起詞回声 ~ウクライナ少女と作詞おじさん、農大バンドで再起する~ 作:みゅう(蒼山みゆう)
および
■2025/12/21以前までに当作品をご覧いただいた方へ 大幅変更のお知らせ
について記載させていただきます。
■これまでの歌詞まとめ
微補足をつけますが、詳細解説は今後の話で行います。
【干からびて、しまえばいい】
※初出:00話
※補足情報:3分の即興で整えた絶望のレクイエム
大衆性を一切考慮しない感情深度に特化した作品
当小説の3大テーマ曲の1つ
<一部公開>
Bメロ2)
笑い方 置いてきたの
赦し方 捨ててきたの
眠り方 忘れていたの
涙も 怒りも 言葉も 希望も
全部 全部 全部
干からびて、しまえばいい のに
ラストサビ)
喉に残る雪は いま
融けて 濡れて 冷める そして
頬を伝う雨を また
拭いて 舐めて 飲んで
このまま向こう岸が 見えない
水面で生きて 生きて 生きて 息して
不誠実なまま 生きる
【
※初出:10話
補足:ミコトの初代曲のため諸事情で歌詞が虫食い化しているとはいえ
テクニック不足が目立つ曲
もっともミコトが素直だった時の原風景が残っている
<一部公開>
サビ1)
僕は変われない ■■■■に変われないのは 事実だね
でも ちょっとだけ目を閉じてみるよ
何が聞こえた? 誰も言わないよ それは僕のTrue Word だから
あの■■行ってみよう 君を■■■■していたい
【雨上がりの世界】
※初出:10話
※補足:ミコト作詞作曲2曲目(初完成曲)であり
大衆向けのため感情深度は浅い
今後得意とする技術の片鱗が詰まっており、指針となる曲
Aメロ1)
雨の音に溶かされていく
君の言葉
泣きぬれた服 冷たく重く
貼り付いて足が止まる
Bメロ1)
天気予報にも裏切られ
誰も信じないと言ったのに
八時前の星占いに
縋りついて今日も流されていく
サビ1)
雲間から覗いたお日様が
私にはまぶしくて
空を見上げてただ立ちすくむ
世界はこんなに広い
Aメロ 2)
灰色に染まる町の風が
なぜか愛しくなって
傘を持たずに出かけてみよう
午後は晴れと言っていたから
Bメロ2)
誰の代わりに泣いてくれたの
土砂降りの空に微笑んだ
肌を指す水のぬくもりが
心の形を確かにする
サビ2)
傘色の花 鳥の歌声が
街の色どりを変えていく
空を見上げて歩き始めた
世界はこんなに広い
ラストサビ)
ぬかるむ道も泥んこ道も
私は歩いて行ける
同じ空の下 歩き始めよう
世界はこんなに広い
【僕とモーニィ】
※初出:10話
※補足;ミコトが音楽を一度引退した後に作った曲のため
作詞はある程度成熟しているものの
猫のために歌った曲のため大衆性はゼロ
皮肉たっぷりな遊び心も詰まった作品
Aメロ1)
朝顔のツタに絡まってた
長い毛の子猫を 見捨てて
会社へイソイソと向かう 僕は偉いですか
バスに乗ってまた戻って
間抜けな子猫を 助けて
会社をヒソヒソサボった 僕は卑怯ですか
Bメロ1)
薄汚れた君の手を 薄汚れた僕の手で
綺麗になるように 綺麗であるために
サビ1)
惨めなままでいいよ
なんて似合わないでいてくれ
可哀想だねいいよ 君の名はモーニィ
始まりはバッドモーニング
Aメロ2)
昼顔の裏で絡みあってた
ラブラブなアイツに 見捨てられ
猫に顔ごと埋まる 僕は無様ですか
首輪作ってまたやめる
ブラブラな僕を 見上げて
足にすがりつかれる 僕は爪とぎですか
Bメロ2)
綺麗になった君の手が 綺麗じゃない僕の手を
冷えないように 消えないように
サビ2)
惨めなままは嫌だ
モーニング グロッキー
なんて訪れないでいてくれ
変わりそうかな いいの? 君の声でモーニィ
始まりはグッドモーニング
Cメロ)
遺書書いてみました 恨み言連ねました
財産なんて大層なものはないけど
恨みよりもただ 失意よりもただ
明日君がお腹をすかせることが
気になって仕方がないんだ
だから明日も起こしてくれよ
その間抜けな声で
ラストサビ)
惨めなままでいいや
モーニング ローリング
何転大回転でもしてくれ
変われなくてもいいよ 君の声と共に
終わりまでずっとモーニィ
この歌は墓場まで 持っていっておくれよ
【BPMを数えて】
※初出:13話
※作詞作曲がミニーであり、自身のことを素直に歌った曲
比喩の深度や韻の踏み方でミコト作品に劣るが
ミニーのキャラ性で押し切ることを前提とした曲
実は歌詞構造はミコトとかなり似通っている
Aメロ1)
お化粧の仕方も 教えてくれないし
彼氏の作り方なんて 絶対NONONO
教科書だけじゃ 平安に置きざりよ
スマホごとアップ デートしなきゃね
Bメロ1)
結局は恋して 結婚して
子供育てていくこと 期待してるんでしょ
口うるさいのは もうやめて
大学デビューで何が悪いの?
