魔法少女ノ魔女裁判 運命の中の少女   作:寝心地

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第1話

薄暗い牢屋の中で目が覚める、起き上がり周りを見回し見慣れた少女がいた事で私は全ての事態を把握した

 

「……………………逃れられなかったか」

 

ベットに再び倒れ込み天井を見上げるとそう呟く

 

私は転生者だ、特に神のミスとか交通事故があった訳では無い

 

普通に生き普通に寿命で死に転生担当と言う天使に案内されるがまま転生した

 

これは私がそう言う運命だった為らしい、どれだけ善行や悪行を行おうとこの運命は変わらずそれは他の人間も同じらしい

 

地獄行きに決まっている人間はどれだけ善行を積んだとしても地獄行きになり天国行きが決まっている人間はどれだけ悪行を行おうと天国行き、どれだけ反発しようと理不尽であろうとそう言う運命ですの一言で片付けられてしまう

 

そして私もそう言う運命に流された1人

 

転生した先は…………まぁ一言で言えば地獄が決まっていた

 

都市伝説の少女失踪

 

謎に包まれた天才アーティスト 【バルーン】

 

配信者 ココ

 

ここまで揃えば嫌でも分かった、ここ【まのさば】の世界だ

 

そこから私はあれこれ手を変え品を変え牢屋敷行きにならないように誤魔化そうとしていたのだがそうは行かず結局牢屋敷に捕まったと言う事だ

 

「何を考えていますの!!わたくしを閉じ込めるなんて!!」

 

廊下の向こうから声が聞こえる

 

「ざけんな!!ぶっ殺すぞオラァ!!出せぇ!!」

 

あっちこっちから声が聞こえ少し経つと備え付けのモニターが起動すると梟の化け物が現れる

 

『あ、もしもし?映ってます?わたくしゴクチョーと申します。詳しい説明がしたいのでラウンジに集合して下さい。監房の鍵を開けますので看守に付いてきて下さい。抵抗とかは自由なんですが…………命とか無くなっちゃうので…………はい』

 

扉の鍵が開き扉が開くと看守が現れる。取り敢えず付いていくと私達が一番らしい

 

「………………………………」

 

部屋の相方は何も言わずソファに座っている

 

完全に手持ち無沙汰になった私は服のポケットを探る。スマホはあるがそれ以外は無い

 

「取られたか…………仕方無い」

 

掌を天井に向けると煙草の箱とライターが現れる、箱から一本取り出すとライターに火を付け煙を吹かす

 

「お前…………15とかだろう」

 

「そうですけど」

 

「いや…………まぁ、私が言えた義理じゃねぇか」

 

少女はそう言い黙り込む

 

紫藤アリサ、今の所私だけが知っている少女

 

それから続々と少女達が現れその内の1人が此方に向かってくる

 

「未成年喫煙は犯罪だ、正しくない行為だ」

 

そう言って煙草を取り上げたのは黒い長髪の少女、二階堂ヒロ

 

「無意味に吸ってる訳じゃない。薬屋に用意してもらった精神安定剤だ」

 

私はそう言うとヒロの手から煙草を奪い取った

 

「それは依存していると言う事だろう。本当にそんな物を吸って大丈夫なのか?それとも本当はただの煙草をそう言っているのか…………取り敢えず暫くは様子見にさせてもらう」

 

「そうしないと生きていけないとだけ言っておく」

 

その後、蓮見レイアの提案により自己紹介をする流れになった

 

それから全員の自己紹介を終え

 

「最後君、良いかな?」

 

蓮見レイアが私に声を掛けてくる

 

「真田ユリカ、煙草とお酒が大好きでぇ〜す」

 

そう言ってユリカは何時の間にか酒瓶まで取り出していた

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