姫川大輝は逆行する_が、どうにも弟が弟じゃない。   作:ある日の残り香

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思ったより多くの人に読まれててビビっています。
そんな……ここからさらにガバが増えていくのに……。

本作は小説初挑戦の初心者が思いつきとノリと勢いで走っています。
拙い部分は多いでしょうが、どうか見逃してくださると幸いです。

コミュ障なのでコメント返信はしてませんが、応援ありがとうございます。



プライベート編
第八話【アクアセラピー(視点:星野アクア)】


「姫川さんも誘おうよ。」

「……理由は?」

 

 

 

 俺はルビーからの提案で、彼女たち新生B小町のMV撮影の宮崎ロケに同行することになった。と言っても、『東京ブレイド』の慰安旅行を兼ねたもので別に仕事で行くというわけではない。

 復讐も行き詰まってる中、そんな呑気なことをしていられるかとは思ったが、あそこには雨宮吾郎の遺体があることを思い出し、俺たちの父親につながる何かもあるかもしれないと思い直したため、同行することにした。

 そこで、あかねも誘うことにした。彼女であるというのもそうだが、彼女の推理力は復讐において強力な武器になる。それに、今後の方針についても話し合いたいと思っていたところだ。ちょうどいい。

 

 そんな魂胆を抱えながらあかねを誘ったところ、無事にOKが出た。しかし、続けてあかねの口から出た提案は予想外であり、意図が読めなかった。

 

「姫川さんも誘おうよ。」

「……理由は?」

「表向きには、『東京ブレイド』の慰安旅行なんだし、お世話になった姫川さんも呼んであわよくばMV撮影の時、男手として力仕事とかをしてもらうという方向で。裏向きには、せっかく兄妹だとわかったのだから、今からでも絆を育んでいきたいということで。そして__」

「表と裏は揃っただろ、それ以外の側面があるのか?」

「__復讐のためには、姫川さんの協力が大きな近道になる。だから、旅行先という逃げられない空間で姫川さんをこちらに引き込むための内緒話をする。」

「なるほど、そういう意図か。」

「あと、もう一つ。」

「まだあるのかよ。」

 

 どれだけ姫にい_いや、姫川を呼ぶ理由があるんだと思いながらも耳を傾ける。

 

「姫川さんは、おそらく強いトラウマを抱えている。それは幼少期に両親が心中して、血縁者の誰も彼を引き取ってくれなかったことによる、"家族を失うことへの恐怖"。それによって今の彼の精神はまるで薄氷のような危うさを孕んでいる。」

「それは、俺も気づいた。だから、復讐に巻き込むのは__」

「彼は、自分だけで無茶な復讐を計画している。」

「……詳しく聞かせてくれ。」

 

 曰く、姫川は自分の命を犠牲に復讐対象の現行犯逮捕、それに伴う余罪の捜査が進むことを目論んでいるらしい。その上で、アイや俺たちの件が露見しないようにすることで、父親が犯罪者であるという風評が俺たちにつかないようにしようとしているようだ。

 

「……俺のせいだ。」

「アクアちゃん?」

「俺がDNA鑑定なんかしなければ、姫川さんは俺たちが妹だと気づくこともなかったはずだ。そうすれば、こんな無茶な計画を立てるほど追い詰められることもなかった。」

「どうだろうね。あの人はたぶんDNA鑑定はしなくとも、うっすらと気づいてたんじゃないかな。その上で、アイの死……つまり、アクアちゃんたちのお母さんの死にも自分の"本当の父親"が関わってたと知ったら……」

「どちらにせよ人知れず復讐をしていた可能性が高い、か。」

 

 俺にとって、復讐をする理由はアイの無念を晴らすこと。だから、姫川さんが代わりにやってくれるというのなら、それでもよかった。よかったはずだ。でも、姫川さんの復讐プランには、姫川さんが死ぬことが織り込まれている。そんなのは到底受け入れられない。

 

 復讐のために、俺たちのために命を捨てるなんて、そんなのは……認めたくない。

 

「うっ……」

「アクアちゃん大丈夫?」

「……あ、うん。大丈夫。」

 

 今一瞬、俺の頭に電撃が走ったかのような痛みがあった。その痛みが過ぎ去った後には、とても冷たい寂寥感や憂鬱感があった。それはまるで、「死にたい」と呟いたときのような、自分の言葉で自分を傷つけた感覚に似ている。

