勝利の女神:NIKKE[DAEMON X MACHINA]   作:ちしかんn号機

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更新遅れてすみません、
ネット環境を一新したり仕事関係でてんやわんやだったり、オリジナルアーセナルをガンプラで制作する設計をしたりなどで全然手が付けられませんでした。

ちなみこの作品の主人公たるクロガネのアーセナルはデモエクTSの既出ではなくガンプラ(主にSEEDFREEDOM系)を使った構成で決まりました。
ちなみにメインはガンダム系です。


それでは最新話どうぞ!!

ちなみにタイトルのDは嫁やシージペラリスのDではありません。


現れるD

〔クロガネSIDE〕

 

 

 

 

「よし。すり替え成功だな」

 

俺はアーク内にいる仲間を使い病院内部に侵入し、ダミーの義体を回収しそのままダミーが来ていた患者用の衣服に着替えてベットにはいった。

 

ラピ達と[ワードレス]を見送った後、俺は使えなくなったアークと地上を結ぶエレベーター経路を飛行してアークに入りつつ、監視カメラやセンサーに触れずに病院まで来て今に至る。

 

「退院は翌日か。そんで今回の作戦による弊害は―――」

 

俺は今回シュエンが企てた脅し*1俺達にやらせた作戦の結果を近くに置いてあったタブレットで見た。

 

今回[アブソルート]の介入で今回の中央政府に無申請の地上作戦の活動についてはこれと言って誰かが責任を負う様な判決はなかった。

 

そもそも俺は特殊別動隊という中央政府に許可無しで地上での活動を出来る立場である事と、[ワードレス]に関しては俺の管理下で置かれている事が大きい。

 

俺の仲間による報告ではシュエンが俺が自身を脅して[ワードレス]を無断使用したり、脅迫をしたとかでエニックに俺が嫌がる事をさせようとしたらしい。

 

だが、シュエンが俺よりも前に多数の指揮官やニケ達を自身の利益の為に使いつぶすような行為が露見されたらしい。

 

エニックは直接何かを言ったわけではないが「やろうと思えば、お前を簡単に極刑レベルの判決を下すことができる」と遠回しに言い、これ以上の追及はするなと言ったと仲間は判断している。

 

シュエンの横暴がこれまで許されていたのは、シュエンがニケの製造を許されているアーク三大企業の[ミシリス]のCEOであること。

何より彼女の持つ技術開発力が優れている事から特権を与えられたにすぎない。

 

そして俺は実際アークにパーフェクトではなく野菜と肉などの生の食材を供給し、アークで使われている技術関係の向上にも大きく貢献している。

 

それにニケ達の指揮官として作戦成功を何度もやって地上の資源回収や情報収集もやっている。

 

主に()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

まあ、これまでやって来た積み重ねで最悪の想定―――[カウンターズ]と[ワードレス]双方の罰則による記憶消去は回避できたと言いうわけだ。

 

それにトーカティブに接触し、俺が[デモン]だという餌も撒いた。

 

ここからアーク内にいる勝利の女神をラプチャーに売りつける野郎をあぶりだせるってわけだ。

 

さて―――

 

俺は病室の扉の向こうに気配を感じた。

 

「そんな場所で立ち往生すると職員の迷惑になるぞ―――[アブソルート]」

 

俺がそう声をかけると、病室の扉が開く[エリシオン]最強分隊である[アブソルート]のメンバーたちが入ってきた。

 

「あら~やっぱり気づかれていたわね」

 

「流石だね。クロガネ少佐」

 

「負傷しても気配察知は化け物だな」

 

「エマとベスティーは兎も角、ウンファは怪我人に対していう事か?」

 

「何を言っている。お前が重傷を負っても大概翌日退院しているだろ。明らかに人間じゃなくて化け物だろうが」

 

「ウンファ~?」

 

ウンファの発言にエマが笑ってない笑顔で問いかける。

 

「良いんだよエマ。自分が普通の人間じゃない*2のは自覚している。気を使って人間扱いされる方が面倒だし、ウンファは多少キツイ当たり方をしているくらいが彼女らしいし魅力的だ」

