最近戦のない作兵衛たちは村の雑用や用心棒で食いつないでいたが戦も落ち着いたということで屍骸漁りにいくことになった。
作兵衛「やっぱ金目のもんねーなー・・・」
豆助「そうっすねー・・・」
豊太郎「大体取られた後って感じだよね。鴉たかってるし・・・」
作兵衛「鴉は皮はマズイが胸肉とモモ肉がせっぴんだ!」
作兵衛は鴉を取りに行くが失敗する・・・
豆助「なんでも飯にするっすね兄貴は・・・」
豊太郎「せめて時雨がいれば取れたんだけど・・・」
そうして昼時になったので作兵衛たちは一旦昼飯にする。
豊太郎「時雨特製の雑穀おにぎり・・・梅干しとか魚が入ってて美味しいな・・・」
豆助「こっちは山で取った干し肉っすね。兄貴は?」
作兵衛「あぁ、つるが買ってきた面桶(めんつう)って言うらしい。」
今でいうお弁当箱のようなものだ・・・
豆助「麦飯にシイタケの味噌焼きに梅干しっすか一口くださいっす!」
干し肉だけの豆助は欲しがる。
作兵衛「しょーがねーな。」
作兵衛は食べさせる。
豆助「おぉ・・・外にいながら家の食事のようっす!」
ばくばく・・・
豊太郎「ちょ・・・食べすぎ・・・」
豆助「どうもっす!」
二人が弁当箱を見るとごっそりと減っていた・・・
作兵衛「おまえ一口って言ってかなり食べる類の奴だって覚えたぞ・・・」(怒)
豊太郎「嫌われそうだね・・・」
作兵衛は豆助にデコピンして食べると美味しさが広がる・・・
作兵衛「つるには感謝しねぇとな雑用やってくれてる上に働いて金まで入れてくれて・・・よし!今度高い着物でも着せてやるか!敵国から奪って!」
豆助「発想が雑兵っすね・・・」
豊太郎「愛妻料理のお礼って奴?」
作兵衛「ああ・・・ってちげぇよ!つるは妻じゃねぇし!」
豊太郎「ち・・・おしい。」
既成事実を作らせようとする豊太郎に作兵衛は慌てて否定していると・・・
作兵衛「鴉が大量に!よし!屍骸が大量だ!」
豆助「甲冑も刀もそのままっす!」
豊太郎「羽織と水筒もいただき!」
そうして屍骸は骨だけとなる・・・
作兵衛「普段はやらねーんだがせめてものお礼に埋めるか・・・」
豆助「兄貴・・・」
かーかー!!
豊太郎「鴉の恨み買ってる・・・」
ちょっと不運似合いながらも作兵衛たちは村に帰ってきた。
作兵衛「ほんとひでぇ生活だよな。」
豆助「生きてくためっすからね。」
豊太郎「あそこでも小菊たちが稲刈り後にイナゴ取ってるし農民も必死なんだからどっちもどっちだよ。」
小菊「どりゃー!」
そうして飛びながらイナゴを掴んで袋に入れる小菊を見ながら言い生活の過酷さを感じる3人であった・・・