勝利の女神:NIKKE[DAEMON X MACHINA] 作:ちしかんn号機
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今回の話であるシーンをより過激に描写しています。
ご注意を。
〔クロガネSIDE〕
俺が専用アーセナルの構想に付いてひと段落ついてメモを懐にしまった時。
ユニが興味ありげに俺の方に来た。
「ねぇ、指揮官は何を書いているの?」
「ちょっとした発想とか浮かんだ事をな」
「ユニもみて良い?」
「悪いがこれは秘密事項なんだ。俺以外に見せる気はない」
「そうなんだ。そういえばシュエンが着た時にユニとミハラの能力が効かなかったのはどうしてなの?」
「私も気になるわね」
そうミハラも来た。
どう説明しようか…。
そうだな。
「まず、2人の能力は何なんだ?」
「私は対象の感覚と自身の感覚を強制共有させる能力よ。私の能力にかけられた人間は痛み止めは効かないし、
「なるほど。アンタが感覚共有して、シュエンがアンタに痛みを与える行為をしたら、能力の対象になった相手も痛みを感じるハメになる。だが、痛みを感じる都合上アンタも相応の痛みを感じるはずだが……」
「それは問題ないの―――私、痛い事が好きだから♪」
「……え?」
「私は相手に痛みを与えられる事で生きている事を、
相手とのつながりを痛みという感覚で実感し、そこに快楽を得るか。
Mな趣向はその副次的なものか?
というか、そういう感覚とMが無ければ扱い切れない能力。
まさにミハラにとっては天賦の才といっていい能力だな。
「私は色々と頑張ったご褒美にミハラに痛みをプレゼント出来るんだよ。早く頑張ってご褒美をやりたいよ」
そういってサド的な視線をミハラに向けるユニ。
なるほど、ユニがSならMなミハラは最高の相棒ってわけだ。
「
ミハラもまんざらではなさそうだな。
「そんでユニの能力は?」
「ユニの? ユニの能力は相手の感覚をコントロールすることができるの」
「シュエンの跪かせなさい…。なるほど、あの時は俺の両足の感覚を麻痺させて跪つかせようとしたのか」
「そうだよ。でも指揮官にはまるで効いてなかったというか、
「私もね。只の人間が外部の専用防御装置無しに、ニケの能力が通用しないなんて事は無いはずなのだけれど」
「俺は特異体質でな。ニケの能力が通用しないんだ」
勿論嘘だけどな。
そもそも生まれたのは無機物のカプセルで、人間でもないしニケでもないからな。
「え?」
「そんなことが…」
「あるのさ。生物の突然変異とかあるだろ? 俺はそれに該当している。だからこそ身体能力のスペックも人以上でラプチャーと戦える。そういう事だ」
「そんな人間がいるなんて…」
「ま、中央政府にとっては戦える指揮官は棚から牡丹餅だな」
「
「予想外、思いがけない幸運が舞い込んでくる意味だ。かつて地上にあった国家の一つである[日本]のことわざという言葉の1つだ」
「そんな言葉があるのね」
「指揮官は物知りだね!」
「まあな。暇なときは良く資料館で地上のにあった文明が記された文献とかを読み漁っていたからな」
アークじゃなくてガーデン時代だけどな。
俺の名前も元々日本の言葉である[日本語]が語源だし。
他にもミハラやアンダーワールドクィーンのサクラもそうだな。
それからワードレスの2人とそれなりの会話を交えて、ラピ達が帰還。
それからこの場で一晩明かした。
◇
夜を明かしてトーカティブ捜索が再開。
「ねぇ、クロガネ様」
「なんだアニス」
「トーカティブの捜索ってなんかレーダー的なのは使わないの? 普通捜索任務ってレーダー専門のニケかオペレーターがいてやるもんだけど」
「そういえば説明してなかったな。トーカティブは
「シグナルが無いラプチャーですか?」
ラピが会話に入って来た。
「ああ。トーカティブはどのタイラント級や特殊個体にも該当しない個体。俺は会った事は無いが異常個体に分類しても良いだろうな」
「そんな特殊個体をどうして、ミシリスのCEOが探しているんでしょうか?」
そうネオンが疑問を投げかけた。
「簡単な話だ。あのクソガキCEOは実績を欲しているんだよ。自分がミシリスCEOとしての実績をな」
「どういう事?」
「シュエンがミシリスCEOになって以来、ミシリスで生まれたニケの性能は格段に上がった。ワードレスもそうだが[メティス]とかな」
「たしか[アブソルート]に並ぶ最強のニケ部隊よね?」
「ああ。経験と戦術の[アブソルート]、技術と性能の[メティス]と双璧を成している。正直なところメティスとはあったことが無いからわからないが、称され方を見るに地上においてはアブソルートには勝てないだろうな」
「なんでそんなことがわかるのですか?」
ラピが食い気味に聞いてきた。
そういえば、俺がアブソルートの話をするとなんか雰囲気が変わったな。
もしかしてアブソルートの彼女たちが言っていた、突然抜けた仲間はラピか?
