魔法少女ノ魔女裁判 運命の中の少女   作:寝心地

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第6話

ラウンジに全員が集まっている

 

最も死人である二階堂ヒロと城ケ崎ノアはそのままになっている為『ラウンジに』の後に生きていると付くがそんな事は関係無い

 

(城ケ崎ノア殺人事件はまだ良い、起きる事は分かっていたし殺害方法も犯人も同じだろう、けど何で二階堂ヒロまで?彼女に二階堂ヒロを殺す動機は無い筈だ。駄目だ…………分からないことだらけで頭が回らない)

 

ユリカは煙草に火を付け煙を吐くとゴクチョーが何処からとも無く現れる

 

「はぁ…………殺人事件…………起きちゃいましたね。今夜、【魔女裁判】を開廷します。今居る囚人の中から必ず殺人犯を特定して下さい。その者は【魔女】として処刑するので。やすやすと死なない魔女の活動を確実に沈黙させる方法での処刑です。かなり酷い事とかしちゃうので。また囚人全員への告知ですが、特定出来なかった場合は、全員処刑とします」

 

ゴクチョーの言葉に少女達はざわつく

 

「私としても仕事が増えるんで避けたいんですが、元々皆さんは、危険人物として捕らえられているので、まぁ、この牢屋敷側の気持ちとしては、そんなのあまりにかわいそうだと思ってるんですよ。だから投票で確実に【魔女】を選んでもらって【魔女】だけを排除しましょう。全員処刑措置はあくまで【魔女】を選出出来なかった場合だけ適用します。頑張って犯人を特定して下さいね。犯人を見つければ生き残れるので、まぁ、あの、前向きに楽しんで下さい」

 

ゴクチョーはそう言いその場を去ろうとするが何かを思い出した様に元の位置に戻る

 

「あ、後捜査中は不正がされないようにみだりに遺体に触れたりしないで下さい。現場はそのまま保持しておいて下さいね。では捜査をお願いします。期限は魔女裁判開廷のアナウンスが入るまでです。業務中なら万が一気が向けば質問も答えますね…………多分」

 

ゴクチョーそう言い残すと漸くその場を離れる

 

それと同時にユリカも煙草の煙を吐きラウンジを出ていこうとする

 

「おい真田、何処行くんだよ」

 

「……………………現場」

 

そう言い残すとユリカは扉を開き出ていくと2人の遺体のある房に向かう

 

(城ケ崎ノアの方はゲームの時と同じ、ボウガンの矢で死んでいる。地面に擦れた様な傷もあるから手口は変わらないだろう。問題は二階堂ヒロだ、彼女が殺した後別人が殺したのか?いや、手口が同じだ…………と言う事は同一犯によるものか?)

 

ユリカは何枚か現場の写真を取りその場を離れようとした

 

(………………………………なんだ?)

 

不意に立ち上がり気になったのは2人の遺体…………そこから異常な情報量が脳に刻まれる

 

「痛」

 

ズキリズキリと脳が爆ぜそうな痛みを堪えながら壁により掛かる

 

「ハァ……ハァ……ハァ」

 

「ユリカちゃん?」

 

顔を上げるとそこには心配そうに顔を覗く桜羽エマがいた

 

「顔色が悪そうですが……大丈夫ですの?」

 

「あ、ああ。大丈夫……大丈夫」

 

ユリカは大丈夫大丈夫と呟きながら懐から煙草を取り出す

 

「あれ?」

 

煙草を切らしている事に気付いたユリカは新たに煙草を生み出そうと手を伸ばす

 

「…………………………あれ?」

 

しかし、煙草の箱はその手に現れる事は無かった

 

慌ててスロットを確認すると煙草の欄に閲覧出来ない何かが入っていた

 

ハムサンドを煙草に変えようとするが謎の存在との交換に交換権を使ったのか入れ替える事が出来ない

 

「まじ?勘弁してよ」

 

強制禁煙となった事で仕方無くウイスキーを呼び出しそれを口いっぱいに煽る

 

カーッと燃える様な酒精が口いっぱいに広がり少し頭痛が鈍り立ち上がった

 

「本当に大丈夫?」

 

「ハァ……………………大丈夫、少し落ち着いた」

 

ユリカはそう言うともう一口ウイスキーを煽りながらその場を離れた




複製可能な物
1.煙草(愛用の銘柄)→???
2.ウイスキー(愛用の銘柄)
3.ハムサンド
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