何故こうなった?   作:練火

20 / 53
こんばっぱー!

練火です(´・ω・`)

この頃、疲れぎみで大変です

まぁそんなこんなの駄文ですけど、それではどうぞ!!!


第18話『エピローグ』

チュンッチュンチュンッ

 

小鳥の鳴き声が聞こえる。薄暗い部屋の中、尚敏は時計を薄ボンヤリと確かめてため息を吐く。

あぁ……こっちに戻って来たのが明朝の一時過ぎだから……まだ五時間か……流石に疲れてるのか、体が重いなぁ……なんか布団がいつもより暖かいし……

 

「ってちょっと待て……」

 

なんで、布団がいつもより暖かいんだ……?

少しづつ眠気が覚醒していくと、次第に音もクリアに聞こえてきた。

 

「……んっ……クゥ……スヤスヤッ」

 

…………なんですと?

後ろから寝息が聞こえてきて、尚敏は微かに冷や汗が流れる。今日は落とされてないから、このベットにいるのはルームメイトの本音ではない……えっ?じゃあだれ?

少しずつ後ろに寝返りをしていくと、段々とソレが誰なのか分かった。

 

「…クゥ…岳村……君……」

 

まず、目の前にあったのは水色のボサボサヘアーだった。眼前にあるので、当然普段使っているのであろうシャンプーの匂いまでわかる。

 

「なんで…簪がここに………?」

 

頭が思考停止するのを止めながら、ベットから出ようとするが簪が尚敏の後ろ襟を掴むと

 

「……んんッ……」ギュッ

 

「ウワッ!?」

 

眠ってないんじゃないのかと思うようなタイミングと力で引っ張られた。尚敏自身も朝は苦手で力加減が出来ないのでやられるがままにベットに倒れた。本人は本当に寝ているようだ。今度は寝ぼけながら

 

「抱き……枕……」ギュッ

 

「いや、ちょっと待」

 

言い切る前に尚敏の上半身は布団の中に引きずり込まれた。(中でどうなったかは個人の妄想でお願いしますm(__)m)

最初は足をバタバタさせていた尚敏だが、数分後には動かなくなった。

 

 

➰さらに一分➰

 

「もう……朝なの……?」

 

簪が起き上がり、ノビをしながら辺りを見ると

 

「ええっとぉ…かんちゃん…自首する?」

 

冷や汗を流しながら、本音がそう言ってきた。

 

「えっ……なんで……??」

 

その問いに本音は何も言わずに簪の腹元をさす。簪もその場所に首を傾けると……

 

「……」ピクピク

 

死にかけの尚敏の顔があった。

その後に寮内で大きな悲鳴が上がったという。

 

 

 

 

 

 

 

 

ワイワイガヤガヤ

 

あの後、気づいたら一人ベットの上で寝ていた(倒れていた)尚敏。あれは夢だったと思いつつ制服に着替え、食堂で一人カウンターで飯を食べる。

やっぱり、静かなに食うのは良いな……いつもは煩いからな……

今日は午後の二時間だけの日なので、他の女子生徒も外に食べに行ったり。あるいは自室で済ませているようだ。だから通常の二倍は食堂が静かになっている。

 

カチャカチャ

 

三皿目のラーメンを食い始めていると

 

「よお、尚敏!隣、良いか?」

 

一夏が尚敏の横に食器を置き、そう言ってきた。

サヨウナラ一時の平穏、ようこそ喧騒。心の中でため息をつき、良いぞっと呟く。

 

「サンキュー」

 

横に座り、朝食を食べる一夏………?