まあ、今は言及する雰囲気じゃないから後回しだ。
「生まれた時期はアブソルートの方が早い。何より対ラプチャーの戦闘経験や地上での活動経験。それらはアブソルートに遠く及ばないだろう。それに噂じゃメティスの武装はエネルーギー重視の装備。対してアブソルートは実弾重視の装備。地上じゃ後者の方が長期戦に向いている」
「そんじゃ、メティスはアークでは強いって事?」
「ああ。実質攻撃源であるエネルギーを補給し放題だからな。まあ攻撃し放題なのと火力と基礎性能が高いってだけで、他の分野に関してはアブソルートが上だからアークで戦う想定でもメティスの勝率は4割といったところだな」
というか、アークにおいて最強といえるのはアブソルートと言わざる負えない。
なにせ、人間の指揮官抜きで俺が見て来たゴッデス部隊と引けを取らない連携能力を見せている。
100年前のアーセナル装備の俺と戦っても痛手は回避できないくらいだ。
もし、アブソルートが性能を上げたらそれこそヤバいな。
そんなことを考えつつトーカティブの追跡、道中鉢合わせたラプチャーを撃破しつつ進んでいると―――
「あ、ミハラ! これじゃない!」
「どれどれ……シュエンから貰ったデータと一致するわね」
どうやらユニがトーカティブに関する痕跡を見つけたらしい。
俺とラピ達もユニが見つけた痕跡を見る。
サイズは90㎝位の樋爪みたいな形状だな。
しかも形状に反して足跡のへこみが異常に沈んでいる。
重量はタイラント級だが、足跡の形状とはどうにも不一致。
しかも明らかな2足歩行をしている。
そうなると、下半身が小さい目の上半身が巨大な2足歩行型ラプチャーか。
だが、この足跡から続く足跡。
妙に露骨すぎるな。
「これがトーカティブって奴の足跡? へんな感じね」
「はい。まるで細い脚のラプチャーみたいですね」
「この足跡がトーカティブの痕跡なのよ。貰っている情報は下半身が小さめで、上半身が大きめな2足歩行型。特に腕部が大きい―――動物で例えるとゴリラに近いと言われているわ」
「ゴリラですか…。動物を模したラプチャーはいるにはいると聞いていますが変わっていますね」
「そうね。大体海洋生物か飛行生物だし」
「クロガネ少佐はどう見ますか?」
「なんというか足跡が割と露骨にあるなって印象だな」
「なにかわかるの?」
ユニが聞いてきた。
「ほら、急に足跡が判り易いようにあって、そこからご丁寧に続いている。
「まさか、トーカティブが私たちの追跡に気づいたの?」
「あくまで俺の経験則からの推測だ。まだ、そう判断するのは早い。とりあえず足跡を追跡、念のため敵の襲撃を警戒して臨戦態勢を維持しながら行こう」
「ラジャー」
「わかったわ」
「はい!」
カウンターズはそう返事をして、ワードレスは―――
「そうね。ここは指揮官に従う方が賢明ね」
「ユニもだよ。あ、ミハラ。見つけたご褒美くれる?」
「まだよ。もう少しこの足跡について見つけたらね」
「うん!」
そのご褒美は恐らくSM的なアレに近い奴だろうな。
ラピたちはよくわかっていないが、出来ればわかってない彼女たちの前でやるのは控えて欲しいところだ。
◇
ユニが見つけたトーカティブの足跡を追跡。
その際もラプチャーとの戦闘が何回かあったが、難なく撃破。
トーカティブの痕跡も傷つけずにそのまま追跡していくと、廃墟群を前にして足跡が途絶えた。
「足跡が急になくなりましたね」
「うーん。どこにもないわね」
「もしかして飛行能力でもあるのでしょうか?」
ラピたちは地面を探しながらそう呟く。
いや、急に消えたにしては不自然だな。
最後の足跡だけ強く踏み込んだ形跡がある。
「いえ、消えたのではなく別の場所に足跡がありそうね」
「そうだね。この足跡だけ強く踏み込んだ跡があるから―――あ! ミハラ、あの廃墟の壁に!」
「やっぱりね」
ユニが指さした先には壁にトーカティブと思わしき足跡と、大きめのマニュピレータらしきもので壁を強い力でつかんだ形跡があった。
「もしかして、2足で飛んで壁を掴んで移動した?」
「へんね。クロガネ様やワードレスの2人の会話もそうだけど2足歩行のラプチャーなんて存在するの?」
