何故こうなった?   作:練火

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こんばっぱー♪

練火です(。・ω・。)ゞ

お久し振り~~

作者はやっぱり駄文です

まあ、そんなこんなでとりあえずどうぞ!!


第16話『真実と約束』

社長部屋の前には『NE Pas entrer(入るな)』と書かれたプレートがドアノブに釣り下がっていた。

その中では

 

「それで、話しと言うのは?」

 

デュノア社の社長兼シャルルの父親=アルク・デュノアはソファに腰を降ろし、目の前にいる男に話しかける。

 

「いや。なに……数回、俺の質問に答えてくれればそれでいい。ーーーーーまず、一つ目だ。自分の娘(シャルル)をスパイ……いや、ハニートラップに使ったのは何でだ?」

 

それを聞いてアルクはピクリ。と眉が動いた。

 

「そんなのは決まっている、この会社のためだ。私は使えるものはなんでも使うと、先代から社長を受け継いだ時から決めていたさ。それの何が問題だ?」

 

「それは社長と言うお前から見た考えだろ?親としての感想は??」

 

尚敏が事も無げに言うと少し黙った後

 

「………親としても同じだ。私はあの子はこの会社の道具だ……いや、こう言うべきか…使い捨ての駒だと…」

 

アルクは言い終えると二人の間にあるテーブルの上の紅茶に手を付ける。

尚敏はそれを平然と聞きながら、懐から有るものを取り出しながら

 

「それは面白い…そう言えば、シャルルは幼い頃から自分の父との接点は無かったっと言ってたしな」

 

「だろうな。使い捨ての駒にかける人情は無いだろ」ピタッ

 

アルクは紅茶を飲み終え、テーブルに戻そうとする…がその手が止まった。

 

「ん?どうした??何故、いきなり動きを止めるんだ?」

 

アルクは少しだけ止まると、視線だけを尚敏に向け。当の本人はニヤニヤしながら言葉を続ける。

 

「あぁ、そうか…。そこには《幼い時のシャルルが父親に看病されている写真》が置いてあるもんなぁ…」

 

「き…君……この写真はどこで…?」

 

「いや、なに。社長さんが来るのが遅かったんでちょいっと……ね?」

 

悪びれた様子もなく言うと、アルクは最初は怒り出していたが。少し経つと、なにかを諦めたのか。ため息を吐いた。

 

「アレ…?怒らないのか??」

 

怒らした方が思考が狭まるので楽なんだけどなぁ。これはどっちに出る?

尚敏が呆気に取られた様に聞くと、アルクはその場で両手を上げ。降参というポーズを取る。

 

「……参った。私の敗けだ、この写真を君が見たのなら意味が解るだろう。《岳村尚敏》君?」

 

「……どうして俺の名を??」

 

名前だけしか情報が流されなかったハズだが……?

そう思っているとアルクは軽く笑いながら説明を始める。

 

「なに、簡単な事だ。ついさっき、言った《自分の娘をハニー・トラップに》で君はたぶんISの関係者……しかもあの娘が女性だと知ってると言うことは生徒なんだろうな。そしてもう一つは消去法だ。IS学園にいる男子生徒は二人だけ、二人の内一人の織斑一夏は生中継で全世界に放送されていたが……君ではない。ならば、答えはもう一人の男子生徒である。岳村尚敏君…君しかいないのだよ」

 

言いつつ、テーブルの上に置かれた写真を手に取り、眺めるアルク。少し口元を緩め、軽くぼやく。

 

「フフ……懐かしいな…」

 

「さて、それじゃあ。もう一度聞くが……親としてアンタが取った行動は自分の中では間違いじゃ無いんだよな??」

 

そう言うと、アルクは何とも言えない顔になり始める。尚敏はそれを見ながら、さらに続ける。

 

「そうだよな?自分の娘を道具って言い切ったんだ…いや…すまないな。すでに解っていることを聞いてよ…アイツは…シャルはあんな事になったと言うのによ」

 

「!おい、いったい何があったんだ?!」

 

身を乗り出してくるアルクを無視して、さらに続ける。

 

「シャルは自分の罪に泣いてたぜ……まあ、道具って決めつけてる奴等には解るまいよ…馬鹿らしい…テメーらはシャルがどうなっても…自分を見失いそうになっても手を差し伸べねぇもんなぁ!!?」

 

途中からこちらも感情が我慢出来なかったのか、最後らへんには語気を荒くして言った。

アルクはそれを聞き終え、ソファに座り直すと。まるで懺悔をするようにポツリ…ポツリと口を開いた。

 

「………違う……私はそんなことは思ってない……」

 

「じゃあ、テメーはあれが間違いだったって言うのか?」

 

さっきとは違い、静かに聞いてみるとアルクはいきなり尚敏の襟を掴み上げ

 

「あぁ!間違いだったさ!!君に何が解る!?正妻じゃなくても…私は彼女を愛していた…!その私がこんな事をするわけが無いだろう!!?」

 