 

「……なあ、あかね。もしも復讐のために俺が死んだら……その時は、どんな気持ちになる?」

「考えたくもないし、考える必要もないよ。だって、私はアクアくんと一緒に地獄に堕ちてあげるから。一人にはさせないよ。」

「……そうか。」

「でも少なくとも……ルビーちゃんとかなちゃん、それからMEMちょとミヤコさん、姫川さん。それからメルトくんや五反田監督……君の周りの人たちはみんな、永遠に埋まらない喪失を抱えるんじゃないかな?」

「……。」

 

 俺は復讐をする上で、自分の命まで焼き尽くすつもりはなかった。だが、もしも必要に駆られればそうする覚悟もあった。あったはずだ。それなのに、今になって自分の命の重さを理解してしまった。それと同時に……

 

「俺はそれと同じように、あかねも姫川も死んでほしくない。だから、姫川のその復讐は止めたい。あかねも、何か企んでるならやめてほしい。俺の復讐が終わっても、その先の俺の人生にお前たちは必要だ。」

「……そんなこと言われたら、考え直さないとかな。」

 

 きっと、これは俺の本心なのだろう。姫川やあかねが死んだとしたら、たとえ復讐が果たされても俺は自分の人生を生きることはできない。きっとずっと苦しくて、冷たい海の底に沈んでいくような人生になるだろう。そんなのはきっと、アイは望んでなんかいない。

 

「でも、復讐は果たさなきゃいけない。アイの無念を晴らさないと。」

「……。」

「だから__」

 

 そうだ、復讐は果たさなければならない。俺の後ろにいる影たちが、亡霊たちが俺が復讐から逃げることを許しはしない。

 

「あかね、俺と一緒に復讐のプランを考えてくれないか?誰も犠牲にならず、俺たちの父親の社会的地位を奪い、アイを殺したことを後悔させるための。」

「うん、アクアちゃんの望みなら。」

「ありがとう……なんにしてもまずは、姫川の件だよな。何か妙案あるか?」

「あるよ。」

 

 俺は顔をあげる。正直姫川さんの件については精神病院にぶち込んで全てが終わるまで療養してもらうしかないと思っていたため、意外にも妙案があるということに驚いた。

 

「それは一体、どんな?」

「名付けて__」

 

 

 

「アクアセラピー」

 

 

 

 宮崎旅行当日。俺はキャリーケースの中の荷物を再確認し、問題がないと判断してそれを閉じた。空港に到着すると、そこには姫川がいた。

 

「ちゃんと来てくれたんですね。」

「そりゃ、妹のお願いとありゃな……。苺プロの皆様、今回はお邪魔します。」

 

 ミヤコさんたちにもすでに話は通してある。この時の説得には、あかねの話した表の理由と裏の理由の両方を使った。まあ、流石に外様の俳優様に雑務をさせるなんてという話になり、東ブレの慰安旅行なんだから普通に呼びなさいということになった。

 

「よっ、ルビーも元気そうで何より。」

「まだお兄ちゃんとは認めてないから気安く話しかけないで。」

「__。」

「姫にいが死んだ。」

 

 俺はこの旅行中、姫川のことを徹底して「姫にい」と呼ぶことにしている。これも一つの計画のうちだからだ。

 

 

 

「なんだよ、アクアセラピーって。」

「その名の通り、アクアちゃんによるセラピーだよ。」

「意味がわからないぞ。」

「姫川さん、正直シスコン適性が高いと思うの。」

「それはわかるが……まさか……」

「そ、かわいい妹で精神を回復させようって話。」

「……俺の尊厳は」

「気にしちゃダメだよ、アクア」

 

 

 

 俺の尊厳は存在しない。この作戦は、姫川の精神を回復させ、無謀なことをさせないためにも重要なものだからだ。姫川の命を守るため、必要な医療行為だ。

 そうでもいって納得しないと、逆に俺の心がもたない。

 

「……お姉ちゃん、姫川さんと最近仲良いよね。」

「東ブレの時は世話になったし、俺ってほら……甘えられる年上ってあんまりいなかったから……」

「「はい?」」

「「……。」」

 

 MEMとかなが遺憾の意を示す。あかねとミヤコさんが悲しそうに目を伏せる。これは言葉選びを間違えたな?

