NARUTO〜碑の子孫〜   作:雲の如く

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碑孫 26

天間達は川の国、雨の国、石の国を経由し、石の国で着替えると土の国へと入り国境沿いをゆく

 

「・・・・・・・ついに」

 

「香燐、ここから道案内を頼めるな」

 

「あぁ」

 

 

天間達は岩隠れの服で国境に立つ 

 

「再不斬・・・・・やるぞ」

 

「あぁ」

 

天間は印を組み

 

【水遁・大瀑布】

 

天間から大量の水が放出されると

 

「ふっ、バカみてぇな水の量だな」

 

【忍法・霧隠れ】

 

濃霧が発生する

 

その日

 

数時間のうちに草の国境は呆気なく落ちた

 

「さて、案内をたのんだぞ」

 

「す、すげぇ・・・・・・何もないところからあんなに水を、それにこんなあっさり」

 

「小娘、早くしろ」

 

「わ、わかった」

 

天間達は草隠れの里を目指す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後

 

天間達は里の近くまで来ると

 

「香燐・・・・・殺したい奴はどこにいる?」

 

「たぶん病院・・・・・・里の中央の方だと思う」

 

「なら、この脇差しをもってそいつのところまでいくんだ、そして奴を見つけたらこの勾玉にチャクラをながすんだ。そうしたら俺のもう一つの勾玉に合図がくる」

 

「・・・・・・・わかった」

 

香燐が行くのを見送り、しばらく待つと勾玉に合図がくる

 

「・・・・・・行ってくる」

 

【飛雷神】

 

天間が香燐の元に飛ぶと

 

「誰だ!・・・・・・岩隠れの忍!?」

 

「天間!・・・・・・コイツだ!」

 

片方の頬をぶたれたのか赤く腫れさせた香燐が叫ぶ

 

病院の通路には天間達と香燐と草の男しかいない

 

「眠ってろ」

 

【写輪眼】

 

「・・・・・・・・」ドサッ

 

男はボーッとすると涎を垂らしながら倒れる

 

「・・・・・・天間」

 

「これからが始まりだ・・・・・・香燐」

 

そう言うと香燐に手を伸ばす

 

「うん」

 

香燐は天間の手を握る

 

天間は倒れた男に触れ

 

【飛雷神】

 

天間は草隠れの外にとぶ

 

「香燐・・・・・・里を崩しコイツを殺すとお前は戻れなくなるぞ」

 

「天間はいいのか?」

 

「俺は・・・・・・・もうとっくに後戻りなんてできる人間じゃねぇよ」

 

「人間ねぇ」

 

「なんだよ再不斬」

 

「くくく・・・・・・お前も俺と同じ鬼だとおもってたがな」

 

「鬼の目にも涙を体現したくねぇな」

 

「あ゛あ!?」

 

「ふふっ」

 

「おい!女!わらってんじゃねぇ!殺すぞ」

 

天間は香燐を真っ直ぐ見つめる

 

「で?どうする香燐・・・・・・・いいのか?」

 

「あの、クソみたいな里にしか母さんと暮らした場所だけが私の居場所だって思ってた・・・・・・・でも、一歩を踏み出すことで新しい居場所を得られるって道標をくれたのは天間・・・・・あんただ」

 

天間はその言葉を聞き男の幻術を解除する

 

「な・・・・ここは・・・・・裏切ったのか!香燐」 

 

「っ」

 

「よそ者のお前を養ってやった恩に返すのがこれか!」

 

「・・・・・・養ったって・・・・・・私や母さんを利用してきたくせに!恩なんてふざけんなっ!」

 

「くっ!やはりよそ者だな!里への恩も忠誠もなにもない!お前のような奴を養ってたのが間違いだった!」

 

「くっ」

 

憎悪の瞳と言葉に香燐は下をむく

 

「そりゃあちげぇぜ?」

 

「その目うちはだな」

 

「残念・・・・・・そもそも、お前らは間違えてんだよ。利用する能力もねぇくせに使おうとするからこうなる。忠誠?そんなの誓う価値がある奴が誓って貰えるすげぇ者なんだぜ?」

 

そう言うと天間は男の顎を蹴り上げ粉砕する

 

