魔法少女ノ魔女裁判 運命の中の少女   作:寝心地

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第22話

ゴクチョーに案内されユリカとヒロも裁判所の席に着く

 

(そう言えば、魔女になると魔法の力が強まるんだっけ?私の場合は……………………)

 

ユリカは自身の魔法について調べる為魔法を行使する、煙草が生み出されその個数も使い方も変わらない

 

(う〜ん、数も大きさも同じ…………複製する方法も、スロットは…………なっ!?)

 

ユリカは自身のスロットに目を向け驚愕する

 

1.煙草(愛用の銘柄)

 

2.ウイスキー(愛用の銘柄)

 

3.グラタン

 

4.【二階堂ヒロの運命】

 

5.【魔女 二階堂ヒロの運命】

 

6.【城ケ崎ノアの運命】

 

7.【真田ユリカの運命】

 

8.【魔女 真田ユリカの運命】

 

9.【氷上メルルの運命】

 

10.【沢渡ココの運命】

 

スロットは更に続き最終的に辿り着いたスロットは100、しかし10以降のスロットは空欄が続きユリカは唖然とする

 

(強化って言っても限度があるでしょ…………それに)

 

5.【魔女 二階堂ヒロの運命】

 

8.【魔女 真田ユリカの運命】

 

名前の前に魔女と付いた新たな運命、試しに使ってみると特に変化は無い

 

(取り敢えず【魔女系運命】とでも仮称しておくか。【魔女系運命】は3週目で始めて手に入れた物だからこれも魔女化による強化の影響かな?となるとこれから魔女化する子達の【魔女系運命】も手に入るのか…………まぁ、それが何の意味があるのかって思うけど)

 

「ヒロさん、待ってきました…………コレを」

 

「ご苦労」

 

メルルが儀礼剣をヒロに渡すとヒロはそれを掲げる

 

「これより、魔女裁判を始める」

 

「それで、何を話し合う?」

 

出来るだけ殺意が高まらない様にユリカは目を閉じたままヒロに尋ねる

 

「何で目を閉じてんの?」

 

「今は話し掛けないで、私は二階堂さんみたいに辛抱強く無いの、今も貴女達を殺したくて仕方無いのを我慢してる」

 

ユリカは煙草を取り出し火を付け煙を吐く

 

「み、未成年喫煙は良くないんじゃないかな?」

 

「私の話聞いてなかったの?」

 

「ヒッ!!ご、ごめんなさい」

 

ミリアの注意にユリカはそう返答しミリアはスゴスゴと項垂れる

 

「つーかこんな所集められてもさぁ〜、あてぃしら何したら良いわけ?」

 

「その通りだ!!私達に何をさせるつもりだ!!」

 

ココとレイアがユリカとヒロを見て警戒心を露わにしユリカは無言を貫き片目を開けヒロを見ると何やらメルルと話していた

 

(やっぱり最初はメルルか………………)

 

「告発しよう!!この中には私と彼女以外にも魔女がいると!!」

 

「ま、魔女って、そんなの一体誰ですの!?」

 

「つーかさっき何か化物とごちゃごちゃ言ってたじゃん。そこのメルっちが怪しいんじゃね〜の?」

 

「…………その通りです。もう隠す意味は無さそうですが…………私は魔女です。この牢屋敷で皆さんを待ってました。言うなれば【黒幕】でしょうか?」

 

「しかし、聞いてもいいかな?君は魔女なのに姿形が通常の魔女と変わらない。私達の様に【魔女化】はしていないのかな?」

 

「なら少しだけ説明しますね、魔女化について」

 

審問開始

 

「魔女化とは…………大魔女様に付与された【魔女因子】が覚醒する事です。魔女因子を持って生まれた少女は体質が合えば魔法が使える様になります。そして少女の精神が魔女化する事で肉体もまた魔女と化すのです」

 

「要するにストレスが溜まれば溜まるほど魔女に近づくって事ね」

 

「はい、その通りです。で、でも私は、そんな魔女とは違う存在で最後に残った【原初の魔女】なんです」

 

メルルは肯定しつつも自身が違う存在だと説明する

 

「原初の魔女?それはどうかな?」

 

「え?」

 

「私はとある事実を知っている。それはとある場所で見付けた手紙に書いてあった事だ。この書き手は、この島の住人、君が【原初の魔女】と呼ぶ人達の様だ」

 

「それは!!」

 

「その中に興味深い記述があった、大魔女が、人間の少女を拾って育てたと言う話だ」

 

「………………………………ああ、成程」

 

ヒロの話にユリカは相槌を打つ

 

「氷上さん、捨てられちゃったんだ」

 

「な、何を…………」

 

「魔女は元々【この牢屋敷に住んでいた種族】と【魔女因子により化け物になった者達の総称】この2つの意味がある、今回の場合氷上さんは後者、君は【なりそこない】の方って事」

 

「そ、そんな事ありません!!大魔女様は私を大切にして下さいました!!」

 

「なら君は大魔女と別れる時なんて言われたんだい?【また会おう】?【元気で居てね】?私の予想では【君については何も言わなかった】違うかな?」

 

「あ、ああ、あああああああああああ!?」

 

次第に青くなっていきユリカとヒロがとどめを刺す

 

「「君は、大魔女に愛されていなかった」」

 

「嫌ああああああああああああ!!!!」

 

氷上メルルはこうして真の意味で魔女となった

 

11.【魔女 氷上メルルの運命】

 

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