何故こうなった?   作:練火

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こんばっぱ~♪

練火デース。

まだ早いけど、明けましておめでとうございます……orz

頑張って書いていきます(^_^ゞ

そんなこんなのグダグダですがどうぞ!!


第8話『二人』~午前~

「おい、貴様。私の遣り方に不満があるのか」チャキッ

 

ラウラにナイフをむけられているのですが………

尚敏はついさっきまでの事を思い出す。

 

『何故、これぐらいが出来ないのだ!』

 

『え……でも』

 

『でもも何もない。早くしろ』

 

『だ、だけど……』

 

___じゃあ………教えながら………やってみよう…か…?

 

『う、うん』

 

___……イメージ……スケートしてる………感じ…

 

『こ、こうかな?』

 

___上手……上手……

 

『出来るのならさっさとしろ』

 

___その……教えかた……良くない……

 

『何だと……?』

 

__もう一度……言う……その教えかた…軍隊…ここは…軍人……いない

 

『おい、貴様。私の遣り方に不満があるのか』チャキッ

 

こうなった訳だが……俺が悪いのか?

 

「まず……そのナイフを…おろせ…」

 

「その前に私の質問に答えろ」

 

そう言って、いっこうにナイフを下ろさないラウラ。なので、しょうがなく

 

「……有りまくり………」

 

キッパリと答えた。

 

「き、貴様~ッッ!」

 

ナイフで襲いかかる怒り状態のラウラの片手を取り、短い息と共に背負い投げを決めた。

 

「グッ!?」ドサッ

 

「ナイフ……向けるなって……言った…だろ…?」ペキッ

 

ナイフを奪い、その刃を折りながら言う尚敏

 

「「「「「……………………」」」」」ポカーン

 

ラウラの班にいたメンバーは全員、口を開けて呆然としている。

 

「どうやら貴様……死にたいらしいな!!」シュウウン

 

ラウラは黒いIS《シュバルツ・レーゲン》を纏い、こちらに銃口を向けている。尚敏もISを纏うとしたら

 

「や、止めてくださ~い!!?」ガシッ

 

山田先生が止めに入ってきた。

 

「……止めるのは…のは……向こうじゃ…無い…?」

 

…………何故か俺を羽交い締めして

 

「それは勿論、あなたが危険だからです!」

 

「おい!貴様ら、これは何の騒ぎだ!!」

 

山田先生の言葉と同時に千冬もこちらに来た。………………後ろに見える人の山は何ですか?

多分、この人が原因なんだろうな……

尚敏は低いため息と共にISを解いたラウラは敬礼の姿勢で

 

「この男との話し合いから喧嘩になりかけただけであります!」

 

「………っと言ってるが?」

 

千冬がこちらを向き『お前はどうなんだ?』と言いたそうな目で聞いてきたので

 

「先に……した…の…は……アッチ…」

 

「お前は子供か……?」ハア

 

ラウラを指しながらいった。千冬はため息をつきながら

 

「もう時間だ!各自、機体を片付けた後、飯を食いに行け」

 

そう言うと千冬は山田先生と共に出入り口に向かった。

さあ、こちらも片付けるとしよう。

 

 

 

 

 

 

ガラガラ

 

「すまない、尚敏」

 

「気に……する…な」

 

機体を片付けた後。帰ろうとしたら一夏がまだだったので手伝うことにして二人で機体を運んでいる最中だ。

そういえば……

 

「何で……一人…?」

 

尚敏の疑問に一夏は少し?マークを出すと

 

「?……ああっ。そう言う意味か。いやさ、片付けようとしたら他の人は帰っちまってさ」

 

「けど…シャルルは……」

 

すれ違った時に目に入ったが、確か生徒達で押してたような………シャルル無しで

 

「……ああ、紳士だからな……」

 

「……ドンマイ………」ポン

 

少し現実逃避をしかける一夏を慰めながら肩を叩く尚敏。#ちなみに尚敏は全員で一緒にやりました。

 

「よし。早く終わらして飯を食いにいこうぜ!」

 

元気が戻った一夏に無言で頷くと

 

「じゃあ、僕も手伝うよ」ギュッ

 

いつの間にか一夏の横にいたシャルルはそう言うと手すりを握り押し始めた。

 

「シャルルはもう良いのか?」

 

「うん、僕の方は他のみんながするから。『僕は先に帰ってて』って………」

 

「ドンマイ……」ポン

 

シャルルが遠くの空を見つめるような眼をしている横で、一夏が慰めながら肩を叩く。……のだが、その眼が虚ろなのは見間違いでは無いだろう………

 

「……戻って……来い…」ポンポン

 

二人の肩を叩きながら、呼び掛ける尚敏。二人が戻って来るのは約二分後だった。

 

 

 

 

「……それじゃ…」

 