 どうやってこの空気を元に戻そうかと悩み始めたところでルビーが口を開く。

 

「そっか!!お姉ちゃん昔からママにはオギャバブしてなかったもんね!!甘えられる年上のお兄ちゃんの方が欲しかったのか〜!!カントクにも懐いてたしね、納得!!」

「オイ。」

「あ、なるほど。五反田監督と仲が良かったのはそういうことなのね。」

「アクたんって……へぇ、そういうことかぁ〜」

 

 有馬、MEMが口々に納得したようにニヤニヤし始める。俺が年上の男性に父性を求めるタイプの甘えん坊か何かだと誤解されたに違いない。弁明しようと口を開きかけた瞬間、あかねがフォローのために発言する。

 

「前社長……お父さんも、今は行方不明ですしね。」

「……そうね。アクアは、父親と触れ合う機会があまりなかったわ。」

 

 おいいいいいいいいい!!!

 余計に空気が暗くなっちゃったじゃないか。ミヤコさんの顔が死んでるじゃん。どうしようこれ。さっきまでニヤニヤしてた有馬とMEMも「あ(察し)」みたいな表情になって気まずそうにしてるし。

 

「アクア。」

「な、なに?姫にい?」

「俺はお前の兄であって、父親代わりにはなれない。ごめんな……」

 

 どうすんだよこれ。どうすんだよこれ……。

 

 

 微妙になってしまった空気の中、俺たちは飛行機に乗り込んだ。3人並びの席に、俺、ルビー、ミヤコさんが座っている。座っているといっても、ミヤコさんは日頃の疲れのせいか眠ってしまっていたが。

 俺はまだから外の景色を眺める。短いフライトのため、あまり長い時間は眠れないし、映画を観るにしても中途半端になりかねないからだ。

 そんな時、ルビーが小声で話しかけてくる。

 

「お姉ちゃん、楽しみ?」

「え?」

「だってほら、お姉ちゃんにとっては帰省みたいなものでしょ?」

「……あ、ああ。うん。そうね。」

 

 雪宮五里のことか。ここしばらく使っていない人格だったから、適応するのに時間がかかってしまった。

 __そうだ、"私"にとっては十余年ぶりの帰省になる。

 

「同僚のせんせに会えるといいね、お姉ちゃん。その時は、私も紹介してね。」

「吾郎さんも驚くでしょ、生まれ変わったあなたの友達で〜す!なんて言ったら。きっと受け入れてはくれないよ。あの人、オカルトとか興味なさそうだし。」

「__ははは、そうかもね。」

「……ルビー?」

 

 ルビーが突然、遠い目になって雲を眺め始める。どんな心境の変化があったのか、彼女の目からは光が薄ら消えていた。その姿がとても、可哀想に見えて……雨宮吾郎の時に見た、病室のさりなちゃんのように見えて、私は彼女を元気付けたいと話題を探した。

 

「話は変わるけどさ。ルビーは本当に、私の話す吾郎さんのことが好きだよね。ルビーは年上のお兄さんが好きなの?」

「……ごろーせんせだから好きなんだよ。」

「さりなちゃんみたいなことを言うんだね。」

 

 つい、声に出てしまった。それは懐古の気持ちからだろうか、自分がかつて救えなかった少女と同じ雰囲気を纏い、雨宮吾郎に恋心を寄せる妹に、彼女を重ねてしまったのだ。

 姉として失格だな。自分の妹を他人と重ねてしまうなんて。そう思って話を逸らそうとした時、ルビーの口から耳を疑う言葉が飛び出した。

 

「うん、だって私は天童寺さりなだもん。」

「え……?」

「それにしてもお姉ちゃん、知ってたんだ?さりなのこと。」

「ぁ、うん。吾郎さんが、何度も彼女の話をしてたし、彼の携帯の待ち受けも……さりなちゃん、だったから。」

「でも、今までさりなの話をしたことはなかったよね?」

「そりゃあそうでしょ……患者のプライバシーについて妹に話すほど、意識の低い看護師じゃなかったもの。」

 

 ルビーがさりなちゃん?私は、この情報を咀嚼できずにいた。

 