「ごはっ!」

 

「そのうるせぇ口は必要ないだろ?」

 

天間は無表情から冷たい目で見下ろす

 

「再不斬・・・・・・コイツに里の最後を見せてやれ」

 

「・・・・・・・・」

 

再不斬は口から血を流す男の頭を掴むと里の方に向ける

 

【口寄せの術】

 

天間は人程の大きさのカツユをだすと

 

「カツユ酸だ」

 

「はい」キューー

 

カツユはプクーっ膨らむと天間は印を組みカツユにチャクラを流し込む

 

「水遁・酸性雨」

 

天間が呟くとカツユは空へとチャクラを纏った酸の玉を空へと打つ

 

「・・・・・・」

 

酸の玉は雲の中に入ると雲は黒く大きくなり草隠れの里を包むと、ポツポツと雨が振り始める

 

「良く見ておけ・・・・・・これがお前を利用してきた奴の価値で価値を見誤った代償だ」

 

草隠れの里へ振る雨は本降りになり目に見える雨粒が里に降り注ぎ、里かれ悲鳴が、聞こえ始める

 

「あ?あんおほへはっ!」

 

「よ〜く建物や周囲の奴をみてみな」

 

「あ・・・・・あぁ・・・・あ゛あああああ!!!!」

 

男は目の前の光景をみてやっと理解したのか叫ぶ

 

「た、建物が」

 

「酸を媒介に雲・・・・・雨雲をつくって操作したのね」

 

「いや、もっとたちが悪いぜ・・・・・・ガキ、あの雨は何だ」

 

「カツユの酸だよ」

 

「酸・・・・・・じゃあ、あの建物はとけてんのか?天間」

 

「あぁ」

 

天間達の目の前には溶ける里と転がり苦しむ草隠れの民達が転げ回っている姿が写っていた

 

「・・・・・・・っ!」

 

香燐は目の前に起きる惨事に手を震わせる

 

「・・・・・・・」ギュッ

 

天間は香燐の手をそっと握る

 

その雨は建物を溶かし人体をグズグズに溶かしていった

 

溶ける痛みと死への恐怖の悲鳴が里中から響く

 

「こほ!あふははっ!!」

 

「香燐・・・・・・お前の番だ」

 

天間は香燐に脇差しを差しだすと震える手で受け取る

 

「あ゛あぁ!!があぁぁぁぁ!!!」

 

再不斬に抑えられながら男は暴れる

 

その目には明確な憎悪と恐怖が浮かんでいた

 

「な、なぁ天間・・・・・・ウチに里一つの価値はあるのか」

 

「人の価値は誰の主観かによってかわるもんだ・・・・・・・そして俺はお前にその価値があると思った。不安ならこれから証明していけばいい、人の価値が分かるのは大体は死んだ後だ」

 

「・・・・・・・・」

 

「があぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

香燐吠える男に脇差しをもって近づく

 

「ぐうぅぅぅ!!」

 

「あ・・・・あ・・・・・あぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

香燐の振り下ろした刃は男の首元にささる

 

「ぐぷっ」 

 

「あぁっ!あぁぁぁぁぁぁっ!」

 

ザクッザクッザクッと何度も何度も男を刺す

 

「はあっ・・・・・はあっ・・・・」

 

「・・・・・・里、見に行くか?」

 

「・・・・・・いく」

 

香燐と天間達は草隠れの里を歩く

 

そこには凄惨な光景が拡がっていた

 

溶けた家屋

 

そして酸で溶け、骨がむき出しになり、内臓も溶けかけている死体の山々

 

血と糞尿の匂いに溢れたさと

 

「っ」

 

「「・・・・・・・・」」

 

「うっ・・・・・・・おぇぇっ!」

 

再不斬と天間は無表情でイズミはつらそうにし、香燐は衝撃的な景色を見て嘔吐する

 

「ウチの家」

 

そこにはドロドロに溶けた家があった

 

「・・・・・・」

 

香燐は額を家に投げると

 

「天間・・・・・家を壊してくれ」

 

「いいのか?」 

 

「大切なものもあったけどもう探せないし、それにここには嫌な事も多い・・・・・・・ならいっそ、全てを消したいんだ」

 

