人ポケ逆転世界でなんとかやってみます   作:零式戦闘爆撃鬼

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大っっっっっっ変、更新が遅くなり申し訳ございませんでした!!!!
リアルが落ち着き始めた矢先にトラブル続きで筆が止まってしまいました!!!!

待ってくださった皆様に陳謝しつつの投稿となります!


第3話

 頭に焼き付いた“ソレ”が溢れだす。空が真っ赤に染まる光景を、生まれ育った家のそばで瓦礫に押し潰される人影を

 

そして目の前に迫る光が

 

 

 

 

 

 

「ッ!!!!」

 

解放感とともに視界が広ける、見下ろせばかわいらしい我が主が笑顔でこちらを見ていた

 

「こぬ?」

「ごめんごめんごめん 何でもないよ~」

頬を撫でてあげれば気持ち良さそうに目を細める

 

(ホントかわいいなこの生き物……しかし今度は何だべ?)

 

周囲は住宅街で、ヌオーが掃き掃除をしていたり、リュックを背負ったガラガラが帰宅したりしていた。

 

「こぬ!」

フォッコがこちらに呼び掛けると目の前の家に近づいていく、

ドアを開けてあげようかと思い近づくが、勝手にドアが開いて中に入っていった

 

「…………どうやって開いてんだこのドア」

 

自分も後に着いていって良いのか迷っていると

フォッコがドアから顔を覗かせて手招きしてきた

 

「あぁ…自分も入っていいのね?じゃお邪魔します……」

 

先ほどの夢で焼かれた思考を切り替えつつ、家に入る

 

中に入ると爽やかな芳香剤の香りが溢れかえる、玄関はよく掃除されており、

置いてある写真立てにはルカリオとテールナー、そして自分の主であるフォッコが映っていた。

他にも結婚式であろう、赤いベールを被ったテールナーと黒い蝶ネクタイをつけたルカリオが手を繋いでバージンロードを歩いてる写真もあった

 

 

(親御さんかな?やはり文化が気になるな…地球から持ち込まれたのだろうか?

…てか結構いい家に住んでるのねぇ~)

 

他人…他ポケの家をそれ以上ジロジロ眺める気にならなかった俺は真っ直ぐフォッコについていく

 

「ふぉぬ!!こぬこぬこにゃ!!」

「るな~」

 

 

居間に入るとフォッコがテールナーに一生懸命話しかけており、頭を撫でられていた

 

やはり親子なのだろうか?

 

「てな?るにゃるにゃ~」

 

こちらに気づいたテールナーがこちらを手招きしてくる

 

「あ、こっちに来いってことです……?」

 

近付いて屈むと、頭や頬をすりすりと撫でてきた

艶々とした毛並みが心地いい

 

「てなてな♪」

テールナー……お義母様も嬉しそうに微笑んでいる

 

 

ただ、これお迎え直後の犬にするやつと同じだわ

 

 

撫でられる気持ちよさと共に、若干の複雑さを感じていると

玄関からドアが開く音がした

 

顔を向けると、疲れた顔をしたルカリオが鞄を適当に放りつつ居間に入ってきた

 

「ぬ~……くわん?」

 

おそらくお義父様であろうルカリオに、お邪魔していることを伝えるためお辞儀をすると

 

「ぬ!?くわんくわんっ♪」

 

ドタバタと駆け寄ってきて撫でられる。そりゃもう強めにワシャワシャと

 

(撫でて欲しい訳じゃないんだけどなぁ…うちの犬もこんな気持ちだったんだろうか……)

 

もう会えないと寂しくなった気持ちを押し殺し、

改めて挨拶するべく頭を上げる

 

撫でるのを中断され、残念そうな顔をするルカリオと目が合う

……なんかすんません

 

 

「改めて、お子さんにGETされました。

お世話になります。よろしくお願いします。」

と礼をするが

 

「ぬわんぬわん♪」

がっちりと掴まれて撫でられた

 

……これ伝わってねぇな

 

「……ほひはふ、ほほひふほへはいひはふね

(とにかく、よろしくお願いしますね)」

頬を挟むように揉まれつつ、我が主へ目を向けると

 

「ふぉ~ぬぅ~!!」

 

お義父様に少し怒っているようだ、自分の手持ちだと言ってるのかな?

 

「くぁん……」 「てなてな 」

あぁ、凹んだルカリオをテールナーが慰めとる………

 

「こぬっ!!」

怒りの矛先がこちらに向いてしまった

え?「黙って撫でられすぎ」?………すんません

 

「ふぉぬんっ!」

尻尾でボフボフ叩かれる、あっ痛気持ちい

 

「ぬん!」

「あっちょっと待っt……」

 

一瞬の閃光がほとばしり、また眠くなるような空気を感じる

ボールに戻されてしまったようだ

 

しばらくボーッとしていると、再び視界が開けた

 

今度はまた別の部屋のようだ、窓から見える景色は暗くなっていた

 

 

「こぬ………」

下を見ると、申し訳なさそうな目でこちらを見上げるフォッコがいた

どうやら俺関連でご両親に叱られたようだ

 

そしておずおずと木の実を差し出してきた

 

「大丈夫、大丈夫だよ?別に俺は気にしてないから…ね?」

木の実を受け取りながらフォッコを撫でてあげると安心したように微笑んだ

 

すんっっっげぇかわいい

 

木の実を頬張り、フォッコを撫でまわす

 

「こぬこぬ」 

しばらくして、すっかり気を取り直した様子で

フォッコが布団?らしきモノの近くで手招きしてきた

 

「一緒に寝ようってこと?」 

「こぬ!」

 

多少無理な姿勢をしつつ、ゆっくりと添い寝するとクスクス笑いながらフォッコは眠ってしまった

 

「そうか…まだ一日経ってなかったのか……」

今さらすぎる実感に自嘲しつつ、微睡みに落ちる

 

「これからよろしくお願いしますよ…フォッコさん………」

 

(明日はどうなるのかねぇ…………)

 

マイナスな考えを押しやる、未知への期待を膨らませて

 

 




癒されたい………
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