信春「射よ。」
信春の号令と共に火矢が放たれる!
豆助「もの凄い勢いで建物が燃えてるっす!」
作兵衛「大量に焼き鳥作りたくなっちまうな・・・」
豊太郎「いいねそれ。時雨が鳥捕まえてくれるし今度やろうか。」
豆助「その今度が来るかわからない事態なんすよ!?」
こんな時でも料理を考える二人に豆助は叫ぶ。
信春「こんな小物に手間取ってられません。一気に潰します。門を壊し!壁を壊すのです!」
そうして門に破城槌が打ち付けられる!
作兵衛「やべぇ壊される!胡桃が割られるように!」
豊太郎「まさしくグシャグシャになるだろうね・・・俺達の頭も・・・」
豆助「不吉なこと言わないでくださいっす!」
そうして門が破られた!
作兵衛「辞世の句でも読みたい気分だぜ・・・書き残せねぇけどな!」
豆助「ですよねー!それが雑兵!」
豊太郎「儚すぎる・・・」
作兵衛「くそぉお!」
作兵衛は兵士の攻撃を受け止める!
豆助「兄貴!」
作兵衛「よそ見すんな!心配してる余裕あるのか!」
豆助「はい!結構!」
そう言いながら豆助は敵兵士を次々と切り裂いていく。
豊太郎「僕はなんとか隠れてるから大丈夫!気づかれてないし!」
作兵衛「そうだった・・・豆助強いし、豊太郎も隠れるのは上手いんだったな・・・」
2対1でも余裕で活躍と家族での殺し合いでも生き残った高い隠密性を持つ奴らに言うだけ問題なかったことに気づいた作兵衛もなんとか兵士の一人を倒した!
兵士「ぐ・・・無念。」
豆助「兄貴すげぇ!確か兜首って言い手柄になるんすよね!」
作兵衛「よっしゃ!こいつ米もってたぞ!」
豆助「首はー!?」
豊太郎「まぁ、こんな負け戦じゃ首なんて邪魔だしこういうときは隠れながら倒れてる死体から刀や槍を拝借するのが合理的だよ。」
作兵衛「それができるのは隠密性の高いお前だけだな・・・」
戦場の中でも拾い集める豊太郎に作兵衛は関心していると・・・
べきべき・・・
信春「手間取っているようなので来ました。早く終わらせてほうとう食べたいですしね・・・」
作兵衛「あの武田名物ほうとうか!作り方詳しく!」
豆助「話すわけないでしょ!」
豊太郎「っていうかこの人ただ者じゃないでしょ・・・」
信春の存在感にびびる豊太郎、その予測は当たっており・・・
兵士「こいつ名のある武将か?」
兵士「打ち取れー!!」
兵士が向かっていくが・・・
信春「知れ渡ってないのなら教えましょう私の名は馬場・・・」
どしゃ!
信春「あ、失礼。聞き取る前に行っちゃいましたね。」
信春は兵士を槍で切り裂いていた。そこから先も信春は槍一本で二人同時に突き刺したり兵士たちを瞬く間に切り裂いてしまった・・・
作兵衛「なんだよあのバケモンは・・・!人がごぼうのように切られてくぞ!」
豊太郎「あの人なら俺の隠密も見抜く気がする・・・」
豆助「兄貴・・・おいら腕には自信があるっす。けどそのオイラの数段上にいるっす!だから行きません!」
作兵衛「冷静に力量を推し量れるのは!戦いに関しちゃ完璧だな!」
大将「ここで武田と刺し違えるのが・・・がは!」
信春「うるさいですよ、ここは恐怖をあおるために皆殺しにするのが上策。次はあなたです。」
なんと信春が次に標的にしたのは作兵衛だった・・・しかし
豆助「兄貴ー!」
豊太郎「どりゃぁ!」
豆助が砂で目つぶし!豊太郎が隠密で突き飛ばした!
信春「むぅ!だが私ほどとなると目を閉じていようと気配は・・・なに!?気配が消えた!?」
部下「とっくに逃げましたから!」
その隙に3人は逃げていた!
豆助「敵が壁壊したおかげでおいらのミスもチャラになりましたね!」
作兵衛「二人とも・・・助かったぜ!」
しかし・・・
信春「私は・・・人を虚仮するのは大好きですが虚仮にされるのは大嫌いなんですよね!」
ドスッ!!
なんと放ったその弓矢は豆助の肩に当たっていた・・・
そのころのつるたち・・・
時雨「つるさーん。見張りと差し入れにきましたよー・・・ってその鍋は・・・」
つる「あ、時雨さん。里芋とごぼうの煮物です。」
時雨「そうじゃなくて・・・つるさん料理出来たんですね。」
つる「私だってそれくらいできますよ!・・・指2本失いそうになりましたが。」
つるの指には切り傷があった・・・
時雨「案の定!もう!治療しないと駄目じゃないですか!」
時雨はすぐに軟膏と布で治療する。
つる「ありがとうございます。この煮物作兵衛殿にも作って差し上げたいんです。」
時雨「きっと私のように驚くでしょうね・・・・」
つる「・・・二人だけだと・・・」
時雨(やっぱり作兵衛と一緒に食べたいんですね。)
つる「美味しくないと思ったけどやっぱり美味しいです!ごめんなさい作兵衛殿たち!」
時雨「まぁ美味しくできて良かったですね・・・」
そうして作兵衛たちを待つ2人であった・・・