「わかった・・・・・・火遁・豪火滅却」

 

天間の火が家の残骸を燃やすと

 

「っ・・・・・・うあぁぁぁぁぁぁっ!!!!」

 

香燐はその場で泣き崩れる

 

「よく頑張ったな」

 

「ひぐっ・・・・・・天間ぁ〜」  

 

香燐は天間に抱きつき涙を流し母と家に別れを告げる

 

「・・・・・・・」スゥスゥ

 

「行くぞ二人とも・・・・・・つかまれ、国境近くに飛んだあと衣服をすてて土と鉄を経由て木の葉に帰る」

 

天間は香燐を背負うと二人は天間の肩に手を置く

 

【飛雷神】

 

天間達は国境に飛ぶと国境は数名しか残っていなかった

 

 

「どうやら国境警備の補充はしたものの里に戻されることになり最低限をおいて向かったってとこだろ・・・・始末するか?ガキ」

 

「・・・・・・・いや、ここは数人だけ殺して抜けよう。これ以上やると草が本気で潰されかねない」

 

「里を潰してんだ潰されるのも時間の問題だろ」

 

「いや、爺ちゃんに後で連絡を入れる予定だ。草が攻められそうなら木の葉が後ろで睨みを聞かせるようにする」

 

「自国を戦に巻き込む腹か?」

 

「いや、戦争は恐らく起きないだろ、戦争ってのは金と命を大量に消耗する、さらには木の葉が草の後ろ盾になる事により襲った他国は木の葉と事を構える事になる、それは木の葉・・・・・・・ひいては火の国が大義名分を得て侵略できることになる、よっぽど頭が空っぽが相当自信がある国じゃないと大きい動きはしないだろう、それに草が木の葉に借りができれば土の国との防壁の一つにもなる」

 

「・・・・・ねぇ、天間くん。あなたこれを見越して手を差し伸べたの?」

 

「いや、俺の目的はコイツ」

 

天間は香燐を背負い直しつつ二人にみせる

 

「ただ爺ちゃんが岩隠れの服を渡してきてピンときたね」

 

「くくくっ・・・・・・・俺達のご主人様はどうやら頭まで鬼畜のようだな、この小娘も随分な奴に目をつけられたもんだ」

 

「そうね、しかも自分を助けて復讐させてくれた上に自分に里一つの価値があるとか言うし・・・・・・天間くん、いつか背中刺されるわよ?」

 

「そうならないための二人じゃないの!?」

 

「まぁ、白以外なら守ってやるよ」

 

「私は約束が守られるまでならね・・・・・・女の敵」 

 

「てか、白はお前の事が好きなんじゃねぇの?再不斬」

 

「あぁ?あいつは娘みたいなもんだし雛鳥が親のけつ追っかけるようなもんだろ。それよりお前は白を無理やり脱がしたとはいえ今の平穏を与えてんだ、惚れねぇ要素ねぇだろ。しかも金、力、権力、面、女が喜びそうなの持ってんだろ」

 

「そうなのよね、この女の敵はそれを理解して立ち回ってるから余計にたちが悪いのよね・・・・・・」 

 

「ちょっと、その女の敵呼びやめない!?天間さんがクズみたいじゃん」

 

「まぁ、俺と白以外にはクズだろ」

 

「まぁ、約束が守られば私からもクズではなくなるわね」

 

「・・・・・・」ショボン

 

天間はしょぼくれながら歩き後ろの二人はそれを見て満足そうに歩く

 

そして天間の指示で再不斬が数人を殺して遺体をもってくると天間は岩のベストを切り裂き、殺したやつの血を適当につけて、ポーチや服の隠せるところに切れ端と額宛を隠して隠し通したかのようにする

 

「他の衣服は土の国にはいってから燃やす・・・・・いくぞ」

 

 

そして天間達はその場を後にする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天間達のが土の国から鉄の国経由で火の国に戻りつつあった

 

「うーん、田の国や滝隠れ、湯隠れ、雷の国にもマーキングしたかったなぁ」

 

「ガキ、オメェの本戦もそろそろだろ。白も楽しみにしていたぞ」

 