なんかおかしいな……。尚敏は少し考えた後、それが分かった。

 

「なあ。一夏…いつもの三人はどうしたんだ?」

 

そうだ。箒、セシリア、鈴の三人がいないのだ。通りで一夏が来ても静かな訳だ。

一夏は焼き鮭定食を食べながら

 

「ん?ああ、箒達か?箒達はなんかショッピングに行ったぞ?」

 

「お前を連れていかないのは珍しいな……なんかしたのか??」

 

一夏大好きっ子の三人が一夏を置いてショッピング……??明日は雨が降りそうだな。

 

「いや?何も…………してないぞ?」

 

「おい待て。いまの間は何だ?」

 

尚敏がそう言うが、一夏は聞かなかった事にして朝食に集中する。ソレを見て、深追いするのを諦めて尚敏もラーメンを食べ始める。

数分たつと、先にラーメンを食べ終えた尚敏が食器を持って席を外し、その後に一夏の焼き鮭定食の横に少し小さめのイチゴパフェが置かれた。

 

「尚敏?」

 

一夏がもとの席に座った尚敏に疑問の目を投げ掛けた。彼自身、その手にはマンゴーパフェがある。

 

「?言っただろ?後でデザート奢るって」

 

「そうだっけ?」

 

一夏は少しありがとうっと感謝を述べたのち、イチゴパフェを食い始めた。それと同時に後ろの方で、女子の悲鳴が聞こえた。

 

「やあ、二人とも。尚敏、一夏。ゴメンだけど真ん中に座っても良いかい?」

 

二人が後ろを向くと、そこにいたのはシャルルであった。

 

「おう、良いぜ」

 

「別に良いぞ?」

 

尚敏と一夏が同時に一つ横に移動した。

 

「いや、片方だけで良いんだけど?」

 

「「あっ」」

 

二人同時に開けたのを知ったので、とりあえず一夏とイス一席分を空け。シャルルがその間に料理を置き、座った直後に小声で

 

「そういえば、二人とも。報告があるんだ」

 

そんな事を行ってきた。尚敏はマンゴーパフェを食う手を止め、その話を聞くことにする。一夏が不安げな顔で

 

「………話って?もしかしてデュノア社の事か?……まさかもうバレたんじゃ無いのか!?」

 

「一夏。声が大きい、もう少し下げろ」

 

尚敏が静かにそう言う。周りの数人の女子生徒がこちらに目を向けているのがみえる。

 

「す、すまん」

 

一夏が小声で謝りながらシャルルに続きを促した。

 

「う、うん。大体は一夏の予想通りかな?昨日のよるにプライベート通信でデュノア社の……あの人から電話が来たんだ」

 

「……内容は」

 

一夏がなにかを思い出したのか、少し憎しみを込めて聞いてくる。その反面、シャルルは少しだけ嬉しそうな顔で

 

「ううん。一夏が思うような事ではないよ。それどころか…その逆、最初に謝ったと思ったら、もうこんな事をしないで良いって。普通の女の子で良いって……」

 

ソレを聞き、一夏が間抜けな顔をする。

アルク、アイツもうやったのか。流石だ。仕事が早い。

 

「だから、僕は今から教務室に入って本当の事を言うつもり」

 

シャルルは笑顔でそう告げた。

 

 

 

 

 

 

午後の時間。今回は二時間だけなので、軽めの授業で終わるハズだ。

 

「ハイ。皆さん、こんにちはー!」

 

山田先生が元気よく入って来る。それは良いとしよう。だが一つ聞きたい、その元気の声は良いのに、かおが挙動不審になっているぞ?

 

「山田センセー、今日は何か合ったのですか?」

 

女子生徒の一人が質問して、山田先生はさらに狼狽える。それに見兼ねたのか千冬が

 

「……ハァッ。今回、新たに転校生を紹介することになった」

 

その言葉に周りがざわついている。まあ、誰が来たのかは予想はつくが……

 

「入れ」

 

千冬の言葉にドアを開けて入って来るのはシャルルだ。だが、周りはソレを見て更にざわつく。

それもそうだろう。普段、男の子の格好をしていた人物がズボンではなくスカートを履いて再び転校してきたのだ。当の本人であるシャルルは笑顔で自己紹介をする。

 

「皆さん、初めまして!シャルロット・デュノアです。この一年間よろしくお願いします」ペコッ

 

「えぇっと実はシャルル君はシャルロットちゃんでした………」

 

山田先生がハハハっと苦笑いをしながら言ってきた。その2秒後には

 

『『『『えぇぇええええぇぇぇぇーーー!!!!!????』』』』

 

教室中に驚きの声が響いていった。

 

『えっ!?デュノアさんって女の子だったの!!?』

 

『ちょっと待って……昨日って確か、男子が大浴場使ってたわよね!?』

 

今、何かとんでもない話を聞いたんだが………とりあえず…

 

「一夏……ちょっと話をしようぜ♪」ニコッ

 

「その前に、この首筋にあるカッターを下げてくれませんかねぇ!!?」

 

おっと、どうやら怒りで行動してたようだ。落ち着かないと、

尚敏は軽く深呼吸を

 

バシーン!!!

