担当上忍だ」

 

一人の忍びが現れる・・・・・ヤマトだ

 

「何のようだ?」

 

「君に中忍試験の案内を持ってきたんだ」

 

「中忍試験か、メンツは?コスケさんは受けないだろうし、烏は出るわけにはいかないだろ?既に上忍だし」

 

 「そこはダンゾウ様が手配したようだよ。参加するならこの二人とこの地図に書かれてある場所に書いてある日時で集合だそうだ」

 

天間は書類と地図を受け取り目を通す

 

「薬師カブトと赤胴ヨロイ・・・・・・薬師カブトか」

 

「知っているのかい?」

 

「・・・・・・・・余計な詮索はするな」

 

「そうだね、一応君とは形上の付き合いだしね、それじゃあ参加するなら明日地図の場所に言ってね」

 

「分かった」

 

ヤマトが消えると再不斬も警戒を緩める

 

「・・・・・・中忍試験か」

 

「まぁ、受けるとするよ。しばらくは会社を頼んだぞハク」

 

「はい」

 

「あと再不斬は一応社長代理に任命しとくからハクに迷惑掛けるなよヒモ鬼」

 

「あ゛あ!?」

 

「それと・・・・・・もしかしたら、中忍試験本戦になったら木の葉崩しあるかもしれないから危なそうなら離れといて、来週までに支社と工場の書類作っとくからそっちメインにすればいいでしょ」

 

「おい!ガキ!今なんていいやがった!」

 

「だから木の葉崩しがあるから危険だって」

 

「わかってるのに報告しないんですか?」

 

「しても俺にメリットないからね」

 

「・・・・・・そうじゃねぇ、お前は俺を何の為にかってるんだ?」

 

「ん?ハクと幸せに暮らしつつイジるため?」

 

「殺されてぇのか!クソガキ!」

 

「ダメですよ再不斬さん、天間君のおかげで今の生活できていますし、何より天間君のおかげで今は再不斬さんの役に立ててると実感できます。だから・・・・・・再不斬さんは何もせず僕に養われてください」

 

「黙れダメ人間製造機」

 

「んっ!製造機としてこれからも再不斬さんの役に立ちます」

 

「ガキ!お前のせいだぞ!」

 

「俺はしらねぇよ!お前がダメ人間なだけだろ!」

 

「シバキ倒すぞクソガキ!!」

 

再不斬とギャアギャア騒いで遊びほどほどの頃でお互い一息つく

 

「で?テメェは俺に会社やテメェを守らせねぇのかっていってんだ」

 

「別に会社も壊されてもまた建てりゃあいいし、金は腐るほどあるから、それに俺も弱くねぇし」

 

「・・・・・・・テメェとの契約はどうなる」

 

「・・・・・・まぁもしかしたら、暗殺くらいはしてもらうかもな、でも出番はまだまだ先だから鈍らないようにしておけよ」

 

そう言い天間は書類を作り始める

 

 

 

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