「姉ちゃん!今日も忍術教えて!」
「いいけど、まずはお勉強からね」
「はーい」
俺は四歳になり、我儘をいって何とか忍術を教えてもらっていた
「なんだい、また忍者ごっこかい?天間」
「あ、母ちゃん」
「綱手様」
綱手は呆れた顔で見てくる
「忍術なんてやめときなっていつも言ってるだろ?普通に生きな、医術なら私やシズネが教えてやれんだから」
「俺は、絶対忍者になる!」
「はぁ、まだ諦めてないのかい?」
「だって!姉ちゃんや母ちゃんみたいに忍者は美女多そうだしっ!」
「こっちにきな天間」
母ちゃんは手招きするのでそっちに行くと
ピンッ
「ふぎゃっ!?」
俺はデコピンされて後ろに転がる
「この浮気ものめ、私とシズネじゃものたりないのかい?」
俺が起き上がるとデカい胸に俺の顔をグリグリと押し込む
「シズネ、あんまりいらないこと教えるんじゃないよ!」
「は、はい」
「それより天間、私と一緒に賭博行かないかい?」
「行く!!」
「コラっ!子供が賭博なんて駄目でしょっ!」
「硬いこと言うなシズネ」
「そうだ、そうだ、硬いこと言わないでくれよ姉ちゃん」
そう言い俺と母ちゃんはダッシュする
「あっ!コラっ!二人とも!」
賭場
「う〜ん、丁に札10枚だ!」
母ちゃんは丁か
「なら、俺は半に札30枚」
「皆々様方よろしいですね?丁半そろいました」
そして壺振りが壺を開けると
「三・六の半!」
「だ〜!!くそっ!」
「ひゃっほ〜!!大ガチだぜ!」
「天間、金貸してくれ」
「え〜、母ちゃんどうせスるだけだろ」
「これからだ、この前は爆勝ちしてみせただろ」
「・・・・・・はい」
俺は財布からお金を渡す
俺達は負けまくる母ちゃんとその母に金をあげる息子のコンビ
カモネギ親子として賭場で有名であった
まぁ、俺は勝ち負け調整してるのもあるがな
「くそっ!帰るよっ!天間!今日はついてないからね!」
「俺はついてるけどね」
「やかましい!」
俺は財布の厚さを倍にして母ちゃんは素寒貧で立ち上がる
「母ちゃん、おんぶ」
「・・・・・・・・」
「母ちゃん、負けた日は」
「・・・・・・・ん」
母ちゃんはしゃがむと俺はネギの着ぐるみを着る
『ぎゃはははははは!!!ホントにカモがネギしょってらぁ!!』
「おっちゃん達!また遊ぼうぜ!」
「おう、また母ちゃん連れてこいよ小僧!」
「くっ!」
俺達が街を歩いていると周りの住民が微笑ましそうに見てくる
2年ちょいで母ちゃんともだいぶ打ち解けれたなぁ
「母ちゃん、何かつまんでこう」
「シズネが待ってるぞ?」
「どうせ、怒られるんだしいいだろ」
「たしかに・・・・・ならそこの露店で焼き鳥何本か買ってくか」
「お金は俺持ちだけどね」
「男なら私のような美女に奢れるのを喜びな」
「はいはい」
そう言いふたりで露店により
「おっちゃん、俺砂肝とネギマを塩で」
「私は適当に二本くれ」
「あいよ!」
4本を纏めて袋にいれる
「こぼすんじゃないよ」
「モグモグ・・・・」
「自分ばっか食べてないで私にも食べさせな」
「モグ」
俺は後から母ちゃんの口元に焼き鳥を持って行く
「モグモグ・・・・・酒が欲しくなるねぇ」
「モグモグ・・・・・最近の勉強は肝臓の働きが多くて難しいんだよね」
「モグモグ・・・・・臓器の働きとか早すぎるだろ、明らかに天間を使って酒を奪う気だね」
「モグモグ・・・・・へぇ」
俺達達が帰ると
「おかえりなさい、綱手様、天間。ふふっ」
「なんだい」
「いえ、相変わらず可愛いと思いまして、ネギの服」
「いかすだろ?姉ちゃん」
「ふんっ!」
「さ、ご飯にしましょう」
そして俺達はご飯を食べ3人で家族ようの風呂に入り床につく
今では俺は真ん中で左右に乳だ
二人が寝静まったころ俺はひっそりと部屋を出て宿を離れると林の中へと足を進める
火をともし
「・・・・・・」
刃物をだし指を軽く切ると、手のひらに付ける
「むん!」
チャクラを練り手を合わせる
ボンッ
巻物が現れる
「よし、術の練習すんぞ」
夜の月明かりを頼りに巻物に書かれている忍術の練習を始める
シズネ姉ちゃんから教わり、深夜こっそりと二代目の遺した巻物で修行しつつ各国を旅しながら数年をすごしていた
「そういえば、天間そろそろ誕生日だったわね、何か欲しいものあるかい?」
「母ちゃんこの前負けたばっかだから金ねぇだろ?」
「むぐっ」
「大丈夫よ天間、私が綱手様のお小遣いとは別にしっかり管理してるから」
「ん〜、ていってもなぁ」
「本当にスケベ欲以外ないねぇ、アンタ」
「なら、ある本と手術お願いしたいな!」
「手術?」
「うん、俺の口寄せ印に二代目の遺品があんだけどさ、その中にうちはからの戦利品があった」
「戦利品?」
「まぁ、戦国が終わって新たな火種になる可能性があるらしくて死蔵したらしんだけどね」
「で?なんだい?」
ポン!