 

『一夏ァァァァ!!死ねぇぇぇぇぇ!!!!』

 

ーーーーーーと同時に二組にいるはずの鈴が教室乱入。その身にはISが装着されており……っておい!?

 

ズドドドドドオンッ!!!

 

一夏に向け(その前に尚敏がいます)、両肩の衝撃砲を放ちやがった。二人はISを起動させようとするが遅く、直撃した

 

 

 

 

 

………かに見えた。

 

「………?何でだ?」

 

「外れたのか?」

 

二人は鈴の方を見るとその前にいたのは

 

「……貴様、私の大事な嫁に何をしている?」

 

ーーーーーーAICを展開させたラウラがいた。

と言うか、よく治ったなそのIS……って待て。今、なにかを聞き逃したような………

 

「おい、尚敏」

 

考え込んでる最中、目の前に来ていたラウラが名前を呼び。尚敏が反応した瞬間

 

「!!??」

 

ーーーーーーラウラにキスされました………!!!!???

周りの生徒が呆然とするなかで、ラウラは唇を離し。尚敏を指しながら堂々と言った。

 

「プハッ……尚敏。お前は私の嫁にする!!」

 

…………………………pardon?

思考が固まっている尚敏に更に追撃をするラウラ

 

「私の副官から聞いたのだが、日本では気に入った相手の事を『嫁にする』と言うのが常識だと聞いたのでな。だから、お前を私の嫁にする!異論は認めん!」

 

誰か、こいつに間違った常識を教えた副官を連れてきてくれ。ちょっとお話しがしたくなったぞ?

呆然としている横で、一夏が他の二人の攻撃に晒されていて。尚敏が助けに入ろうと動いたら、背筋が一気に寒くなった。

 

ポンッ

 

その直後、後ろから肩を叩かれ。尚敏はゆっくりとゆっくりと背後の人物を見る。

 

「やぁ、岳村君?」ニコッ

 

そこにいたのはISをすでに展開させたいる笑顔のシャルロットだった。いや、笑顔なのは良いとしよう、その目に光がなくなってるのは……ヤバイな…

 

「驚いちゃったなぁ~目の前でいきなりキスをするなんて~」

 

「いや、待て。まず話をしようか?話せば分かるハズだ」

 

尚敏のこの弁明に助け船を出した人物がいたーーーーーー本音だ。

 

「そうだよ~?シャルロットちゃんも話を聞かないとダメだよ~?」

 

そののんびりな声で正気に戻ったのか、シャルロットは手に持ったハンドガンをしまい

 

「そうだね。先ずはちゃんと話をしないとね?」

 

そうだ。これで被害を食い止め

 

「だってたけむーはまだ朝の事を引きずっているので~す」

 

ーーーーーーることはできなかった。ッと言うか本音さん!?そんな爆弾を落とさないで!!?

尚敏は一夏の方にジリジリと近づきながら、

 

「朝のことって何かな?布仏さん?」

 

シャルロットがニッコリ笑顔で聞いている。

 

「あっ!ええっと違うんだよ~?これはそういう意味じゃなくて~」

 

「脱出!!!」パリーンッ!!

 

本音が口を開く前に、尚敏は一夏を担ぎ外の窓を壊しながら逃げ出した。

 

「一夏!!逃げるぞ!!」

 

「おう!」

 

その後ろを箒、セシリア、鈴が追ってきている。

これは後からシャルロットも入るんだろうな………

 

「何でこうなったよチクショオーーー!!!」

 

一夏の叫びを聞きながら、その日はクラス全員から逃げまくった。

 




終わった~
疲れた~

次回は、文化祭から福音編に入ろうと思います。

第一部完!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。