サビ1)
ラブソングを歌えるような
あなたがちょっとね羨ましいの
ラブソングが似合うくらいの
笑顔が無敵のわたしになりたいな
ねぇ、待ってて欲しい
BPMを探って
Aメロ2)
飲み会のお作法も 教えてくれないし
お酒の割り方なんて 絶対NONONO
サシスセソだけじゃ 平成に置き去りよ
How-toセンスに 課金しなきゃね
Bメロ2)
結局は話して 出かけて
相性試していくこと 期待してるんでしょ
おチビなわたしは ステップ不足
初恋知らずで何が悪いの?
サビ2)
ラブソングを歌えるほどに
恋なんてしたことないけど
ラブソングよりも速くなる
あなたにわたしも追いついてみせたいの
ねぇ、聞かせて欲しい
BPMを教えて
Cメロ)
あなたはわたしになれないし
わたしもあなたになれないの
知らないこともまだまだある けれど
オデコぶつけて話そうよ
ラストサビ)
ラブソングじゃ追いつけない
思い出をね 重ねたいんだ
ラブソングよりも歌いたい
気持ちがここにあるんだよ
ねぇ、触って欲しい
BPMを数えて
■2025/12/21以前までに当作品をご覧いただいた方へ
1.プロローグについて
これまでもなんどかプロローグも変更させて頂いておりましたが、立ち上がりの遅さという欠点を考慮し、作品が埋もれることを危惧して、2章のピーク場面である「干からびて、しまえばいい」の作詞場面から00話にて公開することにいたしました。
未読の方はぜひ一度ご覧ください。時系列が追い付いた時点では、清音視点からの詳細を描く予定となります。
2.ウクライナについて
察しの良い皆様も多いと思いますが、この作品は元から明確にウクライナをモデルにしており、多数のモチーフを物語や歌に登場させています。あまり政治的発言をする意図はなく、文化やリュミナの生きる理由にスポットを当てるためです。架空国家のままではその意図が揺らいでしまうと判断しました。異色の舞台設定や時代の明確化にも大きな理由があるため、もうしばらく見守って頂けますと幸いです。
3.清音および早苗の設定微修正について
とくに第3者視点としてキーパーソンとなる清音について、関西弁(京都寄り)のままでは地の文が通常の読者様には、読みにくいと判断しました。標準語寄りに変更し、一人称をウチ→私に変更。独特の愛称もミニーやリュミナへと他のメンバーと合わせました。言葉遣いの変更により、過激度が和らぎ、冷静な観察者と巻き込まれ体質の側面が強くなります。
合わせて早苗の既存呼称や言葉使いとかぶらせないため、早苗の一人称を私→ウチとし、言葉を標準語寄り→大阪弁寄りに変更いたしました。
4.ミコトの女装設定削除について
本来のプロットでは複雑な事情から、半強制的に女装をせざるを得ないミコトを救う話がメイン課題の1つで次の14~15話で課題の完全提示予定でしたが、状況の単純化とウクライナ明言により、更に重めのプロットへ舵を切るため、削除いたします。まだ本格的に出していませんでしたが、化粧品要素を削除いたします。代わりにTrack.10_灯火のにおいが残る 部屋の片隅のラスト3行大幅改定し、重要情報を初出としておりますので未読の方はお手数ですがご確認願います。
当設定変更により混乱を招き申し訳ございませんが、これでより深い作品を描けると信じておりますので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。