「そういやぁ、白にお見上げは買ったのか?」

 

「まぁ、菓子くらいだがな、お小遣い渡されたが他に使い道がなかったんだ」

 

 

「お小遣いって・・・・・・ぷっ!」

 

「ぐっ!あ、あいつが道具として使われてぇって言ってるからさ、財布とかみたいにつかってやってんだよ!」

 

「はいはい、そう言う事にしとくよ」 

 

「グギギギギっ・・・・・・今日の修行覚えておけよ」

 

「危なかったら風遁と金剛力使うし」

 

「そんなんだから上達がおせぇんだよ!影分身まで使って何時までかってやがる!」

 

「うるせぇよ!刀ってのは一生をつかって修行するもんだろ!剣術なめんなっ!」

 

「習ってるお前が言うじゃねぇクソガキ!」

 

「「グルルルル」」

 

天間と再不斬が言い合いしてると

 

「な、なぁ天間、これから私は何をすればいいんだ?」 

 

「あぁ、香燐にはこれからあるところに派遣するから自分の身を守れるくらいには強くなってもらうっていっても限界があるしとりあえずは帰ったら再不斬、イズミ、白にもんでもらって金剛封鎖は後でおいおい教えるよ、イズミは鎖使いに育てる方向で面倒みて、再不斬刃物の扱い方教えてあげてね」

 

「・・・・・・小娘の指導料はいくらだ?」

 

「・・・・・お前にどうしても必要な時以外給料やると白が悲しみそうじゃん」

 

「・・・・給料よこせ」

 

「白の笑顔の方が大事だろ?」

 

二人は同時に脇差しと首切り包丁に手をかける

 

「はいはい、そこまで・・・・・・まったくうちの男は血の気がおおいのよねぇ」

 

「・・・・・・天間が手とり足とり教えてくれるんじゃないのか」ボソリ

 

天間は香燐の耳元に顔を近づけると

 

「今夜部屋は別々にとる予定だから、いろいろ教えて欲しければ俺の部屋にくるといい」

 

「い、いろいろ・・・・・・・・」プシュー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の夜

 

宿は一人もしくは二人用の部屋のみの宿に泊まっていた

 

「て・・・・・天間?・・・・・・お、起きてるか?」

 

夜もふけ、皆が寝静まったころ香燐は天間の部屋の扉をそーっと開けていた

 

「・・・・・・・天間?」

 

「待っていたぞ香燐」

 

天間は窓辺に座りながら月を見ていた

 

天間が振り返ると白い髪が銀色に輝き、鋭い目がどこかやさしく、表情はうっすらと笑みを浮かべていた

 

「っ!・・・・・お、おう・・・・・・その」

 

「そう緊張するな・・・・・・・こい香燐」

 

「・・・・・・・・」

 

天間が言うと香燐は大人しく従う

 

「あの日の約束覚えてるか?お前をくれるっていうやつ」

 

「も、もちろんだ・・・・・ウチの全てはもう天間のもんだ」 

 

「いい子だ」

 

そう言うと香燐の頬を撫でる

 

「ん」

 

香燐はくすぐったそうにしつつも頬を染め呆ける

 

「今日は俺のものになるっていうのを教えてやる」

 

「てんま」

 

その日、赤い花は手折られた

 

「はぁ、はぁ・・・・・・」

 

「なぁ、香燐・・・・・噛んでもいいか?」

 

「え?」

 

「お前の苦しみを上書きしてやるよ」

 

「・・・・・・分かった」

 

天間は何回か抱くと香燐の同意を得て香燐の首筋に噛みつく

 

「んはぁっ!!!」

 

「・・・・・ほう」

 

「て、天間?また硬く・・・・・・ウチ始めてなのにこれ以上は」

 

「傷が直るのはしっていたが、活性がによるものか、コッチも回復したぞ?」 

 

「んあっ!?・・・・・・天間、吸いながらは」

 

「俺のものになるってことがどう言うことかたっぷり教えてやるかな」

 

「んはああぁぁぁっ!!!」

 

その日、少女の搾り貪られる象徴の歯型は自身を女へと堕とし己を満たし続ける象徴へと変わり始めた

 

 

 

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