勝利の女神:NIKKE[DAEMON X MACHINA] 作:ちしかんn号機
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今回で原作チャプター第05章[幻想]編が終了です。
〔ラピSIDE〕
「コードネーム[ランドイーター]の装甲及び迎撃兵器破壊完了!」
「ここからが本番よ! 怪物が来るわ!!」
「はい! 丁度うさぎさんから受け取った武器さんの残弾が無くなったので自分の武器に変えます!」
「またアレと戦うのは怖いですが頑張ります!!」
アンリミテッドのニケ達が[ランドイーター]への攻撃を次の段階へと移行。
「アニス、ネオン。私達も次に備えるわよ」
「了解!」
「はい!」
クロガネ少佐の指示通りに攻撃地点を変える為に[アンリミテッド]と一緒に次の攻撃地点に移動する。
その間に私達が攻撃されない様に、ルドミラが言った通りに怪物と化した[ランドイーター]の注意を引きながら攻撃を加える[DAEMON]もといクロガネ少佐。
レッドフードからある程度当時の[DAEMON]昔は[
たった1人で小型、ロード級、タイラント級合計1000機を超えるラプチャーの軍勢から非難する民間人を護りつつ生き残っていたニケ達を全員守り切った。
ゴッデス部隊のある戦いでレッドフードが浸食攻撃を受けて200機以上の小型ラプチャーと20機のタイラント級ラプチャー囲まれ、リリーバイスも一時的に動けなくなった時。
上空から当時の最新鋭戦闘機以上の空中機動で舞い降りると同時にゴッデス部隊を囲っていたラプチャーを壊滅。
ゴッデス部隊とアナキオールの戦いの際に他のラプチャーによる横槍を止めるためにたった1人で殿を務めきった。
その戦う姿は既存の技術を超越していたと、当時の[DAEMON]に関する報告書に記されていた。
実体のある分身を無数に生み出し。
あらゆる金属を引き寄せる磁場を展開し集敵。
超広範囲のエネルギー攻撃を繰り出す。
ラプチャーそのものをハッキングして同士討ちさせる。
まさに一騎当千、ファンタジー作品に現れる悪魔が二次元の世界からやって来たとも呼べる戦いだったと聞いている。
でも出会った当初はものすごく冷たい存在だったらしい。
まるで他人を信じない、連合軍の指示でゴッデス部隊に合流した時も最初は作戦行動以外でもまるで口を利かなかったらしい。
同じゴッデス部隊である紅蓮が模擬戦を持ち掛けた際も一度だけという理由で受けて戦った際は紅蓮は何もできないどころか、獲物であった模擬戦用の刀を簡単に奪って瞬殺。
当時のリリーバイスも「模擬戦なら勝てるかどうかわからない。殺し合いなら確実に負ける」と言わせたほど。
そんな[DAEMON]はレッドフードが色々と頑張って部隊仲間までの中までにはなった。
そもそも[DAEMON]が他人を信用しないのは協力し守るべき者たちに裏切られ家族ともいえる仲間を全員無くしたからとも聞いた。
「ねぇ、ラピ」
「どうしたのアニス」
「いやさ、クロガネ様についてなんだけど―――どうしてあんな力があるのに私達を頼るんだろうって」
「そうね。確かに並みのニケ―――下手したらアークでも最強と言われる[アブソルート]以上の実力と戦力をクロガネ少佐は持っているわ」
「普通なら強力な力を以ってあそこまで使いこなせるならアークに示してもっと上を目指しても居んじゃないかって思うの」
「そういえばそうですね。師匠って自分の活躍をひけらかしたり誇示するような事はしませんでした」
ネオンも会話に入って来た。
「そうね。今の時代は強さこそ全て―――でもそれだけじゃ意味が無いって事をクロガネ少佐はわかっているのかも」
「どういう意味」
「どんなに力を持ってもそれを上回る権力があれば都合よく利用されて捨てられるだけ。アークはそう言うところもあるから」
「そういえばそうだった…。前哨基地に馴染みすぎてすっかり忘れていたわ」
恐らくクロガネ少佐が自身のあの力をアークに隠しているのはそういった理由がある。
そしてこれは勝手な推測だけど、クロガネ少佐は人類全体を護ることをさほど重要視してない可能性がある。
これはレッドフードに聞いた過去の[DAEMON]としてのクロガネ少佐の情報があるからこそ。
そして、彼自身がアークや中央政府、アーク三大企業にそこまで協力的じゃないのもある。
なぜマリアンの時に[DAEMON]としての力を行使したのか。
私達には命令ではなくお願いとして自身の情報を口止めされているか。
今までに至るまでの活躍を含めて謎が多い人でもある。
ただ―――