俺は一個の容器をだす
「目?」
黒い瞳が入っていた
「うん、うちはの目」
「はひっ!?」
「まさか、そんなもんが眠ってたとはねぇ・・・・・どおりで」
「これ、移植してほしい!!」
「・・・・・・」
「綱手様、どうします?」
「なぁ、頼むよ母ちゃん!」
俺は母ちゃんの腰に抱きついて胸に顔を埋めながら見上げてウルウルした目で見る
「・・・・・っ〜」
「・・・・・・」ジーーッ
「あ〜〜!分かった!分かった!たくっ!この忍術バカが!」
「やった〜!母ちゃん大好き〜」
「やれやれ、シズネ、あんたが責任持って手術しな」
「はい」
「それで?ほしい本あるんだろ?」
「目の手術が終わってからでいいよ、しっかり読みたいし、まぁ片目だけだけどね」
「そうかい?」
翌日、俺はシズネ姉ちゃんに目を手術してもらい、目が馴染むまで1週間ほど安静にして買い物に向かった
「天間、目の調子はどう?」
「うん、めっちゃよく見える!手術前より調子良いかも!」
「そう、良かった」
「ほら、早くほしい本持ってきな」
うん!
俺はお目当ての本を探す
あった!
NARUTOに転生したら絶対読まなければならない本!
【イチャイチャパラダイス!】
俺は上・中・下をもって駆けていく
「母ちゃん!これ買って!」
「天間がねだるなんて珍しいですね綱手様」
「あぁ、どんな本だい?・・・・・・イチャ・・・・・イチャ・・・・パラダイス・・・・・」
「はひっ!?」
母ちゃんは俺から全部取り上げる
「母ちゃん?」
「駄目だ!」
「なんで!本買ってくれるっていったじゃん!買ってよ!」
「駄目だ!天間にはまだ早い!!」
この伝説のためなら恥も外聞も捨ててやる!
「嫌だ!嫌だ!買って!!」
俺が地団駄を踏み暴れるとシズネと母ちゃんの拒否が始まるが舐めるな!俺はひかないぞ!
「買って!買って!」
俺は地面に寝転ぶと転がり周りあばれる
「天間っ!!」
ズドンッ!
母ちゃんは地面を殴るとそこにはクレーターができる
そしてチビりそうなほど怖い顔で見てくる
「・・・・・・・・」
いや、チビりそうでなく既にチビっていた
「ううっ!」
そんな、俺の夢が
俺の憧れが
あと、何年も我慢しろっていうのか?
俺の希望よ
前世から読みたいと思ってたのに
転生して身体に精神が引っ張られているのか
目頭があつくなり
視界がゆらぐ
呼吸が荒くなり
耐えられなくなる
「う・・・・・うっ・・・・・・うわぁぁぁぁぁん!!!!」
涙と声がとめどなく溢れる
「「っ!?」」ギョッ!
「嫌だぁぁーーーっ!がっでぇよぉぉぉーーーっ!!!」
「て、天間!?」
「あひぃっ!?つ、綱手様!天間が泣きましたよ!どうしましょ!」
「だ、だが天間にあの本は」
「びゃあぁぁぁーーー!!!!!」
「あわわわわ、て、天間、他の本はどお?」
「ゔあぁぁぁぁぁーーーーっ!!!!!!」
俺の泣き声が更に大きくなり周りが耳を塞ぎ始める
「分かった!買ってやる!買ってやるから泣きやみな天間!」
買ってくれる?
「ゔぅ、がっでぐれるの?グスッ」
「あぁ・・・・・シズネ会計してきておくれ」
「はひっ!?わ、私がですか?」
「他に誰がいるんだい?まさか私にこれを買えとかいわないわよね?」
「は、はい」
姉ちゃんは母ちゃん一睨みで買いに行く
「グスッ、グスッ」
「ほら、男がいつまで泣いてんだい?」
そう言い母ちゃんはしゃがむと俺の目もとを拭い始める
「っ!?・・・・天間、その目」
「ん?」
「まったく、そこまで欲しかったのかい?このエロガキ!」
ピシッ!
「いてっ!?」
俺は母ちゃんにデコピンされ、母ちゃんは呆れた顔で俺をみてくる
「綱手様、買ってきました」
シズネは顔を真っ赤にして本の入った袋を持ってくる
「シズネ、手鏡持ってるだろ?ちょっと出しな」
「はい?天間、その目!」
「はやくしな」
「は、はい!」
姉ちゃんは手鏡を出すと俺の顔を写す
「え?写輪眼?」
「まったく、どうしてこうなったんだか、このエロガキ」
「ははは」
「とりあえず、イチャイチャパラダイスを書いた自来也は今度あったら2発殴る」
「いえ、3発でお願いします」
やったーーー念願のイチャイチャパラダイスだ!!!
「なぁ母ちゃん!今度イチャイチャパラダイス映画記念で自来也先生のサイン会があるから火の国によろう!」
「自来也・・・・・・先生・・・・だと・・・・・」
「綱手様?」
「シズネ!酒だ!」
「あひっ!?」
「やってられるか!私の息子がよりにもよって自来也を先生だとっ!こんなの飲まなきゃやってられるか!」