あのあと、機体の片付けを終わらして先に帰っていると

 

カチャカチャカチャカチャ

 

(またか……)

 

着替え終わり、遠回りに帰る途中で必ず通る整備室。その中から何かをしている音が聞こえる。何をしているかは知っている……覗いたから。まあ、とりあえず話しかけてみるか。

中に入り、水色ボサボサヘアーの女の子に挨拶するが

 

「…こんにち…は……」

 

「………………………」カタカタカタ

 

___無視された。少し傷つきながらも

 

「…もし…もーし…」

 

「……………………」カチャカチャカチャ

 

聞いちゃいない……orz。尚敏はボサボサヘアーの子に近づくと、ここに来る前に買っていた冷えた缶ジュースを

 

ピタッ

 

「ッヒャウッ!?」

 

うなじにつけた。女の子は小さな悲鳴をあげるとこちらを向き

 

「…………誰?」

 

「…こんにちは…」

 

怪訝な態度をしてきた。まあ、当たり前ですよね~。そんなことを気にせずに挨拶をする尚敏。

 

「こ、こんにちは……じゃなくて!」

 

挨拶してきた女の子についさっきの缶ジュースを出しながら、

 

「………やる…」

 

「あ、ありがとう」

 

どうやら少し怒りが収まったようだ。差し出されたジュースを飲み終わるのを見届けたあと。

 

「……何を…してる……の…?」

 

「貴方には関係ない……」

 

そう言うが、目の前のこれを見たら何をしているのかは想像がつく。

 

「IS…作り……?」

 

「そうだけど……貴方には関係ない」

 

物凄く警戒心が剥き出しなんですが……。

尚敏は隣に座ると

 

「データ………見せて……」

 

女の子は少し躊躇うが。すぐにディスプレイを見せてくれた。

 

(……まだ、完成まで三割四割って所か……武器の方は未完成だし、一人でこれは無理だろ………)

 

「ど、どうかな……?」

 

「…一人で…これは……無理……」

 

「ッ!!どうして……!!」

 

尚敏の冷たい言葉にいきなり怒りだす女の子……当たり前か…だけど、ここで言わないと最悪。完成しない事にもなる。

 

「……完成…一人だと……半年以上…かかる……」

 

「でも!」

 

その言葉に反論しようとしている女の子に前に見たときから気になっていることを聞く。

 

「それに……何で…こんなに……焦る…の…?」

 

「ッ!!」

 

パシンッ!!

 

乾いた音が整備室の中に響いた。女の子はそのまま、ディスプレイを消すと。こちらを見ずに走り去って行った。

整備室には、尚敏ただ一人………

 

「なんか……傷つけたかなぁ?」

 

その声に解答するものはいなかった。

 

 

 

~~~~

 

 

叩かれた頬を擦りながら、寮へと帰る尚敏。今日は珍しく午前授業だけなので、他の生徒もアリーナで特訓したり、部活動等に打ち込んでいる。

 

(今日は戻ってマンガでも読むか……あっ)

 

このあとの予定を考えていたら、教室にマンガを置き忘れていた事を思い出し、メンドクサイと思いつつも教室に足を向ける。

教室に入ろうとすると、中から

 

『どういうことですか教官!?』

 

声が聞こえ、尚敏は足を止めた。

 

『なぜこんなところで教師など!』

 

『やれやれ……』

 

どうやら話しているのはラウラと千冬のようだ。とりあえず、

 

『何度も言わせるな。私には私の役目がある。それだけだ』

 

『しかし……!!』

 

「…いい加減…止めとけ……」

 

終わらせて帰ろう。

 

「貴様……!」

 

「先生にも……考えが……ある」

 

「ふん、貴様には関係ないだろ」

 

「…止めないと……先生が…キレる…」

 

そう言うとラウラは少し震えたのち、教室から去って行った。

 

「すまないな、岳村」

 

「…別に…いい……」

 

「ところで、何しに来たんだ?」

 

「……マンガ……取りに………」

 

バシーンッ!!!!

 

出席簿の音が廊下に響いた。

 

「貴様は……勤勉さが無いから困る。この調子だと、月末トーナメントで初戦敗退するぞ?」

 

「月末……トーナメント…?」

 

頭を擦りながら、その言葉を反復して聞いた。

 

バシーンッ!!!!

 

「貴様は……この前の事をもう忘れたか?」

 

出席簿で叩かれた頭を触りながら、思い出した。

 

「アレ…か……」

 

「わかったのなら、早く帰れ。次、授業にマンガを読んだらもう一発食らわせるぞ?」

 

「……鬼畜………」

 

バシーンッ!!!!

 

つい、思ったことを口にだし。千冬の本日三回目、出席簿アタックの音が廊下に響いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




終わった~(午前と言う名の前編ですが……orz)

これからも頑張って行こうと思います(^_^ゞ
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