魔法少女ノ魔女裁判 運命の中の少女   作:寝心地

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第10話

真田ユリカが死んだ

 

それは2日連続での殺人事件と言う事もあり少女達の精神的ショックは計り知れない物だった

 

ゴクチョーから魔女裁判の開廷を知らせエマ達は事件の調査に乗り出した

 

結果から言えば犯人は黒部ナノカだった、彼女は真田ユリカが黒幕だと信じ込み大魔女降臨の儀式も真田ユリカの口からでまかせだと思い殺した

 

真相なんて物はそんな物だった

 

「だからって…………だからってお前はアイツを殺したのかよ!!」

 

追い詰められたナノカは自白しアリサはその答えに激高する

 

「そうよ、私は彼女達を許さない」

 

「許さねぇのはウチの方だ!!アイツは最後までウチらの事を気に掛けてた、不味い飯に泣くウチらの為に飯を出してくれた、でもな、アイツはウチらの中で1番この状況を怖がってた」

 

「怖がってた?」

 

エマはアリサの言葉に首を傾げる

 

「アイツが昨日寝る前寝言で言ってたんだよ、【煙草】ってな。アイツが何で酒や煙草を手放さないか知ってるか?」

 

「知らないわ、興味も無い」

 

ナノカはそう言うとアリサは答える

 

「怖かったからさ、この状況が、人を殺すかもしれない事が、人に殺される事が。とても正気じゃいられなかった、素面になってこの現実を直視するのが怖かったんだ、ウチらと同じで、でもそれを顔にも態度にも出さ無い様にしてた。他の奴を不安にさせない様にってな。そんな奴が黒幕だと?これ以上アイツを穢すのはウチが許さねぇ」

 

「あ、話し終わりました?それじゃあ時間も押してますし黒部ナノカさんの処刑を執行します」

 


 

それからも少女達の犠牲は続き桜羽エマは【魔女殺し】に目覚めた

 

「ユリカちゃん…………もっと君の事を知りたかったよ」

 

誰も居なくなった世界でエマは皆の事を思い出し涙を流し意識が消えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「………………………………は?」

 

気が付くと、真田ユリカはベットの上で寝ていた

 

頭が砕ける感触を覚えている

 

流れた血の感触を覚えている

 

全ての痛みを覚えている

 

あの世界の全てを覚えている

 

「………………………………何で?」

 

再び始まる惨劇を思いユリカは呟く

 

「ああ?誰だお前?」

 

気が付くと目の前に少女が立っていた、紫藤アリサだ

 

「おい、誰だって聞いてんだよ」

 

「……………………真田ユリカ」

 

「マジで誰だよ」

 

それからゴクチョーが全員にラウンジに集まる様に告げた

 

何が起こっているのかユリカには分からなかった

 

何故こうなったのかユリカは分からなかった

 

そんな謎の原因も直ぐに分かった

 

「……………………ああ、そういう事か」

 

ユリカは煙草を生み出そうとし生まれなかった事に不思議に思いながら頷くとそれからスロットを煙草に変える

 

「………………………………ライター無いや、ねぇ紫藤さん、火貸してくれる?」

 

「はぁ?何でウチがお前の為に…………」

 

「紫藤さんにしか出来ないことだから」

 

「………………………………チッ今回だけだ」

 

アリサはそう言いユリカの煙草に火を付けると先に進んだ

 

ユリカは煙草を吸い込み煙を吐くと先程のスロットに入っていたものを思い出す

 

1.二階堂ヒロの運命

 

そして、1度深呼吸した後、誰にも聞こえぬ声で言い放った

 

「…………やってやろうじゃん」

 

ユリカはそう言うと2度目となる牢屋敷の生活についての説明を受けた




複製可能な物
1.二階堂ヒロの運命→煙草(愛用銘柄)
2.ウイスキー(愛用の銘柄)
3.ハムサンド
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