 

「……ッ」

 

俺の言葉にウンファが顔をそむけた。

 

「あ、ウンファの顔があか―――」

 

「ベスティー。()()()()()()()()()()()()()

 

「ご、ごめんなさい…」

 

ベスティーが何か言いかけたが、ウンファの意思を尊重して聞かなかったことにするか。

 

「うふふ。クロガネ少佐がいると良い感じに賑やかで良いわね~」

 

「だな。んで俺に何か用があって来たんだろ?」

 

「ええ。クロガネ少佐も聞いているけど、いま上層部で話題になっている存在は知っているわよね?」

 

「俺の部下たちが報告していた[デモン]だろ? 俺はタイミング悪くて直接見たわけじゃ無いからわからないぞ」

 

まあ、俺が本人だと今いう訳にはいかないからな。

一応正体を明かしている奴は前哨基地に一人いて、頃合いを見て明かす予定の奴は2人ほど候補がいるが。

 

「やっぱりね。一応貴方も当事者だから社長に聞いてきて欲しいと頼まれてきたのだけれど」

 

「クロガネ少佐は何もわからないの?」

 

「1回目の臨海都市の発電施設では別行動でわからなかったし、2回目の[トーカティブ]については捜索対象に意識を飛ばされるダメージを受けた後だからな。聞くなら俺の部下達か[ワードレス]に聞きに行った方が早いぞ」

 

「それが難しいのよね。[ワードレス]はシュエン直轄の分隊だから社長直轄の私達が情報を聞き出すと問題になるし[カウンターズ]のは………ね?」

 

エマがウンファの方を見て察して欲しいと言いたげな様子だった。

 

確かにウンファにアニスは相性は良くないし、ネオンも相性的には悪いから話がこじれるな。

 

ラピに関しては100%彼女が原因である無言でアブソルートを抜けるというやらかしのお陰でウンファとの中は最悪とも言っていい。

 

俺が仲裁しようにも、この問題は当事者同士が腹を割って話さない限りは解決しない。

 

「まあ、何かわかれば俺も報告できる範囲でイングリッドに報告しておく。それと―――俺の部下を助けてくれてありがとう。この借りは必ず返す」

 

「良いのよ。私達も任務で来たわけだし、新しい場所で活躍するラピや、貴方がようやく専属の部下を持ったからその娘たちも見ておきたかったのもあるからね」

 

「う、うん。クロガネ少佐の部下のアニスとネオン。とてもパワフルだった。私もあれくらいちゃんとはきはきできるようになりたいな…」

 

「あのアニスはともかくネオンをそのまま真似るのはやめておけ。ウンファが可哀そうだ」

 

「お前があんなやかましい三流達を部下に持つこと自体が驚きだ。それにアイツまで…」

 

()()()()()()()()()()。ともかく無駄足を踏ませてすまないな」

 

そんなこんなでアブソルートは用を済ませたのを確認し俺の病室を去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病院から退院し前哨基地にあるカウンターズの事務所に帰って来た。

 

勿論カウンターズであるラピ、アニス、ネオンが出迎えてくれたのだが―――

 

「ねぇ…()()()()()()()()()()()()()()()

 

「退院した上官に変な疑いをかけるって……まあ、慣れているが」

 

「慣れてるの?」

 

「まあな。今回入院した病院じゃ毎回毎回医者が頭を抱えていたくらいだ。今じゃ慣れてくれたけどな」

 

「それって慣れてるじゃなくて思考放棄してない?」

 

「それは…無いと思うな」

 

俺の退院を見送る時の医者の目がいつも諦めた感じがするが気のせいだろう。

 

そもそも人外なのは元からだし、今更気にしても仕方がない。

まあ、アンデルセンが俺とリリスが並んだ際に[メカゴリラ兄妹(ブラザーズ)と揶揄して、そのままリリスにアイアンクローした光景が懐かしいな。

 