眼前で叫ぶアルクに尚敏も襟を握りしめ

 

「じゃあなんであんな事をした!間違いだって気づいていたのなら、こんな事になるはずねぇだろ!!」

 

叫び返すと。アルクは握りしめていた襟を離し、目線を下に向け話し始めた。

 

「アレは…離婚した妻の独断だった。私が政府との話し合いに1ヶ月程度、部屋を開けていたら…妻が今回の書類を作り、それを他の幹部達に渡してしまった…しかも私の命令だと伝えて…」

 

それがよほどショックだったのだろうか…アルクは深く座り直し、両手で顔を覆いながら

 

「気づいたのは彼女がテレビで『第三の男性IS乗り』として発表されたときだった。あの娘がテレビに出ているところをたまたま目撃してな……すぐさま会社に電話を掛けた…だが…!……その時にはもう遅かったのだ……!すでにあの娘にも任務を下したと私の偽物まで使ってな……!!」

 

ギリィ。と歯軋りの音が部屋に響く…。

尚敏が口を開いた。

 

「……聞いて良いか?…奥さんはなんでそんな事を……?」

 

「……理由は私にもわからん…が、一つだけ強いて言うなら。私と妻の間には子供が産まれなかったからだろう………あの娘が一度だけ顔を見せに来たときも騒いで頬をぶったと聞いているしな」

 

……確かにそれは本人も言っていたが…そういう事だったのか……

 

「多分だが、妻は周りのプレッシャーに負けたのだろう。だから妻は会社のためだと思ってこんな暴挙をとってまで認めて欲しかったのだろう……」

 

アルクは顔をあげ、苦虫を噛み潰したような顔で

 

「……それが間違いだと気づかずに……」

 

首を横に振り向きながらそう告げた。

 

「……ならアンタはどうしたい?会社のためにこのまま傍観するか、唯一の子供のために抗うか……」

 

「出来ることなら、あの娘のために抗いたいに決まっているだろう…!だが、抗ってしまえばこの会社は倒産して多くの人を路頭に迷わせてしまう…それは出来ない…」

 

まあ、間違えれば国家問題にも発展しそうだしな……やっぱりこれしか無さそうか……

尚敏はため息を吐くと、紅茶を一気に飲み干し

 

「可能性はある……って言ったらどうする?」

 

「!!なん…だと…?それはいったいどんな方法なんだ?」

 

「確か、今回の原因は…『ISの最新情報がないから』だよな?」

 

「まぁ、大体はそれで合っているが…もう、遅い…何とも出来ないのだからな」

 

目の前で勝手に落ち込むアルクを見ながら

 

「勝手に決めるな。可能性はあるって言っただろう?」

 

「だが、どうしろと言うのだ!!もう時間はないのだ!私にこの会社を潰せと言うのか!?」

 

「おいおいおい、勝手に話を進めるなよ?ーーーーーー話を戻すが、いるだろ『目の前に最新情報』が……」

 

尚敏は自分を指して、何の気なしに言う。

 

「なっ!?君はそれでいいのか!?」

 

「良いも悪いも、本人が言ってんだぞ?拒否するか。承諾するかはアンタ次第だ…アルク・デュノア」

 

その目を真っ直ぐに見ながら言う尚敏にアルクは

 

「いや…そうは言っても……だが……」

 

罠を疑い、目の前で戸惑っている。それが嫌なのか、尚敏は三本指を立て。

 

「yes or no ーーーーーー三秒で決めろ。三………二………一……」

 

「ウワァァアアアアァァ!!?わかったOKだ!!yesだ!!」

 

尚敏のカウントダウンをするので慌てて止めて、承諾するアルク。それに笑顔な尚敏……

 

「そう、それでいい。ーーーーーー言うのを忘れていたが…これで、シャルが女性だとバレた時はそっちでカバーしろよ?じゃなきゃ」グィッ

 

「オワッ!?」

 

ピタッ

 

尚敏の手を握っていた手を軽く引っ張られ、体勢を崩すアルクの首元にサバイバルナイフが触れる。

 

「紅い雨で濡れることに成るぞ♪」

 

尚敏は笑顔でそういうが、その目はまるで冷めきって…まるで家畜を見るめとなっていた。

アルクはそれを真正面で見ながら、頷き

 

「ーーーーーー当たり前だろ。私はあの娘の為だったら、この命ぐらいくれてやる」

 

真っ直ぐにそう答えた。

 

「OKだ。それじゃあ、俺のデータを渡すからそっちに案内してくれ」

 

「ああ、今から連れていくから。ついてきてくれ」

 

アルクはそう言うと、さきに電話を取り。誰かと話している。その後、電話を切ると、尚敏の方を向き。

 

「それではついてきてくれ」

 

尚敏はそれに従い、アルクのあとを歩いて行った。




疲れた~~(´д`|||)
終わった~~。やっぱり書くのって難しいよね?
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