マーゴの処刑から数日が経ったある日の食堂
少女達の間に言葉は
「ねぇねぇユリカっち〜今日はあてぃしグラタン食べたいな〜♪唐揚げも良いけど揚げ物ばっかり食ってたらあてぃし直ぐデブっちゃうしさ〜」
「ココちゃん、あんまりわがまま言わない方が良いよ、ユリカちゃんも困っちゃうし」
「はいはい、どうぞ。佐伯さん、私は大丈夫だから」
無いこともなく好きな物を好きな様に複製するユリカにココは纏わりつき自身の欲する物を告げそれを受け取るとルンルンで席に付き飯を食べ気ままに配信をすると言うわがままお嬢様の様な生活を送っていた
ミリアもあまり強くは言わないがその生活を注意するがココは改める気は無いようだ
数日の間に少女達は水精霊、ウンディーネの間の下にある地下施設を見つけていたがユリカは我関せずを貫いていた
「…………………………………………」
ココと戯れるユリカとミリアをナノカは遠くからジッと見ていた
それからレイアが全員一度ラウンジに集まり話し合いをする事を提案する
「ユリカ君も、是非参加して欲しい。君の魔法は頼りになる」
「……………………良いよ」
「お〜い真田っち〜あてぃしまだ食い足りないよ〜もう1個グラタン出して〜」
「……………………ハァ」
ユリカはココの希望通り再びグラタンを出しココに渡した
朝食終えレイアの呼び掛けに答えラウンジに向かうと既にレイアの呼び掛けに応えた少女達が全員集まっていた
「それで?話し合いってなんなん?」
「レイアちゃんは何かここから逃げ出す方法を思い付いたの?」
ココとミリアがレイアに問い掛けるがレイアは少し残念そうな顔をする
「ああいや、期待させてしまってすまない。脱出に関してはまだ何も」
「んだよそれ!!マジで期待外れだし!!」
「だったら何を話し合うと言うの?」
ココが悪態をつく傍らナノカは当然の問いを口にする
「これ以上殺人事件を起こさない為の対策についてだよ」
「君には何か妙案があるのか?」
「ああ!皆に聞いて欲しい。さっきも言ったがそれには私達が団結しなければならない。つまり、もっと交流して互いの絆を深める必要があると思うんだ」
「えっと…………皆で仲良くなろうって事かな?」
「ああそうさ、仲良くなり絆が生まれれば、殺人が起きる可能性は減ると思うんだよ」
(………………………………それは不可能だな)
ユリカはレイアの話を聞きながらそう考え煙草を取り出しその後の話を聞き流す事にした
「ユリカ君、君はどうだろう?」
「無理、昔からそう言うの興味無いし集団行動とか苦手だから」
「そうか、残念だよ」
レイアの悲しむ顔に背を向けその場を離れた
それから数日後、豪雨が降りしきるなか中庭で焼死体の沢渡ココが発見された
沢渡ココと判明した理由は特徴的なネコ耳と焦げ残りと袖、そして手に持っていたスマホ等の持ち物からだった
更に額には弾痕の様な穴があり複数人の少女達が発見した時にはその場に拳銃を持つ桜羽エマと二階堂ヒロの姿があったと言う