「それって本当のこと?」

「本当だよ。」

「……さっきの空港での話だけどさ、お姉ちゃんが姫川さんに甘えてるのって、せんせに似てるからだよね?」

「なんでそんなこと……」

「お姉ちゃんの享年を考えると、ごろーせんせはお姉ちゃんより年上。その上、姫川さんはごろーせんせによく似ている。」

「だったらなんだっていうの?」

「お姉ちゃんは、ごろーせんせに対して本当は恋心を持ってた。だから、さりなっていうごろーせんせの心に永遠に残り続けた少女、ライバルについては無意識下で省いて説明していた。違う?」

「ちが……」

 

 勘違いがまずい方向まで捻れ始めていた。しかし、私はこれまで完璧に"雪宮五里"を演じてきた。演じてきてしまった。

 今更自分が本当は雨宮吾郎だと明かしたとて、ルビーには言い訳や嘘のように感じられてしまうだろう。雨宮吾郎しか知らないような情報も、雪宮五里の"設定"なら、知っていてもおかしくはないことばかり。もしもセンシティブな内容……たとえば黒子の位置や性的趣向などといった部分について言及しようものなら、彼女の疑いがさらに強まることになる。

 自分はもう、雨宮吾郎には戻れなくなっていた。だからせめて……

 

「……さりなちゃん。」

「なに?五里さん。」

「うん、これは私……雪宮五里からのアドバイス。」

 

 私は、呪いを残すことにした。雨宮吾郎が、天童寺さりなに伝えたかったことを。

 

「吾郎さんはきっと、あなたのことなら、転生というオカルトだろうと受け入れてくれる。アイドルになった姿を見て、きっと喜びの涙を流してくれる。」

「……。」

「結婚は……彼のことだから、現役アイドル、それも歳の差がだいぶ離れているからと言って尻込みするだろうけど、さりなちゃんのことが好きだから、押し続ければきっといつか素直になって受け入れてくれるよ。」

「……五里さんは?」

「私は元から彼とは釣り合わない。それにほら、私にはあかねがいるから。前世は前世で、今は今。私はそうやって割り切るよ。」

「……。」

「さりなちゃん、いやルビー。私はあなたを愛してる。幸せに生きてほしい。」

「ありがとう、五里さん……いや、お姉ちゃん。」

 

 とても残酷な話だ。雨宮吾郎はすでに死んでいて、私はその生まれ変わり。それなのに、雪宮五里などという保身のために作った殻のせいで、その魂すら濁らせてしまった。もう彼は、この世のどこにもいない。少なくとも、ルビーの前に……さりなちゃんの前に現れることはできない。

 ……今回の宮崎で、しなければならないことが増えてしまった。

 

 横では、先ほどとは打って変わって幸せそうに目を輝かせ、恋する乙女のようにそわそわと手遊びをしているルビーがいる。彼女の心を、守らないといけない。"俺"は覚悟を決めた。

 

 

 

「ごめんなさい姫川さん、この車6人乗りなの。」

「姫にいはチャリでいいよね。」

「え?」

 

 今、大きな問題が発生していた。レンタカーを借りて高千穂まで向かう手筈だったが、なんと最大でも6人乗りしかなかったのだ。スタッフが乗る別の車も機材やスタッフで満員で、運転手も確保できない。結果として、姫川さんをどうするかという話になった。

 

「なら、私と姫川さんとアクアちゃんはタクシーに乗って行くのはどう?3人ならタクシー代も抑えられるだろうし。」

「よし、あかね。それで行こう。」

「黒川ぁ……お前みたいな良い子ににアクアを任せてよかった……」

 

 そういえば、そんな便利なサービスがあったな。すっかり忘れていた。

 

 ミヤコさんたちと集合場所を共有し、俺たちは3人タクシーを呼んで乗り込んだ。

 

「アクアちゃん、大丈夫?」

「……?何が?」

「お前気づいてなかったのか?顔色悪いぞ?」

 

 二人に指摘され、俺はコンパクトミラーで確認する。確かに、青白い。

 

「別に体調は悪くないんだが……」

「ということは、メンタル面?」

 

 あかねは本当に勘が鋭い。だが、今の俺の精神不調の原因は前世などという極めてスピリチュアル的somethingによるもの。とてもあかねには話せない。もしも姫川とサシだったのなら話せたのだが……。

 