「流石師匠です―――と言いたいところですが、今回ばかりは私も師匠が人間かどうか疑いたくなりますね…」

 

「ネオンか…。というかラピは俺を人外だと疑わないのか?」

 

「いえ。自発的に言う事ではないので…。実際クロガネ少佐がどういった出自なのかが気にならないのは嘘ですが…」

 

ラピはちゃんとオブラートに包んでいってくれている。

流石カウンターズの中で常識№1だな。*3

 

「ともかく今日からカウンターズは通常稼働に戻る。よろしくな」

 

「不在だったの1日だけどね」

 

「師匠がいない間も書類仕事はちゃんとやりましたよ!」

 

「8割やったのは私で、アニスはさぼりでネオンは武器庫に籠っていましたが」

 

「なんでばらすのよ!」

「なんでばらすんですか!!」

 

アニスとネオンが焦ったようすでラピにツコッミをいれる。

 

とりあえず2人は後で説教をしておかないと―――

 

そう思った瞬間、持っていた端末に通知が来た。

 

Blablaで送って来たのはレイヴン。

メッセージには「ミシリスCEOがそっちに向かってきている」とだけ。

 

アイツは何をしにきたんだ?

 

そしてレイヴンのメッセージ通りに車両の気配が近づき俺達がいる事務所前に停車、そこから勢いよく降りてくるシュエンの気配が俺達がいる場所に来た。

 

「よくもこの私に恥をかかせてくれたわね…ッ!!」

 

怒りの形相で俺を睨むシュエン。

多分エニックに控訴して、逆に自分の弱みを握られている事に関して腹がたった。

 

そのイライラを俺にぶつけに来たと言ったところか。

 

「そんなどうでもいい用事でここに来たのか? ミシリスのCEOは随分と暇なようだな?」

 

「その減らず口を聞くともっとイラつくわね…ッ! いい! お前は所詮私以下のゴミ、変わりはいくらでもいる程度の周りにいる鉄屑と同じなのよ! 私が本気を出せばお前なんて―――」

 

シュエンがそう言いかけた瞬間、ぴょこぴょこと可愛らしい足音が聞こえると同時に事務所奥から丸っこい動物の影が勢いよく通り過ぎて―――

 

「ぐはっ!?」

 

シュエンの腹に勢いよくぶつかった。

 

「うっ…!うぐ…ッ!?」

 

シュエンは腹を抱えてその場にうずくまった。

 

「な、なに!?」

 

「なにか私達の後ろから飛んできましたよ!?」

 

「いや、飛んできたというより動物みたいななにかがシュエンのおなかに直撃した―――え?」

 

ラピだけがこの状況を作った存在に気付いたと同時にその姿を見て唖然としていた。

 

「ちょっとラピ、いきなり固まってどうしたのよ?」

 

「そうですよ。ミシリスのCEOが蹲るなんて珍しい光景で―――え?」

 

ネオンもラピがみた存在をみて唖然としていた。

 

「ちょっと、2人とも何をみたっていうの―――え?」

 

アニスも2人が見た者を見て唖然とした。

 

そう3人が見て唖然となるのは俺でもわかる。

ていうか、最初にこいつを見つけた俺とレイヴンも同じ反応をした。

 

俺は3人が見て唖然とした存在を見た。

 

胴体はモチモチとフワフワを具現化した白い犬の様な胴体に頭は[ゴッデス]に居た1人である“ドロシー”を少し雑にデフォルメしたかのような頭部。

 

まさに奇妙ともいえるマスコットキャラクターのような存在。

 

コイツは―――

 

「(初めまして、カウンターズのラピ、アニス、ネオン。私は“Doro”って顔)」

 

雰囲気で会話する種別不明の生物?であるDoro(ドロ)だ。

*1
やる相手を間違えているがbyクロガネの怖さを知っている権力者全員

*2
元から人間として生まれてないがbyクロガネ

*3
クロガネが勝手に認定しているだけで、後にそれが覆る程の恋愛はっちゃけガールになる事を知らないbyDoro




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