「私も初耳ですね。基本ラプチャーは4足歩行かそれ以上の脚の数か浮遊していると聞いています」
ラピ達がそれぞれ疑問を投げかけて来た。
「だからこその特殊個体…いや、この急な移動変更は明らかに知能的だ。まるで野生の動物が捕食者や人間の狩人から逃げる時に使う[止め足]だな」
「止め足?」
「野生の動物が敵に追われないようにするための本能的な技術だ。こうやって足跡を地面から離して消す事で追跡を躱す。人類が地上に居た時に人類の特殊部隊が同じような事をやっていた情報があったな」
「なるほど、ラプチャーがそんな高等技術を使っている。そう断言してもいいって事かしら?指揮官」
「ああ。トーカティブは他のラプチャーと比べて知能が高い―――いや人間並みといっていい。そして、
「罠の可能性がありますね」
「ああ。だが、奴を追跡しない事には地上に来た意味がない。幸い、向こうは俺達がただ自分を追跡している事だけしか気づいていないようだ」
「そうなの?」
「そうじゃ無ければとっくに待ち構えている。恐らく向こうは俺達が追跡している事を相手が判明している事にに気づていない体で、自分が有利になれる場所かつ、断続的にラプチャーと戦わせて戦力を消耗させタイミングを計らって一網打尽と言ったところだな」
「よくそこまで読めますね。流石は師匠です!」
「このくらいなら俺が知っている優秀な指揮官全員わかるさ。寧ろ露骨な足跡にこの止め足でこっちに作戦を教えているようなものだ」
アンデルセンやウンファも絶対気づくだろうな。
しかし、知能はあるのにどこか抜けている印象があるな。
もしかしてこの追跡に頭が回る奴がいないって考えているのか?
まあ、ここ最近の指揮官の質はアンデルセンやウンファと比べても低い。
そもそも新人指揮官の初任務生存率が3割の時点でお察しだ。
恐らくトーカティブは此方を完全に舐めてかかってきているな。
ま、精々その驕りを利用させてもらおうか。
俺がそう考えを巡らせていると―――
「ミハラ!!今度こそご褒美いいよね!」
「ええ。ちょうどそこの腰かける場所があるからやりましょうか♪」
ユニがご褒美と言い、ミハラはそれに応じるかのように近くのさびれた場所に腰掛ける。
そしてユニはミハラの上に座ると、ミハラの太ももを思いっきりつねりあげた。
「―――アァン♪」
つねられたミハラは喘ぐように光悦的な表情を浮かべた。
「ねぇミハラぁ…痛い? どう? どう?」
「えぇ…♪ 凄く…凄く…アァッ…痛いわァ!!」
ユニの行動はミハラの気持ちよさそうな喘ぎ声でどんどん激しくなっていく。
最終的にはミハラが全裸にユニも半裸になり、裸のミハラをユニが持っていた鞭で全身を叩くまでになっていた。
「ね、ねぇ…私、何を見せられているの?」
「私に聞かれても…師匠は何か知っていますか?」
「まあ、彼女たちなりの会話って奴だな。言葉ではなく痛みを与え受ける事で会話して繋がりを感じって奴だ。まあ、性的趣向もあるようだが…」
まさに部隊名の[ワードレス]。
言葉は不要であり、居るのは痛みを与え受ける事。
まあ2人の行動は激しさ増して、下半身にある恥部から色々と出ているな。
地上だし流石に止めるか。
「……クロガネ少佐はよく知っていますね。このような方面を」
「…
「このような方面? 万年思春期の聖女? SM? どういう意味ですか? ラピ、師匠?」
「自分で調べろ」
「自分で調べて」
「えー通信が遮断されているんですよ? あ、アニスは知っていますか?」
「ラピとクロガネ様と以下同文」
「なんですか!私だけ仲間外れは嫌ですよ!」
それからミハラがMでユニがSのSMプレイが激しくなったが、追跡優先なので俺がストップをかけた。
まったく、この時代の地上で実物のSMプレイをみるとは奇妙なもんだ。
あの聖女もとい性女サマが見たら興奮しそうだな。
因みに作者はMではなくS寄りです。
さて、次回はおしゃべりさんが登場。
まあ―――原作のようにいきませんがね(^ω^)
????「(私の登場はまだって顔)」
まだですよ。
終盤にあるキャラの代わりをしてもらいますので。