「……高千穂は、俺たちが生まれた病院があるんだ。」

 

 だから、俺は設定を練り始める。前世よりは納得感のあるスピリチュアルを。

 

「俺は、乳児の頃からの記憶がある。そして、あの病院で……」

 

 ただのオカルト話だ。だが、このオカルト話が今後の布石にもなる。

 

「俺は、男性医師の幽霊を見た。」

「幽霊……実在するのかな?」

「した。俺は見た。」

「なあアクア、この話やめないか?」

「姫にい、ビビってんの?」

「舐めるなよ。ば、ビビってなんかねえ、ぞ?」

「はいはい。」

 

 姫川は小心者(ビビり)だった。

 

「俺は今になって、あいつの言葉を思い出したんだ。」

「言葉?その幽霊、喋ったの?」

「乳児に言葉が理解できるわけがない、ただの音の連なりでしかなかったから、今までずっと忘れてたんだ。」

「まさか……うらめしや……とか?」

「違う。」

 

 目的地につき、タクシーの運転手にお金を払って下車する。ルビーたちはまだ到着していない。

 俺は、この二人を巻き込むことにした。ルビーの心を守るための作戦に。だから、俺は……今の"雨宮吾郎"の願望を口にした。

 

「"私の遺体を見つけて、誰にも見つからないように埋めてくれ。"」

 

 

 

 俺は、二人に死体遺棄という犯罪の片棒を担わせようとしている。俺の前に、黒い影のような雨宮吾郎が立っている。

 

「雪宮五里、これはお前が招いたことだ。責任を持って、さりなちゃんの心を守れ。」

 

 俺……いや、"私"はそのオーダーを蔑ろにすることはできない。

 

「わかったよ、吾郎さん。これが私の、果たすべき責任の一つなら。」

 

 

 

 きっと、療養が必要だったのは姫川だけじゃなかった。




星野アクア
 過去の「悪手」により、ルビーの心を守るためには雨宮吾郎の遺体が見つかってはいけないという状況に陥ってしまった。
 ルビーのために、恋人と兄に犯罪の片棒を担がせる決断をする。
 余談だが、筆者はアクアはファザコンの気配があると原作の五反田監督とのやりとりなどから思っていた。ファザコンというか、年上の信頼できる男性に対する無意識の甘えのようなものを感じる。解釈違いだったらごめん。
 ん?実際のファーザー?なんのことやら。

星野ルビー
 前世バレすると同時に、空港でのアクアが姫川に対して見せた態度から抱いた疑念をアクアにぶつけた。
 アクアからのセラピーを受けて、恋する乙女元気100%モードになる。

黒川あかね
 アクアちゃんに頼まれたからには、鉄砲玉になるのはやめておこうとか考えてる。
 今回のアクアセラピーには裏の目的もあり、精神的にあまり強くないアクアが年上である自分や姫川に甘えやすい体制を作るという、アクアの療養という側面もあった。彼女はアクアの安定に必要なのは年上の男性、兄や父といった男の家族だと推測している。
 それはそれとして、自分が甘え先としてあまり強くないのは悔しかった。
 このあとホラーを体験する。

姫川大輝
 アクアからの姫にい呼びで元気100倍。アクアセラピー、効果は抜群だ!
 アクアのメンタルが不調でかなり心配。お兄ちゃんにできることがあればなんでもしてあげたい所存。
 このあとホラーを体験する。

斉藤ミヤコ
 自分はアクアに母親として認められていないという負い目がある中で、今回の発言をさらに悩むようになる。壱護がいたなら、少しは何か変わったのだろうか。

有馬かな
 アクアにも可愛いところあるじゃないとか思ってたら、思ってたより重い背景がありそうで気まずくなった。アクアに今後はもっと優しくしようと思った。

MEM
 アクアの妹適性の高さにニヤニヤしてたが、思ってたより重そうな背景が見えて、過去の自分と重ねてしまうようになる。アクアのこともルビーと同じくらい甘やかすことになる。

雨宮吾郎(亡霊)
 アクアが作り出した幻。さりなちゃんへの罪悪感。

雪宮五里(偽装)
 アクアの作り出した人格。取り返しのつかないことになった原因。
 当然ながら実在しないので、ルビーが病院に確認を入れたら終わり。



前世バレイベント失敗。
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