「少なくとも私がクロガネ少佐について断言できることはあるわ」
「それは何?」
「私も気になります」
「―――
「まあ、それはそうね」
「それは周知の事実では?」
「……そうね」
2人の返答に私は言葉を控えた。
クロガネ少佐という存在が
〔ラピSIDE OUT〕
◇
〔クロガネSIDE〕
ルドミラとアリスの報告通り巨大な亀の怪物に変身した[ランドイーター]。
甲羅には要塞形態の時よりも巨大なエネルギー兵器を搭載し、その巨体を支える巨大な4つの脚部に、怪物―――特撮で言うところの怪獣ともいえる頭部。
周囲には常に強力な冷気を放出しており、普通の人間やニケであれば近づくのは自殺行為ともいえる。
『ラピ、ルドミラ。聞こえるか?』
〘聞こえます〙
〘ええ、問題ないわ〙
『奴を観察してある程度の弱点を絞った。まず奴の対規模広範囲攻撃には必ず溜めが発生する。その際にエネルギーが収束するのは前面の2つのコアユニットだ。溜めが入ったらそこを攻撃。それ以外は奴の砲撃を躱しつつ脚部を狙え。起動部分はフレームむき出しで防御能力が一番低い』
〘了解しました〙
〘私もよ。貴方はどうするの?〙
『やつのミサイルをこっちに引きつけつつ遠距離兵装を破壊する。そっちは本体撃破を頼む』
〘ラジャー〙
〘了解よ〙
そう通信で2人に命令を送りつつ俺は自分の役割に徹する。
本当でアレな俺一人でもコイツを相手にできるが、この後控えているであろうお喋りと、あの時やって来た正体不明のヘレティックを相手にする可能性が高い。
なにより俺ばかり頼る現実はなるべく避けて、俺抜きで彼女達でも戦える用にしておかないといけない。
どういった事を加味して俺はこの役割に徹する。
そう考えているうちに[ランドイーター]のコアと脚部が崩壊。
態勢を崩したと同時に、奴のメインコアがある頭部にラピ達の集中射撃によりほぼ消滅する形で破壊。
研究基地本体への損害は軽微。
こうして俺達は[アンリミテッド]の家を取り戻す事が出来た。
◇
俺はラピ達がいる場所に飛行士到着。
アーセナルを解除した。
「研究基地への損害は軽微だ。タイラント級ラプチャーが持つ再生の兆候も無い」
「それは良かったわ」
「わー!!ハートの女王の兵隊さんから家を取り戻しました!!」
「ふわぁー。疲れましたぁ」
「あぁ…ついに要塞ともいえる建物まで壊してしましました……どうやら私の火力はもう極限に達してしまったようです!師匠―――私はもう下山します。もはや目指すべき境地がありません」
「言っておくがこれ以上に強いラプチャーとか居るからな? 溶岩地帯にいるドラゴンとか軌道エレベーターの上にいるハートの女王とかな」
「流石は師匠です!!ドラゴンやハートの女王という更に高い目標を決めてくださるなんて! 自信過剰でした!!これからももっと頑張ります!」
「ああ。俺がいなくてもこの状況は軽く乗り越えられる火力の道を進んで来い」
「はい!!」
因みにドラゴンはヘレティックの1人である[ニヒリスター]で軌道エレベーターの上にいるハートの女王は[ラプチャークィーン]だ。
正式な俺専用アーセナルを完成させて、地上で散らばっている[オールドテイルズ]の皆と合流したら真っ先に滅ぼしに行くつもりだ。
「…また動いたりしないわよね?」
「それはしもべが保証しているから大丈夫でしょう?」
アニスの疑問にルドミラが俺に問いかける形で応えた。
「[ランドイーター]の固有コア反応は完全に消失した。俺のスキャンでも内部の構造はそこまで変わっていなかったしな」
「それは安心ね。そしたらまずは家の復旧作業をしましょう。―――しもべとその仲間たちも手伝ってちょうだい。
最後の一言を強調しつつ俺を見るルドミラ。
「そうね」
「その方が良いわね」
「私は師匠が[DAEMON]さんだった事を隠している事が気になりますがまずは現状の復旧が先ですね」
「私はうさぎさんの伝説の防具と武器が見れて満足です!」
「私も気になりますが、まずは私達の家を直しませんと!」
ま、現状を解決し終わった後が一番話しやすいタイミングだろう。
詳細を話す気はないけどな。
因みにクロガネが過去に使っていた能力は全てデモエクTSのノインが使っていたアウター能力です。
現在はシンデレラと共闘して戦ったクィーン戦と大気圏突入の影響でアウターとしては使用不可能となっています。
それでは次回もお楽しみに!!
あ、因みにマスタングダンスはありません。
まあ過去はどうでしょうかね?
では!!
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