彡(゚)(゚)「天空の城ラピュタ」   作:名無ナナシ

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第10話 絵コンテ 第11話 絵コンテ②

第10話 絵コンテ

 

(´・ω・`)「宮崎駿は考えを絵にする行為である……」

(´・ω・`)「絵コンテの天才だと思う」

 

(´・ω・`)「絵コンテは作品全体の設計図だ」

 

(´・ω・`)「ここで少しアニメ制作の流れを説明すると……」

(´・ω・`)「まず、宮崎駿が黙々と絵コンテを描く」

 

彡(゚)(゚)カキカキカキ

彡(゚)(゚)つ「出来たで」

 

(´・ω・`)「出来上がった絵コンテを基に原画マンがレイアウトと原画を描く」

 

( ゚∋゚)´0`)´0`)「任せろ!!」

 

(´・ω・`)「それを宮崎駿がチェックする」

 

彡(゚)(゚)「ここがアカン、描き直せ」

 

(´・ω・`)「チャックが通れば、作画監督が統一した絵に仕上げる」

(´・ω・`)「さらにそれを動画マンに回す」

 

(⌐■_■)⌐●_●)⌐■_■)「やってやるぜ!!」

 

(´・ω・`)「その一方でレイアウトは背景部に回され」

 

(⚭-⚭( ⚭-⚭ )⚭-⚭)「やるぞ……」

 

(´・ω・`)「そして出来上がったセルと背景を演出助手がセッティング」

(´・ω・`)「それを撮影、編集、音入れをして作品が出来上がっていく」

 

(´・ω・`)「だからスタートの絵コンテがないとアニメ制作は始まらない」

(´・ω・`)「ちなみに“天空の城ラピュタ”の絵コンテの総カット数は1666カット」

 

(´・ω・`)「時間にして2時間4分もある」

(´・ω・`)「この絵コンテを宮崎駿は一人で描き上げるのだ」

 

(´・ω・`)「ただ描くのではない」

(´・ω・`)「宮崎さんの絵コンテは演出の指示が非常に細かく、的確なのだ」

 

(´・ω・`)「改めてボクはすごい監督のもとでアニメ制作をしているのだと実感した」

 

 

 

第11話 絵コンテ②

 

(´・ω・`)「ラピュタの絵コンテは大きく4パートに分けられる」

 

Aパート

シータが落下する事件の発端から飛行石で縦穴に降りていくまで

 

Bパート

坑道内の二人からシータ奪還まで

 

Cパート

タイガーモス号内のどんちゃん騒ぎから竜の巣突入まで

 

Dパート

竜の巣突破からラストまで

 

彡(゚)(゚)カキカキカキ

彡(゚)(゚)「よし、A・Bパート出来上がりや」

 

彡(゚)(゚)「ほんなら打ち合わせに入るで」

( ゚∋゚)´0`)´0`)「はーい」

 

(;´・ω・` )「マジかよ……」

普通、概ね絵コンテを最後まで描き終わってから作画に入るものだ

しかし、宮崎駿は前半が出来上がったところで

見切り発車のように打ち合わせに入った

 

(;´・ω・` )「打ち合わせを始めるメリットはある」

早く始める分、作品のクオリティを上げられることだ

 

(;´・ω・` )「でも、それ以上に恐ろしいデメリットがある……」

それは、製作途中でのカットの追加、変更、削除が出てくる可能性だ

 

後半の絵コンテがまったく描かれていないのだから

ストーリーの全体像はまだハッキリと見えていない

だから、C・Dパートが出来上がったときに整合性を取るため

A・Bパートに手を加える可能性は極めて高い

 

(;´・ω・` )「でも、そんなことをしていたら」

本当にスケジュール内でまとまるのか?

映画の上映時間内に収まるのか?

予定作画枚数を大幅にオーバーすることはないのか?

 

(;´・ω・` )「と、ボクなら不安になる」

「失敗できない」と言うプレッシャーの中での作品なら尚のことだ

 

彡(゚)(゚)「ここはこうで……」

( ゚∋゚)´0`)´0`)「ふむふむ」

 

(;´・ω・` )「よほど自分の絵コンテに自信があるんだろう」

 

・・・

 

(´・ω・`)「ところが出来上がってビックリ!」

最終的にすべての絵コンテが完成した後

調整で追加したのは僅か2カットだった

 

(´・ω・`)「奇跡だ……」

きっと宮崎駿の脳内では、基本的なストーリーの全体像がピンボケながら出来ていて

過去の仕事の経験から、見切り発車をしても

絵コンテを描いていく作業の中でちゃんとストーリーをまとめることができると

自信があったんだろう

 

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